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子ども達と一緒にスーパーで食材お買い物・DNAに刻み込まれるレベルの迷子属性


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 子ども達と一緒にスーパーで食材お買い物
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 DNAに刻み込まれるレベルの迷子属性


 須賀咲ちゃんです。今日は子供達と一緒にお買い物です!

 早いうちからお手伝いさせておかないと、家事もできない子になっちゃうからね!

 自由奔放な息子はともかく、将来お嫁さんに行くことになる娘にはちゃんと仕込んでおかないと!

 家事ができない女の子って、それだけでポイント下がっちゃうからね。


 「咲、お菓子買っていい?」

 「ダメ! 甘やかしちゃダメ!」

 「私の分」

 「もっとダメ!」

 「咲はケチ」


 そう、問題はこの姉である。

 買い物を手伝ってくれると言うから連れてきたのに、まるで子供が一人増えたような気分だよ!

 子供達には優しく、ダダ甘ながらもよく躾けてくれるお姉ちゃん。

 しかし、私と京ちゃんに対しては自分が子供になったかのように甘えの限りを尽くします。


 「家にプロ麻雀煎餅があるでしょ」

 「甘いものが食べたい」

 「だーめ。

  もー、そんなに甘いものばかり食べてると太るよ?」


         -─===‐-ミ
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 .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: :ト、: .: .: .: .:`、
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 .:/⌒ヽ} | :::::: |   三 | :::::|  .'.:.::|
 .:{    '└─┘    ̄ └‐┘ l.: .:|       「ふ、太ってない」
 人_    u              j.: .:|
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 i.: .: .:i .: : _;〕ト  _/| h ≦.:.:.|: 八/
 ト、.: .:|/⌒ 、_| | | | ト、`〉、|/
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 うん。太ったんだね。

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 2/5

 宮永家は京ちゃん、お姉ちゃん、お父さん、お母さん、息子、娘に私と、7人分の食事が必要になります。

 だからこうして数日おきに買いに来なければならないんだけど、この人数分の食事を毎日用意するって結構大変なんだよね。

 何より、この食材を持って帰るのがものすごく大変です。

 メニューを考えて、たくさん揃えて、カートでレジを通して、そこで私は気づきました。


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  !: : : : ;、: :レ l〃⌒ヾ  l/ 〃 ヾ: :l : : : : : !    「……誰もいない!?」
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 ちょ、ちょっと待って!?

 今日はお姉ちゃんがいるから子供達を任せても大丈夫かな、なんて思ったけれど、まさかの全滅!?

 私も人のことは言えないけれど、いくらなんでも酷いよ!

 うーっ! やっぱり京ちゃんがいる日にすればよかった! そうすれば荷物も持ってもらえたのに!

 我ながらこの四人で買い物に来るのは無理があった!

 この大型スーパーじゃ探すのも一苦労だし、どうしよう!

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 3/5

 「お、いたいた。咲ー」

 「京ちゃん!?」


 そんなこんなで途方に暮れていると、エスカレーターから京ちゃんがやってきました。

 仕事帰りに寄ったのか、スーツ姿の京ちゃん。毎日見ているけどイイよね……って違う、そうじゃない!


 「きょ、京ちゃん。実は」

 「ああ。咲で最後だから大丈夫」

 「は?」

 「迷子」


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 4/5

 「わ、私は迷子じゃないよ!

  みんながいなくなったんだよ!?」

 「咲、見苦しい」

 「お姉ちゃん!?」


 京ちゃんの後ろからひょっこり姿を現わすお姉ちゃん。

 京ちゃんに首根っこ掴まれている息子に、京ちゃんの手を掴んで離さない娘。

 た、確かに全員いるけど!


 「何言ってるんですか。

  照さんも迷子だったじゃないですか」

 「私は迷子じゃない。

  どのお菓子を買うか迷っていただけ」

 「放っておいたら帰れなくなってますよね……」

 「そんなことない。京ちゃんが来てくれる」

 「やっぱり迷子じゃないですか」


 呆れた顔をしてため息をつく京ちゃん。

 あれほど言ったのにお菓子コーナーにいたんだ……。あとで怒るよ!

 ちなみに、息子はおもちゃコーナー、娘はどう迷ったのか本屋さんで絵本を探していたらしいです……。

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 5/5

 「京ちゃん。どうしてきたの?」

 「いや……、この面子で出かけるとか絶対にこうなるだろ……」

 「か、返す言葉もないです」


 うう……、京ちゃんに迷惑かけちゃった。

 さすがに私だけなら迷わないよ! スーパーくらい一人で行かなきゃ主婦できないもん!


 「界さんが俺に言ってくれたから良かったけど、今度からは気をつけてくれよ」

 「ご、ごめんね。

  っていうかお父さんが言ってくれたんだ?」

 「おう。

  界さんと二人で迎えに来たんだよ」

 「……えっ?」


 ここにいるのは、私・京ちゃん・お姉ちゃん・子供達。


 「お父さんは?」

 「そう言えば分かれて探していたから、そろそろ合流しないと、っと携帯だ。

  もしもし、界さん。

  全員集めたんで合流しましょう」

 『さすが京ちゃんだな。

  ……ところで、その勢いで俺を探してくれないか?』

 「何言ってるんですか!?」

 『いや、見覚えはある場所なんだ。

  京ちゃんと一緒に通った場所で、さっきカラスがいたところ』

 「せめて動かない場所を目印にしてください!」


 ああ……やっぱり二次災害だよ……。

 結局、夕飯が遅れてお母さんにも怒られました。……お母さんだって迷子になるくせに! カン!
最終更新:2015年11月25日 03:16