力学的な平衡状態で成り立つ巨視的な条件が、ビリアル定理(virial theorem)である。
Kを全運動エネルギー、Uを全ポテンシャルエネルギーとすると、
が成り立つことである。
証明を以下に示す。
を定義し、時間tで微分すると、

(*)
ここで、第二項は、
と変形できる。(Kは全運動エネルギー)
よって、
となる。
右辺第二項は、
ここで、
を考慮すると、
ここで、(*)を0からtで時間平均する。
左辺は、
となる。
右辺は、

となるので、最初の式が成り立つことがわかった。
最終更新:2013年02月02日 05:55