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- 怖かった
不気味な感じと緊張感が伝わってきた -- (kbt) 2019-12-08 13:44:44
- 文字数見て後回しにしていたんですが、全然気にならないくらいサクサクっと読み終わりました。
少し因果関係が謎っぽいところもありましたが、基本的に分かりやすく、軽妙で良質なエンタメ小説に仕上がっていると思います。 -- (蓮見) 2019-08-12 12:16:57
- 正直な話、初見時にはこの作品の読み方が分からなくて、最初の怪異が起きた時点で「なんとなく読みづらいな」といった印象を受けたりしたのですが、感想欄に書かれた元ネタの存在を知ってからは逆にスラスラ読むことができました。これは『CLOSED』とも共通していた原因があって、本作は映像の無いリプレイ(セッション?)の形式なんだなと。こちらもそういう気構えで受け入れると、むしろ先の読めない展開に(元ネタのリプレイを探したのは読破後です)ドキドキと息詰まる緊張感を感じながらページを捲っていて。
それもこれもホラージャンルの作品を読む時は、二次創作だしこういう場(交流会)だしメインキャラの死亡ルートなんて用意しないだろう…といった甘い考えが頭の隅にあるものなんですが。本作にはこうしたある種の保険というか、セーフティ的な要素がどうにも上手に働かず。
何でだろうな? と考えると、他の方の感想にもありましたが一ページにおける字数のバランス、TRPGのシナリオが下敷きという事でプレイヤー以外の誰もが信用できないという前提(今回はコレが志保にも当てはまったのが印象的です。と、同時に可奈の身の安全が保障されない事にもなります)原因と解決、主人公たちの取るべき行動・目標がハッキリしている分感情移入も容易になり、逆に「それをやるのはマズいだろう」といった行動に"嫌な予感"を一緒に覚える事ができる…そうした所謂ホラーのお約束をしっかり守ってるんですね。だから最後の最後まで気が抜けない、緊張感の維持が続いて面白かったです。
後はどうして中華料理なのか、なぜ莉緒が医者をやってるのかと言った(私が確認できた中での)原作との符合とそのアレンジの仕方、劇場版あっての作中の可奈志保の行動と舞台でのやり取り、それに加えて"選択"を迫るラストシーンといった遊び心にも触れられて楽しかったです。私も寝かしたままのゲームブック草案なんかを形にしたくなっちゃいました。 -- (餡煮詰め) 2019-07-28 11:54:26
- ドキドキそわそわしながら最後まで読みました。楽しかったです。
とても読みやすくて、ホラーSS初心者の私でも最後までスイスイ読み切れてしまいました。必要な情報を過不足なく提示するのが凄いと思います。
あと志保の聡明さがスゴイ。 -- (azuu) 2019-07-17 01:37:35
- クトゥルフ神話TRPGのあるいみ有名なシナリオもっと食べたいをベースにしたお話ですね。
演劇やドラマ――登場人物はそのままに、通常の世界観とはちょっと違うお話をする。今回はその設定がもったいないなあと思いました。
育や莉緒の役を別の人にあてがえば、劇場版の歴史上の2人のアイドルの一幕として語れたんじゃないかなと。
自分だったら、育の役をシンデレラの龍崎薫とか横山千佳とかにあてがい、
莉緒の役をサイドMの桜庭薫をあてがったと思います。
そうすることによって、育がそらさんと姉妹関係だったり莉緒が医者だったりする違和感を覚える設定を創らなくてもすむからです。
冒頭のドラマライクであるという注意書きはしっかり読みましたが、それでも、途中までミリオンライブ上のお話として読めていただけに、途中からそれを強く曲げる設定が出来てきたので、それがすごく残念だなあと感じました。
自分はこのシナリオはほぼOPしか知らなかったので、お話的には楽しめましたし、改ページで分岐を創る配慮も良かったのではと感じました。 -- (kotobuki) 2019-07-15 02:59:58
- お話の内容自体もすごく怖かったのですが、それを引き立てる演出の妙に唸らされました。まず、全てのチャプターが同じくらいの文字数で統一されているなーと感じました。一定のリズムでゆっくりゆっくり現実が蝕まれていく様は、悪夢がヒタヒタと後ろからゆっくり迫ってくる恐さを増幅させていたように思います。
pixvのページ割り機能を上手く使ったマルチエンディングのギミックにも唸らされました。TRUEまでしっかりと堪能させていただきました。 -- (タオール) 2019-07-04 22:04:53
- 読み始める前にまず、その文字数に執念じみた何かを感じざるを得ないわけですが
冷静沈着な志保、ムードメーカーな可奈と、適材適所の配置ですね
章毎にテンポよく進んでいくので文字数の割りにスッと読めます
展開もスムーズで、さりとて駆け足という訳ではない、良い塩梅
最後まで読むと、期待通りの展開が待っていて、なかなかゾクゾク来ます
これ、もっと地の文を増やしてジワジワと恐怖感を募らせていくバージョンも読みたいですね
より特化したものを読みたくなりました -- (ラピス) 2019-07-01 18:55:19
- 良かったどす。怖いやつの種類とか正体とかもセンス感じました。
あと連作っぽくどう展開していくのか分からない感じも良かったです。
私は怖かったのでグッドエンド以降は読んでないですけど楽しかったです。
-- (フワピッ僧) 2019-06-30 16:15:34
最終更新:2019年07月04日 18:47