- ストーリーに史実を絡めた事で物語に深みが出てますね。
前半のミステリー部分、気になってどんどん読み進めました。
あと後日談とかも想像が膨らみますね(屋上の祀りや演者の交流とか)
豊洲の場所、観に行ったことあるんですけど、なるほどららぽーとの方も見に行けば良かったな~と読みながら思いましたw
怪談要素にもガンガン突き進んでいく紗代子がたくましかったです(さすがバンシー演じた紗代子) -- (モココ) 2021-06-20 18:09:01
- いや〜すごい面白かったです。
構成上、最初の方で「うん?」ってなる読みにくさみたいなのはあったんですが、それも後々回収されるフックで。
センスオブワンダーを刺激されて、どんどん読み進んでしまいました。
ただ自分の頭がアホなんで、謎解きでよく分からなかった部分があって、
その辺について、この作品について誰かと話したい!って思わされました。
-- (蓮見) 2021-06-21 18:53:15
- いやぁ面白かった!良い映画を一作観た気分!
背景の深くて読み応えもありながら、次はどうなるんだろうと気になってどんどん読み進めてしまいました!
この重厚なストーリーの中で、アイドル一人一人がしっかり活躍していて、満足感が凄いです。力作をありがとうございます。 -- (かめぴ) 2021-06-26 08:28:43
- ・キャプションに目を通した私「下調べが凄い」
・わざわざ旧字にしたのかな? したんだろうなぁ。
・1ページ目から匂い立ってくる雰囲気の良さ。台詞回し、時代の描写、小道具を使った演出のどれもがこの先の展開に期待を抱かせる。
・Pは軽率に頭を掻いていけ。
・割と早い段階で当たりがつくげき子の素性を「果たして本当にそうなのか?」と確認したくなる流れで読み進められるのは気分が良い。
・5ページ目、雰囲気を盛り上げる締め方にワクワク。
・しばしば気合と根性に言及されるのふふってなる。好き。
・何がとは言わないけど序盤の伏線回収の仕方が素敵。その後の仕掛けも含めて設定した舞台の使い方が巧み。
・全体として読者の予想を裏切りつつ話を進めるのが上手い。チョーップ。
・出てくる小道具やキーワードがするする繋がるこの快感。
・末っ子が甘やかされるの好き。
・あら^~。
・ちゃんと消化される笹団子くん。(二重の意味で)
・暗号ー!(喜びの声)
・主役であるし構成上仕方が無いのだけど、紗代子の発言権が凄く強い。笑
・種明かしが終わればすぐにショーを畳む。引き際の鮮やかさが安定した読後感に繋がってると感じました。史実とのリンクも自然であるし、面白かったです。 -- (餡煮詰め) 2021-06-27 07:34:12
- 何より丁寧な描写から得られる鮮明な情報が良い。
そして違和感なく動くミリオン以外の人物たち、それを決定づける理由と動機。
恐ろしい作り込み具合は1ページ目からに入り、それがずっと続くもんだから最高ですよね。
またそれらを現実とリンクさせるのが上手い……!うますぎる……!
だからこそなんだか自分が知っている地名や土地が出てくると嬉しくなってしまいますね。
こういう現実とのリンクが上手いこと絡み合っていく作品を
私も作りたかった……!とてもおもしろかったです。 -- (えいじ) 2021-06-27 22:33:58
- キャプションの段階で尋常ならざる空気を感じ、話が始まったと思ったらまさかの大正時代
もうそこからは一気ですよ
読み進める手が止まらない
よくよく練り込まれたエンターテイメント、ありがとうございました
それにしても麗花さんの頼もしさは何なんでしょうね、ホント
ただ一つ、暗号が解読できなかった私の残念さが悔やまれてなりません -- (ラピス) 2021-07-01 12:22:44
- 恐ろしく丁寧な下調べからなる緻密な描写、ホラー&ミステリな作風、がっつりとしたボリューム、どれをとっても大満足でした。
史実を元にした内容と、ミリオンのこれまでの積み重ねをしっかり一つにまとめ上げていたのが何よりも凄い。
ナンバリングタイトルのようなので、時間のある時にまた以前の話も読ませていただきます。
読み応えのある名作でした。 -- (海道) 2021-07-01 23:12:42
- 読みました。
SF(すごく不思議)で面白かったです。
陶磁器のエピソードが好きです。
とにかくボリュームがすごいですねー。 -- (因幡らびっと) 2021-07-02 00:13:34
- 世界が細部まで構築できているのがすごいです。
ここまで一から作るのは凄まじい手間がかかると思います。
お見事でした! -- (KissALL.A) 2021-07-03 00:56:57
- 人が死なないミステリーってすごく難しいと思うんですが、
それを感じさせ無いくらい、ちゃんと一本筋が通っていました。
良いホワイダニットだと思いました。 -- (さむお) 2021-07-03 22:57:10
- 関東大震災や豊洲の成り立ちなどの史実を土台にされた作品。
その場所を知っている方には現在の姿を想起させ、知らない方にはどんな場所だろうと思わせるような描写。
ところどころ記憶が合わないアイドル達の姿に積み重ねっていく不安。
現実と虚構がいい按排で混ざり合った物語でした。
欲を言えば終盤全ての秘密が明らかになっていくシーンで、登場人物たちがこの場所にこだわった理由や公演を行おうとした理由の感情面を強く描くのも悪くないかなと思いました。 -- (uskP) 2021-07-03 23:50:02
- とかくミステリーは緻密になっていくと視点も小さくなりがちなんですが、その点今作は緻密かつ大胆な作品。
その中で、紗代子らしさというか魅力がふんだんに発揮されていて嬉しい。
物語性として、げき子にもきちんと性格という個性があり、紗代子との関係性も楽しかったです。
ミステリーとしても秀逸でうならされました。 -- (Swing) 2021-07-04 10:31:37
- 読ませて頂きました。
ミステリ、というより叙述的な不思議な話という印象を受けましたが、しかしてその奥深さは測るべからず。圧倒的な固有名詞からなる本文は非常に重厚でした。
ときに、氏はシャーロキアンであるのでしょうが、自分は先日久々にドイルの作品に触れて、その時思ったことがありまして。ホームズって『解くためのミステリ』を書いているのでなく、『読むためのミステリ』を書いているのだろうなぁと。彼の推理にはある種の知識を必要とすることが多いですし、緋色の研究なんて後半部分の長さからして明らかに『ミステリ向き』ではありません(もちろん謎が解けないとかつまらないなんて話はないですが)。
さて、この本文でもそういう傾向が──つまり相応の知識を必要とするリアルな文章が形成されているかと思います。
まあだからどうということでもないのですけれど、子は親に似るというか、読んできた文章の影響は受けるものだなぁと仄かに感心した旨、どうせですからここに記させていただきます。 -- (ムッタ) 2021-07-04 18:29:37
- 歴史ミステリーを書かれるということ自体すごいと思いますが
その着想が、げき子がどのようにして生まれたのか、という
着眼点からここまでの大作を書かれてしまうことが本当にお見事です。
雰囲気ぴったりの表紙絵もステキすぎます。 -- (Cな人) 2021-07-14 18:25:50
最終更新:2021年07月14日 18:25