あなたと一歩、近づける時間 > コメントログ

  • 紗代子が抱える弱さをどう描くか。少なくとも私にとってはかなりの難題であるのだが、本作では極めて明確に示されている。
    そしてそれを改善させるの方向に持っていかないP。私にはこのPのことを悪く言う権利がない。
    私が紗代子に惹かれたのはひたむきに努力する姿勢が理由の1つではあるが、こちらのことを精神的に頼ってくれているからというのも大きい。だから、私がPに対して抱いた苛立ちのような感情は同族嫌悪に起因する。
    いつか紗代子が己の弱さを克服したときこのPは、私は、果たしてそのことを歓迎できるのか。
    あるいは、この紗代子は自分の弱さに打ち克つことを望んでいるのか。答えを知るのが少し怖い -- (MRMT) 2020-07-01 22:33:51
  • すっごく好きです。
    歪んだお互いを見下し合いながら安心しきっている姿。ゾクゾクしました。
    共依存は必ずしも悪い関係では無いと常々思っているのですが、この2人に関してはこの先どうなって行くのかすごく心配で楽しみですね。
    -- (ゆかりさん) 2020-07-02 17:04:40
  • 読ませていただきました。
    前半部分では普通のPドルかなぁと思っていたのですが、物語が進むにつれ雲行きが怪しくなり、結果としては二人の重い愛を描いた作品でした。意外な方向転換が結構面白かったです。
    ただ一方で、展開として少し急すぎるかな、という印象を受けました。
    それは恐らく文章量のせいであり、作者様は長い文章も書ける方だと思いますので、ぜひもっと長いバージョンでもみてみたいな、と思う作品でした。
    面白かったです、ありがとうございました。 -- (ムッタ) 2020-07-04 03:09:39
  • ゲーム内の台詞から広げてゆくスタイルとても好きです。 -- (ririwo) 2020-07-04 07:58:50
  • オチの破壊力がありました。よかったです。
    キャプションの匂わせをしなくして、もっと序盤の文章量を増やして普通の王道物に見せかけていたら、さらにオチのパワーにぞくっとさせられたと思います。
    とはいえ展開の発想力は交流会トップレベルで秀逸なアイディアだと思いました
    ミリシタみたいなソシャゲならなおさらなんですが、半永久的に続くプロデュースをこう表現されるとはまさに脱帽です
    -- (シマ) 2020-07-05 14:05:46
  • 両面あるのが話の面白さを増している。そんな印象でした。
    今の2人はどちらも結構危ういところにいて、ふとしたきっかけでどんどんと堕ちていきそうですよね。
    おそらく本人達はそれに喜びを感じてしまいそうですが。
    そうなっても良さそう、と思うぐらいには歪んでいる読者が私です。
    自分の歪みを照らし出されてしまったようですわ。
    良いお話をありがとうございました。 -- (ビンゴ) 2020-07-05 20:51:45
  • たったそれだけでいい。わがままのようで、救いのようで、呪いのような希望。そこに紗代子が堕ちていかないか、ドキドキしてしまいます。 -- (なかやま) 2020-07-06 00:29:30
  • 急に二人の人間くさいドロリとした感情が現れてドキッとした。
    見せ方が上手いなと思いました。
    このなんとも言えない関係好き。 -- (かめぴ) 2020-07-06 21:50:59
  • 夢にまっすぐアイドルマスターから想像できない独占欲にまみれた2人の感情に、ドキリとしてしまいました。なんか親に隠れてエッチなビデオ見てるときのドキドキ感を思い出しました。
    エンドロールやお話の区切りさえ明確でないミリオンライブの物語に、新しい視点が見えました! -- (タオール) 2020-07-16 00:39:59
  • 最後に持ってくるものが非常に良い。
    お互いに依存しながらのこれはすごくいいなあと思います。
    そして、最後にまるでひっくり返すような。
    交流会のラストの方に「おお、これは…!」という作品で良かったです。 -- (七瀬) 2020-07-17 18:19:40
  • アイドルから必要とされたいという欲求はアイマスPなら大なり小なり誰でも持っていると思います。それをこうして見せつけてくれて私は嬉しかったです。
    私にとって大変魅力的なPドルでした。 -- (azuu) 2020-08-13 00:09:27
  • プロデューサーと紗代子よりも、ただ単純に「男と女」と書いた方がしっくりくるように感じるのは、それこそ互いの息遣いを感じられるような、出口の無い陰々とした心情描写に起因してて。何より二人が醜いんです。不完全です。でも、だからこそ読者として興味が惹かれるんだなと。幸せになって欲しいと願いながら、何処かでは破局も望まされる。そんな罪深くも魅力的な掌編だったと思います。 -- (餡煮詰め) 2020-12-14 23:39:10
最終更新:2020年12月14日 23:39
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