箭括麻多智

【元ネタ】『常陸国風土記』
【CSS】ランサー
【マスター】
【真名】箭括麻多智
【性別】男性
【身長・体重】195cm・102kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力B 耐久A 敏捷C 魔力C 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:B+
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。
 見ただけで一族を滅ぼすとされる夜刀神を駆逐し、神の祝となって祀ったランサーは、
 呪詛関係であれば神の祟りにすら高い抵抗力を発揮する。

【固有スキル】
勇猛:B
 威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
 また、格闘ダメージを向上させる効果もある。

蛇神殺し:B+
 蛇神たる夜刀神とその眷属を討伐し、土地を開拓して人と神の領土を隔てた彼の生き様がスキルと化したもの。
 神殺しの亜種スキルであり、神性の他、蛇あるいは竜への特攻として発揮され、両方の属性を持つ者に対しては効果が倍増する。
 蛇毒への耐性として対毒の効果も含まれる。

陣地改造:A
 新たに陣地を作るだけでなく、他者の完成している陣地を改築する能力。
 祭祀の知識、ルールの制定、進言を受け入れるに足る信頼など、開拓者としてのみならず様々な才覚が問われる。
 ランサーは社を設けることで討伐した夜刀神を鎮め、山の入口から上を神が暮らす土地、下を人が耕す田であると制定した。

【宝具】
『神域拓く標の杖(しんいきひらくしるしのつえ)』
ランク:B 種別:結界宝具 レンジ:0~80 最大捕捉:800人
 ランサーが神の地と人の地を分ける為に標識として使った杖。
 一定の範囲を対象の居るべき地として定め、そこに閉じ込める。
 力ある者ならば無理やり出る事は可能だが、出た先はランサーの為の地として定められており、
 ランサーとその味方たちに強化の加護を、それ以外の者たちに弱体化の呪詛を与える。
 弱体化は神性を持つ存在には特に深く掛かる。

【解説】
 『常陸国風土記』に登場する古墳時代の豪族。やはず の またち。

 『常陸国風土記』に曰く、箭括の氏の麻多智が行方郡の郡衙の西の葦原を開発し、新田を切り開いたという。
 その時、蛇神たる夜刀神が仲間を引き連れ妨害しに来た。
 麻多智は腹を立て、甲鎧をつけ自ら仗(ほこ)を手にとり、この神々を打ち殺し駆逐した。

 麻多智は山の入口で標識として大きな杖を境界の堀に立てて、上を神の土地とし、下を人の田とした。
 そしてその地に社を設けて、初めて夜刀神を祭ったという。

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最終更新:2025年02月25日 17:49