フィリピンの飼い犬「カバン」の出来事。

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2011年12月、カバンの飼い主「ルディ・バンガル」の娘と従妹は、交通量の多い道路を渡ろうとした。二人は道路を見渡ると、バイクに弾かれそうになった。すると、二人に同行していたカバンがバイクに向かって飛びかかり、そのバイクを倒した。
二人とバイクの運転手は軽傷で済んだが、代わりに、カバンはマズルを前輪にぶつけ、肉が露出し、痛々しい姿になってしまった...
ところが、カバンは大怪我を負えたままどこかへ走り去ってしまう。
事故から二週間後、カバンはルディ家に帰ってくる。命に別状はなっかたものの、怪我をした部分が菌に感染し、大変痛々しい状態であった。しかし、ルディ家は裕福ではなく、抗生物質を投与することしかできなかった。

2012年2月、募金キャンペーンを始めたが、募金をする者は少なかった。だが、「Animal Welfare Coalition」という動物の福祉団体の支援が入ってきてからは徐々に勢いを増した。それだけではなく、カバンの行動が世界中で報道されるようになる。

2012年10月、アメリカへと飛び、手術の準備をしたが、検査でフィラリアと悪性腫瘍に感染していると判明し、手術は半年延期に。後に、病気は完治し、2013年3月、ようやくアメリカでカバンの整形手術が行われた。手術は無事に成功し、フィリピンに帰国した。そして、カバンは地元の人々から「Kabang The Hero Dog」(英雄犬カバン)と呼ばわれ、カバンは人気者になった。

2021年5月17日、カバンは短い生涯を終えた。

検索すると、手術前のカバンの画像と動画がヒットする。

分類:グロ、真実、病気・畸形
危険度:3

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最終更新:2025年08月23日 08:01