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あわあわ、マネージャーとして頑張る(平行世界)



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 【あわあわ、マネージャーとして頑張る】(平行世界)


 えへへー、キョータローと恋人同士になれたし、これからはイチャイチャ出来るね!

 恋人同士なんだからデートなんかもしちゃうもん。

 どこに行こうかなー。動物園とか水族館にも行ってみたい!

 でも、キョータローにはハンドボールがあるし、メーワクはかけられない。

 誰かのことを考えて自分の意見を控えるなんて、初めての経験かも。

 心の底からキョータローに嫌われたくないって思うんだ。


                _, -──-  .,_
               '´         `丶、
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.           /     .   /            ヽ
           ′     / /              `、
.          .' /   /,     // /|   |       `
         i     . /    」_ ′/  |   | i|  . i
.         i |   j/,    /イ`メ、   |  小 ||   ト.!
          j .|  ∨/    / |/ ヽ  |  ァT丁l   | |
         ノ i|  V    j 抖竿ミ    ノ ノ ,ノイjノ   | i
___ ____彡' , i|  i| j   八|:x:x:    /ィ竿ミ 刈    | }
 ̄¨ え≠  / 八 i|/l   |  |        :x:x:/ ノ    | ′
 /  -‐ '    ハ  八  ト、  ヘ.__ `  厶 イ   ノ   「まっ、キョータローは私にベタ惚れだからダイジョーブだよね!」
/    __,.斗‐=≠衣  ヽ八\ 丶.__ソ  . イ(⌒ソ  イく
     jア¨¨^\   \   \ >-=≦廴_  ア /ノヘ\
  斗ァ'′     \   \   ヾ. \___ ⌒ヾく<,_ `ヽ )ノ
/圦 |       、\   ヽ   、∨tl  `ヽ . ∨ V\ i
 { `|           Vi:\  ハ  i } |    } i }  ∨,} }
≧=- |         辻_V\`i}  i } |  /} iハ}   辻ノ
   ノ          ¨〕V//リ  iノ ////V〔    ¨〕


 屋上であんなに情熱的に告白してくれたしー!

 あわいちゃんだって高校の時の過ちに気づいて経験してるもん!

 そりゃちょっとは喧嘩しちゃうかもしれないけど、ダイジョーブダイジョーブ!

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 うーん、それにしても私が麻雀部に出ていなくて、キョータローのハンド部がない時だけ会う感じになるのかな。

 それに大学の講義や課題もあるし、思ったよりもイチャイチャできる時間は少ないのかも。


                       ´              \__
                         /                    マ三三三三三三ニ=-
                  /     /           \     ∨ /⌒> 三三三ニ=-
                         ,′          ヽ           \三三三ニ=-
                   /     _/ │  ∧          .     | ニ二  -=ニ\三三三ニ=-
.                /    / /│ '|  |\  :.       :. i   |\        ̄`丶三三三
           __/      / /  │/│  |   :. |\       :.   |             \三三
         _/´/ /    /| \| | |  |  |│ ::.     |   八   ー―‐=ニマ三\  マ三
       厂| |∨//    人 レl   | ト-|  |  |│ ::.     │ \ \       `マ三)  }三
__,,...  -┤│レ/゙∨   /\l |_|斤テ外八 ^ト--|/--│              ー=ニ二 `マ  /_三
       ││|{ {.  /  ∧ンリ 乂ツ   \|斗テ外、.|       卜、        丶、______ く_三三
       | ∨\八  {  /  Y::/::/  ,    乂)ツ 》│    | /\       \≫==≪\ マニ三  「ムスー! いきなり倦怠期じゃん!」
__,,,... -‐ヘ_ \,,>\∨廴_,人          ::/::/ / リ│  │  >ー──=ミ〃    `ヽ∨ニ三
          ̄    \__,))       ヽ      ∠/_7  イ /⌒)丿    \_ノ{ -‐~‐- }ノ三三
                      ≧=‐   -=≦ / ∧|/ / ,.二二二二∨|\___/| ̄ -=
                                 / /  厂∨ / -――=マ 〉|      |
                               ((⌒´     ∨ 〈       ∨/l.     │
                                           `ーヘ      ∨|     │
                                         `、      ヽ、____丿
                                               \     \


 せっかく初めての彼氏が出来たのにね。

 でも、私とキョータローをつなぐ要素でもある。

 それに、ちょっと会えない方がいざ会えた時にも……。

 だめだ! やっぱりあわいちゃんはずっと一緒にいたい派なのだ!

 うーん……。


     /                  \
 _人_ '                      ` 、  \
  Υ'/ /  /              ト、        丶
   / /  /         |    | | Χ     }
  .′   il  /   |  | \ | / `、  リ   |
  i | _|l__∧ト、八  |   メ´  ニニ  /   } |
  | |   ||  `>x、\|   斗チ芋ミ、∨   ,′j
  | |l   l|斗示芋ミ、    ''h!::::::::}  ,′    ,
  |l 八  И'h!::::::}      乂___ノ /     /
  ||  \| 乂__ノ       /i/i/ /     /l|    「麻雀部やめて正式なマネージャーになっちゃおうかなー?」
  .八   ゝ /i/i/i    i       / /  / / |
   ‘,\ ハ      r    ア  /l/ /  /:: |
     ト、  込、         _ノ   //  ,イ::: l|
     |l l\ \> .,_       /∨  /l|:  八_
 |ヽ.  八l_\ \-─=ー ァ--<  /   / 八 {  \ `ヽ
 | | ./ /´  ハ 〕     { 〉     ,′ /   ` ヽ  \∧
 | |/─、_ / |∨  __ Ⅴ__=|   /     〕\  \
 | | Y´ \\.ノ (`ヽ \\)     |  ,′         \ 丶

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 それも一つの手だよね。

 でも、麻雀自体には未練が残ってる。

 ここまでずっと生きてきて、私の人生と麻雀は切り離せない。

 辛い思いがあったし挫折を覚えたのも確かだけど、麻雀をやめることなんて考えたこともなかった。

 うーん。少し麻雀と距離を置いて考えるのもいいかな。

 あっ、私麻雀推薦だからやめられないじゃん!

 よし、うまく麻雀部を続けつつ、ハンド部のマネージャーの業務もこなそう!

 二兎を追う者は一兎をも得ずって言うけれど、あわいちゃんがんばるもん!


 そーいえば……。


         /               ヽ \
            /   ./              :.
        /   ′ /|     :∧         ::.
.       / 7  | ./ !     | ∨    |    |
       ′ !   | / ̄`∨   |´ ̄Ⅵ    |     |
       |  |   r≠ミ、∨  | r≠ミx   |     |
       |  |  从 r':::::}!八  〃r'::::::}!》  |     |
       |  |  ハ弋)ソ   \{ 弋)ソ |   |     |
       {  |   :i ,,,  ,     ,,,, /  八   !
.        |   :}          /7 /     |
        八   人   v  フ   / /}    八    「マネージャーって何すればいいの?」
         \{\( >...       仏イ/    /:  \
.           /    ≧ー <    |/   /:    \
          /   厂 ̄ |      /   /:.      \
         //   /   /|    /   ∧::..       ::.
.      //'    /   ∧   //   /  \::.      |
.     // /   /   /\  / /   /    \::.    |
     l(  /   /   /  /   /   /        \:..   |

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 今までキョータローにやってあげたこと……。

 スポーツドリンクを差し入れしてあげて、プレイをじっと見てて、お鍋を作ってもらって……。


 あれ、それだけ!?


 「これは良くない感じかなぁ?」


 もっと色々とやってあげたい気持ちがある。

 でも、何をしてあげたらいいかわからない。

 白糸台でも1年生の頃からレギュラーだったし、他の雑用仕事をしている人が何をしていたかなんて覚えていない。


 「うぐっ」


 呻いてもどうにもならないので、スマホを使って調べてみる。


 「お茶を入れてあげたり、タイムを計ったり、ボールを拾ったり……」

 「女の子が声援をかけてあげるだけで喜ぶって……」


 うーん、やっぱり地味だー。

 でも、こういうことをやってくれている人がいるから成り立つんだよね。

 今までの私はそれに気づけなかった。

 よしっ、がんばろ!

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 ……
 …


        /   /  //  . :〃  . :iト、|:. |             ヽ    ヽ  ヽ
      乂 .′ / ,イ .:/ !   . :i| |:. |\: .                  ハ
      .′ i`ーァ′/ ! .:i |   . : | |:. |  \: .  ヽ: .  ____ i-‐ ´   .
     .′  !/ . : ′| .:| |   . : | |:. |   \: .        ̄| ̄ ̄ `ヽ:
        /i|  :|. :|  | .:| |   . : ! |:. |_,,-‐====‐\   . : :|   . :|: . i
    j〃 . :i|  :|. :|‐===┼-  | : j   -‐     \: .    . : |   . :|: . |
    /  . :i|  :{. :!  \八  . : | jノ   , -‐ __,,.⊥   . : }   . :|: . 人
   ′ . : 八  Ⅵ ≫=ミ、 . : !     ≫≦Y⌒'マハ:、  . : .′ . :|: . : .\
   i . :i    . :\{ハ 《  )i:::::::ハ\{     ″{ .)::i::::::::::}::} 》 . : /  . :/!: . \: .\
   | . :|   . :i   '. ヾ い;::::::jj         八∨乂 _;ノ:ノ  . :/  . :  |: .    : .`ー-
   | . :|   . :| . :| . :l'.   V辷ク            ゞ゚-‐ '  . :/   . :/ . :|: .  .
   | . :|   . :| . :| . :|ハ               /    . :/   . :/ .:.:|: .    : .
   | . :|   . :| . :| . :| :.       ,        /  . . : .′ . / . : :|: .     : : . .
   | . :|   . :| . :| . :|  :.             /  ,. : ,イ  . :/  . : 人: .       : : : . . .   「キョータロー! みんなー! ファイトー!!」
   |..:i:|   . :| . :| . :|   ゝ.     、   ノ .′ // / . : : /  . :.:/  \: .\: .
   l :从  . : :| . :| . :{   / > .        { /'   / . : / . : : .:′    \: .\: .
   乂{: \. : :!\〉、:\_/   . : .:〕jッ。.     . ィV`ヽ /. :/ . . : :/       \: .\: . .
    `\ \{   \;/  . : .://{{   ` ´ | |│ ,// . : .:/             \: .\: . .



: : : : :/ : : : : : :| : : : :|.. : :. ゙、: . ゙、゙、. \
: : : : : |. : : : : :i |: : : :i:|. : : : ∧: :、.i. .i: : . ` 、
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: : : : : :| : : |: i 「! ヽート!、: : リ  !: |ハ: ト : | ̄ ̄
.: : :,..-、|: : :i: :|: !゙、 _、!二゙、-| イ: リ ! |ヽ:|
: : / へ.゙、 :丶ヾヽ<´{::::i` ヽ! 1!|:/| :!ノ゙、リ
: :ヽ    \ : :!丶   ̄     Vイ:ハ |\:i
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,,:‐レリ    _       ̄ /
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 6/8


 「おっ、今日も大星ちゃん来てくれてるじゃん」

 「大星ちゃん可愛いけど須賀の彼女なんだよなー。

  くそっ、羨ましい!」

 「やべーぞ、大星さんに声かけられると胸がキュンキュンする」

 「ちょっと男どもー。私達じゃ不満なのー!?」


 思い切って声出しをしてみたけれど、意外と反応はいいのかな?

 なんだかキョータローだけ目を見開いてこっちを見てるけど……。


 「先輩、いつもお疲れ様ですっ!」

 「あっ、大星さんまた来てくれたんだ」

 「須賀君は羨ましいねぇ。

  こーんな可愛い子が専属マネージャーだなんて」


 女子マネの先輩方に挨拶をする。

 正直、すごく緊張するし怖い。

 私は高校で女の子同士の派閥争いによってハブられたことがある。

 正規でもないのに特定の一人を見にきていれば嫌な目で見られると思う。

 だから、今日はそれをなんとかしに来たんだ。


 勇気を出すんだ!



             .      ,  ´            ` 、
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                //: ..::              ....:.:ヽ
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.    {人_ .ヽ_ミx´,:.:.:./:/:.:.:.:ーx_  //ァ/    ./イ:.:.:.:.:.|.:.|.:.:|:.:ヽ.ヽ
.   ゝ   ̄...:.:.:., |:.:./:.:':.:.:./  _≧≦_.´    ._x≠キ":.:.:.|.:.|.:.:|:.:.:.:》 〉
   __`''ーt―r ' ./.:.,:.{:.l.:.:イ ',.〈丁≧ァ`    k´r‐=≠、.:.:.:.!.:.:.:.:!;/,_'_
r''´,-=、::`''ー==≧:.:.:.{{::';|:/ ゝ_,  r';_; }.    ./ 5、_/;}lノ:.:.:.|.:.:.:.:|.// ,Xァ    「あ、あのっ。
.` .≧=-`''-、_.:.:.:.:.:.:.:r<ヘ:.|.  ヘ ``'''.        ヾソ-'./.:.:./|.:.:.:.:|/ /  `、
         ̄´ /´.ヘ V   :ヘ      ,      /:.:.:/:/:.:ノノ /:::   .∧    私、麻雀推薦なんで時々しか来れないんですけど、お手伝いしていいですか!?」
        ト ./   ヘ ,ヘ   ::::> _  __ __   ,/イノ::::レ'/ /:::l:::    ∧
        |:`,'    :ヘ ヘ   ::::::::::::>.、 _, =r<:.,'.:.:.:.://// :/:::      ` ー、
          八_}    .:::.ヘ ヘ  ::::::::∧‐-   ./:/.:.:.:.:/::.//イ .l.::: .:::::::::::     }
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 7/8


 「あっ、その話は須賀君から根掘り葉掘り聞いてるよー」

 「正規マネージャーになってもらえないのは残念だけれど、そういうことなら仕方ないもんね」

 「全国2位なんだっけ?

  そりゃこっちに本腰は入れられないよねぇ」

 「い、いいんですか?(キョータロー、フォローしてくれてたんだ……)」

 「もちろん! 私たちからすれば楽になることはあっても困ることはないもんね」

 「それにマネージャー一本って人は少ないよ。

  大学だし、兼部してる人もいっぱいいるもん」

 「あっ、でも須賀君とイチャイチャするのはサークル内では控えてね。

  面倒ごとになると困るから、他の人にもマネージャーとしての仕事はするのが約束よ」


                        ____
                      ´      `丶
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                 j/  ;  |  | │:!∧     i    :
                /  i |¬|ト│ |八--:一   i    i
                .:   Ν 八八 Ⅴ´\ハ         |    | ┼ __ | \ (⌒⌒)
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               | i:. ∨込.  マ::::フ   / イ :リ  i  :.
               人八 ∨ 个ト  ,,_  <「∨ :/i   i  :.
                    /\[  |  __j_」   ∨∠:リ  リ   ::、
                /  リ jレ'´ 乂    У∨   ∧     \
                  /  /  /ー  --/ /  /⌒>、    \
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            /     /   /  /   /  厶イ     ,  \ \
                 /   イ\   ,゙ /   __/   {//       |   \ \
             //  /イ 「\\_/  .:::´:::八 ∨ ′     | \      ヽ
              (/ ノ   人;::::\[__/ ::::::/::/ \∨{        人     ∨)_ノ
           \{    /   >::[_[\__;;;/    )У       〉   ト、 │
                 \__{ /::::::::几::::::\      〈          /|   |ハ |
                    [__∨::::::::∨| \::::::丶    込,,______ノ |  /  ∨
                   |__7 :::::::: ノ│  〈:::::::::|    〈 [_____________〕 |  ,   /

 「もう、大星さんかわいいなぁ!」

 「あわわーっ!?」


 なんで撫でくりまわされるのー!?

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 8/8

 ……
 …

 「はい、キョータロー。

  スポーツドリンクだよ」

 「おお、サンキュ。

  淡、頑張ったな」

 「ふふーん。キョータローにフォローされるばかりじゃないもん!」

 「なんのことやら」

 「他の人にも差し入れしてたら、嫉妬する?」

 「そりゃまぁ、ちょっとはするんじゃないか」

 「えっへっへー!」

 「全く……。怒られるぞ」

 「うん、だからもう行くね」

 「おう。

  その、帰りは一緒に帰ろうか」

 「あわっ?

  ……あっ、キョータロー嫉妬してる!?」

 「し、してねーし」

 「ふふーん。終わるまで頑張ったらね!」

 「よし、もうひと頑張りするか!」

 「うん、キョータロー頑張れっ!」


 きっと、まだ先輩方に認められたわけじゃない。

 今まで人に合わせるコミュニケーションなんて取ったことはなかったけれど、これからは頑張るんだ。

 そうすれば、キョータローとずっと一緒に居られるんだもんね!

 よーっし、頑張るぞー!


 カン!


最終更新:2016年01月26日 00:27