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ブリタニアを、



(15:00、氷々亭)

(にとり)やぁ、此処ひっさびさに来たなぁ。嗚呼、蛙臭い。うげぇ。
(射命丸)特大のネタが入りましたよ、しけた面を引っ提げた皆々様。
(霊夢)その羽むしり取るわよ、新聞の。
(射命丸)厭ー。

(大妖精)文さん、にとりさん、お久しぶりです。すみません、チルノちゃんはいま魔理沙さんと野暮用にて出かけてて……。

(射命丸)えぇ、知ってます。二人とも魔法の森に居ましたね。
(大妖精)えっ、なんで知ってるんですか?
(射命丸)ブン屋ですから。

(霊夢)気のふれた答えね。……で、どうしてにとりまで一緒に居るの?
(にとり)天狗様にさらわれちゃいました。
(射命丸)本当は?
(にとり)面白そうだったからさ。将棋ばっかりじゃ飽きるんだよねぇ。

(霊夢)揃いも揃って、山の妖怪は莫迦ばっかりなのね。
(射命丸)いやぁ、下の神社の巫女さんにゃあ負けますよ。

(大妖精)あのー。落ち着いて、話しません?

(射命丸)あやや、私としたことが。はい、話します。つまりですね、どういうことかというとですよ。これは、幻想郷史に残る大事件ですよ。
(霊夢)もったいぶらずに話せー。

(射命丸)気が早いわね。なんとですね、どうやら、
(にとり)白黒さんが幻想郷をぶっ壊すんだってさ。
(射命丸)河童の癖に美味しいところを横取り!

(大妖精)霊夢さん、今日はいい天気ですね。
(霊夢)そうね、気持ちが悪いくらいに燦々とした晴天だわ。あたまがおかしくなっちゃいそう。で、魔理沙がどうしたって? 悪いきのこ食べて眼が三つになっちゃった?

(射命丸)白黒さんが幻想郷をぶっ壊すんだってさ。
(にとり)天狗様なのに河童の台詞を横取り!
(射命丸)引用です。

(大妖精)……えっと。チルノちゃんと魔理沙さん、戸の修理してませんでした?
(射命丸)魔理沙さんは空飛んでました。ぎゅーんって。チルノお嬢は葉巻の煙をくゆらせてました。

(霊夢)ははぁ。つまり、大変なことになったのね。
(にとり)要約すると、そういうことだね。


(20:00、永遠亭)

(うどんげ)お師匠さま! 輝夜さま! 侵入者です!!
(射命丸)Oh no.
(永琳)せっかくお月見してたのに。こんな夜に何の用かしら?

(射命丸)はいはい、泣く子も笑う射命丸です。満月を楽しんでたら、うっかり家の中でした。お月見でしたら唄を歌いましょうか? よほほほー。

(輝夜)鈴仙、つまみ出しなさい。
(うどんげ)はい。

(射命丸)あやや、ちょいと待ってくださいよ。特大のネタを持ってきたんですよ、特大の。

(輝夜)静かな夜が台無しね。好い気分に浸ってたのに。説明だけしたらさっさと帰ってね。
(射命丸)聞いて驚かないでくださいよ? 実はですね、大変面白いことに、
(永琳)説明だけしたらさっさと帰ってね。

(射命丸)幻想郷がぶっ壊れるそうです。

(輝夜)はいさようならー。
(うどんげ)お帰りはあっちよ。私のせいでうっかり幻視なんかして、変な道に迷わないようにね。
(射命丸)よほほほ! 公正明大な新聞記者の口は、嘘偽りのない事実しか語りませぬよ?
(永琳)うどんげ、後でお酒を持ってきて。お月見を始めましょう。

(射命丸)むむ。信じてもらえないとは。ならば、とっておきの切り札をお見せしましょう! つまり、証人です!(ごそごそと衣の懐に手をやり、その青いものを引っ張り出した)
(チルノ)はいどうも。清く正しいチルノです。
(射命丸)私の謳い文句!
(うどんげ)うひゃあ。どっから出てきてるのよ。

(永琳)あら。チルノさん、お久しぶり。お店の景気はいかが?

(チルノ)(天狗に手でつままれたまま、不自然な格好で葉巻を吹かし)可もなく不可もなくです。のんびりやってますよ。
(輝夜)そういえば最近行ってないわね。今度永遠亭の皆で行ってもいいかしら?
(チルノ)えぇ、ぜひともいらしてください。奢りますぜ。
(輝夜)わーい。かえるーかえるー♪

(射命丸)世間話はこれくらいにして。

(チルノ)はい、もうちょいと詳しく云うとですね、魔理沙さんが幻想郷という非現実境を地図の上から消してしまおうと策を弄しているわけです。

(うどんげ)非現実境なら地図の上にないんじゃない? それに、かえって分かりにくくなってるわ。
(永琳)魔理沙がねぇ……。それは困るわね。楽しいのに、此処。



マスコミなら英語くらい使えるさ。


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最終更新:2011年05月01日 14:59
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