This Is Itのプレミア上映でのインタビュー
ポーラ・アブドゥルは火曜日夜のロサンゼルス・プレミアに出席したマイケルの数多い友人の
一人だ。彼女はビックリするようなお話を披露してくれた。彼女が歌姫
だったころキングオブポップは、しょっちゅういたずらをしていたのだ。
18歳のとき、ポーラ(当時はロサンゼルス・レーカースのチアリーダーだった)はジャクソンズの
ビクトリー・ツアーのコレオグラファーとして呼ばれていたのだが、そのときにマイケルが
いたずら好きであることを知ったという。
「私は、舞台裏で彼の本当の顔を知ることができたんです。」ポーラは笑った。
「私はいつもいたずらの標的になってたんです。彼が言うことならなんでも全部信じ込んで
いたんですよ。」
「私は彼にからかわれてました。家族みんなからも。」
マイケルはティーンエージャーのポーラをだますために自分の有名なペットを使った。
「マイケルはチンパンジーのバブルスのことでで嘘をついたんです。」
「バブルスは何か変なにおいがしてたの。私はバブルスが大好きだけど、
本当に変なにおいがしたんですよ。マイケルは、『サルのニオイってこういうもんだよ。』って
言うんですよね。」
つづき
ポーラはマイケルの言葉に反論したが、マイケルは自分が正しいと言い張った。
だが後になって彼女は真相を知る。
「マイケルはバブルスをクリスチャンディオール漬けにしてたんですって。」
マイケルは他にもポーラを困らせて楽しんでいた。
「最初にモペッド(原動機つき自転車の一種)が売り出されたとき、
マイケルは私をモペッドに乗せたんだけど私にはどうやって動くか言わなかったんです。
それでバラの茂みにまっすぐ突っ込んじゃいましたよ。体中トゲだらけになっちゃって。」
ポーラはいたずら以上の事もマイケルから沢山学んだという。
「最高のエンターテイメントを見ることができて、そしてその一部だったことでマイケル
から本当に多くの事を学びました。」
「マイケルは心から打ち込んでいたんです。それを見てとても胸を打たれました。
それで私はコレオグラファーとして人に一生懸命働くように仕向けても構わないんだ
ということを教えられたんです。
なぜならその結果が素晴らしいものになるからです。マイケルは素晴らしいもの
しか見せたことがなかったんです。」