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sUQKwbqf0

42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/05/29(木) 04:44:11.83 ID:sUQKwbqf0
すません、こういうの初めてで前置き長すぎますた

この夏、俺は一人の少女に恋をした
恋なんて今までに何回もしてきたし
その数の分だけ後悔もしてきた
もう恋なんてしないと言ったこともあった
それでも俺はその少女の瞳に、吸い込まれるように恋に落ちた
大きな舞台にあがり声援を受ける彼女
最初は何も思わなかった
彼女の笑顔を見るだけで十分だった

43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/05/29(木) 04:45:59.72 ID:sUQKwbqf0
俺は一生懸命バイトをして、初音ミクを買った。
ついにミクが俺だけのモノになる!
早速パッケージから取り出して、インストールした。
「……プログラムを起動します。」
愛しの少女が目の前に現れた。
「あ…み…ミク!俺がマスターだよ!」
「よろしくお願いします、マイマスター。」
何か違和感を覚えた。
今まで見てきた映像とは違い、まったくの無表情である


44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/05/29(木) 04:49:07.27 ID:sUQKwbqf0
「ミク、もっと笑ってよ!」
「はい…マスター」
そう言って、口元だけ笑って見せた。
今は緊張しているだけだろう。
そんなことより、今は愛しの少女と二人っきり、
明日からどんな生活が始まるんだろう。
俺は二人の明るい未来を想像して床についた。

45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/05/29(木) 04:49:40.97 ID:sUQKwbqf0
朝起きると、心地良い歌声が聞こえてくる
ミクがゆっくりと肩を揺らしながら子守唄を唄っている。
良い朝だなぁ…そう思って彼女の顔をふと見た俺は絶句した
目が死んでいる
あまりに冷たい笑顔に背筋がゾクッとする
そうだ、歌を作ってやろう!
そうすればミクもちゃんと笑ってくれるハズだ
作曲などしたことは無い、絶対音感があるわけでもない、
全然上手く作れない。
それでも彼女はしっかり歌ってくれた。
あの「冷たい笑顔」のままで。

46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/05/29(木) 04:50:14.40 ID:sUQKwbqf0
今、俺は彼女のライブ映像を見ている
良い笑顔だ、癒される
しかし、その時俺は気付いてはならない事に気がついてしまう
「俺と居る時の笑顔と全然違うじゃないか」
なぜ?どうしてその笑顔を俺に向けてくれないんだ?
ミクへの不信感が湧いてくる
俺の作った歌が駄目なのか?理由は分からない
とにかく今は、ミクのためにもっと良い歌を作ってやろう


47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/05/29(木) 04:50:48.82 ID:sUQKwbqf0
寝る間も惜しんで作曲に関する勉強をした。
某動画サイトに載せられるくらいの曲はどうにかして作れるようになった。
だが一向にライブ中と同じ笑顔は見せてくれないミク
彼女の冷たい笑顔を見るとゾッとする事が度々ある
ミクのために努力しているのに…
ミクへの不信感は募るばかり

48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/05/29(木) 04:51:41.03 ID:sUQKwbqf0
ミクが俺の携帯を踏んで壊してしまった。
顔を伏せて謝るミク
「ごめんなさいマスター…ごめんなさい」
「いいんだよ、機械にだって間違いはある」
携帯を投げ出しといた俺も悪いので許してやった、ところが
「ごめンなさ…」
そう言って顔を上げたミクを、俺は殴ってしまった
「ドサッ…えっ…マスター?」
あの冷たい笑顔をしていたのだ。
ミクへの不信感が爆発し、反射的に手が出た。


49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/05/29(木) 04:52:35.80 ID:sUQKwbqf0
「あ?なんだよその顔。笑えよ」
「言っていることが理解出来ません、マスター」
左頬が紫色になっているミクを、もう一発殴る
「携帯電話の事はごめんなさィっ…!」
また殴る
「笑えっつってんだよ。PVで見せてるような顔しろよ!」
するとミクは、いつも通りの冷たい笑顔で言った
「マスターの作る曲は笑えますね」
俺はステンレスラックに飾ってあったメリケンをとり、
ミクに馬乗りになって動かなくなるまで殴った

50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/05/29(木) 04:53:30.24 ID:sUQKwbqf0
朝起きて、俺は少し後悔した。
勿体無かった…ミク、壊してしまうくらいなら売ればよかったなぁ。
そんなことを呟きながら、ミクの遺体があるハズの風呂場の戸を開け、
俺は驚愕した。
歯は全て折れ、眼球も潰れていたはずのミクの顔は再生し、
「おはようございます、今日はどんな歌をうたわせてくれるのですか?」と言ってきた
何かが吹っ切れた
「へー、あんだけやっても生きてるんだ。」
どこまでやったら死ぬんだろう。
どうせ俺にはまともな曲なんか作れやしない。
金はもう払っちまってるんだ、
こうなりゃとことんまで遊んでやる
「まっマスター!痛い…!」
ミクのかわらしい髪を掴んで廊下に放り投げた


51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/05/29(木) 04:54:20.64 ID:sUQKwbqf0
「そ~ると♪沁みてしまいそう~♪」
PCで音楽を掛けながら、ミクをサッカーボールのように蹴飛ばす
痛いのはやっぱり嫌らしく、起き上がろうと抵抗してくる
「まッスター…やめて…歌わせてっギっ!」
腕がおかしな方向に曲がっている
首も骨が折れているようで、皮膚のスジが切れて血が溢れ出している
「っふぅー。スポーツしたら腹が減っちまったな。飯にしようか」
俺が蹴ることをやめるとミクは安心したのか、一気に涙を流した

52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/05/29(木) 04:55:57.07 ID:sUQKwbqf0
「ほーらミク、ご飯だよ」
そう言って俺は、ミクの筋肉がむき出しになっている首筋に
グツグツ煮立っているカレーをぶっかけた
「…!!ア"…ガ…ァ"…」
「ほー声にもならないくらい美味しいか、もっと食べるか?」
「う"……イ"ば…ぃ…」
何かいいただけにもがくミク。
「一番熱いジャガイモだぞー」
「ヴぁ"…い…だイ"…」
ジャガイモをフォークで刺して首筋の赤い裂け目にグリッと突っ込んだ
「………ッ…!!」
血しぶきが上がる、もう声も出せないようだ。
喉を詰まらせるといけないので、漏斗を首傷に刺してコーラを飲ませてやった。
床が泡立つ血で赤黒く染まった
ピクリとも動かなくなったミクを引きずり、
浴槽に放り込んだ。

53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/05/29(木) 04:56:54.48 ID:sUQKwbqf0
翌朝ミクの様子を見に行けば、昨日と同じく再生している。
が、昨日よりも生傷が多い。
「へー。機械も完璧じゃないんだな」
「……」
「ご主人様に挨拶もしないとは良い御身分だな。」
「……」
「そーんなミクちゃんに、今日は楽しい玩具を用意したよ」
「…えっ?」
俺は液体窒素のボンベを取り出した
「……ッ!!」
流石は機械、どのくらい危険な物なのかは分かるようだ
再生能力を持つミクも生命の危険を感じたのか、
俺をなぎ払って外へ飛び出した


54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/05/29(木) 04:57:26.04 ID:sUQKwbqf0
ガチャガチャ…「…開かない」
「無駄だよ~ん。窓は出られる広さには開かないし、
玄関の鍵は隠した。まぁその鍵を見つけることが出来たら、
逃がしてあげてもいいよ?」
「ぅ…ぁ…」
ミクは家中を走り回っている
鍵は俺のポケットの中だ、見つかる訳が無い
30分ほど経っただろうか、ミクが俺の元に戻ってきた
「鍵ありません…。ご主人様が持っているとしか…」
「流石俺のミクちゃん、よくわかったね。ホラ、逃げてもいいんだよ?」
ミクは安堵したのか、今までの笑顔とは違う笑顔を見せた
それがさらに俺の癪に障った
ミクが震える手で鍵を鍵穴に差し込む、
「逃がすワケないでしょ?」
鍵を掴んでいるミクの手に液体窒素をぶっかけた

58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/05/29(木) 05:00:28.31 ID:sUQKwbqf0
「ア"アァ"あ"ァ"ァ"!!!!!」
ミクの小指が氷柱のように地面に落ちて砕けた
「イ"…ぎ…鍵…挿さないと…」
ミクの指はまだ鍵を持っている
いや、付いていると言うべきか。
凍りついた手で鍵を挿そうとすると
「ペキっ…パキパキっ…バリッ」
薬指が粉々になると同時にミクの手から血飛沫が上がる
「…ッ…わ"たじの手・・ァ"…」
希望の光をなくしたミクはその場に座り込んだ
地面に手を付いた瞬間、左手首から先が?げ落ちた
ミクは瞳孔が広がってしまった目で転がり落ちた手を見る
「右手だけ残っちゃってどうするんだよ。」
右手首を蹴っ飛ばすと、皮だけ繋がってぶら下がった状態になっている
「私…ノ"ぉ…手…」
俺はブロイラーの皮を取り外す要領で、ミクの手に鋏を入れた
最終更新:2008年11月29日 16:33
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