765プロライブ劇場特別公演・第二回『すすめるもの』 戯曲集 > コメントログ

  • 個人的なお気に入りは「スペース通信販売」。翻弄されながらも精一杯役目を果たそうとする千鶴さんが印象的。
    「コントに出演しているアイドル」を演じているアイドルたちがこの公演を通して何を考え、何を感じたのか。イベントコミュも報酬カードもないため各々で想像するしかないが、それもまた一興である。 -- (MRMT) 2020-06-18 00:46:48
  • アイドルたちが楽しんでいる、ということが作品の最後にちゃんと分かる。
    すごく丁寧に作り込まれた舞台台本で、読み進めながら
    舞台の情景を想像すること、こそがこの作品の醍醐味であり、
    その作品がいくつも並んでいる。まさにお笑い芸人がやるような
    コントライブと同じくらいのボリュームで次は何が来るのかな、
    という楽しみがつきない。
    個人的にはミックスジュースが一番好きです。たぶん志保は棒読みで、
    この現状にツッコミながら口にしないといけない役回りなんだろうなぁと。
    で、日によってはアドリブで次々に色んなものが追加されて
    最終日にはとんでもないことになりそう…。外部の妄想がつきないです。
    -- (七瀬) 2020-06-19 09:16:56
  • 見慣れない形式ながら不思議とスラスラ読めるのは内容が面白く、続きが読みたくなるからだなぁと感じました。あとは時折挟まる舞台演出表現が目に優しかったのかも。
    みんなが楽しんでて、作者さんも書いてて楽しかっただろうなと思いました。
    個人的には朋花のはっちゃけっぷりがツボ。 -- (かめぴP) 2020-06-21 07:04:38
  • 書いてる作者さんも演じてるアイドルも楽しんでいるだろうなということがよく伝わってきて安心して読める作品でした。
    養成アプリの終盤で履修した掛け声はきっと実生活でも役立てる場面が彼女らにも来ることでしょう。同じように要所で見られる緩急あるリアクションが絶妙なリアリティを想起させてくれ、こういうひとつ一つから現実で行われるコントという形態の構成への説得力を感じました。
    個人的にこれ好きだなーというお話はありましたが一番面白かったのはラストの志保の凡コメでした。二度とやりたくなさそう。 -- (だんがいP) 2020-06-22 22:40:48
  • ロックでした。
    パーツで言えば「ミックスジュース」と「もがくほど、空」が良いなぁと思いましたね。
    後は次第に分かってくる仕掛け。
    コントとしてきっちり計算されているのが伝わってくるようでした。
    力作をありがとうございました。 -- (ビンゴ) 2020-06-24 19:30:38
  • 毎回とても素晴らしい舞台をありがとうございます。 -- (ririwo) 2020-06-24 22:19:32
  • アイドルもそしておそらく作者様も生き生きと舞台を楽しんでいる様がビシビシ伝わってきて。鼻フンフンしながら読みました。フンフン。
    アイドル同士のハイテンポな掛け合い、やや本来の彼女たちと離れた性格のキャラでも会話が脳内再生されるんですよね。作者様の確かな筆力とアイドルへの理解。中盤あたりから鼻息に嫉妬が交じり始めました。フンスフンス。
    次回の公演も楽しみです。個人的には最終面接が好きです! -- (タオール) 2020-06-27 20:26:57
  • スペース通信販売が好きでした。ずいぶんと無茶なことさせられてますね。
    アイドルたちの光る汗が見えるようです。
    舞台ならではの照明表現もこのホンを読み進めていく大事な演出ですね。
    ああ、舞台でみたいな。きっと作者様が込めたメッセージがもっともっと色濃く浮き出てくるんだろうなと。
    海美ちゃんのスラリとした手足は舞台映えしそう。
    本公演で真美がどんなアドリブをはさんできたのか気になる。
    ああ、そう考えるといいこのキャスティング最高ですね!(今気がついた) -- (なかやま) 2020-07-01 02:34:10
  • 面白かったです!
    珍しい切り口の作品ですが、アイドルがそれぞれのキャラクターを保ったままコントの役になっている気がしました。
    細かいギャグやボケツッコミも好みの味付けのものが多く、大満足でした。 -- (azuu) 2020-07-14 22:29:21
  • 断っておきますが長くなります。
    ・異色の戯曲形式SS『すすめるもの』の内容は、タイトルとは裏腹に全然ちっとも進めません。まず最初の演目の段階で「すすめぬもの」とされている通り、ラストの一本を除いてどの話のオチもバッドかビター、もしくはその場での足踏み状態で幕を閉じます。これは本来、意図されていた狙い(ラストでようやく『進める』から)だと私は思っているのですが、裏を返せば長い停滞……読者はスッキリしない終わり方のコントを都合七本眺める事に他ならずに。
    ・勿論、それぞれのコントのクオリティは(多少のばらつきがあるとはいえ)出演する五人のアイドルの熱演もあり十分観賞に耐えるデキです。ですから「キャラが全然違うじゃないか!天空橋さまはこんなミーハーじゃない!」なんて意見はてんで的外れで、今回も用意されていた特典コメントが語る通り、「765プロのアイドル達が体を張った演劇の仕事を収録した戯曲集」という体裁を用意することで多くのキャラ崩壊、身も蓋も無い『ファンタジー』を『リアル』に擦り合わせる姿勢は前作同様素晴らしいです。
    ・ただ、今作における最大の弱点が、この『前作が存在してる』事実。さて、多くの作品群において『2』が成功を得る為には、『1』から順当にスケールアップするか、もしくは扱うジャンルそのものを大きく変化させる必要があると思っているのですが、今作の立ち位置がドコにあったかと言えばアペンドディスクがズバリそれで。『1』では出来なかった(またはカットされた)であろう演出を本作でアレコレ試した結果、内容が拡充されると共に読者が処理しなければいけない情報も限界まで肥大してしまいました。その最たる物が同時に出演する人数の増加。尺の長い「もがくほど、空」を例外としてもほぼ全コントで四人以上の出演者が舞台の上に立つ異例の事態になっています。
    ・こうなると映像的に華やかでも文面上はややこしくて。おまけに出て来るアイドル達はそれぞれが役を演じていますから、例え名前が明記されていても、台詞と演者のイメージを一致させ続けるのは中々どうして至難のワザ。しかも一本の長編ではなくオムニバス形式の公演では、ようやく覚えた役と演者の繋がりも次のコントに移る度にリセットする必要もあり、しかし、前のコントで出て来た登場人物や小ネタが後のコントで回収されたり触れられたり。
    ・と、こうした作品全体の「ややこしさ」が、馴染みの薄い戯曲形式&前述した「すすめなさ」とも相まって、本作の一見さんお断り感を作り出した可能性があるのは残念ながら否めない所。……それでも今作「すすめるもの」が扱うのは紛れもない「超正統派アイドル物語」です。初見では意味不明だった幾多のコントの存在意味、銀河も巻き込むスケールで語られるアイドル論とその結末は、単なる公演以上の意味を持つ確かな足跡を刻み込んで。最後に付属する特典コメントは購入者だけが見られる特権ですが、そこで言及される"ライバルユニット"「レピュニット」は、出演したアイドル達の胸の中に確かに存在しています。本当の意味ですすめたものが誰かなんて、野暮な事はこれ以上語りますまい。 -- (餡煮詰め) 2020-12-15 06:20:34
最終更新:2020年12月15日 06:20
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