【元ネタ】民間伝承
【CLASS】
ランサー
【マスター】
【真名】サンタ・ムエルテ
【性別】女性
【身長・体重】不定
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力- 耐久- 敏捷- 魔力- 幸運- 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力(霊):D+
魔力に対する耐性。Dランク以下の魔術を無効化する。
死の聖人かつ冥界神の残滓を得ている
ランサーの場合は
死霊魔術にのみランク以上の耐性を発揮する。
【固有スキル】
願望の受諾者:EX
正邪を問わず願いを受け取る者。その性質。
ランサーの場合、受け取る願いがあまりにも多岐に及ぶ為に召喚時はプレーンな存在になっており、
願いの内容によってそれを果たすために最適な状態へとステータス並びに存在の方向性そのものが変化する。
幻想の聖人:B
ランサーは聖人認定を受けた実在の人物ではなく死を擬人化した存在であるとされている。
だが、メキシコ文化に定着したこの信仰は今もなお、人々を惹きつけ、ますます拡大を続けている。
聖人が関連するスキルを疑似的に獲得する。
冥界の護り:A-
後世の伝承において
ランサーはアステカ神話に存在する冥界の女王”ミクトランシワトル”を源流に持つとされる事から得たスキル。
死霊や死に近い者達に大幅な耐久性を与え、
ランサーの宝具の性能を強化する。
しかし、飽くまでミクトランシワトルの残滓を受け継いだだけなので時折機能不全を起こす危険性がある。
【宝具】
『死、遍く地を覆え(ティエラ・ミクトラン)』
ランク:A 種別:対界宝具 レンジ:999 最大捕捉:?人
ランサーの源流である”ミクトランシワトル”の残滓と
ランサーを崇拝する図像に描かれた象徴である鎌と共に手携えられた地球が宝具となったもの。
自身と結びついた冥界を、手に抱えられる程の極小サイズとなった疑似地球として顕現させる。
顕現した地球は極小サイズであっても冥界であるため、“死の概念”を通じて本物の地球と互いに影響し合う存在であり、
“死の概念”そのものである
ランサーは極小の地球へと干渉することで、地上の現象に影響を及ぼすことができる。
限定的な自然現象の操作や特定の人物・範囲に対して指一本触れず間接的に攻撃するなど、万能の奇跡とも言える効果を有するが、
あまりにも広範且つ雑多に影響を与えてしまうため、狙った効果を引き出すにはマスターの視点(願い)によって明確な方向性を定める必要がある。
『幽境へ誘う死鎌(ラ・ムエルテ・ミズマ)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:2~5 最大捕捉:1人
ランサーを崇拝する図像に描かれた象徴である鎌。
この鎌自体が
ランサーの一部であり、自身と同様に刃に“死の概念を内包している。
ランサーが受諾した願いを叶える為に振るわれ、他者の命脈を断つこともあれば、病などの人への害を払うことも出来る。
また、この宝具で『死、遍く地を覆え』に干渉を行うことで通常のレンジの外へも攻撃が可能となる。
【解説】
メキシコで信仰されている死の聖人で骸骨のような姿でローブを身につけ手には鎌を持っている。
神の命を受けて死を支配する聖人とされ、殺人を頻発する社会においては犯罪者の願いにさえも対応している。
彼女は健康といった明るい目的のためにも、敵の死や復讐といったどす黒い目的のためにも祈りを捧げられる。
最も信仰するのは犯罪者ばかりではなく、大多数は市井の一般人であり、
現在では信者数が300万人を超える一大宗教勢力となっている。
カトリック教会は死は崇拝の対象ではないとはこれを認めておらず、彼女を信仰する教会をカトリック教会から除外している。
この民間信仰の起源はアステカ神話の死の女神ミクトランシワトルが起源とされ、そこにキリスト教の聖人崇敬と結び付いた形であるとされる。
最終更新:2023年09月12日 18:58