石斧 ~Stone Axe~
別称はストーンアックス、斧型石器。
石斧とは斧頭に石器を用いた斧、またはその石器のことを指す。
作成方法には打製と磨製がある。
礫の自然面を殆ど残したものは礫斧という。
両刀石斧(両刃の石斧)も存在し、ヨーロッパや中国の新石器時代後期・青銅器時代に盛行したが、日本には出土例がない。
磨製石斧
耐久性や扱い易さ、共に打製石斧より優れている。
使われるようになってからすぐに青銅器や鉄器が流行り始めた為に急速に使われなくなる。
打製石斧
鋭さだけを見れば鉄製の斧に勝るものが存在する。
磨製石器よりもかなり前に開発され、それから磨製石器が現れるまでの長い間使われ続けた。
石を石に打撃して作られるという工程上、力の加減や石を打ち付ける位置など作るためにはある程度のコツが要求される。
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最終更新:2020年04月04日 18:42