【ミリマスSS】かつて守るべきものだった者 > コメントログ

  • 強くあろうと願う気持ちと、家族を思う気持ちの強さ。りっくんがどうしようもないほど志保の弟だった。それに尽きる。
    大切なものを思う気持ちのあまり、志保は過去の自分と同じ想いを弟が抱いていることに気付けない。その盲目さが、成長してもやっぱり志保は志保だなあと感じさせる要因になった。 -- (MRMT) 2020-06-13 00:14:58
  • めんどくさいようでまっすぐな志保らしい話だと思います。
    -- (名無しさん) 2020-06-13 02:21:11
  • 頭の中に絵本の歌詞が流れてきて死にました。
    家族と志保の関係は考えることはあっても、陸くんもそんな姉を見て思うことは当然あるわけで、より北沢家を好きになれました。ありがとうございます。 -- (かめぴ) 2020-06-13 12:07:26
  • 今の劇場から10数年後の北沢家のお話。
    まず高校生りっくん視点っていう着眼点が新しい。成長した北沢陸というキャラクターをよくここまで練り上げられたなぁと関心しきり。
    地の文がこれまた、男子高校生っぽさと志保の弟らしい素直じゃないところもしっかり書かれていて、りっくんというキャラの存在感がうまーくでてる。
    あと、今作での印象的な場所として描かれてるのが喫茶店。サシで話し合う場所として、そこでのやり取りで話が転がっていく。
    この喫茶店で関わる大人たち、みんなそれぞれにりっくんと志保との関係を応援してるのがまた素敵。
    20代の志保は思った以上に素敵な大人になっていました。ずっと続きが読みたくなるような心地の良い雰囲気のSS。マスター好き。 -- (伊丹) 2020-06-13 20:25:06
  • 二次創作だからこそ読める物語をありがとうございました。
    普段プロデューサーという視点でアイドルを見ていると忘れがちな、彼女たちにもアイドルではない時間があるのだということを思い出させてくれるお話でした。
    そして、その物語を一緒に作っている家族や友人。その中でも今作は北沢志保の弟である北沢陸の視点で描かれたお話でしたが、アイドルの弟であるが故の悩みの描かれ方がとても良かったです。
    家族だからこそ言えないこと、大切に思っているからこそ面と向かうと言えなくなってしまうこと。
    アイドル・北沢志保を家族という視点から描くとこんな風に見えるのだろうと感じられるお話でした。
    陸くんの悩みも高校生らしくてとてもリアリティのあるものでした。
    素敵な物語をありがとうございました。
    -- (uskP) 2020-06-15 00:10:37
  • 短編映画のような短い話でありながらしっかりと構成が組まれている
    良い話だと思います。話のオチの付け方、というか着地点は読んでいる内に
    見えてきて、しっかりそこに持ってきて貰えるという有り難さがあります。
    個人的に陸の成長した姿は解釈は違いましたが、とても平和的で
    無理なく納得することが出来、自然な姿だったので読むことに
    苦労はしませんでした。
    隅っこにいる志保というのがなんとも想像できますね。 -- (七瀬) 2020-06-15 08:44:56
  • りっくんの、しかも10数年後の様子が活写されていて、とても興味深く読ませていただきました。

    志保との関係を変化させたい陸、その兆しに苛立ちを覚える志保。個人的にはとても親しみやすくのびのびとした文体で魅力的に感じました。
    可奈と陸の関係も心地よく、優しいだけじゃない、しっかり大人として線を引き、バツを作れる可奈。いいわぁ〜 -- (蓮見) 2020-06-15 10:02:28
  • このふたりのことだからいつか起こるであろうという姉弟がぶつかるお話。結局のところ陸氏も中身は志保なわけなので、まあ発生するだろうなと。しかし志保だけじゃなく陸氏の方も大人になっているので、現在時間とは違い熾烈な展開ではなく穏便にまとまってて大人だなあと思いました。
    あとりっくん呼びは本当に嫌だと思うのでやめた方がいいと思う。でもやめないと思う。かわいいので。 -- (だんがいP) 2020-06-22 23:10:43
  • 自分が見ている世界だけでは、どうしても見えてこないものはある訳で。
    周りの大人達の導きもあって、コンプレックスまみれの状態から道を正せた陸にはおめでとうと言うのがしっくりくる気がします。
    何だかんだで似ているんですよねこの姉と弟。ある人も言っていましたが。
    姉はなかなか弟離れしなそうな雰囲気もありますが、是非今後も良い関係を築いていってほしいところです。
    登場人物ではマスターが良い味を出していると思いましたね。恋バナ大好きおじさん、良いコメディリリーフでした。
    後は色々な場面で出てくる陸の内心のツッコミが面白かったです。
    良いお話をありがとうございました。 -- (ビンゴ) 2020-06-23 20:34:44
  • ○年後のアイドル達って話はいくつかありますが、その中でもトップクラスのいい話だと思います。
    登場シーンは短いけど、大人カナが優しいいいお姉さんで本当にいい。
    そりゃマスターさんもニコニコさんなんてニックネームつけますよ、ええ。
    いい話をありがとうございました。 -- (海道) 2020-06-24 13:47:57
  • 関係性が変われどお姉さんはお姉さんだし弟は弟なのだなあと思いました。
    このコンプレックス感あるぐるぐるしてやつもいずれぐるぐるしなさそうな気がします。 -- (譜らdance) 2020-07-02 12:07:43
  • むむ……悔しいけどすごく面白いなこれ。
    ツイッターで冒頭がバズってたときから嫉妬してたけど、あそこからさらに物語がうまく展開され締められていたと思います。最後の一文も好きです。
    語り手の気持ちも分かる気がするなー自分だけ守られる側でずっといたくないってのと、でも普通にバイトするだけでは稼げないっていうのも。
    ぶっ倒れたときのもし家族関係が良好な世界だったらというの夢も、なんとも言えないせつなさを感じました。
    プロデューサーさんも大人だし、主人公も間違いに気がついて生活も家族関係もいい方向に進んでよかった
    大人になったあの子もでてきてステキなお姉さんだったと思います。
    きっと僕があの喫茶店に通ったらイケメンさんと付けられるでしょう -- (シマ) 2020-07-05 13:56:01
  • 姉弟にして、ある意味母子の関係でもあるふたりらしい素敵なお話でした。
    陸くんが等身大の男子高校生で、それでいてどこか志保に似たところもあってとても良かったです。
    一度しっかりとぶつかり合ったことで、この先はきっと大丈夫だな、という安心感がありました。
    マスターや可奈という存在もいいアクセントになっていたと思います。 -- (Jink) 2020-07-05 16:33:23
  • 志保のブラコンっぷりがギャグよりだけども、主人公の抱えている問答は斬新な観点。
    可奈やマスター、お母さんまで、優しい人達に囲まれている。主人公に明るい未来がありますように。 -- (名無しさん) 2020-07-06 00:42:34
  • 素敵な作品でした。
    ストーリーがちゃんとしていて、ちゃんと陸くんを応援できる気持ちで読めました。
    それに加えて、姉弟で似た行動を取っていることに微笑ましくなったり、流れるようなモノローグツッコミ芸にくすりとしたり、楽しめるポイントが沢山あって良かったです。 -- (azuu) 2020-07-08 01:45:07
  • 読ませていただきました。
    読む前は2万字超の文字数を見て、まじかーと若干敬遠気味でしたが、いざ読んでみるとすらすら読める話でして、2万字あるのが嘘のようでした。
    恐らくそれは、地の文の上手さやフランクさもあれば、途中途中で挟まれる軽いギャグが巧妙だったのもあると思います。
    展開についても、2万字というだけあってしっかり作られていたのが良かったです。
    強いて言えば、ラストシーン辺りでプロデューサーや可奈との軽い会話でも見せられたら、この話全体が上手く丸になるというか、一話完成してるなぁと感じますね。まぁそこは好みの部分かもしれないので、ご参考にまでに、という感じです。
    兎にも角にも面白い話でした。ありがとうございました。 -- (ムッタ) 2020-07-12 01:08:32
  • アイドルの家族で弟、そして彼が優しい男の子だからこそ、こう思うんだろうなぁと思いました。自分の胸の内にすんなりと入ってきたということです。 -- (さむお) 2020-07-16 03:17:14
  • これぞ、まさにエンタメの見本! とでも言うべき綺麗なストーリー展開でスラスラスラっと最後まで読み切れました。実際、男の子が男になる話、庇護のもとからの自立っていうのはそれ単体で大きなドラマになりますし、本作ではその部分にしっかりと決着がつけられているのは大きく褒められる部分だと読者として(そして作者としても)思います。
    ただ、見方を少し変えてみると、その『スラスラスラっ』が全体の起伏をなだらかにしてしまったようにも思え、チラホラと見えていたが拾われなかった要素――陸の学園生活に始まってキャラの強い喫茶店のマスター、プロデューサーや可奈といった北沢家に直接関係の無い人達の設定や交わした会話の内容が――単なるクライマックスまでの"回り道"に感じられてしまうのも事実。例えば三十分用の話を書いたら「一時間だよ!」と後から注文付けられて慌ててキャスティングしたみたいな。違うか。
    ともあれ家族と言っても突き詰めれば他人。日頃から抱えてる想いや感謝などは、やはり言葉にしなければ分かり合えず届き合わぬモノで。ある意味では遅れてやってきた反抗期的な本作は、陸少年の青臭い葛藤物として真っ直ぐ一本筋を通し、物語としても"自立"していると感じました。 -- (餡煮詰め) 2020-07-20 20:32:27
最終更新:2020年07月20日 20:32
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