ディーラーの表向きのカードがAのときには、最初のベットの半額を追加することにより、保険をかけることができる。ディーラーがナチュラル21であった場合には保険として掛けた額の2倍の保険金が払い戻され、そうでない場合は保険の掛け金は没収される。例えばプレイヤーが最初に$10を賭けており、プレイヤーのカードは8と10、ディーラーの表向きのカードがAであったとする。ここでプレイヤーがインシュランスを選択した場合、$5を保険の掛け金として追加する。逆にインシュランスを選択しない場合には追加の掛け金は発生しない。全てのプレイヤーのインシュランスの意思を確認した後、ディーラーはプレイヤーには見えないようにしてディーラーの裏向きのカードの数字を調べる。ディーラーの裏向きのカードが例えば10の場合にはナチュラル21となる。この時、裏向きだったカードは表向きにされ、プレイヤーの最初の掛け金である$10は没収されるが、インシュランスの保険金として$10が払い戻され、保険の掛け金$5もプレイヤーに戻る。この場合、プレイヤーの損得は±0である。一方、ディーラーの裏向きのカードが例えば3であり、ナチュラル21ではなかった場合には保険の掛け金である$5は没収され、ディーラーの裏向きのカードは裏返されたままの状態で引き続き通常通りのプレイ(ホールドやヒットの選択)が行われる。このインシュランスはプレイヤーにとって確率的には不利なオプションだが、多くのカジノでこのオプションは提示される。プレイヤーがナチュラル21の場合は、プレイヤーがインシュランスを宣言すると同時に最初のベットと同額が配当される(イーブンマネー)。これは、インシュランスが成功(掛け金に対して引き分けで0倍、保険料に対して2倍で合計して掛け金の1倍の配当)しても失敗(掛け金に対してナチュラルにより1.5倍の配当、保険料は没収で合計して掛け金の1倍の配当)してもトータルの配当は変わらないためである。ディーラーの表向きのカードが10、J、Q、Kのいずれかであればディーラーがナチュラル21である可能性はあるが、この場合にはインシュランスはできない。
最終更新:2011年08月11日 10:14