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ジェットストリームぽんこつ

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 【ジェットストリームぽんこつ】

 どうも、須賀京太郎です。

 ぽんこつだけど可愛い嫁さんを貰ったらさらにぽんこつが三人付いてきました。須賀京太郎です……。


 「お姉ちゃん! お父さん! お母さん!

  三人で京ちゃんにジェットストリームアタックをかけるよ!」

 ……あっ、これだ。妄想の中でも咲はポンコツだなァ。


 今日は金曜日、ということで仕事場から帰れない照さんを迎えに行く。

 迎えに行ったら車の中に置いておいて(この際シートベルトは外させないのがポイントだ)、今度は飲みつぶれているだろうお義父さんを迎えに行く。

 最後にお義母さんを迎えに行く。すると大判焼きに釣られて照さんが外に出ている。これを見越して屋台の近くに車をおいておく。

 あらかじめ行く場所を想定できるようにしておくのがポイントだ。


 「まぁ、悪い気はしないよね」


 それでもこうしてぽんこつの相手をするのは嫌いじゃない。

 仕事帰りの疲れた体でも、こうして家族との営みがあるからやっていける。

 特別な才能を持っていなくても俺と結婚してくれた咲や、俺のことを信頼してくれている照さん。

 それが俺の何よりの自慢なんだ。

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 「さて、我が家に帰りますか」


 帰ったら可愛い嫁さんがトタトタと俺に走り寄ってくるだろう。

 今日は思いっきり抱きしめてみようか。きっと真っ赤になって俺の背中を叩くにちがいない。

 それに子供達の笑顔で癒されよう。一週間の疲れが取れるんだ。

 そうして我が家の玄関まで来たその時、家に電気が付いていないことに気づく。


 「……このパターンは」


 急いで携帯を確認すると、着信が一件。


 「和。どうしたんだ」

 『お察しでしょう。咲さんがうちに来たのはいいんですが、帰れなくなっています。

  私の理性が持つうちに迎えに来てあげてください』

 『きょーちゃーん……。たすけて……』

 「咲のことはどうでもいい! 子供達には手を出すな!」

 『アレェ!?』


 まぁとっても、充実した人生を送っているんだ。

 ……送っているはずだ。

 カン!

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最終更新:2015年11月25日 01:31