第四十五話
「エン紹の誘い」


軍備を整え、軍師を得た曹操の下に洛陽、脱出のさい、散り散りにしておいた夏侯惇、淵、曹仁、洪がそれぞれ兵を率いて戻ってきた。

曹操「さぁ、準備は整った。後はエン紹がどこまで我慢できるかだな。」

夏侯惇「自分が招いた董卓にあれほど無茶な政治をさせているんだ、もうそろそろ電話でもあるんじゃないか?」


ルルルル!ルルルル!

曹操「ズバリだな。」

曹操は携帯を取った。

エン紹『私だ。エン紹だ。』
曹操「これはこれは、エン紹殿。何か用ですかな?」

エン紹『何を寝ぼけた事を言っている!貴様はあの董卓を野放しにしておいていいのか!』

エン紹『俺はまた各地の将軍をまた集結させようと思う。お前にも加わってもらいたい!』

曹操「我が軍は5000の弱小だ。役に立つもんかな?」

エン紹『本気でそうは思ってはいまい!とりあえずお前の風評は使える。今回はお前が諸将を集めてくれ!』

ガチャン。

曹操「やれやれ…、またしても出し抜けだな。」

夏侯惇「けっ、自分では大した事もできねぇくせに。」



1月。

曹操、全国放送で各地に檄を飛ばす。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2006年11月23日 22:01