元々は中国の故事「国士無双」
※1が語源。
「並ぶもの
双つと
無し」の意味。
それを元とする真・三國無双や戦国無双などで、
プレイヤーキャラが単独で大勢を(圧倒的強さで以て)蹴散らす様子から、
「ゲームなどで、他を圧倒する強さを持つキャラクター、もしくは技・戦法で大暴れすること」
を言うようにもなった。
萌えもん動画においては主に、トレーナー戦(主にイベント)で、
萌えもん1人だけで、相手の萌えもんの大多数(場合によっては全員)を倒してしまうことを言う。
言葉で言うほど簡単にできることではないため、特定の萌えもんの強さ―ひいてはそのトレーナーの実力―を
強調する手法として、しばしば萌えもん動画でも用いられる。
これをやるためには、元々能力値が高い、圧倒的なレベル差をつける、相性が抜群に良い、積みわざを使う、などの方法があるが、
方法を問わず無双すると大抵「自重していない」と言われる。
特にレベル差で勝っている場合、無双した萌えもん自身が「自重しろ」と周りから説教を受けることが多い。
れっきとした戦術の一つではあるのだが、多用なキャラクターが登場し、育成していくSRPG系のゲームでは、
故意に圧倒的な戦力差をつけるという無双プレイは、考える楽しみを半減させる下策であるとされている。
そのため萌えもんに限らず、これらの無双と呼ばれる行為を嫌う人もいるので、
やりすぎには注意するべきである。
関連用語
※1
語の出典は史記、淮陰侯列伝。
語源は、前漢の劉邦に仕えた韓信の才能を、「国に二人といない、得難い人材」と讃えた言葉であるといわれる。
最終更新:2010年04月09日 03:29