CIBはCosmic Infrared Backgroundの略で、日本語では「赤外線背景放射」と言われている。
CIBは、宇宙初期の星の赤方偏位によって赤外線となった星の光などによって構成されているという提案がなされている。
CIBを調べることは、初期宇宙における星の形成などを理解するうえで有用な可能性があると言われており、研究が進められている。
これのイントロのまとめ。
◆CMBが最終散乱面の放射なのに対して、CIBは、初期銀河・初期星の放射の集まりと考えられる
◆IRASが最初の全天赤外観測、COBE DIRBEが初のCIB観測
◆PopIIIが面白いところなんだろうな
◆extragalactic background light = EBL
このくらいはまあわかってるのだが。研究の種になるかは今後次第。
これの「理論の基礎」までのまとめ。
◆
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◆NIR=1um to 5-10um / MIR=5-10um to 50-100 / FIR=50-100um to 500 um それ以上はサブミリ
◆AB等級=3631Jy /VEGA等級
理論の基礎(Mean Level)
◆(5)式で
はどこに消えたのだろうなあ。
僕の計算が悪いのか?
◆JバンドCIBはz~0.3-1からくる
◆MバンドCIBはz>1-2からくる
◆進化によってレッドシフト範囲が高い方に移る
◆10um to 200umでは、銀河ダストが支配的
◆FIRでは、K-correctionが強くnegativeなので、high redshiftからの寄与が大きい
K-correctonの復習も含めて、
ここに色んなヒントがあるな。てことは、松原の
現代宇宙論にもちゃんとあるはずだから、該当部分を読むべし。(→注:54ページ)
今日の論文でCIBについての話。
ハロー間の星の影響がでかいという話。
上のK-correctionは理解できた。
なので、レビューを読み進める。
最終更新:2014年11月07日 20:51