第二十五章

「第三の実力者?」

ー綺羅祭壇会議室ー
綺羅「シンもたまも失ってしまうとは…これからどうすれば?」

まろ「このままでは我々の支持率がガタ落ちです…。」

?「ちょっと、待てぇ!」

二人「…誰だ!?」

?「俺を忘れるとは…二人とも記憶力がないねぇ…」

綺羅「貴様か洋食…。フランスパンを食べにフランスまで行ってたんじゃなかったのか?」

洋食「選挙のときにあっちで長居なんかしてられないよ。しっかし本場のフランスパンは違うねー。めちゃめちゃ美味かったぜ!あれ?ハレンチ姉ちゃんと薄気味悪いのは?」

二人「……」

洋食「やられたワケね…まぁ、いいや。俺に任せときな。」

まろ「我々に相談せずに任せろだと?どうせロクでもない策でも浮かんだんだろう…」

洋食「うるさいなー、監視役。今回は俺の好きにさせてもらうよ。」

まろ「なんだと!?」

綺羅「待て、まろ。奴の好きにさせてやれ。それで奴に救われたこともあるからな…」

まろ「しかし…」

洋食「綺羅もそう言ってるんだしいいじゃないの監視役ぅー。じゃ、俺はこれから会わなきゃいけない人がいるからぁー。じゃあね、おっさん達。」


バタンッ

まろ「グッ!腹立たしい奴め…」

綺羅「仕方ないだろ…今の我々だと何もできん」

まろ「くそっ!失敗したらタダでは済まさんぞ洋食!」

ー新たな立候補者、洋食…彼の策とは一体…?ー


ー終ー

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最終更新:2007年01月02日 23:10