経営情報システム


テスト範囲
1.現在価値の論述、式も書くこと
2.生命保険の仕組みをまとめる
3.株式ポートフォリオの論述
4.所得税の計算

1.現在価値の論述、式も書くこと

お金は現在と将来で価値が変わる。
お金は時間が経つにつれて利子が付いていくため、現在よりも将来のほうがお金の価値が高くなる。この将来のお金の価値のことを将来価値という。
元金をK、年利率をi年後の元利合計(将来価値)をFとすると
F=K(1+i)n・・・(1)
の式で表すことができる。
将来価値のお金を現在の価値で表すために利子分を減じたお金現在価値といい
K=F/(1+i)n・・・(2)
の式で表すことが出来る。


【例】

現在、100万円があるとする。年利が5%5年が経つと仮定すると将来価値は上記の式(1)より
将来価値F=100万円×(1+0.05)^5=127万6281円
となる。

年利4%1年後1000円の将来価値があるお金の現在価値を求める。
上記の式(2)より
現在価値=1000/(1+0.04)^1=961.54円
となる。

今100万円をもらう3年後に100万円をもらうのとでは、どちらが得
仮定として年利を3%とする。
3年後に100万円をもらうということは、現在価値で計算すると
現在価値K=100/(1+0.03)^3=91万5142円
となり、現在において約9万円の損をする。
また、現在100万円を貰う場合、そのお金を年利3%の銀行に預けていれば3年後は
将来価値F=100(1+0.03)^3=109万2727円
となり、3年後は約9万円も得をする。


2.生命保険の仕組みをまとめる

日本で初めて生命保険を紹介したのは福沢諭吉
著書『西洋旅案内』にてヨーロッパの近代的な保険制度を紹介。
その後、1881年(明治14年)明治生命という日本で最初の生命保険会社が設立される。

生命保険の原理は

1000人の被保険者(お客さん)から初年度に3000円ずつ徴収すると300万円が集まる
その年に3人が死亡すると、一人100万円ずつ死亡保険金を受け取ることが出来る。
(保険会社の利益は無視します)
つまり、生き残った997人が死んだ3人のために3000円分の香典を支払ったということ。


貯蓄は貯めた分だけ貯蓄額が増えていくのに対し、保険は契約したその時に一定の保険金が確保される。
そのため「保険は四角、貯蓄は三角」と言われている。
保険 貯蓄

生命保険は3種類ある。
【死亡保険】
被保険者が死亡した時のみ保険金が支払われる。
終身死亡保険死ぬまで保険金の支払いが保障される。
定期死亡保険一定の保険期間中の死亡にのみ保険金の支払いが保障される。
【生存保険】
被保険者が満期まで生存していた時に保険金が支払われる。
途中で死んだら保険金はもらえない。
終身年金保険というものでは一定期間後に生存していれば、死ぬまで一定の年金がもらえる。
【生死混合保険】
被保険者が死亡しても、満期まで生存しても保険金が支払われる。
代表:養老保険


3.株式ポートフォリオの論述

ポートフォリオとは、
株の投資に対して単一の銘柄に資金を集中させる投資ポジションではなく、
複数の銘柄を組み合わせて、いずれのリスクも抑え込みながら一定の収益率の期待値(リターン)を確保するための最適な保有率のこと。

ポートフォリオの先導者はシカゴ大学院出身のマーコヴィッツ
1952年に学術誌『ジャーナル・オブ・ファイナンス』においてわずか14ページの論文「ポートフォリオ・セレクション」を発表し、
後の石油危機において多くの投資家が大打撃を受けたことでリスクの概念が認識されポートフォリオの理論が注目された。


4.所得税の計算

めんどくさいので後日…

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最終更新:2014年01月23日 14:49