1995年5月10日、南アフリカのヴァール・リーフズ金山で大規模な鉱山事故が発生した。アパルトヘイト撤廃後の南アフリカで最悪クラスの鉱山災害の一つで、鉱夫104人が命を落とした。
1995年5月10日早朝、深度約2300メートルに達する同鉱山の第2竪坑で、夜勤の鉱夫たちが作業を終え、地上へ上がろうとしていた。
多くの鉱夫が二層式の人乗りケージに乗り、地下1700メートルの作業台に停車していた。すぐそばの軌道には12トンの重機関車が置かれていたが、軌道にはロック装置も逸走防止装置も設けられておらず、竪坑の縁にも頑丈な防護柵がなかった。
機関車が突然勝手に滑り出し、勢いよく竪坑の開口部へ突進して作業台から落下した。落下した機関車が人乗りケージに激突し、強大な衝撃でケージの吊りワイヤーがちぎれた。固定を失ったケージは百名余りの鉱夫を乗せたまま、約460メートル垂直に落下して坑底に激突した。直後に機関車も追って落下し、変形した二層式ケージの上に激しく押しつけ、ケージは完全に潰れた。
血と骨と鉱塵が混ざり合い、鉱夫たちの叫び声も次第に途絶えた。
機関車の運転手は車両が逸走した瞬間に軌道から飛び降り、軽いけがで済んだ。
救助隊が現場に到着した時、ケージは完全に崩れ落ち、中の鉱夫に逃げ場はなかった。最終的に104人全員の死亡が確認された。機関車が滑り出してからケージが坑底に落下するまでわずか数秒の出来事で、複数の安全装置がすべて機能しなかったことが、この悲惨な災害を引き起こした。
分類︰真実、鬱
危険度︰2
コメント
- こんな事故があったのか...犠牲者も多い... -- メガ目隠し (2026-06-14 14:38:57)
最終更新:2026年06月14日 14:38