基本データ
FOXHOUNDの実戦部隊リーダーであり、リキッド・スネークというコードネーム以外の名は不明。
イギリス国籍を持つ。
肩まで届く金髪に浅黒い肌で、瞳の色は青。
身長183cm。
左腕には、蛇が剣に絡み付き、Temptation Revelationという字の彫られた入れ墨がある。
FOXHOUND部隊共通のコートを羽織っており、その下は上半身裸。
首には、サイレンサーの付いたドッグタグを下げている。
IQ180の頭脳を持ち、英語、スペイン語、フランス語、マレー語を含む7カ国語を話す。
中でもアラビア語には秀で、まるで母国語のように話すことができる。
ソリッド・スネークと同じ「恐るべき子供達計画」で生み出された、ビッグボスのクローン。
そのため、わずかな相違点を除いて外見が彼にうりふたつである。
誕生の過程で自分が「劣性」となるべく操作を受けたと信じ込み、対して「優性」であるソリッドに強い憎しみを抱く。
また、自分のオリジナルであるビッグボスをも同様に憎悪する。(本人談)
「ビッグボスの息子達」である自分達が患う遺伝病の克服、そして戦士としての活路が開かれた世界の創造を望んでおり、
それら全てを解決して、父親の模造品、兄弟の副産物としての運命を打ち破るためシャドーモセス蹶起を起こす。
日本語 |
英語 |
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銀河万丈 |
Cam Clarke |
MGS |
銀河万丈 |
Cam Clarke |
MGS2 |
経歴
1972年にアメリカ合衆国でソリッドと共に誕生。
その後イギリスで養育される。
10代でSASに入隊し、90年の湾岸戦争では、イラクでスカッドミサイルの移動発射台を破壊する特殊任務に就く。
一方でSISの諜報員としての密命も帯びており、同地で潜伏しながら多くの情報を本国へもたらしていた。
しかし戦争が集結する前に捕らえられて捕虜となり、終戦からアメリカ軍から保護される94年までの4年間、消息を絶つ。
保護されたのちは、ソリッド・スネーク及びキャンベル大佐のいなくなった新制FOXHOUND部隊に入り、実戦部隊リーダーとなる。
各作品内での活躍
メタルギアソリッド
ゲーム本編開始三日前に
マクドネル・ミラーを殺害。
スネークを泳がせて蹶起を成功に導くために、ミラーを装って無線で彼と連絡を取る。
シャドー・モセス事件において、蹶起の首謀者として指揮を執り、自分達の事を「ビッグボスの息子達」と称する。
アメリカ政府に対しビッグボスの遺体引き渡しを要求、24時間以内に受諾されない場合は核を発射すると通告した。
冒頭の搬入ドックでゲノム兵に警戒を呼びかけた後、ヘリポートからハインドDで飛び立つ。
誘導作戦で飛来したF16二機を撃墜し、対テロ本部に対し次はないと警告後、ミラーとして最初の無線をスネークに入れる。
その後は役に立たない助言の数々でスネークをサポートする。
スナイパー・ウルフ戦後、拷問部屋で初めてスネークと対面。
政府との交渉に自信を見せるも、直後にレイブンから交渉決裂の連絡が入り、政府の態度に疑念を抱きつつ部屋を後にする。
独房脱出後、メリルを守れなかった事を悔いるスネークに無線で檄を飛ばす。
その際ナオミの身の上話を聞き、その内容に不自然な点があることから彼女の正体に疑いを持った。
その後通信棟屋上にハインドで現れ(何故か)連絡橋を破壊。
行く手を遮られてラペリングで降下するスネークを更に襲う。
スティンガーを入手したスネークに敗れハインドは墜落、炎上するが、パラシュートで脱出し生き延びた。
一方で、オクトパスやベイカーが突然死した原因を探るうちに、FOXDIEの存在を知った。
レイブン戦前、スネークに無線連絡を入れ
ナオミ・ハンターが偽者であることを告げる。
そして、FOXDIE開発者である彼女にスパイの疑いをかけて拘束させ、その真の目的を突き止めようとした。
また政府に対しては、5000万ドルとFOXDIEの血清を要求に上乗せする。
ハインドの提供者であるゴルルコビッチ大佐の部隊と合流して、シャドーモセス島を活動の拠点とするという展望を語る。
実際にはREXの起爆コードを入力出来ていないにも関わらず、いつでも核が撃てるかのように装ってスネークを誘導した。
終盤、目論見通りに起爆コードを入力してしまったスネークに、無線で自らの正体を明かし、メタルギアREX前で彼を待ち受ける。
FOXDIEや恐るべき子供達計画、劣性として蔑まれてきた恨みなどについて明かした後、REXに乗り込みスネークに襲いかかった。
途中でスネークの助太刀に入ったグレイ・フォックスを圧殺するが、スネークがREXを破壊。
爆発の衝撃で意識を失ったスネークと、囚われていたメリルを壊れたREXの上に運び上げる。
スネークとの決着を肉弾戦でつけようとしたが、敗れてREXから落下。
墜落死したかと思われたが、基地から脱出しようとするスネーク達を追って現れる。
スネークとのカーチェイスを繰り広げて二人を追いつめたが、FOXDIEの発作が起きてついに死亡した。
スタッフロール後、実際にはリキッドが優性だったことがオセロットの口で明かされる。
メタルギアソリッド2サンズオブリバティ
シャドーモセス島事件後リキッドの遺体は回収され、その右腕がオセロットに移植された。
とある施設に保管されていた残りの体は、タンカー事件後スネークとオタコンによって盗み出される。
そしてソリッド・スネークがタンカー事件で死亡したと思わせるために、スネークの死体としてその墓に埋葬された。
この時点での「オセロットに憑いてる」リキッドは、この記事で扱っていいのか悪いのか
関連項目
最終更新:2010年06月28日 13:38