クエーサーの電波と可視光の進化について調査した。電波光度対可視光度比RをSDSSの可視光データとFIRSTの電波データを組み合わせて、5000個以上のクエーサーについて調査した。
可視光は降着円盤から来ており、電波は中心天体からのアウトフローから来ている。この光度の違いの進化を調べることは、AGNの進化を調べることに意味がある。前の論文(
Signal et al(2011)(QP1))で光度進化と電波強度進化について
FIRSTと
POSS-1のデータを用いて調査したが、この論文では、FIRSTと
SDSSを組み合わせて、10倍以上の天体、zが0.065から5.46の範囲について同じことをしている。
過去には、光度関数(LF)は、電波と可視光だけでなく、X線、赤外線、全光度について測定されている。LFの形と進化は、限界フラックス以上のフラックスを持つ天体について行われている。その他の定義は論文を参照。
一般に、LFの形と進化の決定は、2変数分布

の解析が必要である。まず、最初に、変数の間に関連性があるかどうかを決定することである。いま、

と

は、光度進化として関連している。可視光と他の波長の分布進化を考えると、少なくとも3変数分布となる。つまり、2つの光度進化を考えるだけでなく、2つの光度に関連があるかを調べる必要がある。
ここで、"radio-loud parameter"、

を考えるが、

をRL(radio loud)、

をRQ(radio quiet)とする。Kellerman(1989)では、Rの2様の境界線を

を境界としていた。この境界の両方で、RLとRQの間に進化の性質が異なっている可能性があった。いまのところ、まだはっきりした答えはない。QP1で、-1<R<4の範囲で二様性の証拠は得られなかった。これまで、色んな波長間の光度比が考えられているが、QP1を除いてradio/opticalをやっているものはない。また、比の分布比について集中している研究はなく、比の分布は三変数LFと以下の関係を持つ。
広いzの範囲で、RL/RQの天体が十分な数があってほしい。FIRSTとSDSS DR7で、オッケー。
最終更新:2013年02月09日 19:01