はじめに
mini9は日本で公式にLinux版を販売している唯一のnetbookです。
(2008/10時点。
今後HPもUbuntu版を出すかも?)
しかし納期の遅れなどから今ではUbuntu版を買うくらいならWin版買って後からUbuntu入れろなんて言われるようになってしまいました。
mini9でUbuntu使いたい方のための情報まとめです。
DellのサイトにあるUbuntuのイメージファイルでのリストア
DellのサイトでUbuntuがダウンロード可能となっているようです。
2chスレ内でこのイメージファイルが壊れていると指摘があったが、これに関連して英語コミュニティで得た情報を紹介する。
参考:
英語サイトだが、このリンクでは、Dellのサイトでダウンロード可能なUbuntuのリストア用イメージファイルをUSBメモリに入れて、そこからブートしてリストアする方法が紹介されている。
ただし、この場合、別途Linuxが
インストールされているデスクトップPCを利用して、Dellのサイトからダウンロードしたリストア用のイメージファイルをUSBメモリに書き込む方法となっている。
なお、ダウンロード可能なイメージファイルは、あくまでMini9上での修復インストール用のイメージファイルであり、これを利用してDellがカスタマイズしたDell Ubuntuをインストールするために利用することは出来ない由。
参考
英語だが、ドライバがなかったりとかしたらここを見ればいいと思う
仕様、設定等の参考サイト
本家との変更点
- ランチャが付いている。(切り替え可能)
- 設定をイジらなくても無線LANが使え、音が出る
- swap領域がない
- 1GBまでしかメモリを認識しない(2GBメモリを挿しても883MBしか認識しない)
→アップデートで対応(09/01/10頃)
debパッケージの互換
このUbuntuは、mini9(LPIAと言い換えても良いかな?)に最適化されています。
ですので、公式のUbuntuやDebianなどのi386用バイナリパッケージは、ほぼインストールが出来ません。
debソースからのリビルドや、ソースからのコンパイルなら可能な筈です。
Tips
- noatimeを付ける(/etc/fstabの編集)
- /tmpをshmfsに変える(/etc/fstabの編集)
- boot optionに"elevator=noop"を付ける(/boot/grub/menu.lstの編集)
ubuntuでhi-hoモバイル(iijmobile)
通常のEM契約での設定は検索すればたくさん出てきますので、ここではEM端末でプロバイダが別の場合の設定です。
筆者はhi-hoモバイルで端末はD02HWです。
手順概要
システム>ネットワーク設定ではなく、gnome-pppという別のアプリを使います。
「Synaptic」もしくはコマンドからインストール($ sudo apt-get install gnome-ppp)
Username→接続ID(hi/********@***.hi-ho.ne.jp)
Password→接続パスワード
Phone number→*99***1#
Device→/dev/ttyUSB0(手打ち)
Type→USB Modem
Speed→460800
PhonLine→Tone
Volume→High
Wait for dialtoneにチェック
Init2→ATQ0 V1 E1 S0=0 &C1 &D2
Init3
Init4
Init5→AT+CGDCONT=1,"IP","iijmobile.jp"
Init6
Init7
Init8
Init9
About connecting if no dialtone
Check carrier line
Check default route
Ignore terminal strings(stupid mode)
の4つにチェックを入れてあります。筆者はこの設定でつながりました。
※端末は起動前ではなく、起動後につなげた方が良いようです。
ブラウザ設定
- 接続後ブラウザを起動します。(筆者はfirefox)
- 起動後ファイルメニューからオフライン作業のチェックを外すとインターネットが使えます。
Utility PartitionからのBIOS update
最終更新:2009年03月21日 20:31