萌えっこもんすたぁSS保管庫内検索 / 「1スレ>>534」で検索した結果

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  • 1スレ>>534
    「金が無い」 「どうしたの、藪から棒に」 「起きたら体が芋虫になってるどころか路銀が見事になくなってた  昨日あれだけエリートトレーナーからガメておいたのに、だ」 「彼、8戦目終わったあたりで泣きながら消費者金融に走っていったよね」 「くそっ、このままじゃ今日の宿すら危ういじゃないか  ジュゴン、なにか知らないか」 「うんと、ギャロップ姉ぇがネイルアートに行ってくるって言ってたかな  あとパルシェン姉ぇが二枚貝アートに行ってくるって言ってた」 「なにやってんだあいつらは!  っていうかちょっとまて、二枚貝アートってなんだ、どこを飾るんだ」 「やだなぁマスター、そんな卑猥なこと言えるわけ無いじゃない」 「卑猥!?なにが!?」 「そんなに心配しなくても大丈夫だよ  いくら姉ぇふたりでも限度は分ってるってば」 「そう、かなぁ、全部使っちゃうんじゃないだろうか  ……じゃなくて俺の財布から勝手に抜...
  • 1スレ>>51
    1スレ51 トムは自らの象徴とも言える逸物を私に見せ付けるように、私に見せびらかすように露出した。 突然の事に私は声を出す暇も無かった。いや、ここで落ち着いていられる人等いないだろう。ただただ呆然と、私はトムの逸物を見ていた。 「我慢出来ない」 トムのその青い目が私を見つめる。その双眼は以前から私を見つめていた、あの熱い視線と同様のものだった。 だがしかし、トムの言葉で私は正気に戻り口を開く。 「な、なにを言っているんだ!私には妻と子も……大体君と私は同性じゃないか!」 だが私の言葉も彼の耳には入っていない。それを聞いても尚、彼は私に詰め寄ってくる。 「や、やめ…………」 ……………………… …………… …… 「面白かったですね」 映画館から出た後、いつもは無表情のフーディンが幾分か...
  • 3スレ>>534
    戻ってきた、博士の居る場所に 博士(以下、博)「もう戻ってきたのか、ずいぶんはや「はかせぇぇぇぇ」っと」 ロコン(以下ロ)「はかせ、はかせ、はかせ」 私は泣きながら、博士に飛びついていた 博士が私の頭を撫でてくれる、さっきまで怖かったのに だんだん気持ちが落ち着いてくる………博士たちが何か話してる でも私は…………眠く……… 目が覚めた、あれ、私は確か 外に出て…待つように言われて それから人が来て……… 思い出した、思い出してしまった 体が震えだす……怖い、怖いよ 博「起きたかい、ロコン」 ロ「はかせ……」 博「彼から聞いた、大変な思いをしたな」 そう言って博士は、頭を撫でてくれた 博士に頭を撫でてもらうと怖いのが薄れてくる それと同時に、ずっと撫でて欲しい気持ちが大きくなる 黒い人(以下黒)A「おはようございます、博士」 黒A「だいぶ落ち着いたようですね、これなら次の作戦もいけますね...
  • 1スレ>>539
       ――前書き―― 元設定に少し肉付けしているのでちょっと違和感あるかもしれません。 もし致命的な点があればご報告ください。 あと……続編書くかもしれないですが……勢いで書いたので未定だったりします。 でもこれだけでも読めるようにしたつもりなので気兼ねなくお読み下さい。。。 では、短いモノですが本編をどうぞ。    ―――Majestic Shellworks――― 「はあ……疲れたぁ……」 雲ひとつ無く澄み渡った空に向かって言い放ちながら、パルシェンはぺたんと 足元の草むらに腰を下ろした。 少しばかり息が上がっている様子ではあったがスタミナはまだまだ残っているように見える。 「何言ってるんだ。まだ素振りを始めて半時間も経ってないじゃないか」 「まだそれくらいしか経っていないのか。……壊れてるんじゃないか? その時計」 「バカ言うな」 僕は深々とため息を...
  • 3スレ>>53
    今私はとても広い場所に居る 上を見る、どこまでも続く青い色 そこに白い様々な形をした何かが流れている 前に絵を見せて貰った、あれが雲なのだろうか だとしたらこれが空 右を見ると茶色い柱に模様がついていて上に緑の小さい葉が一杯ついてる あれはきっと木だと思う 左を見た、そこに見えるのは私と同じ高さぐらいの草が沢山生えている ……見せて貰った絵とぜんぜん違う…… 前を見ると私をここまで連れてきた黒い人と同じ姿の人が数名いる 黒い人(以下、黒)A「さて、作戦の説明は以上だロコンこっちに」 呼んでる、私はそっちに向かう 黒A「今作戦の要は彼女だ」 そう言って私を他の人の前に出す 黒B「これは……」 黒C「あの噂は本当だったんだ」 黒D「うはwwwwwwwwwwおkwwwwwwwテラカワユス」 黒E「なんという、ょ・ぅ・じ・ょ」 なんか、二人ほど息が荒い様な気がする 黒A「よし、ロコンこれから君の役...
  • 5スレ>>53
    無人発電所に一番近い萌えもんセンター――イワヤマトンネル付近までリザードンに乗っていった、俺、ガラガラ、イワークに対し、 陸路でそこまで行くと言い張ったギャラドスのせいで、20分ちょっとはギャラドスが来るのを待たされることとなった。 ハナダシティでのことといい、今さっきのことといい、随分と時間がかかってしまったが、 ようやく俺たちは目的地の無人発電所にたどり着くことが出来た。 「それではな、主。また何かあったのなら呼んでくれ」 「ああ、ありがとな、ギャラドス」 「ギャラドスさん、さようなら~」 良い意味でも悪い意味でもここまで世話になったギャラドスにまたしばしの別れを告げる。 別れが相当辛いのか、少々涙ぐんでるリザードン。 ギャラドスは俺たちに微笑むと、水の中へと姿を消していった。 ギャラドスの姿が見えなくなったことを確認すると、俺はギャラドスに向けて振っていた手をゆっくりと下ろし...
  • 2スレ>>584
    「座談会」 登場人物 200のひと・・・所謂、作者。(以下 作) トレーナー・・・作者の書くSSの主人公。マサラタウン出身。(以下 ト) リザード・・・トレーナーのパートナー。控えめな女の子。出身地不明。(以下 リ) ピカチュウ・・・素直な女の子。常磐(トキワ)の森出身。(以下 ピ) コラッタ・・・。無邪気な女の子。1番道路出身。(以下 コ) 作「と言うわけで、今後のために整理しておこう! と言うわけで座談会da Yeah!」 ト「・・・あの状態からよく立ち直ったな・・・(番外編、2スレ164参照)」 作「まぁ、人間どん底まで行ったら後は上がるのみよ! ポジティブシンキングで行こうよ!」 ト「・・・お前・・・実はマゾ?」 作「さぁ、次行ってみよう!」 ト「華麗にスルーかよ!」 ・・・五分後・・・ 作「と言うわけで、質問形式で行きます。何かある人?」 リ「・・・はい」 作...
  • 5スレ>>534-536
     よっ、再びだが、オレはそのへんの背景も同様のロケット団団員!(涙目)  今日もおにゃのこたちをつかって悪さをするぞ!  さて、今日はどこ爆破しようかなーなんて悪巧みしてると、我らが首領サカキ様が今回も直々の命令を与えてくださったのだ!  ~今日の指令~  ハナダであなをほるパクってこーい。  なるほど、空き巣か。  まさに悪の秘密結社ににぴったりの仕事! おら、わくわくしてきたお。  ついでに同封されている地図を見て、オレは驚いた! 「……ここ、オレのばぁちゃんちじゃねぇか」  そう、ハナダジムのななめ右上の家だよ。ばぁちゃん元気にしてっかなぁ。 「久々の帰省だなぁ、なにをもっていこうかな」  リュックにロケット団名物のRせんべいを詰め、オレは部屋を後にした。 「やっとついたぁ」  長い道のりだったな。アジトがタマムシだから、だいぶ長いよな。 「サンド、お前も...
  • 5スレ>>532
     まるで地上にいるもの全てが憎いと言わんばかりに照りつける傲岸不遜な陽光の中、彼女はしばらく暇を持て余していた。  普段なら元気に外で遊びまわる子供達すら、じりじりと焼け付くような暑さにやられたのか出てこようともしないので、見るものすらろくにない。  自慢の強度を誇る、体の一部である服すら、この状態ではやや恨めしく感じた。 「……何故簡単に脱着できるようなものにしてくれなかったんだろうな」  見た事のない種族的先祖に向かって無茶苦茶な文句を言いながら、パルシェンは遠くの木を見つめた。  陽炎で揺らいでいる気がするのは気のせいという事にしておきたかった。  彼女が普段ついているべき主は、今はちょっとした買い物があるようでこの場を離れていた。  本当にちょっとしたものだから、と言ってほぼ無理矢理彼女を木陰付近のベンチに座らせてさっさと行ってしまえば、 後に残るのは暇を持て余した一匹。  モル...
  • 3スレ>>530
    ………… まぁ7年間無敗のチャンピオンだもんな、今まで自分の手持ちの戦闘不能のアナウンスなんざ聞いたことないか。 焦りが先にきてるね、まだ視野が狭い。 こちらのブラッキーがすでにサンドパンと交代してるのに気づいてないのなら…… こちらの思惑を悟られてないのなら、勝負はすでに決まった! 「御苦労さん、キングドラ」 「一つ完遂と……マスター、へまをするなよ?あのキュウコン思った以上に―」 「大丈夫、まだ予想の範疇だ。対応できるよ」 「ならかまわん」 キングドラを戻す。そんでお次は― 「ブラッキー、もう一回頼むわ」 「えぇ」 「んじゃサンドパン……俺のために散ってくれ」 「……てくれる?」 「ん?」 「これが終わったら……抱きしめてくれるかい?」 「終わったらな、今のところいい感じだ。この調子で崩してくぞ!」 ――――― キュウコンの手刀が空……、いや気配を切る...
  • 2スレ>>532
    [ 歌姫の旅立ち] 「やってきました、おつきみやま!」 「どうしていまさら、こんなところに」  おつきみやまの麓に、少女とフシギバナが立っている。少女は元気はつらつとし、フシギバナは少し疲れているように見える。 「シルフカンパニーでは、ロケット団がのさばっているんですよ? 先にあっちをどうにかしないでいいんですか?」 「人間よりも、もえもん! それが私のジャスティス!」 「ということは、ここにいるもえもんに用事があると」  呆れと納得した表情を両立させるフシギバナ。 「そうなの! 噂でね『おつきみやまには、とても綺麗な声で歌うもえもんがいる』って聞いて、いてもたってもいられなくて!  ちょうど暇だったから、来てみたわけよ。綺麗な声で歌うもえもん……とっても可愛いんでしょうねぇ」 「暇って、シルフカンパニーはどうするんですか……聞いてませんね」  少女はうっとりと、まだ見ぬもえもんを想像...
  • 3スレ>>538
    マスターの特性(小ネタ) 注意:小ネタです。    気分を害することがあるかもしれません。    もし自分に当てはまってしまっても私は責任を持ちません。(笑) ガーディ(以下ガ)「ねぇねぇ。僕達には皆特性があるけど人間にはないのかな?」 モルフォン(以下モ)「確か、人間には特性はなかったはずですが…。」 フリーザー(以下フ)「あら?でもダーリンを含めてトレーナたちは特性がありそうじゃない?            ほら、この前のトレーナーとか。」 以下回想 トレーナー(以下ト)「ひゃっほぅ。ぉ、そこにいるのはロリロリのピカチュウたんではないかー。            いざゲットじゃー。行くぞーものどもー。」 と言って逃げるピカチュウを人間とも思えないスピードで走るトレーナー。 ト「よしゲットじゃぁ。」と飛びつき電撃を食らうも ト「よしよし、恥ずかしがりやなんだ...
  • 3スレ>>539
    少年はその日、落ち着きがなかった。 朝、起きて皆と朝食を取っている時も何処か浮かない顔をして。 イーブイ達と散歩に行っている間もどこかきょろきょろと見回していて。 昼、食事の用意をしている間でも、危うく野菜炒めに醤油を一瓶入れそうになっていて。 「…マスター、今日はどうかされたんですか?」 「へ?」 午後3時、おやつの時間前になって、そこで初めてサンダーが尋ねた。 普段、物大人しくしている少年の相棒がそのおかしな様子に質問を投げかける。 「だって、今日は何だか、その…ほら、落ち着きがない、って言うか…」 「え…あー……いや、その、だな…」 「何処か、体調でも悪いんですか…? だったら、病院に…」 サンダーはそう言うと少年の方へと歩み寄り、そっと手を額に当てる。 「だ、大丈夫だって…」 「でも…」 少年は気恥ずかしさからか、サン...
  • 3スレ>>536
    少年には、ここがどこだか全くわからなかった。 辺りを見回してみる。 天井から床までびっしりとダクトが接続されている。 どうやら人工建造物内部のようだが…… 通気口から降りてきたのはよいものの、どうやら 大変なところに来てしまったらしい。 ――黒ずくめの集団がうじゃうじゃいやがる。…というかここ、地下だよな。 …少年の世にも珍しい潜伏大作戦の始まりである。 -+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+- 05 首都圏アンダーグラウンド ~地下帝國大潜伏作戦~(前編) -+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+- 事の発端は、少年一行がこれ...
  • 5スレ>>538
     あらすじ~なんかおっさんと出会った!       萌えもんもらった! まぁ色々はしょってー。 簡単に言うと助けてくれたお礼に萌えもんあげるからその代わりこの萌えもん図鑑を完成させてほしいんだとかなんだとかいうからママンに事情説明してたびをすることにしてコトキタウンもつうかしてパパンに会うのにトウカシティめざして歩いてるんだって感じかね。 「句読点使おうよ!後改行もしようよ!」 「おおぅテニアちゃん。地の文にツッコムなんて……成長したねぇ。」 「2話にして?!ツッコミのレベルだけ!」 「私はうれしいよ……テニアちゃんがりっぱに成長してくれて…」 「いいけどミズゴロウほったらかしだよ!」 「おお、そうだったねぇ。」 そう。私たちには新しい仲間が増えた。 それがこのミズゴロウちゃん。 まだ私に慣れてないのかちょっとおっかなびっくりな感じだ。 なのにテニアちゃんにべったりなのはどーかとおも...
  • 2スレ>>538
    「……飽きた。」 「マスター? 何を唐突に。」 今日7組目のチャレンジャーを撃退し、やっと調子の出てきた昼下がりの午後。 マスターがとうとうボヤき初めてしまった。 そうよねぇ、ここ1年あまりチャンピオンとして君臨し、 チャレンジャーを悉く返り討ちにしてきた私たちにとっては、最近は既に作業と化した仕事だわ。 「……あぁ、チャンピオンがじゃない、この部屋の内装の事だ。」 ……本当にこの人の思考は判らないわ。 無機質な機械をむき出しにしたこのチャンピオンルーム。 確かに、見慣れた……というよりも見飽きてしまったわ。 「そうだ、……少し戻ってろ。」 と言って、いきなりボールに私を戻そうとする。 いつもの事なので慣れてしまったけれど。 しばらくして何かをする音が響き始めた。 ――― 3時間あまりが過ぎ、私も怠惰な昼寝から目を覚ました頃。 「……出てきていいぞ。」 深...
  • 3スレ>>537
     吸い込むと清清しく、それでいてどこか体の中を焼かれるような純粋な空気。  澄み渡るように雲ひとつなく晴れ上がった青空。  ぽかぽかとした陽気日になりそうではあったが、時間が未だ午前であるせいか服が肌にまとわりつく事もなく、 涼しい風が通って、むしろ活動には最適な環境だった。  見渡せばほぼ濃緑一面、水しぶきもあげずに緩やかに流れる川以外の音は、時々聞こえる虫のさざめきのみ。  がくんと一人分の身長ほどの谷間があるその川には、橙色の球体二つが、清流に逆らわないように時々浮き沈みする。  その球体から繋がる、水の雫を垂れる糸。  それがくいくいと引っ張られるように水中に引き込まれる動作を見せると、逆に強い力によってあっという間に引き戻されて丘に揚がった。  同時に引っ張りあげられた小魚が、ゆんゆんと垂直に垂らされた糸を揺らす。 「……」 「小さいな、主」 「そうだな、逃がそう」  川の傍...
  • 2スレ>>537
    第二作です。 一応続き者です、が、前作を見る必要は全くないのですよw ↓では本編どーぞ↓ -+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+- 手乗り文鳥……をご存知だろうか? 手紙を鳥に持たせて、遠くの人と文通ができるというシステムだ。 一時はこれを稼業にして莫大な富を築き上げた者もいるが、 データ通信が一般となっている昨今、 こんな時代遅れは俄に騒がれるだけで全く流行らなかった。 それでも好評をいただいているのは通信線の張れない地域。 もえもんと共に旅をする人々にとって、町外れからの通信に対して信頼を得ている。 そんな我らもえもん文通システムサービス『文鳥屋』 本日も全身全霊のサービス精神で皆様に提供させていただきます!! ~あなたのお手紙届けます!とりもえ...
  • 5スレ>>539
     前回のあらすじ~ミツルくんの手伝いさせられた!           「というわけで102番道路より、縁がお送りしました~。」 「なにを?!いったいなにを?!」 「あの~……ホントに手伝ってくれるんですよね?」 私たちの間では恒例の漫才なのだが、ミツルくんは多少置いてけぼりのようだ。 「恒例じゃないよ!むしろやめたいよ!」 さわぐテニアちゃんは相変わらずムシ。 「さてミツルくん。これから萌えもんを捕まえに行くわけだが。」 「はい。なんですか?」 「捕まえるにはまず萌えもんを探さなくてはならないわけよ。」 「基本からなんでしゅね……はぅ!」 ジュリちゃんが噛むのも恒例になったのでほぼムシ。 「というわけでまずは草むらにとびこむのよ!」 「は、はい!わかりました!」 駆けるミツルくん。うん、若者はアレぐらいがいいんですよ!(縁が18。ミツルくんは13ぐらい。) ってなんかさっそ...
  • 2スレ>>533
     それは俺がまだ幼い頃、父さんに連れられてサファリパークに行ったときのことだった。  俺は始めてみるサファリが珍しくて、ちょろちょろしながら何かいないかと草むらの様子を探っていた。  もちろんその頃は知識も何もなかったから探索は子供の遊びの域をでなかったけれど、俺はすっかりトレーナー気分だった。  そんなときだ、目の前の茂みからがさがさという音を聞いたのは。 ――― 「……なにかいるのかな」  無知とは恐ろしいもので、俺は何の警戒も無く茂みの向こう側へと分け入って行った。  そこは坂になっていて、背の高い草がたくさん生えていた。水の音が聞こえたことから考えると、土手のようなところだったのだろう。  草を掻き分けながら音のほうに向かっていくと、そこには一人の萌えもんがいた。  青くて長い髪にくりっとした目、頭の横についている小さな羽――そのときの俺にはわからなかったが、それはミニリュウだ...
  • 5スレ>>530
    ブーン、ガタガタ、ゴトン。 トラックの荷台に興味だけで乗ったけど物凄く揺れる。 さっきも頭をぶつけた。 「だいじょうぶ?縁ちゃん?」 「うんっ!このぐらいへいきヨッ!」 私の名前は縁(ゆかり)。今日カントーから引っ越してくる18才の乙女なのっ☆ あ、バンダナはしてないよ?髪はサイドテールにしてるよ? ちなみにこっちの娘はサンドのテニアちゃん。私が始めて捕まえた萌えもん。 キキーッ!とブレーキ音がなる。どうやら新しい家に着いたみたい。 「縁ー。早く出ていらっしゃいー。」 「はーい、いま行くよママンー。」 ママンに呼ばれてトラックから飛び降りる。ヤバイ、まぶしくて死にそ……。トラックの中って真っ暗だったんだよね…。 「ふー…いえの中がちょうどいいまぶしさ…。」 「ホント大丈夫ですかー?」 「しばらくしたらー、だいじょぶよー。」 テニアちゃんに心配されつつも無事復活! 「あ、縁、お...
  • 1スレ>>577
    「お腹減ったし疲れた~休憩しようよ~」  私の後ろを歩いているマスターの声が止まる様子を見せることもなく私の鼓膜をひたすらに叩いている。  現在位置はおつきみやまの洞窟の中、それもまだ全行路の四分の一といった辺りだ。 「マスター、せめて中間地点まで頑張ってください」 「え~」  こういった場合、話し込んでしまうと相手に説得をすれば私が折れてくれるかもしれない、なんて考えを抱かせてしまう可能性がある為に少々歩くペースを早めてマスターと距離を取った。  後ろを一瞥すれば、文句を垂れながらもなんとかついて来てくれているマスターの姿。  昨晩、ふもとにあったはずのポケモンセンターがロケット団に爆破され、仕方なく野宿で一晩を過ごした私たちはマスターの「早くハナダに行ってお風呂に入りたい」発言によって早朝に洞窟内に入り、今現在出口を目指し歩いている最中である。  周囲の風景は余り見てい...
  • 1スレ>>543
    カスミ「うーん…私の負けね」 よし、やっとカスミを倒せた! てか、スターミー強すぎだろう。10万ボルトとかサイコキネシスとか・・・ 何回勝負したか、考えるだけで眩暈がする。 意気揚々とジムを出て、クチバシティに向かっていると 「あ・・・あの・・・」 声の方を見るとヒトカゲ・・・もとい先ほど進化したリザードが俯き加減で話しかけてきた。 俺「ん? どうした? 体力が限界か?」 リザード(以下リ)「いえ・・・そうではなくて・・・」 リザードは暫く時間をおいてポツリと話し始めた リ「私って・・・ご主人様の役に立っているのか・・・不安になってきました・・・」 俺「え・・・?」 急に言われて俺は戸惑った。リザードは尚も続ける。 リ「だって・・・今までのジムでは私は全くと言っていいほどお役に立てていません!」 リ「タケシさんの時も、カスミさんの時も、みんなが頑張っていたのに、...
  • 1スレ>>593
    「ほれ、これが見つかった卵じゃ。」 「あ、どうも。」 「大切に育てるんじゃぞー。」 ナナシマの育て屋を管理しているおじいさんから、萌えもんの卵を受け取り、 俺はクチバ行きの船へと乗り込む。 何となく、太陽に当てたほうが早く孵るんじゃないかと思い立ち、甲板へと出る。 「はやく産まれてこないかなぁ。」 膝の上に置いた卵を撫でながら、ポツリと呟く。 産まれたら、始めになんて声をかけてあげよう? あぁ、やっぱり握手はしないとなぁなどと、とりとめのないことを考えながら、ふと思う。 「どうやって、卵出来たんだろう・・・」 育て屋に預けていたのは、メタモンとストライク。 種族の全然二人の間に卵が産まれるというのは、とても不思議なことだ。 降って沸いた疑問に、ついつい考え込んでしまう。 ―――――――――― 「くっ、貴様、これ以上近づくと斬るぞ!」 「ふふ、僕の身体を?出来るならどうぞ...
  • 1スレ>>554
    ※今回はちょっとえちぃ表現を含んでるので、そういうの見たくない人は見ない方が身のためです。 「モーモーミルク?」 「うん! ボクさっき売ってるのを見つけてきたんだ!」 尻尾を振りながら嬉しそうにガーディが言う。 「ボク、とっても大好きなんだ! ねぇ、買って?」 ガーディの上目使いに主人は負けそうになる。 「だけどなぁ……今財政難だし」 「あっ! 私の飲みたーい!」 ガーディの言葉にプリンが反応した。 「仕方ないなー、買ってあげよう。で、何処で売ってるんだ?」 「そこの角を曲がってちょっと走った所にある市場だよ! マスター忙しそうだし、ボクがお使いに行ってくるよ!」 「お、そうか? じゃあそうだな……皆で分けて飲もう。2つくらい買ってきてくれ。」 主人はそういうと、小さな袋にお金を入れて、ガーディの首にかけた。 「わかった! 行ってくる!」 ガーディは満面の笑みを...
  • 1スレ>>560
    はじめまして皆様。 自分は、駆け出し萌えモントレーナーの一人です。 ただし極度の度胸なしで重度のヘタレという、どうしようもない性格ですが。 ・・・自分の名前? いえ、名乗るほどの者でもないので どうかお好きなように想像してくださいませ。 突然ですが、自分にはコレといった才能も特技もありません。 世間にはそんな人いっぱいいるよ、とはいうものの。 大人の言うことにひたすら従って、 「言うことをよく聞くいい子」「扱いやすい子」 というレッテルを貼ってもらうことにより、 その無能さを隠して、大人たちに守られ生きてきた卑怯で卑劣なヤツ。 それが自分です。 そして今自分は、 自分自身の無能っぷりに限りなく絶望している真っ最中なのです。 「うううう、ううう、ぐす・・・   嫌だ嫌だ嫌だ怖い怖い怖い・・・  もうやだもうやだもうやだ、あんな洞窟なんて抜けられないって・...
  • 1スレ>>546
    ハナダシティに存在する洞窟。 正式な名称などはなく、ただハナダにあるからハナダの洞窟と呼ばれている。 生息する萌えもんはどれも高レベルな個体ばかりだ。 真の意味で実力を認められたトレーナーしか立ち入ることの出来ない魔境である。 そんな洞窟の奥にたった一人で佇む個体があった。 彼女の周りには誰も近寄らず、また彼女も誰も近寄らせることがない。 故に彼女はたった独り。 自分が生まれた事を罪に思い、また生きる意味を探すこともなく、 ただただ人が踏み入れることのないこの未開の地で己が身が朽ち果てるのを待つばかりであった。 そう、彼女が彼と出会うまでは……。 ---------- 「ハナダの洞窟?」 「はい」 聞き返した俺にフシギバナはただ一言で答える。 フシギバナの真意が掴み取れない俺はそのままフシギバナに問いを放った。 「なにか珍しい萌えもんでもいるのか?」 「非常に高レベルな萌えもんが生...
  • 1スレ>>526
    マスター 以下ま フシギバナ 以下フ ピカチュウ 以下ピ 食事中の出来事 ピ「ま、ますたー!」 ま「ムムッ何か用かな」 フ「彼女に卑猥な事しようとしたら殺しますよますたー」 ま「どうしたんだピカチュウ。食事に媚薬でも入れられてたか?」 フ「卑猥です、妙に発想が卑猥です。マスター」 ま「世の中は荒んでるから何が起こっても不思議ではないんだよ、フシギバナ」 フ「トイレとかですよ、きっと」 ま「そうなのか?」 ピ「き、急にトイレに行きたくなったの!」 フ「ほらそうだったじゃないですか。それじゃあピカチュウこっちへ……ん?」 ああっ マスターの目が無駄に格好良くなってる! これはマスターが興奮してるしるしだ! この特徴からマスターは別名「マスター性癖ヤバッ」と呼ばれている! あの鋭い目から逃れられる萌えもんは一人もいないんだ……! さあ始まるぞマスターのリンチが!...
  • 5スレ>>537-1
    僕はシオンタウンに住んでいる。 萌えもんトレーナーになるのが小さな頃からの夢だったのだが… 恥ずかしながら、まだ一匹も萌えもんを持っていない。 そもそもこの街はトレーナーが旅立つのに向いていない。 イワヤマトンネルは真っ暗な上、イワークなどの強い萌えもんもいて危険だ。 南は水場ばかりで釣竿がないとどうにもならず、その先はカビゴンが通せんぼ。 なら西はというと、草むらはあるのだが細い木が微妙に邪魔して入れない。 その先へ行こうにもヤマブキシティは封鎖中。暴走族もいて怖いし… 萌えもんタワー? 幽霊くらいなら居そうだけどなぁ。 そう、最初の萌えもんを手に入れるのが極めて難しいのだ。 実際、この街から旅立つトレーナーの大半は、知り合いから最初の萌えもんを貰っている。 萌えもんハウスを運営しているフジ老人から貰うという手もあるが、 …小さい頃、あのじいちゃんには悪戯とかやりまくったんだよ...
  • 5スレ>>537-2
    「ムウマぁ! もう帰るよ!」 「待って、あと一回! あと一回挑戦させてぇぇぇぇ!!」 「ダーメッ! 何時間ゲーセンいる気だぁぁぁぁ!!」 旅立とうと決めたはいいが。 歩いてる途中にゲーセン見つけてこの有様… 「ちくしょーあの対戦相手め、厨機体ばっか使いやがって…」 とか言いつつ、勝率はムウマの方が上だった。 さすが廃人ゲーマーだけのことはある。 …思わず僕も見入ってしまった。それほど凄いプレイだった。 そして…気づいたときにはもう500円以上使っていた。 1クレ50円のゲームなのに… さて、 「街を出る前に色々支度しなくちゃね」 僕がそう言うと、ムウマは予想通り 「えー? 本気で旅なんて出るのー…?」 と嫌そうな顔。 「だってさー…行くったってどこ行くのよ。 八方塞がりじゃないこの街…」 「イワヤマトンネル。」 「えー…あんな暗いところを…? 自殺行為でしょjk」 ...
  • 5スレ>>537-3
    この娘と暮らしていると、驚かされることが往々にしてある。 …冷凍庫を開けると、そこにヨマワルが詰まってたりとかな。 何やってんの。 「…凍死を狙って」 居心地はどうよ? 「…さむい」 ホレ出て来い。 「うん」 素直で結構。 「うらめしやー」 …………? 「…はぁ。そうだよね、私程度の幽霊なんて怖くもなんともないよね…」 ご…ごめん。空気読めなくて 「あーあーいいの。全部私が悪いの。何もかもー」 マジでごめん。 幽霊といえば丑三つ時だけどさ。 「そうね」 …早寝早起きの幽霊って正直どうよ。 「健康志向なの。不健康体だからせめて…ね」 不健康もなにも死んでるよな。 「どーせ私なんか… それと10時には眠くなってきちゃって」 それか!それが理由か! 「ちょっと樹海行ってくる…」 急だな。何でまた…って聞くまでもないか。 「花畑で休んでるうちに蝶々の毒で死ぬんだ…」 そ...
  • 1スレ>>501-502
    主な登場人物 前話参照 マスター「やぁ(´・ω・`)お前ら。実は今このふたごじまに居るんだ      目的は言わずもがな愛しのフリーザー様をゲットするためさ。」 フーディン「珍妙な独り言はやめてもらいますか?」 マスター「気にしたら負けだと思ってる」 不振に思われてしまった。 今後は心の中で思うだけに留めておこう フシギバナ「うう~この島とても寒いです・・・」 ギャラドス「こおり苦手なお前には辛いかもな」 フシギバナはくさ属性の宿命か相性の悪い場所が多い。 特にこの寒さ。温暖気候に適した花型のフシギバナにはかなり辛いだろう。 ごめんな、フシギバナorz キュウコン「あら、あなたも結構辛いのじゃなくて?」 ギャラドス「寒いに決まってるだろ・・・こちとら氷苦手のひこうタイプだぜ」 ギャラドスもフシギバナほどではないがいささか辛そうだ。 キュウコンは流石に平気らしく...
  • 4スレ>>52
    (トレーナー→マ べとべたぁ→ベ) ベ「ごしゅじんさま、ごしゅじんさまっ」 マ「何だベトベター。飯ならさっき食っただろ」 べ「ち、ちがうですよっ。おなかはすきましたけど……でわなくてっ」 マ「……」 べ「そのですねっ、わたしのおねがいをきかないでくれるですか?」 マ「? よくわからんが……わかった」 べ「ひ……」 マ「ひ?」 べ「引っかかったです! ついにごしゅじんさまを引っかけたです! やーいやーいです!」 マ「悔しい……べとべたぁにしてやられるとは……」 べ「えへへぇ……ゆーこと一つきいてもらいますよー」 マ「ぐあっ、く、首がっ、きゅ、くびがっ、しまっ……!!」 翌日 ベ「ごしゅじんさまっ」 マ「何だー? あ、飯ならあと少しだから我慢しろよ」 ベ「ちがうで……そうですけどっ。そうでわないですっ」 マ「ワケのわからないことを……」 ベ「むぅ……。では、わたしのおねがいをきかない...
  • 5スレ>>51
         ********** 「んん・・・」 朝の日差しを感じて目を覚ます。 「おはようございます」 「んにゃ?」 傍らにはハクリューが座っていた。 彼女は基本的に早起きで、たいていは僕が目を覚ます前に起きている。 「・・・ああ、おはよぅ~・・・」 枕元に置いておいたデジタル時計には、8:26という文字。 寝ぼけ眼のまま窓を見やると、眩しいくらいの光が目に沁みた。 どうやら今日も絶好の旅日和なようだ。 (ああ、でも洞窟だから関係ないか・・・) そろそろ目も覚め、頭も回ってきたようだ。 (んん~~・・・・・・あ・・・)「・・・オニスズメはどう?」 時間、天気、今日の予定と、一つ一つ頭を回していき、ようやく昨日起きた出来事までに思い至る。 「まだ寝てますね」 「・・・そうか」 僕もまだ少し眠い。 「んくぅ~!・・・風呂、入ってくるよ・・・」 「はい」 10時頃、支度も済ませ、さてお月見...
  • 4スレ>>55
    ―私の住処は森の中、 木は鬱蒼と茂っているけど木々の間から空が見える。 だけどいつもお空は曇り空、お日様はいつものろまな雲が覆い隠しちゃう。 夜になると雲は眠りにつくのかな、お星様は見えるけど。 でも夜が明けてお日様がやってくると雲も目覚めてまたやってくる。 ―そんな森から、そんな自分の住処から。 ―私は抜け出したかった。    『日の当たらない森』 「退屈……」 曇り空を睨みながらぼやく。 私は太陽を知らない、私たちの集落の長老であるドダイトス爺の話でしかお日様を知らない。 「フシギソウ~、またジュカイン師匠の鍛練さぼったんだって?」 「うるさいなぁジュプトル」 「うるさいじゃないよ、ほかのみんなは進化してるんだよ? 昨日ハヤシガメ君が進化したのはフシギソウだって知ってるんだし― 「ほっといてよ、みんなと違って私はどんなに頑張ったって進化できないんだから」 ...
  • 4スレ>>58
    …ん、おぉ、誰かと思えば君か。久しぶりだな。まだ旅を続けておるのか? 君の息子もわしの孫も、君がいない間に大きくなってな。君のように旅に出たいと言いだしておる。 分かっておるよ。わしの手元にあるやつでよければ、彼らに渡そう。 …そうか。たまには家に顔を出してやるんじゃぞ。            番外編 Before Story  ハジマリノヒ 朝起きて。旅の支度をして。外に出たら即座にオーキド博士につかまって。以下略で。 …で、俺は今マサラタウンとトキワシティをつなぐ1番道路にいる訳だ。 最初はひとり旅のつもりだったのだが、半分くらい無理やり博士に持たされた連れがいる。 「御主人さま、ボクフシギダネ!よろしくね!」 「ああ、よろしくな」 頭にタネを被った、小さな女の子――に見える萌えもん、フシギダネ。 今のご時世、子供から悪党までこの生物に頼ってるんだ...
  • 2スレ>>50
    「マスター」 「ミュウ、ツー」 「何処に行くのですか、私から逃げられないことはとうに承知のはずでしょう  無駄な努力に意味はありません、諦めてください」 「ふざけんなこのクサレ野郎、よくも、よくも仲間を」 「……仲間、こいつらがマスターの仲間だと?  いけませんよマスター、そんな勿体無い言葉をこいつらに使っては」 「お前!! なんでこんなことしやがったコラァ!!」 「マスターは、強い仲間をお求めでしたね  いかなるトレーナー、伝説と詠われた萌えもんをも粉砕する仲間、強い萌えもん」 「…………」 「それは私だけで十分だと思いませんか、マスター  こんな雑魚を連れていては、マスター、あなたの品が下がります」 「雑魚だって? こいつらは、俺と共にポケモンリーグを制覇した優秀な仲間達だった  これからカントー四天王の頂点で、最強の称号を俺は、その為にお前を捕まえたのに  それをお前は、こんな」 「...
  • 4スレ>>57
     かんかんかん、と高い音が規則的に。  息が切れるのも構わずに、建築ウン年でも塗装がサボられる事はない、その灰色の階段を駆け上る。  ちらりと視界の端に恰幅の良さそうなおじさんを見かけて、会釈をしてから走り去る。  1、2、4、6、……見つけた。  404。  その扉を開いて、中に早速入ってみる。 「こ、ここが……」  ぜいぜいと息をつきながら見回せば、小さなキッチンが付いた十分な広い生活空間。  ベランダ付きで小部屋もあり、日当たり良好、床に軋みなし。  リビングを抜いて部屋は二つ、一つは和室で、一つは洋室。  小綺麗にはしてあるものの、やはりちょっぴり埃やら何やらは残っているが、その点含めても余りある!  何よりヤバイ、何がヤバイって洋室にあるあの大きくて柔らかそうなベッドが! ベッドがぁ!  さあ行くぜLet s Rocket Dive! 「うお、やわらけぇーっ……!」  飛び込...
  • 5スレ>>59
    私は何のために生きているんだろう。私は何をするために生きるんだろう。…考え始めたらきりがない。 それも当然と言われれば当然、未来へ向かってゆくたった一本の道、その先は常に霧の中にあるのだから。 それに怯えていたら……前に進めないことはわかっているつもり。 でも…私の足は恐怖に怯え、大きく一歩も踏み出すこともできず、ただ震えているだけ。 前にも後ろにも、進むことなど……できはしない。 その道には、幾重にも張り巡らされた"歪み"がある。その狭間に飲み込まれたが最後、一人で抜け出すことは 不可能に近い――私が怯えているのはその"歪み"。だってあなたもそうでしょう? ほら……膝が笑っているじゃない。いくら強がっても、私たちは所詮…弱き者なのだから…… -+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+...
  • 3スレ>>59
    ラッキーの卵 俺達の旅はラッキーがすべてを担っていると言っても過言ではない。 何せラッキーを捕まえるまではジャンクフードか保存食の生活だったのだが彼女が来てから俺達の食生活は改善された。 なにせ、彼女は料理が作るのが非常にうまいのだ。 得意料理は自ら生み出す卵を使った料理だが…。 おっと、朝ごはんが出来たようだ。 ちょっくら行ってくるぜ。 「はーい。皆、ご飯出来ましたよー。」 ラッキーがそう言うと、まってましたとばかりに他の萌えモンたちが集まってくる。 皆それぞれが思い思いの料理に手を伸ばす。 食事のときは皆、集中しているようであまりしゃべることはない。 いつも俺に引っ付いてくるフリーザーでさえ、食事中はおとなしいのだ。 そんな中、ラッキーが俺に話しかけてきた。 「えっと、ごしゅじんさま、一つお願いがあるのですが。」 なにやら頼みがあるっぽい。...
  • 2スレ>>574
    2スレ 574  作:560 ◆YIgGw6TVdQ ヘタレ「どりる! どりる! てんげんとっぱ!! ( ゚∀゚)o彡゚」 フシギソウ「おお、ダンナ凄く嬉しそう」 二ドリーナ「言ってることは、よく分からないけど…」 ピカチュウ「っていうか、何で進化後の名前知ってんのよ?」 スピアー「名前だけなら大抵の萌えもんを把握してるらしいわよ、アイツ。      姿は知らないらしいけど」 プリン「ほへー、マスターすごいね!」 ぴかーーーっ!(進化) 『おめでとう! オニスズメはオニドリルに進化した!』 ヘタレ「… … …」 フシギソウ「? だ、ダンナ?」 ヘタレ「…ない」 ピカチュウ「へ?」 ヘタレ「…どりるがない…」 オニドリル「… …あ、あの、ちょ」 ヘタレ「だまされたあああああああああ!!!」(あさっての方角へ向かって泣きながらダッシ...
  • 5スレ>>550
    テニア「テニアと!」フェレア「フェレアの!」 「「萌えもん!何でもラジオっ!!」」 ~♪(軽快なメロディーが流れる。そのあとに続くように「目指せ萌えもんマスター」が流れる)  テニア「はい、始まりました『萌えもん何でもラジオ』!パーソナリティーは私サンドパンことテニアとっ!」 フェレア「オオタチこと、フェレアがお送りするわ。」  テニア「えー、このラジオは私とフェレアさんの2人で各地のトレーナーさんをゲストに呼んで話を聞いたりだとか!」 フェレア「皆さんの質問にお答えしたりする……まぁふっつーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーのラジオね。」  テニア「普通言わないでくださいっ!私たちで盛り上げていきましょう!」 フェレア「言われてもねぇ。初回だとやりづらいわよ。」  テニア「まぁ気持ちはわかりますけどね。私だってムリしてテンション上げて...
  • 5スレ>>597
    ※どうも、零ですよ。 今回はちょっと軽めなノリで小ネタです。 出演はレイ本編の方々。 正直、ネタに自信ありません、ぶっちゃけ、めたるぎあ(ryはやったことないので(ぁ それでもいいと言う方のみ、お進みください。 今回は短めなのであとがきはなしですy --*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--        Ray Side Story... -EX-           めたるぎあはくりぅ ~氷苺大福殺人事件、むぅちゃん衝撃の過去~ --*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*-- これは、私の主人である青年と、私と同じく...
  • 3スレ>>57
     オレは ねんがんの イーブイ をてにいれた。 「とゆーわけでキミに決めた!」  早速ボールから出してやる。  ほのかな輝きが生まれ、光の中からはイーブイが現れた。 「……」  イーブイがすっ、と目を開き、オレを見た。  そして、 「……お父さん!!」  イーブイはオレの胸に飛び込みながら、そう叫んだ。  そう、オレがお父さんだよ、イーブイ。  ……じゃなくて! 「ちょっとちょととと待ってもらうぞイーブイ」 「はいなんでしょうお父さん」  くそ、礼儀正しくてすごくイイ娘なのに……。  どうしてオレの呼び名が『お父さん』なのだろうか。  普通『ご主人様』とか『マスター』とか『主』とかだろ常考。 「ど、どうしてオレがお父さんなの?」  聞くとイーブイは?と言う表情で首を傾けた。  そうして腕組み、考えること三十秒。  ぽんっ、と手を打ち、 「すみませんでしたお父様」 <ドーン!!>  オレの心...
  • 1スレ>>341
    その子は生まれつき目が見えませんでした。 無明の闇の中をはたはたと、音と匂いを頼りに動き回ります。 ですが何も怖いことなんてありませんでした。 近く遠く聞こえてくる、ともだちや、家族の声。 近く遠く香る、優しい隣人たちの匂い。 それらが、いつでもすぐ側に誰かがいてくれることを、教えてくれていたからです。 ときどき肩に乗せてくれる、ごつごつした肌の感触が少し気持ちいい、大きい人。 ときどき肩をつつきにからかいに行く、丸っこい感じの小さめな人。 ときどき肩を並べて飛び回る、同じ年代の仲良い子たち。 ときどき肩を並べて眠る、その子の両親と、きょうだいたち。 大勢の仲間と、知り合いと、ともだちに囲まれて、その子は幸せでした。 けれど、ある日突然、その幸せはくだけ散ってしまいました。 不意にやってきた誰かが、その子をさらって行ってしまったからです。 両親は嘆きました。友人たちは悲しみました。知り...
  • 1スレ>>753
       私は人の言葉を話すあの生き物が嫌い。 可愛い顔で人を騙し、平気で人を傷つけるから、奪って行くから。 この‘昏い(くらい)世界’に私を閉じ込めたのも、あの生き物。  あの生き物が何か? 知りたいの? 私以外の多くの人に愛され、共に過ごす萌えもんとか言われてるあの生き物。  私だってこんな世界に閉じ込められなければ、好きでいられたかもしれない。 あの日まで一緒に居た、あの生き物達。 ずっとずっと一緒に頑張って来て、この先も一緒だと思ってた。  何故今一緒じゃないのかって? この昏い世界に閉じ込めたから……私から光を奪ったから。 それも、旅立ちからずっと一緒だった子に、奪われた。  初めて博士にもらった子。 ――この昏い世界にずっといるせいで、記憶も曖昧になってる。  美しい焔のたてがみと白い透き通る肌だけが記憶に焼きついている。 ――光を奪われた...
  • 1スレ>>734
    「たあ~~っ!!」 「のぅわああああああああ!!??」 ここはオツキミ山……の崖。 時間はだいたい夜……中の2時くらい。 俺は相棒のイワークに抱き抱えられ、何故か崖を下り落ちていた。 「えへへっ♪ 楽しいね? ますたー♪」 「あががが……楽し……いわけねえええええええ!!!!」 事の初めはだいたい六時間前。夕食が終わったくらいの話である。 人様の倍以上たらふくメシをかきこんだ後、イワークはTVの前にぺたんと座り込んで なにやらスポーツ番組を見ていた。 「ねえ、ますたー。これ、どうなの?」 「ああん?」 イワークの持ちやすい頭を掴んでどかせてTVを見たところ、画面にはピカチュウが サーフボードに乗って気持ちよさそうにサーフィンを楽しんでいた。 「ああ……ピカチュウは見ていて癒されるよなあ……」 邪な笑いを浮かべながら俺がそう呟くと、イワークはむすっとした顔をした。 「違うよー! そうじゃ...
  • 2スレ>>556
    「ん……」  気がつくと、私は自分の巣に戻ってきていた。  日は地平線の向こうから昇ってきていた。  ……? 私は一体……。  一つずつ、思い出せるところから順番に頭の中を整理していく。  私は……私は……トレーナーの萌えもんに負けて……。 「――っ!!」  はっきりと思い出した。  少年は。彼の萌えもんでない私を助けてくれた、あの少年はどこか。  形振り構わず、私は巣から飛び出した。  周囲の気配を探る。 <……ザッ>  足音がした。  もしや、期待に胸が膨らむ。 <ザッ……ザッ……>  なおも近づく足音……誰の物かはよく分からない。  全身系を集中させ、足音の主を探った。 <ザッ……ザッ……ザッ……>  ……。 「違う……」  少年の足音とは似ても似つかない。  そしてふと、私はあることに気がついた。  ……どうして? 「こんなに残念なの……?」  どうしてこんなにもがっかりするのか。...
  • 5スレ>>566
             ハナダ警察署前  イズナ「おっそいな~」  いずも「ホントよね~」       …10分後 リュウキ「いや~悪い悪い、待たせたな。」 イズナ&いずも「「遅いっ!!」」 リュウキ「すまん!ジュンサーさんがなかなか話しを聞いてくれなくて…」  イズナ「そういえば、どう説明したんだ?まさか本当のことを話したのか?」 リュウキ「いや、『仲間割れをしていて、俺達が通りかかったら全員倒れていた』って言った。」  イズナ「だ…大丈夫なのか?」 リュウキ「大丈夫だろう。」         ???基地  ???「おいロキ、俺に黙って勝手に部下を使ったらしいな?」   ロキ「申し訳ありません。しかし、何故それを?」  ???「ハナダにいる特殊任務中の幹部から『何人もの部下が警察に連行されていった』と連絡があった。」   ロキ「そ、それは本当ですか!」  ???「ああ。」   ロキ(あのガキ...
  • 3スレ>>589
    「ますたー、ますたー」 わたしの後ろをてこてこと歩いていたイーブイが、ふとわたしのことを呼び止めた。 「なぁに? また何か見つけたの?」 「いえすですますたー。あれはなんですか?」 振り返り問いかけると、イーブイは茶色くて長い尻尾をぴこぴこ揺らしながら、右手にある、彼女の知らないなにかをつっと指差していた。 指の先に目線を送る。 「ああ――パラスのきのこかな。きっと何かの拍子で落としちゃったのよ」 「ぱらすさんのおきのこさんですか。拾ってきてもいいですか?」 「んー、ま、危ないものじゃないでしょうし、いいかな。転ばないように気をつけてね」 はい、と元気良く答えて、茶色くて長い耳をぴこぴこ揺らして走り出し、舗装道から草むらに出て、無造作に落っこちているそれを拾い上げる。 「ぷにぷにしてます! ぐったりしてます!」 高々と差し上げて、こちらにそれを見せ付ける。紫色基調の色合いに、どこか毒々しさ...
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