moedra @Wiki内検索 / 「TFの種類」で検索した結果

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  • TFの種類
    一言にTFと言っても様々です。 人それぞれ好みの度合いが違います。 またTFとはで挙げた「竜化」以外の表現も含まれます。 TF初期 特撮・戦隊モノの変身が格好良いと思える段階。 人間の皮膚が竜の鱗になったり体の一部が変身するような事を面白く感じる。 年代や対象がどうであれ性的な興奮までは伴わない。 TF中期 人間がドラゴンに変身する表現を本格的に認識する段階。 丸々変身したり、変身する過程に性的な興奮を伴い始める。 大体はここで一旦止まる。 TF末期 変身の表現に流血などのグロテスクな表現までを付加したくなる段階。 一旦皮膚が剥がれ落ち再生する段階で竜鱗となったりである。 その過程にグロテスクな表現があるため存在はまれ。 特殊なTF TFとは通常生物の体が全く違う生物に変化する過程を表現したものである。 ただし特殊な例として竜化後の更なる...
  • 考察
    ... ┣TFとは ┣TFの種類 ┗TFにおける注意点 四肢(体)について ┣毛か鱗かつるぷにか ┣四足か二足か ┗腕か翼か 生殖器等について ┣♂ 獣形か人形か爬虫類形か ┣♂ 金玉は出すべきか隠すべきか ┣♀ 縦割れか横割れか ┣♀ 胸有りか胸無しか ┗♂♀ 総合排泄口かどうか こちらもご参考までに。▼ 『Wikipedia 日本語版』より 【竜】──東洋龍について 【ドラゴン】──西洋竜について
  • VOREの種類
    一言にVOREと言っても様々です。 人それぞれ好みの度合いが違います。 またVOREとはで挙げた「食べる」以外の表現も含まれます。 軽めのVORE 主に流血表現の無いものが中心。 味付け・口に入れる・丸呑み etc... 最も受け入れやすいVOREである事は確かである。 VORE半ば ちょっとした怪我などによる流血も含まれる。 また、唾液・胃酸やその他酵素などによる軽度の消化の表現も含まれる。 ここまでくると一般的なグロ表現未満のVORE表現の大半は平気かと思われる。 重いVORE 流血表現をバックグラウンドとして内臓の表現などが現れはじめる。 四肢がバラバラになったり血が飛び散ったりなどである。 グロテスクな表現そのものなのでかなり異端となる。 特殊なVORE VOREは通常何かを口に入れる過程を経た物事を表現したものである。 ただし特殊...
  • TFにおける注意点
    TF表現は多かれ少なかれドラゴンそのものではないものも含む表現です。 ドラゴンの割合が9割8割でも変身が嫌いな人は嫌いです。 逆に例えドラゴンの割合が1割でも変身が好きな人は好きです。 これらを踏まえなるべくいざこざのないように注意すべきです。 TFについての意見はコメントからどうぞ。 テスト。 -- 名無しさん (2006-08-01 19 09 19) 大手とは言え個人のサイトを出すのはイカガナモノカ。 -- 名無しさん (2006-11-09 16 36 09) 本人ならいいが、そうでなければ考え物だな -- 名無しさん (2006-11-10 18 29 49) 名前 ...
  • TFとは
    多くは変身ものでここでは人間がドラゴンに化けていく事。竜化。 またはそれを扱った物事。それを楽しむ事。 通常その変身の過程に価値を見出す。 まれにドラゴンが人間に化ける時にも用いられる。 語源は恐らく Trans・Form 或は Trans・For・ma・tion かと思われる。 もしくは Trans・Fur(獣人変身) などの造語から来たものかも知れない。 これは曖昧な情報です。 更に詳しい事をご存知の方は情報の提供をお願いします。
  • 神竜の村
    知らない土地に旅をするというのは、知らない文化や習慣に触れられるという点では非常によいものだ。 聞き慣れない言語、見慣れない芸術、耳慣れない音楽。 だが、場合によってはそれらを知らずに未知の土地へと足を踏み入れることが命取りになる場合もある。 大勢の人間が、霧の深い山道を行進していく。 その人の列の真ん中で、1人の男が両手足を麻縄できつく縛り上げられたまま担ぎ上げられている。 まるでイモムシのように全身を縛り上げられたその男の顔には、恐怖と不安の色がありありと浮かんでいた。 ほんの2時間前、俺は世界中を巡る旅行の最後の目的地へと到着した。 1年中深い霧に包まれた山脈に、グルリと囲まれるようにして静かに佇む小さな村。 この村は、一風変わった宗教を信仰しているということで世界的にも割と有名な村だった。 まあ、民族の数だけ宗教があり、神と崇められるものがあるのだから、そん...
  • シュピターラーのある一日。
    シュピターラーのある一日。 長旅における想いと、その行動について。 ターラーといわれる陸上歩行型の小さな竜がいる。 シュピと呼ばれる陸上歩行型の竜人を背中に乗せ、旅をしている。 ターラーは、短めの腕、著しく発達した後ろ足を持ち、 背中に何かを乗せて長距離を移動することに適した種族だ。 搭載量を上げるために、ターラーの種族は、 大きく膨らんだポケットを持つ、バックパック兼の服を着ている。 シュピは、ターラーと同じ陸上生活を営んでいるが、二本足で直立し、両手を仕事に使う。 その体つきから、全てにおいて順応であるが、全てにおいて特筆した能力も無い。 普段、シュピの種族は服は着ていないが、 ターラーの種族の服の何かに魅かれたのか、 ターラーの服を繕い直して作った服を着ている。 小さなポケットがやけに多いのはそのせいだ。 ちなみに、ターラーとは、何処かの誰か...
  • 娘とドラゴン(太陽編)
    ばっさばっさ  どすん。 『娘、久しぶりだな』 「一昨日会ったばっかりじゃん。トゲが小さくて抜けないとか泣き付いてきて。  最近村の人達に怪しまれてるんだからあんまり呼び出さないでくれる?」 『黙らぬか。 今日はその、なんだ、貴様にこれを呉れてやろうと思ってな』 がらがらがらがら 「なにこれ」 『ふっ、やはり貴様達人間は物の価値を知らぬ。 これは媚薬の原料だ。  まず種を取り出し、それをよく炒るのだ。 次にその種をすり潰す。  滑らかにすり潰すのだぞ? まあ人間には無理かもしれんがな。  それに砂糖と牛の乳を少量加え、なべで焦がさぬよう練り上げる。  こうして出来た物を更に滑らかにすり潰し、十分に時間をかけて  冷やし固めるのだ。  どうだ、驚いて言葉も無い様だな。  まあ御前のようなはねっかえり娘には媚薬を盛るような男...
  • 分かたれた者達
    アルコールの匂いとベタつく光沢が染み込んだ、小さな樫の木のテーブル。 その前でグラスを片手に椅子に腰掛けながら、俺はカウンターの奥の壁にかけられた丸時計へと目をやった。 「あの・・・」 突如背後からかけられた、おどおどした小さな声。正に時間通りだ。 俺は顔色1つ変えずに後ろを振り向くと、そこに立っていた小柄な町長の姿に目を止めた。 「この度はありがとうございました。これが・・・謝礼の金貨50枚です」 そう言って、町長がズッシリと金貨の詰まった麻袋を俺の前に差し出す。 「ああ、悪いな。また何かあれば言ってくれ。すぐに駆けつけるよ」 「は、はい・・・」 俺が金貨の袋を受け取りながらそう言うと、町長は俺に対してある種の恐れでも抱いているのかしどろもどろに歯切れの悪い返事を返してきた。 その様子を一瞥し、ガタンという音を立てながら軋む椅子から立ち上がる。 そして呆然と俺の後ろ...
  • 語らい
    荒野を旅する人間。 目の前に山のようにうずくまったままの龍に、旅人が声を掛ける。 他愛もない話は、いつしか旅人が信ずる神の問いかけに変わる。 「では聞くが、お前はどんな神を崇めているのだ?」 眠ったように目も開けず、龍がそう聞いた。 「私にはこれといって崇める神はいない。」 「ほう、全ての道は己が切り開いてきたとでも?」 龍がそう聞くと、人間は肩をすくめた。 「いや、そうはいっていない。 私にとっての真実とは、万物に神は宿るということだ。 そう、例えば、この石ころひとつにだって、神は潜んでいる。」 人間は、足元に転がっていた石を拾い上げて見せた。 「ふふ、それはそれは…。面白い考えだな。」 龍は静かに笑った。 「では聞くが、お前の足元にある枯葉にも神は宿っているのか?」 「もちろん。」 人間は深く頷いた。 「では聞こう。お前の足元にある何千と言う砂...
  • オロチ
    「ふぅ・・・今日も暇ねぇ~・・・」 大きく広がった真っ赤な耳をひらひらとはためかせながら、透き通るような黄色いドラゴンがふうっと溜息をついた。 眠気眼に涙を浮かべながら、退屈を紛らわすために真っ白なドラゴンの首にかぷりと噛みついてみる。 「あいた!や、やめてよいたたた・・・」 唐突に首筋に牙を突き立てられて、白いドラゴンが身をまかせながらも控えめな抵抗を試みる。 首を捻ってみるが、黄色いドラゴンはなかなか口を離そうとしない。 「あら、面白そうなことしてるわね~?あたしにも噛ませてよ」 紫色の綺麗な巻き角を頭に載せた桃色のドラゴンが、それに便乗して白いドラゴンの首をパクッと咥える。 「ちょ・・・2人ともやめて~!」 手加減と悪意を同時に感じる嫌がらせに、白いドラゴンは半べそをかきながら暴れた。 「ほらほら、どうせ逃げられないんだからおとなしくしてよ」 首筋に舌をペロペロ...
  • 誕生2
    私の体を貫いている肉棒から放たれた煮え滾る粘液の刺激に、私は今まで押し隠していた本能が呼び覚まされていくのを感じた。 彼の肉棒を押し包んでいる器官にグッと力を入れ、物凄い力でそれをギュッと締め上げる。 「あぐぁっ!」 突然の反撃と強烈な刺激に驚いた彼が、私から肉棒を引き抜こうと反射的に腰を引く。 「だめ、逃がさないわ」 彼の腰に素早く桜色の尻尾を巻きつけて引き寄せると、私はさらに両手で彼のごわごわした肩を抱き締めた。 それでも抵抗しようとする彼を黙らせるように、再び最大の弱点である肉棒に圧搾を加える。 グシュッ 「ぐ・・・ま、待ってくれ・・・」 あっという間に逆転した形勢に、彼は半ば落ち着きを失って私に懇願した。 だが彼がそうであったように、私も自らの快楽を求める本能に歯止めを効かせることはできなかった。 ゴシュッ・・・グシッズリュッ・・・ 「うあっ、うああああっ!...
  • 生贄の少年2
    「ようこそ我が家へ」 一方のドラゴンが口を開いた。その声には聞き覚えがあった。 僕が死んだとき、あの不思議な空間で頭の中に響いてきた声だ。 「あ、あの・・・」 「あなたの言いたいことはわかっています」 ドラゴンが僕の言葉を遮る。 「あなたの考えている通り、不運にも命尽きたあなたをここに連れてきたのは私です」 「僕はここで何をすればいいんですか?」 もう一方のドラゴンが答える。 「その答えは1週間後にわかります。それまでは、どうぞ私達の国でゆっくりと寛いでいってください」 どうやら2匹とも雌のドラゴンのようだ。 僕は家を出た後、一緒にいた赤い子ドラゴンに聞いてみた。 「あのドラゴン達は君の両親かい?」 「ちょっと違うわ」 子ドラゴンはちょっと真剣な顔になって続けた。 「この国には今雄のドラゴンがとっても少ないの。だから1人の雄が何人も妻を持っているのよ」 「ど...
  • 氷炎の恋物語3
    FlameDragon-side IceDragon-side 世に人間という種が姿を現すよりも遥か太古の昔、世界は今よりもずっと厳格な秩序の下に統治されていた。 その地上に台頭していたのは大陸の南方にある活火山に棲み轟々たる火と大地を司ったという炎竜の一族と、北方の海に浮かぶ凍てつく氷山の奥地に集落を構え、荒らぶる風と水を操ったとされる冷たい氷竜の一族。 彼らは特に種族的な対立をしていたわけではなかったものの、決して相容れぬ存在としてお互いに異種族の竜達と関わりを持つことを固く禁じていた。 だがある時、これまで1度も破られることのなかったその絶対の掟に敢然と立ち向かう雌雄の竜が現れる。 この物語はそんな許されざる恋に身を投じた、1匹の雌氷竜が歩んだ生涯の一節である。 深い藍色に染まる原始の海に、厚い氷で覆われた巨大な大陸が浮かんでいる。 その年中通して激しい...
  • 子育て
    "辰子山の行方不明者 例年の3倍" "秋の入山禁止令発令" 夏のある日、僕は大学から帰る途中にたまたま見つけた図書館で、去年の新聞を読み耽っていた。 ここ数年、9月から10月にかけて辰子山に登った人達が行方不明になるという事件が頻発し、世間を賑わせているらしい。しかも、行方不明になるのは決まって若い男性ばかりだった。 この不気味な謎は、将来新聞記者を目指す僕の好奇心を掻き立てずにはおかなかった。 きっと謎を解いてやる。そう思い立つと、僕はもうすぐ来る秋に向けて期待を膨らませた。 例年になく暑かった夏が終わり、肌寒い秋風が吹き始めた頃、僕は登山の準備をして辰子山に出かけた。 去年から入山禁止令が出されていたが、その原因を突き止めに行くつもりの僕には関係無い。 人目につかぬように張り巡らされた「立入禁止」のテープをくぐると、僕は鬱蒼...
  • 渇望の日々
    深い木々の生い茂る密林の洞窟であのリオレイアと不思議な一夜を過ごしてから数ヶ月・・・ 僕は毎日のように護身用の弓を携えながら、彼女のもとへと足を運び続けていた。 もちろんこれは、巨大な雌火竜に対する警戒のためではない。 季節は暑さの厳しかった温暖期から早くも夜の冷え込む寒冷期へと移り変わり、食料の乏しさから空腹で凶暴化した獣達が森のそこかしこで跋扈しているからだ。 尤もそれは当の彼女も同じであるらしく、僕も最近はポーチの中に詰め込めるだけの生肉を押し込んでいる。 そして冷たい風の吹き込む巨洞の中で蹲った彼女と出会う度、僕はその骨付き肉を彼女の口元にそっと運ぶのだ。 プシュン!・・・ズバッ! 身の丈程もある大弓から勢いよく放たれた幾本もの矢の雨が、僕の周囲に五月蠅く付き纏っていた毒針を持つ大きな羽虫を正確に捉えていた。 その激しい射撃の衝撃で、憐れな的となった獲物が緑色...
  • 無垢な視線
    まだ薄暗い早朝の森の中をあてもなく歩きながら、ワシは午後の予定に頭を悩ませていた。 「フゥ・・・今日は何を話してやればよいのか・・・」 ここ最近昼過ぎになると、暇を持て余した子供達がワシの寝ている大きな一枚岩の周りにガヤガヤと集まってはやかましく騒ぎ立てるのだ。 そのせいでとても昼寝などできるような環境ではなかったものの、長年自分の居場所として過ごしてきた岩の上を子供達に取り上げられてしまうのも癪だったワシはある日子供達に色々な話を聞かせてやることにした。 これまでに見てきた珍しい物、珍しい場所、珍しい体験・・・ せいぜいワシの50分の1程度の年月しか生きていない彼らにとってはそんな話でも興味があるらしく、ワシが何かを話し出すと茂みを揺らすような子供達の喧騒がピタリと止むのだ。 肝心の昼寝こそできないものの、静かに寛げる時間が取り戻せたのは大きな喜びだったといっていいだろう。 ...
  • 無題{改}
    太陽がようやく暑くなってくる時間だったが2頭の竜はまだ眠気眼で飛んでいた。 青い空の下、2頭の竜とまばらにある雲の影だけが下の草原に映っている。 住処から目指す湖までそこそこの時間を2頭は飛行してきた。 途中後方の竜が何度も「引き返そう」と思い立ったが前方の竜にいさめられてここまできたのだ。 真っ白な体で前を飛んでいる♀の竜の名前はエミネス。 一児の母として、常に息子に愛情を注いできた母竜である。やや勝気ではあったが、さっぱりとしていて周りとうまくやっていける性格が幸いし母子家庭ながらいままで苦労してなんとか自分たちの縄張りと住処を確保してきた。 後方を飛んでいる青空のような全身青い色で覆われた若い竜の名前はヴァイン。エミネスの一人息子である。 エミネスとは対照的におとなしい性格だがしっかりしていてエミネスの至らない部分をよくサポートしてきた。 現在160歳でまさに成...
  • 竜神恋譚
    『竜神様、御願いがあります』 『供え物』を我の前に置いた娘の手が合わさる。紅潮する白い肌、震える唇。 それでも彼女は、言葉を紡いだ。 『私の、はじめてを、もらって下さい』 はじめてとは……処女を捧げる事。我に? わ、我は……どうすればよいのだ? ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 事の起りは十数年前に遡る。 我は竜神。人の世でいう昭和の時代。古の大河より分かれし瑞々しき流れを守護するモノ として造られた……筈だった。務めを果たさずして、祭られしばかりの我と社(やしろ) はヒトの争いに焼かれ、飲まれたのだ。 願われ報いる、それが我が務めであり存在。 それは失われた。力は無くもう名前すら思い出せない程に衰弱し、神体の鏡と共に錆び朽 ち逝くのを待つばかりの歳月。 我は疲...
  • 三十路旦那鋼尾談
    『はぁいアナタ……あ~んっ♪』 『あ、あ~ん』  愛妻から差し出された木さじ一杯。その旨みを心行くまで堪能してから嚥下し、ヴィス トは苦笑まじりに諭す。 『うん……美味いっ。けどな……その』 (一口ごとにそれじゃ、いつまで経っても食事が終わらないぞ?)  手料理を妻が夫に手づから食べさせる。新婚夫婦によくある仲睦まじい光景だ。  ――そう。食事に時間と愛情がたっぷり掛かるのは、良くある事。  ――ただし。  妻が人間より遥かに強靭な竜の場合は……なんというか、その非常に稀有な光景と言え るかもしれない。  『その……なんですか? あっ……』  妻の黄色と赤、左右色違いの瞳がたちまち潤み始める。不用意な発言をヴィストは悔い たがもう遅かった。 『味付けが濃すぎましたか? 健康に良くないって言うし……...
  • 裏窓4
    「ねえ。」 「んー?」 「へーさん達、いつ頃になるかな?」 「さあ。」 「先に夕飯食べてる?」 リオンが腕時計を確認しながら言う。 俺も横から覗き込んだ。 「もうそろそろご飯食べてもいいくらいの時間だけど・・・。」 「・・・まあ、それほど時間かかる事じゃないし、先に済ませちまおうか。風呂入るときもその方が楽だし・・・。」 シャワールームとトイレは全員共用なので、全員が決まって利用するような時間帯はものすごく混む。 飯の類も配当制なので、それらしい時間には竜人が殺到するのだ。 「じゃ、貰ってこようか。」 リオンがそう言ったので、俺も付き合うことにする。 テントを出ると、いつもよりも大分竜出が少なかった。 代わりに、午前中に来た人間の集団が一箇所に固まって飯を食んでいる。 テントから竜人と一緒に出てきた俺を見て、怪訝な顔を浮かべるものも多い。 「君さ。」 「ん...
  • 隣町2
    結局、スラグはよく泣いた。 杯戸のワイシャツに水分がしっかりと染み入り、晩飯を食いながら涙を流し、風呂場からは嗚咽が聞こえてきた。 堰を切ったように流れ出した涙はなかなか止まることをせず、杯戸はいつもよりかなり早い時間に、疲れ果てて船を漕ぎ始めたスラグを部屋に運ばなくてはならなかった。 スラグをベッドの上に寝かせ、杯戸は自室に入る。 今夜は、寝られそうになかった。 まるで起きた直後のように脳が活発だ。 もっとも、最近は寝付きが悪く、朝は辛いことが多かったが。 カルーアミルクなんぞを傾けながら、ベッド脇のノートPCに向かう。 そろそろスラグにも1台用意してやろうか、などと、うつらうつらと考えながらパッドを擦り、叩く。 溜息をつきながら、メインPCに保管してある「見られたくない類」をノートに転送する。 ・・・これから先、どの程度使うんかね・・・。 「さて、と――、」 杯...
  • stray dragon
    プロローグ ヨーロッパで最初のドラゴンが発見されてから20~30年は経っただろうか。 ドラゴン本来の能力、知性と人間の科学力によっていまやドラゴンは犬や猫と 同じほど人間のパートナーとしてメジャーになった。 いや、人間と会話できる分ドラゴンのほうが人気が勝っていただろうか。 だが10年前のドラゴンペットブームも過ぎ、今は世間のドラゴン熱も落ち着いて ペットショップでも普通に猫や犬と同じに扱われていた(正確には会話ができるので他の動物より2ランクほど上の住まい、値段だが) もちろん人気のある種類(翼がある飛行タイプ、火を吐けるブレスタイプなど)は今でも人気で 普通のサラリーマンの月給ではとても届かない値段で扱われていた。 しかし、翼もなく火も吐けない特徴のないドラゴンも生まれる場合があり そういうドラゴンは値段も他と比べると安かった。 それでも養育費で...
  • 氷炎の恋物語
    FlameDragon-side IceDragon-side 世に人間という種が姿を現すよりも遥か太古の昔、世界は今よりもずっと厳格な秩序の下に統治されていた。 その地上に台頭していたのは大陸の南方にある活火山に棲み轟々たる火と大地を司ったという炎竜の一族と、北方の海に浮かぶ凍てつく氷山の奥地に集落を構え、荒らぶる風と水を操ったとされる冷たい氷竜の一族。 彼らは特に種族的な対立をしていたわけではなかったものの、決して相容れぬ存在としてお互いに異種族の竜達と関わりを持つことを固く禁じていた。 だがある時、これまで1度も破られることのなかったその絶対の掟に敢然と立ち向かう雌雄の竜が現れる。 この物語はそんな許されざる恋に身を投じた、1匹の雄炎竜が歩んだ生涯の一節である。 見渡す限り一面が暗い赤と黒に覆われた、灼熱のマグマ噴き上げる広大な火山地帯。 その不毛な丘陵...
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