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朝一発目

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 【朝一発目】

 私の名前は宮永……いえ、須賀咲ちゃん!

 なんやかんやでお姉ちゃんと和解し、よくわからないけれど両親も復縁し、気づけば私も一端の専業主婦になりました!

 「それじゃ行ってくる」

 「行ってらっしゃい京ちゃん」


 私の1日は仕事に向かう京ちゃんを見送ることから始まる。

 京ちゃんのために苦手な早起きも克服して朝食とお弁当を作り、ぐずる子供をあやし、京ちゃんを見送って一呼吸。


 「やっと一息ついたかな」


 大黒柱を見送って時間制限はなくなった。
 そして……、私の至福の時間が始まる。


 「ん……」


 そう、洗濯物だ。決して忘れて休んでいるわけではない。準備をしないと理性が保たないのだ。
 昨日も……うん、バッチリ(夜の)運動したからしっかり汗が染み込んでるはず。

 京ちゃんの一日の汗が染み込んだ染み込んだシャツ……ぱんつ……


 「あっ……」


 本物の京ちゃんもいいけど、やっぱりこれはこれで別腹だよね!
 昨日の狼になった京ちゃんを思い出しつつ、左手でシャツを握って鼻に近づけ、右手を……

 「咲。朝ごはん……」

 「えっ」

 「あっ」


 ノックもなしに玄関から現れたプロになった姉(休日)


 「咲……」

 「ち、違うの! これは違うの! 京ちゃんがいけないの!」

 「私にもわけて」

 「それは絶対ダメ」

 結局わけることになりました。ぐぬぬ……カン!

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最終更新:2015年11月25日 01:22