11月26日(土) 古閑美保初レポーターのレポ 8時前に、ゲートで、遠路お越しのちゃんぷさんを出迎えた後、一緒に、練習場へ。監督の姿がないのを確認して、ケロロさんの指示のとおりクラブハウス前で張り込み。 その間、ちゃんぷさんから「今日は美保ちゃんは、11番から最終組につくよ」との情報がもたらされる。 8時50分ごろ、クラブハウス前に監督登場。 白のゼクシオ7のキャップに、黒のジャンバー、白のパンツ、黒のシューズ(ピンクのラインやプーマのマーク入り)。シックにまとめられておりました。たぶん、選手以上に目立っちゃといけないとのことでのイデタチかと。それでも、充分格好良く、目立っておりました。 まずは、TV局の人に案内され、10番ホールのTeeグランドで、テレビレポーター紹介用の画像の撮影。やっぱり、表情は少し緊張して堅い印象。何枚か撮っているうちに表情も和んでいく。終了後、ショット練習場へ。 練習場では、選手やキャデイの皆さんにあいさつ。若手や先輩はもちろん韓国選手にも誰もが、みんな突然の登場に、軽い驚きのあと、親しげなあいさつを返してくれる。 やっぱり、古閑美保は、ツァー仲間でも人気者であることを実感。 不動さんの真後ろに立ち、実況の河村アナと本日の打ち合わせ的な話になり、「会話している感じでいいんですか?」とか質問。 その中で、緊張をほぐす意味で、過去のトーナメントの話をふられると、 「あのとき、不動さんが16番でダボになり、その後、緊張して、17、18Hは手が震えて・・・」とのことで、 最初にリコーカップを獲った2007年の最終日のことを話されてました。 あと「パットはラインとかどうかとは関係なく・・・」「ツアーのみんな、疲れてますよー」ほか「本来は、もっと若い子がでてきてくれると・・・」と勢いのある韓国勢に対する日本選手、特に若手の奮起を期待する旨のコメントも。あと、「優勝は、このへんの人がくるとおもしろいけど、やっぱり、このあたりの人が来そうかな。」と組み合わせ表を見ながら予想されていました。 その間、視線の先には、不動さんの右隣の本日帯同させてもらう、最終組のソン・ボベとジョン・ミジョンの姿が。ショットの調子を確認して、頃合いをみて、キャディと本人に、「よろしくお願いします」と挨拶され、クラブハウス前のパター練習場に移動。 もう一人のラウンドレポターの山崎プロにあいさつして、レポートする上での注意点(立つ位置)や「真ん中行って、ライ見ていいんですか?」とか質問。 「自分は声でかいから・・・」との声も。 練習グリーン上では、選手か関係者かに「ノー・プッレシャーだね」と冷やかされる場面も。やっぱり、プレーヤー現役、特に引退表明後の後半戦は、いろいろなプレッシャーで大変だったんだなぁーと推測される。ヘルペスも出ていたくらいだし。 いよいよ、最終組のスタート。 が直前にメールが入ってきて返信していたら、一番ホールでの様子を見損ねてしまいました。颯爽と走っていく監督の後ろ姿を慌てて追いかけて、クロスカントリーの始まりです。 監督は、ところどころで立ち止まって、コースレイアウトの入ったメモに、ボール位置や風向きなどを書き込んでいるようです。 最終組は、韓国の2人なので、あまりギャラリーおらず、1番ホールを除くと、2番以降は閑散としたフェアウエーを、テレビ局のスタッフ2人を引き連れた監督の黒い服装3人組を私が追っかける形となり、傍目からは、きっと異様な感じだったかもしれません。 それで、あまり、べったりとは近づけなかったので、ミホボイスはほとんど拾えませんでした。お許しを。 おそらく、古閑美保であることを気づかれないようにでしょうか、2番ホールで気づいたら、いつのまにかマスク姿でした。 それでも、気づく報道陣はおり、特に、6Hでは、監督に気づいたカメラマン数人が選手そっちのけで、激(連)写しておりました。 7Hでは、フェアウエーを右から左にクロスしていく時に、ボールをちら見しながらは渡って行ったり、9Hでは、ティーグランドの横で、正座のような格好でローアングルからボールの行方を追っかけられたりと、仕事熱心な監督。なかなかサマになっております。 途中、2007年最終日は、ここでバーディー取って、不動さんに並んだなー、とか過去の歴戦の思い出もよみがえり、なつかしさが。 感慨にふける私をおいて、監督はさっさと、グリーンの近くへ。慌てて、また、追っかける。9Hのグリーンサイドでは、マスクはしていたものの、レポーター姿の古閑美保の登場にギャラリーがざわめくシーンも。 ハーフターンのインターバルの後、10Hグリーンに戻ると、グリーン奥の11番への通路脇で、テレビスタッフ5~6人とともにマイクをつけた監督の姿を再度、発見。 いよいよ、テレビレポーター初仕事の始まりです。 「すっごい、緊張しています」との声が聞こえてきました。 もう、本番で、流れているのでしょうか。 11Hでは、右のセミラフを黒の集団が走る。途中、セカンド地点で左のセミラフに集団は移動。おいらは、横切れないので、グルーっと、グリーンまで行って、Uターンして3打目地点へ引き返す。 12Hグリーン脇でちゃんぷさんとも合流もつかの間、追っかけが忙しくなかなか話せない。 13Hでは、「走るよー」「15Hセカンドから欲しいってことですねー?」の声が聞こえ、カメラスタッフをおいてけぼりにして、先頭を走る監督。 待ってちょうだい、監督! 一緒に、走ったカメラクルーの一人が、「さすが、現役のアスリートですね。」とおいらにも声をかけてくる。 「そうです。一流のアスリートですから。」と心の中で返しながら息も絶え絶えに走る。 このような状況が続いた後、中継ホールの15Hに。 左のラフから右のラフへ監督一行はフェアウエーを横切る。 フェアウエーの両サイドにいたカメラマンが、走って登場してきたフェアウエーの華に次々とシャッターを放つ。主役の選手達を完全に食ってました。ハイ。 15Hセカンド地点は、初メジャー制覇の鍵となったショットが見られたところ。 不動さんとの死闘で、ティーショットを曲げ右の林から、FWでインテンショナルスライスをかけてグリーン手前の花道に運びパーセーブして、これが16Hでの不動さんのアンラッキーにつながり、劇的な5打差の逆転優勝に結びつきました。 グリーンサイドでも、監督の登場にギャラリーから拍手が。監督は、「いや、いや」と二度三度手を振りながら笑顔でグリーン奥に陣取られる。また、カメラマン数名がすり寄ってきて、笑顔のレポーター姿の監督を激写。主役は誰だぁ?の感じ。 16HはTVでもあったようにグリーン奥でいろいろ話されており、 17Hでは、グリーンサイドで、ピンをかすめたショットかパットの時に見せた、監督の斜め後ろからみた「テッヘ!」と笑った顔が、やっぱり、カワイイ! わしらおじさんだけでなく、万人を虜にした監督の笑顔。いつまでもゴルフ場で見られるといいなー、とつくづく思う。 スポンサーやメディアの皆さん、古閑美保にたくさん仕事くださいねー。なっちゃんもマネージャーの仕事がんばるからと言っておりました、はい。 18Hセカンド地点では、レポートの位置に迷われて、行ったり来たりする監督を見て、ギャラリーから「美保ちゃん、頑張ってー!」の声がかかる。誰にでも愛される美保プロ。当然、18Hグリーンにあがると、紹介もないのに選手以上の大きな拍手が起きる。監督の人気度をあらためて痛感。 最後に、副賞の車の前に陣取り、レポートしておられました。 余談ですが、18HのTVの映像に、リポート中の姿が写ってました。その他、本日は、15Hのグリーンと16Hの上空からの映像に監督の姿がありました。録画している方はもう一度見られると気づくかもしれません。 ついでに、余談をもうひとつ。TV朝の方が、監督をずっと撮られていましたので、ラウンド後に放送予定を聞いたところ、「決まってません、はやくても年明けかも」と言っておりましたので、ボツにならずに放送されますように期待しております。 これで、記念すべき本日のラウンドは終了です。 その後、1HティのLPGAのチャリティに向かわれてたようですが、後で、ショット練習場の方向からクラブハウス前にあらわれたところを見ると、何か別の取材の仕事が入っていたのかもしれません。(すいません、見失ってしまった!) その後、パネルの前で、再び、報道陣の囲み取材を受け、最後に、やっと、50人くらいのサインに応じておられ、おいらも、久しぶりにサインをいただきました。 これで、やっと今日の任務は終了です。 監督、本日は、現役引退後の初仕事、お疲れ様でした! 古閑美保のファンであることをあらためて誇りに思えた一日でした。 特に、本日のハーフは、いつも大勢の人に囲まれている監督を、ある意味、独占できたような感じで、初仕事に立ち会えてほんとうにラッキーでした。 今後、現役のプレーぶりを見られなくなったことは残念ですが、こんな楽しみ方もあるのかなぁ~と思った一日でした。 ちゃんぷさん、ごめんねー、連絡入れられなくて。そして、ありがとう。わざわざ来てくれて、楽しい週末でした。また、どこかでお会いしましょう。「よ、ちゃんぷ」とおいらにも声かけさせてください。 また、ミホマニアの方々には大変、いろいろとお世話になり、ほんとうにありがとうございました。監督の現役のプレーはもう見られないですが、また、どこかでお会いした時にはよろしくお願いします。 私にも気軽にお声かけください。網タイツのお店も楽しみにしております。冗談ですが・・・。 たとえば、こんな企画はどうでしょう。ミホマニアのコンペを4月の西陣レディースに合わせて、金曜日に宮崎カントリーでゴルフして、熊本に移動。馬肉ハンバーグを食べて、西陣でレポートする監督を応援、夜、みーちんぐなど。単なる願望ですが・・・ 以上、お粗末様でした。