第八十七話
「董卓無き世の混沌」
董卓「最後の最期まで面白いやつよの…、呂布…。」
呂布の左腕からの出血がひどい。
董卓「なぜ、貴様が獣と呼ばれるか、わかるか…。」
董卓「自らの意志で生きてるように見えて、実は生かされているだけなのだ、貴様は…。」
足元には大量の血液が滴り落ちていた。
呂布「董卓…死ネ…。」
董卓「董卓無しの世を貴様は生きてはいけぬ…。」
董卓「董卓無き世の混沌を知れい!!」
董卓の巨体が大きな音を伴い床に崩れ落ちた。
呂布「………。」
呂布は深く呼吸した。
最終更新:2006年12月26日 20:38