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恵さんにものすごく孫自慢する界さん
「それでさー! ほんっと孫が可愛くってさー!」
「……界」
「いいから話聞けよー。
それでさー。『じーじ!』とか『お爺ちゃん』とか言うんだぜ!」
「おい、界」
「いやー、もう可愛いったらないよ。
この前なんかお爺ちゃんに感謝する日とか言ってプレゼントくれるし、もーサイコー!」
「私の娘に恋人すら出来ないことを知って、この飲み会に誘ったのか?」
「あー?
だってお前よー、自業自得だろ、そんなの」
「自業自得、だと?」
「俺は咲に高校時代から彼氏を許してたぜー。
女の子なんてよー、恋愛経験ないと終わりだよ、終わりー」
「……昔はお前も『娘はやらん』と言っていたと記憶していたが?」
「それはそれ。相手がしっかりしてる男なら、許してやるのが父親だろー。
俺んとこの京ちゃんならもう一人の娘も託せるね。
むしろ結婚できる気がしないからもらってほしいくれーだよ。
あー、もう一人くらい京ちゃん落っこちてねーかな?」
「お前に諭されるとは、一生の不覚だ」
「あるぇー? 恵ちゃん怒っちゃった!?
いつも俺に説教ばかりしてた恵ちゃんが落ちたもんだねー。
……実際反省しろよ。転勤ばかりで友達を作れないなんて、親の責任じゃねーか」
「ぐっ……。
……お前こそ、一時期は離婚寸前まで行ったらしいではないか。
一時期は『俺の娘がこんなにぼっちなはずがない』と喚いていたな?」
「……痛み分けってことでやめねーか?」
「そうしよう」
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「で、実際どーなのよ。
目に入れても痛くない娘なんだろ?」
「……良く出来た娘だ」
「なんで結婚出来ねーのかね。
恵ちゃんの話聞いてるとわかんねーよ」
「この前でお見合い19連敗だ」
「じゅっ……!?
お前、それは娘さんに問題あるだろー」
「男友達が一人しかいなかったとは聞くが……」
「その子じゃダメなの?」
「残念だが、既婚者だ」
「そりゃ残念」
「どうもお見合い相手にその男の幻影を求めているらしい」
「へー、どんな?」
「どうやら、金髪で」
「ほうほう」
「身長は俺とほぼ同じくらい」
「そりゃデカイな。恵ちゃんは183だろ?」
「優しく運動神経が良い」
「すげースペックだな」
「同じ高校の麻雀部の男子」
「……ん?」
「全く、いつまで初恋を引きずっているのやら」
「あのー、恵さん?」
「なんだ、敬語など気持ちが悪い」
「恵ちゃんが迷子になった俺を探してくれているみたいに、迷子探しが得意とか言ってなかったかー?」
「ああ、そんなことも言っていたな。
……だいたい、お前はいつも迷子になって、俺に尻拭いをさせて」
「ちょっ、お説教は勘弁!」
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|:!_:i! rェ:ェ、,. /ィ:ェ、 };!!
{^}j 、 i !}
!、_, i ,. 〉 'i 「(何か知っているな?)」
i: i ! , _.. .._ /
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_/ \_ /,ノ\
_,..-'′\ /―< ト、_
_,....-‐''" \ ∧::_::;!\ | `ー--、
/'" `′ヽ::::i `゙′ \
カン!
最終更新:2015年11月27日 02:34