ApJのフォーマット規則


  • 文書のフォーマット

AASTeXを使うかWordを使えばオッケー。

  • Graphicsのフォーマット

EPSまたはPDF

  • 記述のガイドライン

1.TableやFigureに関しては、数字でわかるようにし、出てくる順番に並べておく
2.リファレンスと引用は一致していなければならない
3.頭文字語や省略後は最初に出てくるときに説明するのが普通。アブストラクトで定義した言葉も、本文内で定義しなおす
4.化学記号は斜体では書かない。質量数は記号の前につく(12C)イオンについては、スペースを入れる(H II)
5.標準的な3文字略語は星座名に好まれる(Cep,UMa)IAUのサイトを見ること。天体名、頭文字語はタイトルではスペルで書くこと
6.SI単位系または自然単位系の標準的な略語を使うこと(au、pc、cm)、インチなどの英語の単位を使う場合、変換値を書いておくこと
7.km/sやergs/mなどの率の表現は、例えばkm s-1のように書き、km/sとは書かないこと。表では、単位はヘッダに書いておき、表の脚注に書き、各値にはつけない
8.RAとDEについては、3h25m8s.15, 90" 26'14 5"の形で書く
9.日付は、(1996 January 1)のようにyear,month,dayの順番で書き、月についてはピリオドなしの3文字略語を使う。UTについては、22:37:48 UTと書く
10.文章を記号、数字、小文字で始めるのを避ける
11.dataは複数形なので、複数形の動詞を取る。
12.引用を閉じるマークは、ピリオドやカンマに続くが、コロンやセミコロンの前にはこない
13.3以上のアイテムの連続では、最後のアイテムの前にカンマを含める("space, time, and matter")
14.AJとApJは制限従節を導くためにthatに続き、非制限従節を導くために"which"に続く。一般的に保守的な文法を使う。

  • Titleページ

1.記事のタイトル
2.44文字以下の短いタイトル
3.著者名。著者名は記事ごとにコンシステントに。中国語、日本語、韓国語の文字で認識してもらいたい著者は、そうすべきだ。
4.それぞれの著者に住所を郵便番号、国コードを含めて載せる。現在のメールアドレスを載せる。著者名の下に所属を載せる。

  • Abstractページ

250単語未満の1パラグラフ

  • Textページ

Section Headings:第一段階レベルとアペンディックスのタイトルはすべて大文字。それ以下は最初のみ大文字。

Footnote:脚注はあまりつかわない。

Acknoledgement:性的に中性な書き方をする。

  • Mathematics

1.式には全体で連続番号を振るのが好ましい。Appendixでは(A1)など。
2.掛け算記号(ドット、×)は省略する
3.変わった文字を使う場合は、ItalicかCalligraphicを使う
4.3.4×10^{-18}のフォームを数値には使う。表だけは、3.4E-18の形でもいい
5.テキストではds/dtではなく、\frac{ds}{dt}の形で書く。分数は2段階までにする。

  • Tables

最初の文字は大文字にする。
省略する場合は、ellipsis dots(...)を使う。

  • References

表の中で引用した場合には、表の下のノートにリファレンスを書き込む。



最終更新:2016年04月02日 22:32