Travel Hearts ~旅路の果て~

Travel Hearts』の正当な続編にして完結篇として作られたノベル

ストーリー

前編

前作『Travel Hearts』にて、地の神を倒し地上を救ったじゅんうんこ達は、その神殺しの罪により天上界から狙われる存在となってしまう。
天上界は地上には手を加えないことを条件に、じゅんうんこ達を差し出すよう要求するが、地上人はそれを拒否する。
そして、じゅんうんこに肩入れするハナクソの神の天上界追放を機に、天界戦士が地上へと舞い降りる。
コスモ=ノアは、地上 VS 天界に二分された。
天界戦士の能力は地上人よりも遥かに強く、地上軍は苦戦を強いられた。
匿われていたじゅんうんこ達は再び起ち上がり、戦局をあっという間にひっくり返してしまう。
安心したのも束の間、今度は天界戦士を束ねる隊長格である神々が地上に進出する事となる。
地の神と同等、またそれ以上の力を有する神々にじゅんうんこ達は徐々に押されはじめる。
そして、ハナクソの神の消滅。マサキは石造に、しょう兄ちゃんは大木へと変えられてしまう。じゅんうんこは撤退を余儀なくされる。
やがて、じゅんうんこは精霊を神に昇格させる方法を知る。現存している神を精霊の力で倒すことで、精霊は神となる。
じゅんうんこは天上界に進軍、持てる召喚獣・精霊の力を結集し、神々へ挑む。
ハナクソの神様の復活。最大出力のハナクソボンバーによって天上界は崩れ、地上へと墜ちてしまった。
神々は神聖な空気の天上界以外では長くは生きられない。神々は召喚術を扱えるじゅんうんこの仮想脳内にあやかる事となる。
こうして、地上と天界との間に終戦協定が結ばれた。

後編

じゅんうんこは、神々との戦いで石化されてしまったマサキや、木に変えられてしまった兄を元に戻す方法を求めて旅を続けていた。
旅の資金を武闘会で稼いでいたじゅんうんこは、途中、波動の勇者ダイチと、最年少S級魔導士のユイと知り合う。
宇宙で暮らしていたエリート達は、コスモ=ノアに暮らす人々の結束、そして神をも味方につけたじゅんうんこを恐れ、パンゲア落としを敢行する。
波動掌・ムーンゲートを駆使し、じゅんうんこへ世界中の魔力を終結させる。そして、召喚獣ウェルダムの空間転移能力でパンゲアを異世界へと飛ばすことに成功する。
しかし、パンゲア消失後、そこにはじゅんうんこの姿もなかった。
異世界へと飛ばされてしまったじゅんうんこ、そして、じゅんうんこを気にかけるダイチは互いに届く事を信じて手紙を出す。
元の世界へ戻る道を探して、じゅんうんこの旅がまたはじまる!!


登場キャラクター

じゅんうんこ=くさい

本作の主人公。怪力・大喰らい・足が短い
剣を使えない為、マスターソードを砕いて打直した大型斧バベル・トマホークを使う。
召喚術に天性の才能を持つ。あらゆる召喚獣を従え、ハナクソの神様にいたっては「いつまでも付いて行く」と言わせる程である。

マサキ

伝説の剣豪。マスターソードの持ち主
じゅんうんこを庇って、石化光線を食らって石像になってしまう。

しょう兄ちゃん

じゅんうんこの兄にして、天才芸術家
じゅんうんこを庇って、やどり木の種を受けて、一本の大木に飲み込まれてしまう。

タツヤ

無名の刀鍛冶
剣が使えないじゅんうんこの為に、マスターソードを砕いてバベル・トマホークに作り直す。

ダイチ

波動の勇者。
波動と呼ばれる力を扱える数少ない人種。掌に波動を集中する波動掌が得意技。
生身で神召喚を発動したじゅんうんこを相手に勝敗をドローにまで持ち込んだ作中唯一人の人間。
パンゲア落としの時、波動掌で紅い虹のエネルギーを星の反対まで打ち出す程の力を発揮、その代償に右腕を失った。

ユイ

最年少S級魔導士
紅い虹消失後、魔法が使えなくなり廃業に追い込まれた。

ガロード

じゅんうんこに仕える火の精霊。後に火の神となる。

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最終更新:2008年11月10日 04:25