階段またはシーケンス (Sequence)とは、カードの出し方の1つ、またはその方法で出せるカードの組のことである。
- なお、本wikiでは、これを「階段」と呼び、 ((マーク)の) {a, b, c, ...} と表す (aが最弱)。また、後述の、連番による階段を連続階段、飛び連番による階段を飛び階段と呼ぶ。
定義
マークがすべて同じで、絶対力が等差になっている3枚以上のカードは階段の組を形成する。なお、それぞれの差を便宜上、(階段の)公差と呼ぶ。公差は1以上の自然数に限る。
- 連続階段のみを「階段」、飛び階段のみを「シーケンス」と呼ぶこともある。
- 2 と 3 は「連続した数」ではない。
- これを認めると、階段の大小を判定できなくなるため。
- (例) クローバーの {5, 6, 7} は連続階段である。
- (例) {10, Q, A} は公差 2 の飛び階段である。
階段は、場が空のときと、階段のときにしか出せない。空のときは任意の階段を、既に階段が始まっているときは、最後に出た組よりも強いカードから始まる階段を、出す必要がある。
- 階段の強さは、階段の中で最も強いカードか、最も弱いカードである。どちらかを採用するかはルールによる。
- 後者の場合は、{3, 4, 5} を {4, 5, 6} で返せるが、前者の場合は、最低でも {6, 7, 8} より強い階段でなくてはいけない。
階段ルールはぶれが大きく、前述以外の制約を科されることがしばしばある。以下にその制約の例を挙げる。
- 最初の階段は、絶対力が最弱のカードから始まる階段でなくてはいけない。
- 直前の組と公差が等しい階段でなくてはいけない。
- 直前の組と同じマークの階段でなくてはいけない。
- 直前の組以上の枚数の階段でなくてはいけない。
解説
階段はその性質上、(Jokerがある場合を除いて)比較的出しにくい。そのため、倒されることなく流れることを想定して出すのも、運ゲーとはいえない。
- 4枚以上の階段を出すと階段革命が起きる。
- 階段の出しやすさが初手の枚数に依存することを考慮すると、制約の量は人数によって加減するのがよいだろう。
参考
最終更新:2010年04月10日 00:35