2008年2月24日、衝撃的なソフトウェアであるMikuMikuDanceがニコニコ動画にて発表されました。
そのツールを使い動画制作を行い、それぞれの表現力・発想力を全力で出し、
マイリスト数を競う大会、
第4回MMD杯(MikuMikuDanceCup IV A NEW HOPE)。
参加者の知恵、努力、そして勇気と愛情が溢れた動画が、一斉に公開されました。
シンプルなソフトだからこそ為しえる発想の具現化、その祭典。
数多くの人を魅了した作品群とそのイベントを区切る、閉会式を行います。
一同、起立!(ぱんつは見せないように)
礼!(ぱんつは見せないように)
着席!(ぱんつは見せないように)
表彰・閉会式動画
- 大会データ
- 予選参加作品数: 139作品 (①記念日:22作品、②世界:55作品、③M:62作品)
- 本選参加作品数: 211作品 (①記念日:47作品、②世界:69作品、③M:95作品)
- 総参加人数 : 205名
- 本選合計数値(投票期間終了時データ)
- 再生数 : 4,307,866
- コメント数 : 168,538
- マイリスト数: 264,239
表彰
(負荷軽減の為、ニコニコ動画サムネイルは表示しません。動画は
動画一覧、または各テーマ一覧からどうぞ)
総合部門
テーマ/特別枠部門
選考委員部門
※ささくれ賞受賞のpapermoonについて、絵師のアルカ様のお名前が抜けておりました。訂正すると共にお詫び致します。
- 受賞者の方へ
- 各賞受賞の方は mmdcup@gmail.com までご連絡下さい。
- 受賞記念の連絡事項がありますのでご協力お願いします。
- 受賞なさった方には運営からメール送信またはにゃっぽんメッセを後日順次送信いたしますので、
- ご確認をお願いします。
- ※万が一不達の場合、迷惑メールで処理されている場合などが考えられます。
- ご迷惑をおかけしますが、その旨お知らせください(メール or にゃっぽん いずれでもかまいません)
- また作業を要するためにこちらからの返信に数日掛かる場合もありますので予めご了承下さい
- ユーザー独自表彰について
- 第3回MMD杯でも紹介しました、ユーザーが独自に表彰動画を作るための静止画・動画セットを配布します。
- MMD杯公式とほぼ同じような形式で作れると思います。
- テキストの貼り付け、動画の縮小はめ込み、mp4の変換、動画編集などのスキルが必要ですが、是非ともチャレンジしてみて下さい。
- 公式では表彰しきれなかった作品などをどんどん紹介してください。
- 第4回MMD杯ユーザー表彰セット
- http://loda.jp/mmdfile/?id=13
- こちらから入手してください
祝辞
閉会の言葉
以上で閉会となります。
皆様、最後までお付き合い頂き、本当にありがとうございます。
参加者の皆様、視聴者の皆様、選考委員をはじめご協力頂いた方々に深く感謝致します。
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早いものでMMDが発表されてからもう2周年。MMD杯は1年半。
ニコニコ動画に投稿した事のあるユーザーが二千人を超え、作品数も1万を超え…
コミュニティ形成や共有可能なデータが増加するなど、面白い形でMMDの世界は広まっていきました。
樋口さんが仰っているように「みんなでつくった」というのが一番しっくりくる表現かと思います。
作品も人も増えましたし、技術交流なども盛んになっています。
第3回開催の時には正直、これがピークかなとも思いましたが、全然そんな事はなく、人の持っている力というのを甘く見積もっていたと今回強く反省させられました。
人が増えると様々な問題も浮き彫りになってきます。
データを公開し共有しているが故にある問題、ニコニコ動画などにおける問題、法的な問題…etc
これらは一朝一夕で解決できるものでもなく、また誤解のない明文化されたルールでもなく、最終的にはそれぞれの良心・気持ちの持ち方によって変わってくるものかもしれません。
もちろん現在あるルールが全てではなく、よくする方へ変えていこうというものではないかとも考えます。
MMDを取り巻く環境なども、2年前とは随分と変わってきました。
MMD杯も少しでも多くの人にMMDの楽しさを知ってもらおうという試みからスタートし、今や僅か1週間で400万再生するような、いわゆる名の知れた一つのツールとなりました。
細かい所ではありますが、MMD杯のレギュレーションも変化に伴って毎回変更点が出ています。
そういった意味では、MMD杯もMMD2周年を期に、変わっていくのではないか、と。
副題の「A NEW HOPE」は希望を持てる未来、人、コミュニケーション…そういう意味でつけました。
(もちろん、映画のぱく…インスパイアも含まれてます)
今後の予定は未定ですが、きっとMMD杯も流れに沿って変わっていかざる得ないでしょう。
「MMDは一体どこへ向かってるんだ?」
未来は暗闇です。明瞭なものなどありません。だからこそ必死に手探りしつつでも前に進んでいくからこそ、見え始めた光に安堵を覚え、またその試行錯誤の過程が知恵となるのではないかと考えます。
向かう先のゴールはそれぞれ自身が決めるもの。
今ここがゴールかもしれませんし、命尽き果てる時までゴールがないかもしれません。
そんな暗闇の中に聞こえる音と、そして光が、足を前へと進めています。
まぁ今回は眩し過ぎてハゲるかと思ったけどなっ!!
皆様本当にお疲れ様でした。そしてありがとうございます。
とりあえず私はネギ焼きミクの胸に顔を埋めて爆睡するので暫く起こさないように。
2010/02/23 かんな
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まず一言
みんな運営泣かせだろ!!
今回は予選139作、本選211作品の参加がありました。そのおかげで運営は死にかけました。
でも、ドMの集まりの運営はニヤニヤ。
しかし、MMD杯がこんなにも大きくなるとは・・・
これもMMDと同じく「誰かが作った」わけではなく「みんなが作りあげた」物なのです。
そういう観点から見ればみんなの運営といえるのです。
あくまで、運営は少しのことしかしていないのです。そして、皆様の協力があってこそMMD杯は成功させることができたのです。
皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。
しかし、MMDを使ったいろいろな方向の動画があります。かんなさんの言葉を借りると
「MMDは一体どこへ向かってるんだ?」
でも、方向性が決まってないからこそいろいろな発想が出てくると思っています。
最後となりましたが、MMD作成者の樋口様、モデリングのあにまさ様、選考委員の皆様、参加者の皆様
ご協力ありがとうございました。皆様とMMDおよびMMDを取り巻く環境のますますのご発展を願っております。
皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。大切なことなので2度(ry
そして、少しでも杯をよくするために東奔西走した運営のみんな
お疲れ様です。
以上で閉会の言葉とさせていただきます。
ネギ焼きミクの胸に顔を埋めて爆睡するのは俺が先だ
俺より先にしたければ俺を倒すんだな、かんなさん
2010/02/24 kame826(MMD杯運営)
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今回運営初参加のKID(仮)ですが、改めて人の想いの強さというものを実感しました。
動画制作者の想い、動画を見る方々の想い、勿論、杯運営の他の方やMMD生みの親の樋口さん、あにまささん、モデル・アクセサリの制作者の想い。
動画へのコメントも含め、「何かを形にする」というのはとてもエネルギーのいる事で、またそれを受け止めるという事も同じくらいエネルギーのいる事で、それは色々な化学反応・出会いを起こしながら拡がっていきます。MikuMikuDanceの世界もそういう風に拡がっていき(自分自身は前回の第3回MMD杯でその拡がりに加わった新参者ですが)、これからも更に拡がっていくことでしょう。どうかその出会いが幸せなものでありつづけるよう、願って止みません。
どこで聞いたのだったか、本当の民主主義は、国民が進んで選挙に投票に行く事ではなく、意志を立候補によって表わすことだ、という話があります。ますます拡がり続けるMMDの世界で、風を待って帆を上げるのもいいですが、もっと自分からムーブメントを興すのもこれから重要になってくるかもしれません。例えば、大会後に公開される「第4回MMD杯ユーザー表彰セット」で自分のお気に入りを表彰するとか、動画を作ることが難しくても、PV部門やドラマ部門など自分でテーマを決めてマイリス・コメントし、それをニコニコ動画のMMD杯掲示板に貼り付けるなど、工夫次第でできることは拡がっていくでしょう。「こうしたらいいのに」と思うことは、やってみるのもいいかもしれませんよ?
あくまで運営は、場を提供しているに過ぎません。運営での評価も、その他大勢の中の一つの選出でしかありません。「運営=MMD界のスタンダード」でもありません。たかだか4人のニコ厨が、わいのわいの言ってるだけです。見る専の方も、新しいMMD杯の楽しみ方を探ってみるのはいかがでしょうか?
さて、動画の選考に当たって 自分が選出候補とする際には、「新人だから」という先入観は捨てました。確かに「初めてにしては良い出来だ」というのはあるかもしれませんが、同じMMDerとしては そこはライバル 厳しく行きますw
でもね、そうやってこっちが評価のハードルを下げなくても、きっと直ぐに素晴らしい作品が作れるようになると思います。
最初のうちは、ランキング上位陣の作品に圧倒されるかもしれませんが、再生やマイリスの「数」ではなく、それを評価してくれた人の事を考えて、「神動画を作ろう!」ではなく「見てくれた人が楽しめる作品を作ろう!」と頑張っていくうちに、結果は付いてくるものです。
山は高い方が、登ったときに見える景色は綺麗だと思います。登り切るまであきらめなければ登れます!もちろん、登る手助けはこれからもどんどんしていくつもりです。今回が初作品の方は、色んな作品を見て、どんどん技術を盗んでいって下さい。それと同時に自分の「色」も探していって下さい。
さて、そうこう言っているウチに、ずいぶんと頂上が遠くなったものだ…。それだけ裾野も拡がって、楽しみ方も増えたって事だから、さらに寄り道が増えそうだなぁ。てっぺんに旗を立てるのは他の人に任せて、ボチボチ行こうかいのぅ、ホメ春香さんや…。
あ、個人的に選考前にマイリスしたもの貼っておきます。後で選考した理由コメントも書きますが、かなり偏ってますw「修正してやるぜ!」という方は、是非に公開マイリストをニコニコ大百科の掲示板やMMD鑑賞スレに貼って下さい。あなたの意見が明日のMMDを変える!
2010/02/23 KID(仮)(MMD杯運営初参加)
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ひとまず、皆さんお疲れ様でした。
参加することに異議があるよ派の人、ガチで賞を狙ったよ派の人、全部見たよ派、無限ループって怖いよ派、etc…。
多くの人の協力で、今回も大成功を納めました。
第4回MMD杯はこれで一区切り付ますが、MMDはまだまだ終わりません。まだ始まってもいないのかも…?
思いつきを即動画に出来るのがMMDの最大の強みだと思います。
もし、なにかネタを思いついたら、ぜひ出し惜しみをせずにどんどんニコニコ動画やyoutubeに投稿して下さい。
例えそれが一部の人にしか受けなくても、それを見た人がまた何か新しいネタを思いつくかもしれません。
そして、創作のドミノは無限連鎖していくのだと思います。
いい意味で。
○チじゃないよ。
2010/02/24 kerorin(MMD杯運営)
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最終更新:2010年02月26日 06:15