武蔵坊弁慶(APOCRYPHA)

【元ネタ】義経記、平家物語、他多数
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】武蔵坊弁慶
【性別】男性
【身長・体重】199cm・88kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力A 耐久B+ 敏捷C 魔力D 幸運C 宝具C
【クラス別スキル】
【固有スキル】
くろがねの傅:?
 そこにいるだけでマスターの身体能力を強化する。
 弁慶は数え六つで疱瘡にかかり肌が黒くなった。
 この色は母がつわりで鉄を食べたための生来の色とする説もある。
 傅(ふ、いつき)とは、神に仕える僕(しもべ)のこと。
 牛若を少年神と見ると、お供の弁慶は神話的な定番イメージに合致する。

怨霊調伏:?
 “臨兵闘者皆陣列在前”の九字が成す、邪悪な呪いへの抵抗呪文。
 成功すれば敵の魔術を封じ込められる。
 演じるという海尊自身の属性と、勧進帳のくだりに象徴される弁慶の即興能力により、
 魔術を封じるだけではなく、限定的ながら敵の魔術を覚えて使用することも可能になる。

白紙の勧進帳:?
 対象が逆らうことのできない存在が発行した「宝具を使うな」という命令書を、その場で偽造する。
 判定に成功すれば命令書を信じる、信じないに関わりなく、対象は宝具を封印される。
 ターンごとに抵抗判定があり、抵抗に成功した場合、再び宝具が使用可能な状態に復帰する。

【宝具】
『八つ道具』
 対戦相手の英霊が持つ宝具を、七ツ道具の8つめとして奪い取る。
 こうして奪い取った宝具は、初めて見る武器でも使いこなすことができ、
 数ラウンド後には持ち主のマスターに投げ返してダメージを与える。
 宝具を手放す理由は能力的な制限というより、しばらくすると彼がその宝具の使い心地に飽きることにある。

『弁慶仏』
 その場の空間を大長刀で荒々しく削り出し、荒法師の姿の分身を複数体生み出す。
 分身はすべて弁慶と同等の攻撃力を持ち、敵からの攻撃を引き受ける壁にもなる。
 一度の宝具使用で削り出される分身の数は1~7体からランダムで、
 結果は使用した弁慶にも決められない。
 以降、弁慶の攻撃力は健在な分身の数だけ増加する。

『五百羅漢補陀落渡海』
 遊行聖の大行列を呼び出す。
 彼らは補陀落渡海(西方浄土を目指し、棺桶のような舟に封じ込められ、流される即身成仏の行)
 の旅に出る者たちである。
 呼び出された行列はその場にいるすべてを進行方向へと押し流す。
 その場にいるものは抵抗判定に失敗するたび、強制的に移動させられ、
 最終的には浄土へ連れて行かれ成仏する。
 南無。

【原案設定】
 源義経の郎党として知られ、『義経記』で活躍する剛勇無比の荒法師……を演じる常陸坊海尊という男。
 海尊も義経の郎党だったが、義経主従が最期を遂げた衣川の合戦で逃げ出してしまう。
 それを恥じた彼は仙人となり、不死の命を授かってまで当時の体験を語り継ぐ。
 彼の望みは"弁慶の勇名を永遠のものとすること"であり、英霊になっても理想の弁慶を演じ続ける。
 ちなみに時折顔を出す海尊自身の性格は、道化たひょうきん者である。

【解説】
 源義経の忠実な郎党であり知略と度胸も兼ね備えた武蔵坊弁慶は、歌舞伎や浄瑠璃の題材になり、広く愛されている。
 一方、常陸坊海尊は史上に実在したと信ずるには傍証が乏しく、『義経記』においては早い時期から苦楽を共にした家来ではあるが、
 扱いはいずれも脇役である。
 その役どころは、とにかく真っ先に逃げることだけ。
 しかし、彼の存在は意外な形で義経の物語に関わっていく。
 各地に伝えられる義経伝説の多くで、衣川を生き延びた海尊は語り手として登場するのである。
 かくしてみっともない海尊は、みっともなさを極め、生き恥を自らさらして回る役として見事にキャラを立てたのだった。


【元ネタ】『義経記』、『平家物語』
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】武蔵坊弁慶(常陸坊海尊)
【性別】男性
【身長・体重】199cm・88kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力A 耐久B+ 敏捷C 魔力D 幸運C 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:C+
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
 日本の呪術関係には特筆すべき抵抗力を持つ。

【固有スキル】
怨霊調伏:A
 “臨兵闘者皆陣列在前”の九字が成す、邪悪な呪いへの抵抗呪文。成功すれば敵の魔術を封じ込められる。

仁王立ち:B
 かつて弁慶が成し得た有名なエピソードの再現スキル。
 もちろん、弁慶本人ではないので宝具に昇華するほどの能力はなく、単純な防御力向上とターゲットとして認識され、攻撃集中状態に陥るのみ。

白紙の勧進帳
 かつて弁慶が成し得た有名なエピソードの再現スキル。
 宝具封印の命令を強制的に執行するが、そもそもが弁慶ではないため、封印の確率は低い。

くろがねの博:C
 かつて弁慶がそうであった、というエピソードの再現スキル。マスターの耐久力を向上させる。
 (『FateGO』では使用されない)

【宝具】
『五百羅漢補陀落渡海(ごひゃくらかんふだらくとかい)』
ランク:EX 種別:対軍宝具 レンジ:1~10 最大捕捉:500人
 ごひゃくらかんふだらくとかい。
 遊行聖の大行列を呼び出す。彼らは補陀落渡海(西方浄土を目指し、棺桶のような舟に封じ込められ、流される即身成仏の行)の旅に出る者たちである。
 その場にいるものは抵抗判定に失敗するたび、強制的に移動させられ、最終的には浄土へ連れて行かれ成仏する。
 南無。
 つまりは半強制的な即死魔術なのだが、ゲーム中では確率でスタンと呪いを付与するのみに留まる。

【解説】

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最終更新:2016年09月17日 21:30