一時間経っても一向に動かない二人
群衆&赤兎は固唾を飲んで見守っている
その時、一陣の突風が吹き一枚の布切れを宙に浮かせる
布切れは、関羽と呂布、お互いがお互いに向けた視線を一瞬覆い隠す
その瞬間、二人は一斉に動く

関羽「でぃぃやー!」
呂布「ウガァー!」

『ガキン!』

お互いの武器が交錯し鈍く甲高い音を発し、そして崩れさった

関羽「我が青龍刀が…」
呂布「俺の画戟が…」
関羽「…これでは…。」
呂布「…戦えぬ。うぬぬ…。
…関羽!ひとまず勝負は預けだ!今日は引くがいずれ必ずお前を、そして劉備を倒す!さらばだ!」
関羽「!、待てー!」

呂布、群衆の一人が乗っていた馬を奪うとどこかへと消えていった
追いかけようと関羽、赤兎に乗ろうとするが群衆が邪魔で動けなかった

関羽「くそっ…呂布…いずれ…な。」

関羽VS呂布
第1ラウンドは引き分けに終わった

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最終更新:2006年12月13日 16:07