ハリピロフオオカマムシ

ハリピロフオオカマムシKamamusinae haripirofeとは、カマムシ科Kamamusinaeに分類される昆虫である。

分類


ヘラクレスオオカマムシクロチビカマムシなどと同様に、南大円氏によって2009年に発見された。鞘翅目カマムシ科。尚、カマムシ科昆虫として最初に記載されたのは本種である。

特徴


体長は7.1-9.4mmである。これはカマムシ科昆虫としては大型で、ヘラクレスオオカマムシに次ぐ大きさである。カマムシの名前の由来となった釜飯に似た紋を鞘翅に持つ。鞘翅の色は9割が緑色で、残りが黄金色である。


習性


カマムシ科昆虫としては現在本種のみが夜行性である。これは夜行性が多い蛾を捕食するためと考えられる(尚、カマムシ科で肉食であるのも現在本種のみ)。生息地は滋賀県野洲市大篠原。ただし、蛾を捕食することから、かなり広い範囲に生息する可能性がある。
最終更新:2011年05月02日 01:42