少しずつ絡まり 鏡に映った
首筋と触られる唇にただ
溺れてゆく
髪を撫でるその手 重ねる指先
重なった瞳に深く 魅せられてく そうやって
抱きしめてくれるのなら
移ろうのはやめて 心だけが囚われて
もう諦められない だから
ただ側に いてくれる
それだけでいいと ずっと思っていたのに
ワガママな気持ち 胸、刺すよ
ガラス細工にそう 貴方を見ている
繊細な微笑の虜にされてゆく
手放さずに
全ての情熱の色だけに染めて
あきれた表情はやめてよ 見つめてて
私だけ
抱きしめてくれるのなら
移ろうのはやめて
心だけが囚われて
もう諦められない だから
近くにいて 解け合うような
関係でいたい これからも繋いでいて
赤い糸の二人のように
止め処ない 光の雨
幸せな時間は早い時計のように
過ぎ去ってゆくけれど
もっと 満たしたい 満たされたい
甘い瞬間だけが 胸の不安を消してくれるから
大事にしたい