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テレプシコーラ舞姫(山岸涼子)

2006.02.22

山岸涼子といえばやっぱ「アラベスク」だよねーと大半の方は思うと思います。私もそう思います。アラベスクもバレエ漫画なのですがとても美しく、素敵な漫画でした。

今回の「テレプシコーラ」もバレエ漫画です。でも何か絵が変わった・・・。あまり絵が好みではなくて買ったは良いけれどなかなか読むまでに至りませんでした。

そしてこれを昨日から読み始めました。まだちょっとしか読んでませんが、何だかドロドロしてるくさいです。絵がドロドロしています。人間の汚さが表現されていそうな気がします。

何しろ店のHPで記載されている去年の「今年読んだ漫画」の中でTさんが挙げているくらいだからドロドロしてるんだろうなーわくわく。

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2007.02.25

1巻読破♪良さ気な作品の臭いがプンプンします。

主人公の六花もイイんだけれど、やっぱり一匹狼な空美がすごい気になります。過酷な生活状況にワケの分からない叔母・美智子先生。ダメ父親。学校では外見からイジメられるし叔母と父親は冷たいし生活費の為やらされてれる仕事も酷いし。

美智子の過去がひどい気になります。あんなにピリピリカリカリしているのはきっと理由があるに違いない。

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2007.02.26

うっかり昨夜寝る前に2巻を読破♪

美智子先生大暴れ。2巻では空美が六花のママが経営しているバレエ教室の生徒となります。貧乏貧乏な空美は授業料も払えるわけがないのですが、あまりに素敵な才能の持ち主だったことにママもちょっと気になりだした模様。才能のある子だから無料で受けさせてあげるという私には縁もない話。

そういうわけで六花・姉の千花(?超優等生)・空美は共にレッスンを受けます。そこで火花の散る千花と空美。女同士の闘いの始まり~♪かと思えば空美はただ夢中になっているだけで千花をあまり意識していません。空振り?

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2007.02.27

3巻読破。今まではレッスンの話がメインだったのですが一気に舞台はコンクールへ。バレエコンクールはすっごい華やかで読んでいるのも楽しいです。キレイにした髪型とかチュチュとか。女の子の夢です。そういや小学校低学年の頃に同級生のバレエを見に行かされた記憶が。

夢がいっぱい詰まっていますが、アクシデントが発生したりして読んでいる方はドキドキします。「大丈夫かなー」とかまさにいらぬ心配をしてしまいます。そして空美はまた登場!!女性なのに男性のフリして男性の踊りを舞う。でも厳粛なコンクールでこれがバレたら一大事。優勝候補として千花と空(本当は空美)が選ばれます。しかし空が実は女の子だってバレたら本当大変!です。で、やっぱり素晴らしいバレエをするものだからついつい皆の注目を浴びます。勿論六花と千花も注目。そして・・・空美ちゃんだ!と気がついてしまいます。母親達には黙っていようと約束する2人ですがついポロリと。知ってしまった六花の母親は空美の楽屋へ乗り込み!!バレたのを知った空美とその母親は逃げた・・・。

それと入れ替わりぐらいで空美の叔母・美智子も会場入り。どうなるのか・・・

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2007.03.02

4巻から10巻まで一気に読みました。9巻持ってないから9巻除く。

全てを読んでの感想は涙が出てきました。あまりに可哀想過ぎて。

実は最後どうなるかってのはうっかりAmazonとかのプレビューを開いてしまったりしていたから知ってはいたのですが。それでも実際の場面と向かい合うと悲しくなります。

それにしても私の気になっていた空美は結局あれから出てきませんでしたね。あれ?第二部とかで出てきてくれるのかな?それともそのまま(笑)?


★4巻

バレエコンクールで優勝争いをした千花と空美。千花は2部でちょこっとだけミスっちゃったのですがほぼ完璧!に踊りきりました。1部は本当に完璧完璧。ミスしてしまった為、千花自体も入賞は諦めていました。入賞は6人で3位3人・2位2人・1位1人。でも3人の3位の中にも順番がある。ってかそうなら6位までにするとかやっちゃえばいいのにね(笑)。それはそうと、空美は2部で踊る前に本当は女の子だってバレちゃって逃げちゃったから棄権しました。棄権なんてするものだから美智子先生大激怒!それはちょっと置いといて、千花はなんと2位の1→つまり6人の中で順番をつけると実質の2位に。そして1位はいなくて、結局実質の優勝となりました。千花の他にも勿論優勝候補はいて、本部でレッスンを受けているひとみは体型こそ太っちゃって身体能力が劣るものの、実力自体はとても評価されています(千花は貝塚バレエ団の本部でもレッスンを受けますが、母親の支部でも受けています)。そのひとみもコンクールでは派手に転んでしまうのです。

千花は「くるみ割り人形」のクララ役に大抜擢されます。クララ役は晴れ舞台。数いるライバル達に勝ってクララ役をゲット。さらにプロが踊る色々な幕でも出番があるというからこれは実際のバレエ界デビューになるというような素敵な舞台。

それに向けてのレッスンを本部に通って行うことになるのですが、先生は厳しい五嶋先生。うわーなんだかピアノの鬼教師を連想させるような先生です。一生懸命にレッスンするのですがある日ネットの掲示板に千花についての書き込みがあるという噂が立ちます。それがどんな内容かはこの時まだ明らかになっていませんがバレエ教室の子達は書き込みを見てから怪訝な顔で千花のことを見るように・・・。

本部では男子クラスもあって、そこで大地という男の子と会うことになります。まあかすかなラブシーン(とは言えないけど)ですかね。


印象に残った場面

・第2部コンクールに空美が棄権したって知った時の美智子先生の形相。

・千花がクララ役をやると知った時の篠原千恵子(千花/六花の母)の嬉しそうな顔。


★5巻

くるみ割り人形本番。クララをやる千花がすっごい可愛い!!でも雪の精の場面で千花は大怪我。手術をする羽目に。これが後々大問題に発展するのですが・・・。5巻はほぼ1冊がくるみ割り人形の本番。どこのページも可愛いーw


印象に残った場面

・やはり千花が雪(を表現した紙吹雪)で足を滑らせて大怪我するところ。ショックです。


★6巻

六花の中学校受験がテーマになっています。一方千花は脚のリハビリにすごい一生懸命。六花は勉強が嫌いな子で、2つの中学校を受験しますが両方とも不運なことに身体の調子を悪くしてしまい失敗。受験当日に体調悪くするなんて・・・自分みたい。がっくりしていた所に補欠合格の通知が。良かったね。学校で六花はダンサー部の振り付けをお願いされます。振り付けの才能が元からあったのかどうなのか、彼女自身すごい楽しんでやっています。千花はリハビリのおかげでレッスン場に復帰するほどに。もちろん無理は禁物の状態。バレエレッスンを受けるのですがアティチュードをした千花に異変が・・・。


印象に残った場面

・中学受験当日に熱を出す六花


★7巻

千花が再度手術。頑張ってます。そして六花の方は中学校の友人坂口と奇妙な三角関係になってしまいます。坂口(女の子)が好きな相手が、実は六花のことを好きだというありがちな設定。ベタ。学校でちょこっとこの関係に六花は悩みます。と言っても六花はバレエに夢中でそれどころじゃないけれど。そして篠原バレエ研究所の発表会を迎えます。千花は勿論療養中の為客席から見守ることになります。六花はカラボスを見事に演じきります。素敵!そしてバレエ団本部にはイヤミだけどバレエがトップクラスな茜が登場。この巻以降私は茜にムカつきまくるんですが、それ以上にムカつく女がいました。客席から見守っている千花に向かって「びっこ!のバレリーナ」とか罵る女が登場。ムキー!!


印象に残った場面

・「びっこ!のバレリーナ」→うるさい!と。

・六花のカラボス演出→すごいオリジナリティ溢れてる・・・。そんなカラボス観てみたい。


★8巻

前回「くるみ割り人形」でクララを演じたのは千花でしたが今回クララ役に抜擢されたのは六花。茜とのダブルキャストです。そのレッスン~本番直前までがこの8巻。その中に千花の脚の手術。1度目の手術ではいつもお世話になっているバレリーナに詳しい医者がいる医大に運ばれたのですがちょうどその先生が不在で、弟子が手術しました。そこで切らなくても良い靱帯を切られてしまっていたのです。その先生はバレーボールのバレーとバレエを間違えていたという笑って済まされないミスを犯していました。でもそのことは本人達には秘密で医者の間だけで知っている形になります。そのミスを克服するために2度目の手術で挑戦したのですが無理で。さすがに膝の異常を感じた千花と母親は何度か病院に通います。その結果「靱帯移植しかない」と。おまけに国内では無理だと。実は篠原バレエ研究所の経営は経済的に厳しく海外での手術なんて・・・という状況。悩み悩んだ母は貝塚先生に相談をします。貝塚先生は韓国に良い先生がいると紹介してくれました。それも特別に早くやってくれるという段取りに!良かったね。千花ちゃん。


印象に残った場面

・バレーとバレエを間違った→そりゃないだろ(怒)!!

・茜のイヤミっぷり→茜という名前の人には申し分け無いけれど、茜という名前は本当「イヤ」なイメージしかありません・・・


★10巻


おお、千花が韓国から帰国しています。六花のくるみ割り人形も9巻で終わったそうですね。観たかったですわ。ところが!千花の膝に異物が混入しておりそれを取り除くために再度手術が必要だという。その手術だってすぐに出来るわけではなく1年くらい待たないとダメだという。普通の人ならそれくらい待つのかもしれないけれどバレリーナにとって大切なのは中学校~高校の頃。千花の場合この大切な時期に4年のブランクを背負うことになってしまいます。それだけ重要なことなのです。もう篠原家はどんより暗いムード。お母さんは千花に再度の手術を勧めますがもう千花も疲れきってしまったのか断ります。憔悴しきった千花。そんな中再びネットの掲示板に意地悪い書き込みが。「靱帯移植してもダメだったんだよね」と中傷されてしまい千花も泣き出す始末。やつれきった千花は8階のビルから飛び降りて自殺。悲しみに打ちひしがれる中六花は頑張ってバレエを続けていきます。時々夢の中でトゥオネラの白鳥を踊る千花に逢います。そしてその年のバレエ団の発表会で六花は見事トゥオネラの白鳥を演じきって第一部、完。


印象にのこった場面

・千花の自殺→千花の気持ちが伝わってきて泣けた。寂しかった。うん、結末は読む前から知っていたんだけれど読んでて涙が出てきた。千花は辛かったんだと思う。自分はバレエ以外何をしたら良いのかわからなかったんだろうなと思います。


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2007.03.03

★9巻

順序が逆になりましたが、9巻です。

やはり予想したとおり六花のくるみわり本番が始まってます。かっわいいw

そんな中でも嫉妬をして物を隠しちゃう子や意地悪したくなる子が登場するわけです。ま、茜とひとみですが。

そして10巻で暗い千花を見ていたから9巻で韓国から帰って来て明るい笑顔の千花を見るとちょとホッとします。

そして終末を先に知っちゃっているわけだから「ココでこうすれば・・・」とつい思ってしまうような感じです。


印象にのこった場面


・金子先生直伝の眠る方法→普通に感心した。「へぇ・・・」って感じ。

・久しぶりにバレエのレッスンを受ける千花→単純に「良かったね」と思った。





















最終更新:2007年03月04日 00:22
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