昭和時代に活動していた静岡県警の刑事。現役時代は500回を超える表彰を受け、敏腕刑事と謳われていたが、その正体は数多くの冤罪被害者を生み出した悪徳刑事である。
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彼が捜査を行う際は、適当な一般人を不当逮捕して数々の拷問を加えて強引に罪を認めさせ、真犯人に仕立て上げていた。上述の表彰も、ほとんどが捏造、証拠偽造、でっち上げで手にしたものである。このことから「拷問王」や「冤罪王」とも呼ばれている。
同僚刑事の山崎平八刑事は紅林の捜査法に疑問を抱き内部告発を行うも、精神異常者のレッテルを張られて懲戒免職を受けた挙句、自宅も何者かに燃やされ、更に山崎自身の息子も紅林の手によって取り調べを受けた末に、空腹になったところで親子丼を差し出して「自分がやったと認めれば食わせる」という卑劣な方法で放火の真犯人に仕立て上げられた。
しかし晩年にはその冤罪の数々が暴かれ、警部から2階級降格させられてしまう。紅林は隙を見て警察を依願退職し、その後脳出血で他界。彼の行為自体は最後まで法の裁きを受けることはなかった。
余談だが、この「紅林式捜査、取調べ手法」は現在の警察組織にも引き継がれてしまっているらしく、多くの痴漢冤罪事件やPC遠隔操作事件の誤認逮捕などの原因にもなっているという。
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分類:真実、非常識
危険度:1
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最終更新:2025年08月19日 11:52