【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】プリテンダー
【マスター】
【真名】ペルセポネ・ロアー
【性別】女性
【身長・体重】155cm・47kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷C 魔力EX 幸運C 宝具B
【クラス別スキル】
神核装填:ペルセポネ:A-
神霊ペルセポネと同化したことで得た、神核を装填する。
事実上、彼女は神霊サーヴァントとしての霊格を有するが、
不完全な同化のため時折ペルセポネとしての意識に引っ張られてしまう場合がある。
神格展開:機神ペルセポネ:A-
体中に機神としての魔術回路を展開する。
即ちデメテルに連なる艦としての出力を保証するが、
機能不全を起こしているため彼女は自身の体ではなく外部ユニットとして一時的、限定的に展開する。
我、冥府の雷霆:C
ゼウス・クトニオス。プリテンダーの本体。
冥府の神ハデスによって食べさせられた、「魂が囚われる果実」。
しかし、ペルセポネは半分以下しか食べなかったため完全には発揮されず、不安定な霊基となっている。
【固有スキル】
春の訪れ:A
彼女が地上に帰還すると同時に、地上に春が訪れるという伝承から。
常夏の熱帯や酷暑の砂漠、氷雪吹き荒ぶ極地であろうと、
彼女が足を踏み入れる事で環境が一時的に穏やかな春へと改変される。
妖婦の歌声:A+
どこからともなく流れ出るセイレーンの歌声。
性別問わず魅了の魔術的効果として働くが、対魔力スキルで回避可能。
対魔力を持っていなくても抵抗する意思を持っていれば、ある程度軽減することが出来る。
ただし水辺では効果が増す。
冥界の誘い:C
「魂が囚われる果実」冥界のザクロが持つ効能。
自身が冥界の領域へと引き込んだ者……この場合、神霊ペルセポネとしての霊基に様々な加護を与えるスキル。
プリテンダー自体が冥界の王というわけではない為、とある神が持つ【冥界の護り】のスキルとはやや異なる。
また、ペルセポネは半分以下しか果実を食べなかったため、本来のものより効果が半減している。
【宝具】
『神殻纏繞:汝、地に芽吹く豊穣(コレー・エレウシス)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:6人
母たる豊穣神デメテルから受け継いだ大地の権能が死と再生の神となったことで変質した宝具。
スキル『我、冥府の雷霆』をリソースに不死を齎すアンブロシアを精製する。
アンブロシアは有機体の代謝や腐敗を停止させ、疑似的な不老不死を実現させるが、
かつて星間航行物資生産艦だったデメテルの生産機能の一部を移設された存在であるペルセポネ自身には容姿を取り繕う程度の効果しか無く、
それどころか霊基を侵食している冥界のザクロを消費する度にただでさえ不安定な霊基が自壊していく危険性を孕む。
【キーワード】
『我、冥府の雷霆(ゼウス・クトニオス)』
「地下のゼウス」を意味する冥界神ハデスの異名にして権能。
神話においてペルセポネの父親であるゼウスのもとへ求婚の許可を貰いに行った逸話として残る、
オリュンポス星間艦隊 旗艦ゼウスからハデスへの限定的な権限譲渡。
宇宙から漂着したオリュンポスの神々が後に土着の神性を自分達の神話体系に組み込んだように、
他者の神性(属性)を書き換え、自らの領域(冥界)に組み込む権能の一種。
この権能によりハデスはペルセポネを妻としており、神話ではペルセポネが冥界のザクロを食したことで
冥界の支配を受けたエピソードとして結実した。