多分、幻想世界において一番、有名かつ謎多き生物。
昔の人々は本気でドラゴンの存在を信じて疑わなかったし、実際に太古の昔には恐竜だっていたわけだから、
ドラゴンを完全否定することもできない。

もし、実際にいたとしても、彼らの持つ力がどの程度のものなのかなんて人間の物差しで図れるはずもない。
人の言葉を喋るのか? 鉄をも溶かす劫火を吐くのか? 噂と真実の間から好奇心と恐怖に語り掛けてくるだろう。

ドラゴン(英語)の語源はドラコ(ラテン語)に由来し、そこから古代ギリシャ語で『巨大な蛇』を意味するドラコーンまで遡ることができる。
つまり、ドラゴンの祖先には翼が存在しなかったことになる。
翼なしに飛べたのか、それとも何らかの理由によって翼を持つように進化したのだろうか。

  • 強大な力を持つ生物
  • 世界の均衡を保つ、神と相対する、生態系の頂点に君臨するなど、作品によって様々な描かれかたをしている。

真の自由を得た生物

様々な作品に登場する竜だが、多く作品で表現される特徴がある。
それは、竜は生物の頂点に立ち何にも縛られない自由な生き物といった所だ。

ところで自由とは何ぞや?

映画『ホビット』のスマウグ

小説は読んでおりませんのであしからず。
多分、有名な作品だから探せばもっといいコメントを残している人が沢山いるのだろうけど、思ったことを書かなきゃメモ帳じゃないしね。

王道を往く竜の中の竜。
あの性格や姿かたちから、竜という生き物がいかに奥深い存在なのかを思い知らされた。
完全無欠と思われる肉体を持ちながら、弱点を突かれれば一撃で倒されてしまうというアンバランスさは正に王道。
賢いのか傲慢なのか、そのどっちとも言えない性格が竜としての個性を生み出している。
最終更新:2019年02月15日 09:28