※このページはネタバレを含みます。
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OP
場所:研究室
ウサミミ「クク、これで完成だ」
プレイヤー「……?」
ウサミミ「以前、異世界に通じたゲートを改良したものだ」
「今度はこちらから乗り込んでやろうと思ってな」
プレイヤー「……」
御坂美琴「あれ……えっとこのあたりだったはず……」
ウサミミ「ああ、ここだここだ。常盤台のお嬢様、よく来たな」
御坂美琴「あっ! ウサミミ! …私はただ、超能力者(レベル5)の測定がここで行われるって連絡が来たから……」
プレイヤー「……」
ウサミミ「クク、ああ。それで合っている。たしかに『測定』はここで行われる」
御坂美琴「え? それってどういう…」
ウサミミ「ゲート起動!」
ピッ
プレイヤー「……!」
御坂美琴「ちょ、何よこれ…!吸い込、まれて…」
ウサミミ「クックック、さて。無事に辿り着くかな?」
場所:高坂家付近路地
高坂京介「おい、桐乃!少しくらい自分で持てっての!」
高坂桐乃「…はあ? あんた男でしょ? それくらい持っててよ」
高坂京介「へーへー。わーーぁったよ。持てばいいんだろ、持てば。 …ん?」
プレイヤー「!!」
ウサミミ「おっと、座標点が狂っていたかな……!?」
御坂美琴「ゎぁぁぁああああああああ、わわっ」
プレイヤー「……」
ウサミミ「……おい、いつまで上に乗っている?」
御坂美琴「ってて、しょうがないでしょ!…ていうか、アンタ!ちゃんと説明する気はあるんでしょうね!?」
高坂京介「……」
高坂桐乃「……」
高坂京介「…空から、女の子が…降ってきた?」
高坂桐乃「あ、あんたも見た……?」
高坂京介「ああ……。まさかこんなことが……」
高坂桐乃「も、萌えアニメみたいな展開でテンション上がるよね!!」
高坂京介「そっちかよ!?」
ウサミミ「さて…まずはゲート通過は成功したが……」
探索(ストーリーモード)
千葉駅への道-1
美琴「 」
ウサミミ「(ああ。お前たちの言うところの『別次元』、『異世界』といったところだ。……私が指定した世界とは別のようだがな)」
?「(……)」
美琴「(げぇ……!? 軽々しくとんでもないことを……! アンタ、ちゃ、ちゃんと帰れるんでしょうね?)」
ウサミミ「(…ふむ。戻ることはできるが……ゲートは遙か上にあるからな。しかも今は停止しているようだ)」
美琴「(はぁ!?なんとかしなさいよ!どうせ、あのゲートもアンタが作ったんでしょう!?)」
フラッシュ
場所:高坂家付近路地
ウサミミ「(まあ待て。そもそも到達座標点が狂ってしまったことが問題なんだ。その解析をする。…………ふむ。どうやらあの物質が原因のようだな……)」
ウサミミは京介の持つ(持たされている)メルルのグッズを指さした。
プレイヤー「……?」
ウサミミ「(詳細は不明だが、あの『物質』とその『形状』が次元移動時のジャミングと同様の効果を出しているようだ)」
御坂美琴「(え? あの可愛らしい人形が……?)」
「(理由はよくわかんないけど……あれをどうにかすれば帰れるってワケね!)」
高坂桐乃「……てか、なんなのこの現実にはありえない気が強い子とウサミミな子!」
高坂京介「つーか、あの耳はなんだ?あんなんでよく出歩けるな」
御坂美琴「(~~!! ちょっと、どうにかごまかすわよ)」
ウサミミ「(ふふふ、楽しくなってきたじゃないか)」
千葉駅への道-2
桐乃「あのーお二人とも、こ、これってなんなんですか!? もしかして、二次元から飛び出てきたとか!?」
美琴「(ウサミミ女!合わせなさい)」
ウサミミ「(フン…。分かったよ)」
美琴「ええっとね! ちょ、ちょっと今は映画の撮影で!」
桐乃「えっ……映画? なんだ。ざーんねん」
京介「(…ウサギの付け耳に白衣に目の色が左右で違うな…カラーコンタクト、か?)」
千葉駅への道-3
美琴「ねぇ、あのさ! お、お願いがあるんだけど」
桐乃「はい、何か?」
ウサミミ「”その物体”について教えてくれないか?」
京介「ん? このフィギュアのことか……?」
桐乃「え?この子?この子はねっ!メルルっていうんだけど。…へへ、可愛いっしょ?」
美琴「へ、へぇー、メルルっていうんだぁ~? すごく可愛いんじゃないかしら!」
千葉駅への道-4
桐乃「うん! いいっしょ? あ! あたしは高坂桐乃。桐乃でいいよ」
美琴「私は御坂美琴!私のことも美琴でいいわ」
桐乃「じゃあ、美琴。メルルの良さをもっと教えてあげるから!」
美琴「ありがと! ちょっとこれ借りるね!」
美琴「(ほら、ウサミミ早く……!)」
ウサミミ「(ふむ……この物質で間違いないが……これだけでは足りないようだな。)」
「(この世界に存在する同じものをある程度同一区域に集め、アンチジャミングを施さなければならなそうだ)」
美琴「(ええ!?)」
千葉駅への道-5
桐乃「ねえ美琴、こっちの子も可愛いからよく見てみて!」
京介「うおっ! いきなり俺が持っている荷物に手を突っ込むな!」
ウサミミ「…で?お前は桐乃の彼氏か?」
京介「ち、ちがう! …俺は桐乃の兄で高坂京介だ。勘違いすんな…そういうお前は?」
ウサミミ「くくく……そうか。私のことはウサミミとでも呼ぶと良い」
京介「(ペンネーム…?しっかし、コイツの格好…黒猫みてーだな。あまり周りの空気を読まなそうだし……。め、めんどくせえ!)」
「う、うさみみか、りょーかい」
フラッシュ
場所:高坂家付近路地
御坂美琴「というワケで!」
高坂京介「はぁ~~、つまり、俺達はこれから、二人を連れて……」
高坂桐乃「アキバに行くわよ!」
高坂京介「なんだってまたメルルフィギュアを買いに行くんだよ」
高坂桐乃「いいじゃない。美琴がメルルに興味あるっていうから、あたしがいろいろ教えてあげるの」
「メールしといたし、文句ないでしょ」
沙織のメール『御坂美琴さん、ウサミミさん、他一名様ですね。お待ちしております』
ウサミミ「(礼儀正しいヤツのようだな)」
高坂京介「まあ、それならいいけどよ。あいつらも同志が増えた~とか言って喜びそうだしな」
高坂桐乃「そういうこと。それじゃあ、まずは駅に向かいましょ」
御坂美琴「な、なんとかなったわね」
ウサミミ「そうだな。…おい、お前」
プレイヤー「…?」
ウサミミ「お前は『メルル』を集めろ。それがゲートに必要なキーアイテムだ」
御坂美琴「じゃ、収集はアンタに任せるわね」
プレイヤー「……」
ウサミミ「なんだその顔は。少しはあの兄貴を見習ったらどうだ?おとなしく仕事をしていろ」
高坂京介「おーい、駅へ向かうぞ?」
高坂桐乃「美琴!早く行きましょ」
御坂美琴「今行くわ!」
ウサミミ「クク、まずはアキバとやらへ向かおうか」
場所:秋葉原
高坂京介「ふー、やっと着いたか」
高坂桐乃「オタクの聖地よ!」
御坂美琴「ここがアキバ……」
プレイヤー「……」
沙織・バジーナ「京介氏!きりりん氏!」
黒猫「…遅いわよ」
高坂京介「わりぃわりぃ、いろいろあってな…」
御坂美琴「うわっ!ウサミミ女の次はネコミミ女!?」
黒猫「……で?この失礼な小娘が、その原因かしら?」
高坂桐乃「まぁそーいうことかな。ちょっとみんなに『メルル好きは可愛い子が多い』ってことを証明しようかなって!」
黒猫「なによその相関関係がまったくまさそうな繋がりは。そういうのをステマというのよ?」
御坂美琴「か、可愛い!? な、なかなか良いこというじゃない、桐乃。へ? 顔が赤い? う、そ、そんなことないってば!」
黒猫「……なんというわかりやすいツンデレ属性なのかしら、この子は……これで特殊能力まで内包していたら完璧なのだけれど。ふふふ」
御坂美琴「の、能力ですって!? な、なんのことかしら!? 全く何を言っているかわからないわね!」
沙織・バジーナ「おやおや、さっそくお三方で仲良くなられて。拙者もまぜてくださらんか、ニンニン」
ウサミミ「なんだ?このふざけた話し方は…先ほどのメールの文面とは大違いだな…」
御坂美琴「に、ニンニン…?よ、よろしくね~…」
黒猫「……」
ウサミミ「……」
黒猫「フ…何のつもりかしらその耳は。何やらコメットくんを彷彿とさせるわね。イライラするわ」
高坂桐乃「あ、たしかにコメットくん! なんだ、ウサミミちゃんもメルル好きならはじめから言ってよね!」
ウサミミ「い、いやこの耳型デバイスは『量子のゆらぎ』を探知する特殊な装置を組み込んだ高度な――」
黒猫「あら、自分でそこまで“設定”を考えているなんて、感心だわ。ごめんなさい、コメットくんの真似などと言って。みなまで言わなくてもいいのよ?」
ウサミミ「…………う、あ……」
高坂桐乃「まさか……ウサミミちゃんも中二病邪気眼女??」
ウサミミ「ち、ちがう、そうじゃない。信じてくれ!」
黒猫「フフフ……隠さなくて良いのよ、これからも精進なさい、ウサミミとやら……」
高坂京介「(な、なんか異次元の存在同士がまったくかみ合わない会話をしてるみたいだぜ……)」
プレイヤー「……」
御坂美琴「ウサミミ女が…負けてる!? なんかちょっとすっとしたかも!」
沙織・バジーナ「楽しそうですなぁ」
御坂美琴「そ、そう見えるのね、あなたには……。それで、メールの件なんだけど…」
沙織・バジーナ「ふむふむ…できるだけ多くのメルルグッズが欲しいのでござるな?」
「それなら、ゲームセンターの景品を狙ってみてはどうでござるか?期間限定のレアアイテムですぞ」
「たしか、この付近にもあったはずですぞ。拙者と黒猫氏で手分けして探しておくのでござるよ」
高坂京介「(さすが、相変わらず良いヤツだぜ! 沙織は)」
黒猫「…仕方がないわね。将来の闇の眷属候補の願いとあってはむげにはできないわ」
ウサミミ「くっ……。ここは素直に言うことを聞いておくべきだ……。あ、ありがとね! 黒猫ちゃん」
高坂桐乃「じゃあ、美琴達はあたしが案内してあげる」
御坂美琴「うん、桐乃ありがとう! 沙織もありがとう!!」
高坂桐乃「いいっていいって!それじゃ、いきましょ!」
トップ
美琴「オタクの聖地で!」
桐乃「メルルを集めるわよ!」
京介「張り切ってんな~…」
ウサミミ「クク、お前にも手伝ってもらうぞ?」
設定
探索(秋葉原)
京介
「今度はこの辺りだな。」
「ここは何度来ても、すげぇところだよな。」
「結構人通りあるし、はぐれないように注意しろよ。」
「さてと、メルルグッズを探すとしようぜ」
「おい桐乃、あんまりはしゃぐなよ。」
「沙織も黒猫も、見た目は…まあアレだが、根はいいやつらなんだよ」
「美琴、だっけか? 桐乃に変な影響受けなきゃいいけど。」
「あのウサミミにこき使われてるみてーだな……」
「お前の連れのウサミミ。……あいつもアニメとか好きなのか?」
「こんなに集めるなんて、あのウサミミ、マニアじゃねーだろうな…」
桐乃
「この辺りにもメルルグッズの取扱店はたくさんあるから、案内してあげる!」
「美琴みたいな子がメルルの可愛さを理解してくれなんて、嬉しいな!」
「さあ、じゃんじゃんメルルを集めましょ!」
「ほらほら! 早くしないと置いてくかんね!」
「あ、見て見て! メルルのポスターがある!」
「うそ! あのゲーム、アニメ化すんの!? チェックしないと!」
「ねえ、あのウサミミってなんのコスプレ? アニメ? ゲーム?」
美琴
「なんか皆へのお土産になりそうなものはないかしら。」
「へえ、アニメグッズだけしかないって訳でもないのね。」
「それにしてもずいぶん人が多いわね。いつもこうなの?」
「ちょっ! 待って桐乃、置いてかないでよっ!」
「誰か来たみたいね」(遭遇時)
ウサミミ
「さあ、メルルとやらを集めるんだ。」
「この辺りは一通り回っただろう。さあ、次の場所へ向かうぞ。」(エリアクリア時)
沙織・バジーナ遭遇時
沙織「おや、丁度良いところに。実は今、メルルグッズの入っているクレーンゲームを見つけたところでして」
桐乃「自分でプレイするか、代わりにプレイしてもらうか選んでね」
成功
沙織
「拙者は応援しているでござるよ」
「頑張ってくだされ!」
「フレー!フレー!」
「ささ、きりりん氏も応援するでござる」
「さすがでござるっ!」
「これはレアなグッズですぞ!」
桐乃
「レアものキターーーー! アンタ、なかなかやるじゃない!」
失敗
沙織
「拙者は応援しているでござるよ」
「頑張ってくだされ!」
「フレー!フレー!」
「ささ、きりりん氏も応援するでござる」
「ほほお、これは…よく見かけるグッズですな」
「気を落とさずに…次へ参りましょうぞ」
桐乃
「取れたみたいね。さあ、この調子でどんどんメルルを集めるわよ!」
黒猫遭遇時
成功
失敗
ED
場所:秋葉原
高坂桐乃「きゃはーっ!!め、めめメルルがこんなにたくさんっ!」
高坂京介「こりゃー、圧巻だな…」
プレイヤー「……!」
御坂美琴「ありがとう!みんなのおかげよ!」
沙織・バジーナ「いやいや、拙者も楽しめたでござるよ、ニンニン」
黒猫「……本当はマスケラグッズもたくさん集めたいところだけれど……今回はやめておこうかしら」
ウサミミ「よしよし。これでようやくゲートの修復ができそうだな」
プレイヤー「!!」
御坂美琴「ちょっと、コレ大丈夫なの!?」
高坂京介「な、なんだなんだ!?」
高坂桐乃「メルルが…光ってる!?」
沙織・バジーナ「ややっ、突然なにか現れましたぞ!」
黒猫「なっ! こ、これは『マスケラ』に登場する魔界への扉“アビスゲート”!? この秋葉原に存在していたなんて……」
ウサミミ「修復ついでに、座標位置も変更して地面近くに移動させた。よし、今回はこの辺で、『観測』終了といこう」
御坂美琴「おっと……! もう帰るのね、わかったわ。えっと……みんな、今日は本当に楽しかった。手伝ってくれてありがとう。また会えるといいわね!」
「ほらウサミミ! あんたもお礼を言うの!」
ウサミミ「は? なんで私まで」
御坂美琴「どんなにひねくれた人生過ごしてても、今回ばかりは『助かった』って思ってるでしょ。感謝は大事よ。ほら、さっさとする!」
ウサミミ「むう……わ、わかった。桐乃ちゃん、黒猫ちゃん。今日は……ありがとね!」
プレイヤー「……!」
高坂桐乃「き、消えた…!?」
黒猫「なにからなにまで、不思議な三人組だったわね……」
沙織・バジーナ「ははぁ~、これは恐れ入りましたぞ! イリュージョンというやつですな!」
高坂京介「(おいおい、今のをイリュージョンで片付ける気か!?…それにしても、あいつらとは本当にまたどこかで会いそうな気がするんだよな…)」
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美琴「な、なんとか無事に帰ってこれたみたいね…」
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最終更新:2013年04月01日 03:45