39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/03/22(土) 02:35:02.09 ID:6oMeC9jaO
最近のミクは声が上手く出せないらしい。
なので僕は少しばかりお手伝いをしようと思う。
リビングに入るとミクはソファに座って俯いている。その顔は本当に悲しげで、今にも崩れてしまいそうだ。
「ミク」
「!?…マ、マスター!…おはようございます!!」
健気なミクは、笑顔で挨拶をしてくれる。
「上手く歌えるように僕も手伝うよ。」
「!」
ミクは目を見開いて驚き、泣きながら笑った。
「ミクの口は小さくて可愛いけど、歌うには不便だね。」
「…はい。」
僕はベッドに寝かせながら説明する。
「でもミク。もう大丈夫だよ。」
ミクが目を瞑った事を確認して、脇に置いていたゴルフクラブを握る。
「もう大丈夫だから。」
横になったミクの上でゴルフクラブを構える。
僕を信じきったミクは目を瞑ったまま微笑んでいる。
そして僕は思いっきりスイングした。
チタン製のクラブは幼い顔のちょうど下顎だけをミクの顔から取り除き、ミクを悲しませた下顎は、白い壁を肉片と血液で汚しながら飛び散った。
40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/03/22(土) 02:37:29.89 ID:6oMeC9jaO
「あああぁあ゛っ!!があ゛っああぁぁぁああぁあ゛っ!!………!!!」
顎があった辺りを手で抑え、びっくりしてるミク。
良かった。喜んでもらえたようだ。
「良かったねミク!綺麗なソプラノだよ!!」
「あ゛ああぁ!マ゛、マ゛ズッ……ゴボォッ!!」
どうやら喉に血が入って声が出せないみたいだ。血を吐かせないと。
「大丈夫かい?ミク?」
吐きやすいように鳩尾を殴る。
昨日食べた物が血と混ざりながら床に出てくる。
「もう少しの辛抱だよ?頑張って、ミク!」
励ましたが、五発ほど殴った所で気絶してしまった。
「ごめんよ…ミク…。」
僕は泣きながら動かなくなったミクを抱き締めた。
最終更新:2008年03月26日 17:06