百合子『私のプロデューサーさんは、変なお爺さん』 > コメントログ

  • 作者様が旅と本がお好きなことが伝わる素敵なお話でした。
    どうしてもプロデューサーというと「青年」をイメージしがちですが、プロデューサーを「老人」にすることでしか描けない物語があると感じました。
    例えばアイドルと年が近い、若いプロデューサーなら一緒になって悩むお話が似合うと思います。
    けれどもこれが年の離れた老人なら、これまでの経験や知識があるので一緒になって悩むというより、「導く」という姿勢でアイドルと向き合うのかもしれません。
    これは文中の「水」、「水脈」を使った例えにも通ずるような気がします。(水を導く=水路を引くイメージ)
    お爺さんPならではの、アイドルの「導き方」が見える物語。とても楽しませていただきました。 -- (uskP) 2021-06-14 23:42:47
  • 会話劇で物語を読ませる手腕にうなりました
    この手のは説教くさくなりがちですが、Pがお爺さんということで、それを感じさせなくしたのは発送の勝利ですね。
    百合子の〜ですよーだとかさっきと矛盾してるじゃないですかというツッコミに信頼感を感じ、微笑ましくなりました。
    Pも年の功と言うべきか、3人のことがよく見えてますね。
    締めは少し唐突に感じましたが代々受け継ぐ思いみたいなのはいいですね。
    お爺さんPの人間性に惚れました
    -- (シマ) 2021-06-16 13:03:49
  • 歳を取るならこんな風に。そう思わせる良いおじいさんでした。
    従来の青年Pよりもっと年が離れているからこそできるアドバイス、まさに年の功。
    静香だけ登場してなかったので、二人の絡みが見たかったです。 -- (海道) 2021-06-16 15:42:43
  • 良い作品を読ませて頂きました。
    駅さんの作品読むたびに思うのですが、やっぱり本をよく読む方が書く百合子のお話って面白いです。
    事象を様々な角度から見れるプロデューサーが素敵だなと思いました。こういう魅せ方が上手で羨ましい。 -- (かめぴ) 2021-06-17 15:21:32
  • おじいちゃんPと百合子の会話している光景が浮かぶ楽しいSSでした。
    会話から伝わるおじいちゃんPの漂う風格が伝わってきて、信頼関係が映し出されている気がします。
    読んでいて楽しいSSでした。 -- (aozume) 2021-06-18 12:58:28
  • ・他作品ではあまり見られないフランクな態度の百合子が新鮮。
    ・さらりと消されてる祖父母に思い切りがいいなぁという笑い。
    ・どてら昆布茶の昴概念!
    ・遺産相続で事件発生、名探偵登場の流れ。
    ・好々翁なキャラ付けが活きる水の話が実感を持って読者にも語りかけてくる展開は作者の色が出ている部分で非常に好み。
    ・感想の相違のくだりもまさにこの場(交流会)に当てはめられて好き。こういうので「そうだなぁ、そうかもなぁ」と思い浸れるのも読書の楽しみだと思うので。
    ・風の戦士百合子の解釈も素敵!(多くは語らず)
    ・全体的に説教じみているのだけど、Pもおじいさんだし中身もあるから気にならない。少なくとも気にならなくする工夫があるのが嬉しい。
    ・ちゃんとCDを回収する業前。他の二人も百合子みたいなPとの時間を過ごしたんだろうな~ってほっこりできる。
    ・そして大オチ。風はこうして繋がっていくんだなって満足できる素晴らしい締め方だと思います。……さては「水みたいに綺麗で、風の様な~」ってのは毎回自分で言ってるな?百合子。 -- (餡煮詰め) 2021-06-26 12:26:46
  • 爺を翁のままだった。知ったかぶりしちゃいましたね -- (餡煮詰め) 2021-06-26 13:00:19
  • お爺さんと百合子のやり取りがなんとも息のあったやり取りで読んでいてとても楽しかったです。
    ステレオタイプのお爺さんから出てくる言葉や知識量に圧倒されながらも
    それでも嫌味なく楽しく話を聞けるなぁと。
    実際にプロデューサーとして活躍している場面はどんな感じなんだろうと
    考えたりもしましたが、70超えた男性がプロデューサー止まりの役職無しとか
    なんかリアルな色々を思うと765プロってとこはエグい事務所やなぁと
    震え上がってしまいましたね笑
    天晴れな作品でございました。 -- (えいじ) 2021-06-27 14:37:03
  • お爺さんP良いよね、お爺さんP
    穏やかな展開にのんびりと浸かれて好きです
    このP相手なら百合子も(ネタにされるような)暴走はしないようですし
    ほのぼのできました

    惜しむらくは、私に文学的な知識がなかったことでしょうか
    知っていればもっと楽しめたんだろうなぁと、少々悔やんでいます -- (ラピス) 2021-06-29 19:08:54
  • 読みました。
    読んでいてとてもほっこりしました。
    もはやプロデューサーというより完全にお爺ちゃんですね。 -- (因幡らびっと) 2021-06-30 22:47:07
  • おじいさんのプロデューサーっていうからジェントルな感じかと思ったら
    めちゃくちゃ元気で驚きました。
    それが百合子ちゃんととても合っていてよかったです!!
    -- (KissALL.A) 2021-07-01 10:51:04
  • 読ませて頂きました。
    こういう例えは良いのか分かりませんが、お爺さんを見ているとどこか『時代劇の最長老中』的な存在が思い出されます。タンパクでもあり、ゴウケツでもあり、しかしてそこに色はなく、ただ濃淡によって豪快に会話を操る様。他にはない魅力で、なかなか素敵でした。 -- (ムッタ) 2021-07-03 00:05:25
  • ふりきった年配Pによるコメディかと思いきや、パワフルではあるけれど良識もあるPなので、百合子という少し大人しめの娘との対比が描かれる日常SS。
    この取り合わせと、昴の存在がいい味になっています。 -- (Swing) 2021-07-03 10:19:24
  • このプロデューサーに百合子が「恋しますよ!?」と言ってるところ、すごく見てみたいです。 -- (ふじ) 2021-07-04 23:21:36
  • 作者様自身が博識で本が好きなんだろうなぁと
    感じさせてくれる作品でした。
    個人的にこのお爺さんPの考え方に共感できる部分が多かったですね。
    あと、お爺さんPは自分のことを若いとか年寄りとかいろいろ言っていますが
    70代で百合子達世代と接するできるのは、自分自身の考え方が柔軟、
    このお話で言えば、水脈が潤っており、すごいことだなぁと思います。
    実際だと10歳離れただけでも価値観が変わる事もありますからねw
    しかし、もっとこのお爺さんPが登場する別の物語も読んでみたくなりますね。 -- (Cな人) 2021-07-09 10:43:19
  • 文章から受けるイメージは80後半から90というところですが鉄腕アトムの漫画を読んでいた年齢からすると昭和13年生まれくらいですかね。この歳で現役でアイドルプロデュース業をできるのは素晴らしいですね。梵天丸もかくありたい感じです。 -- (もりやりりを) 2021-07-10 17:10:55
  • プロデューサーの、孫に接するような語り口調がリアルさを感じました。
    普通に考えるとプロデューサー(もしくはマネージャー)とアイドルの年齢差って親子くらいだと思うのですが、これくらい年齢差があっても、意外といいプロデュースができるかもしれないですね。
    大きな視点から見てアイドルを見守るような育成ができるのかも。 -- (東風) 2021-07-15 21:26:54
  • 三才駅さんの好々爺P(と呼んでいいのか)は毎回読んでいておちゃめさや優しさや誠実さが感じられて好きです -- (白小秋) 2021-07-22 21:28:12
最終更新:2021年07月22日 21:28
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