萌えっこもんすたぁSS保管庫内検索 / 「1スレ>>734」で検索した結果

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  • 1スレ>>734
    「たあ~~っ!!」 「のぅわああああああああ!!??」 ここはオツキミ山……の崖。 時間はだいたい夜……中の2時くらい。 俺は相棒のイワークに抱き抱えられ、何故か崖を下り落ちていた。 「えへへっ♪ 楽しいね? ますたー♪」 「あががが……楽し……いわけねえええええええ!!!!」 事の初めはだいたい六時間前。夕食が終わったくらいの話である。 人様の倍以上たらふくメシをかきこんだ後、イワークはTVの前にぺたんと座り込んで なにやらスポーツ番組を見ていた。 「ねえ、ますたー。これ、どうなの?」 「ああん?」 イワークの持ちやすい頭を掴んでどかせてTVを見たところ、画面にはピカチュウが サーフボードに乗って気持ちよさそうにサーフィンを楽しんでいた。 「ああ……ピカチュウは見ていて癒されるよなあ……」 邪な笑いを浮かべながら俺がそう呟くと、イワークはむすっとした顔をした。 「違うよー! そうじゃ...
  • 1スレ>>731
    登場人物 マスター フリーザー←むくち やぁ画面の前から娘達を見守ることしか出来ないお前ら。 今日はこないだついにゲットした、かわいいかわいいかわいいフリーザー様と 仲良くなるために俺はスキンシップをとることにした! ちなみにフリーザー様の「様」はデフォだからお前らも絶対はずすんじゃねぇぞ! ああ・・・フリーザー様かわいいよフリーザー様 ハァハァ・・・ウッ マスター「やぁフリーザー様、今日も綺麗だね!元気かい?」 フリーザー「・・・」 マスター「むくちな ひとですね」 フリーザー「・・・」 国分「モンスターボールで捕まってどうだった?」 フリーザー「・・・♯」 マスター「お、ちょっと怒った」 フリーザー「・・・」 マスター「ちょっと怒るだけでお咎めなしか。せめて踏むとか蹴るとか罵るとかめぐるめくくんずほぐれずスーパーお仕置きタイムとかないのかな!?」 フリーザー「・・・?」 マスター「...
  • 5スレ>>734
    「ん…ふ、むぅ…」 「ん……っ、そういえば…」 「…?」  腕の中に収まったまま振り向き、椅子になっている足の持ち主の顔をのぞく少女。 「今日は七夕だったよね」 「……ぷは、うん」  生物の三大欲求の一つを満たしている最中だというのにこの発言である。  この男……いや、まだ少年というべきか、彼はよく言えば自由奔放、悪く言えば空気が読めない。  そんな彼には慣れている彼女だが、次の一言はさすがにどうかと思った。 「だから、エリカ嬢に笹をもらおう」 「………、とりあえずいつもの苦情より先に突っ込もう。なんでそうなるんだマスター。  そしていつもの苦情だ、僕が来るより早く血の吸い合いをやめてくれ」  そういったのは部屋の入口に立っていたカメックス。その最大の特徴たる甲羅が見当たらない、  そこを除けばただカメールに見えるだけのただのカメックスだ。そこ、興味ありませんとか言わない。 「おはよう...
  • 2スレ>>734
    ◆前回までの主な登場人物とキーワード 青年:主人公。人間を探してタオと旅をしている。彼自身は人間ではないらしいが……? タオ:ヤミカラス。あまり感情を露わにしないが、マスターのことが大好き。 異形種:萌えもんのこと(一番変えちゃいけない気もしますが、やってしまった。反省はしていない) 〈PC〉:人間に快楽を与え続ける機械。モンスターボールの技術を人間に応用したものらしい。 チュメニ:シベリア鉄道の停車駅がある都市のひとつ モスクワ:シベリア鉄道の終着駅がある都市 ◆前回までのあらすじ チュメニで子供の足跡を見つけた青年は、必死でストーキングした末に幼女を発見する。 しかし、突如として現れたフリーザーが幼女に襲いかかる! 青年激怒! 結局幼女を救うことのできなかった青年は、意気消沈してモスクワに向かうのであった……。 モスクワには幼女いるかな\(^o^)/ ※「前回までのあらすじ」...
  • 1スレ>>739
      ――  海月の見る月  ―― 見上げた夜空  鮮やかな星空 浮かぶ薄雲  流れて私の声を届けて欲しい、遥か遠くのあの人へ いくら泳いでも、自慢の目を凝らしても、貴方の下には辿り着けない 貴方が暮らすその川は、この岩場からも見える、あの天の川 この手でぎゅっと貴方に触れていたなら、きっとずっと傍に居られたのに たくさんあっても貴方に触れられないなら、これはたぶん要らない指先 貴方と出会ったこの砂浜、このきらきら輝く小さな砂はきっと月の涙 ああ、貴方にあと一度だけ会えたなら、私の想いはもう増えたりしないのに
  • 5スレ>>73
        ※こんにちは、執筆者の宗龍と申します。   初めてお目にかかる方、前回から続けて眼を通して下さっている方、   当小説をお読み頂いている全ての方々に、心よりの謝辞を。      まず始めに、当小説に関しての補足・注意事項を述べさせて頂きます。   ・この小説は、『バトル&シリアス』が中心です。   ・シンオウ地方を題材としたオリジナルストーリーです。   ・一部、萌えもん分布や進化・捕獲LV、技習得LV上の矛盾点が含まれます。   ・多少、独自の設定も含みます。   ・全10話+αを予定しております。   ・〔重要〕この小説は、全体的に重度の鬱・残虐・猟奇描写を含みます。    (この第二話は、特にその傾向が顕著です)   ・SS書きに関しては全くの素人な為、読みにくい点が多々あるかと思われます。    全力で改善してゆけるよう努める所存ですので、ご容赦の程、宜しくお願い申...
  • 5スレ>>738
    「なんか曹長殿からキャラが多くて把握しづらいとの声があったので自己紹介しよう」  悪夢の世界はなんでもござれ☆ 「曹長さんて誰さ」 「ビクワイエッ、ただのカメックスには興味ありません!」 「またそのネタか!」  はい、ノンストップラブコメドタバタギャグ……ラブコメって? ああ、某鏡音から名前とった2人か。 「さりげなくカミングアウト!?」  はい、地の分に突っ込むのはこの悪夢編だけにしてくださいね。 「では早速行こうか!」 「ところで僕らしかしゃべってないのはなぜ?」 「その方が速いからさ! どんなものでもどこにでも! こちら、ジルウェエクスプレスでございます!」 「もういい、突っ込まないぞ。さっさと終わらせよう」  賢明な判断です。  ・主人公・吸血鬼のターン   「僕はエドワード。エルリックでもフェニックスでもなくてワイリー姓だよ。    ごく普通の萌もんトレーナー。強いて違う...
  • 5スレ>>735
    これは、ある七夕・・・・・・の次の日の出来事。 家の扉が開くと、リリュ君が帰ってきた。 「お~い姉さん、いいもの貰ってきたぞー」 ざらざらと音を立てているものは、 「あれ?笹?」 ***************************************************** 話を聞くと、どうやらバイト先のフレンドリィショップで飾ってあったものらしい。 イベントが終わって処分するところを譲ってもらったそうだ。 「丁度いいし、一日遅れだけど七夕でもするか」 最初からそのつもりで貰ってきたくせに・・・・・・ 「よっこいせっと・・・・・・こんな感じか?」 家の前に針金でくくりつける。 「ん~・・・・・・多分それでいいと思うわ」 多少しなっているが、これはこれでそれっぽい。 「じゃあ、俺は短冊作ってくるから姉さんは・・・・・・どうしよう?」 「・・・・・・・・・・・・・・・...
  • 3スレ>>731
    「ん……まぶしい……」  目が覚めると、窓から差し込む光。  まぶしくて目元に手をかざす。  布団の外は寒くて、どうにも抜け出せない。  ……マスター。  掛け布団から出ないように寝返りを打ってマスターを見る……が、 「……? マスター……?」  そこには畳まれた布団と、置手紙が一つ。  マスターの姿はない。  その事実が眠りから私をすぐさま覚醒させた。  何処に。  真っ先に浮かぶ疑問。  それを知るべく手紙に手を伸ばした。 『女将さんに手伝いを頼まれたので朝一番で林へ行くことになったけど……  男手があればいいって言ってたので、僕だけで行ってくるね。  そうそう、僕達以外のお客さんからも男の人が手伝ってくれるらしいので心配は要らないよ』  起こしてくれても良かったじゃないですか。  それなら見送りするくらい出来たのに。  ……いってらっしゃい、って。  想像するが、ふるふると...
  • 5スレ>>736
     ここはセンター内、娯楽室。そこに可愛らしい少年の声が響く。 「お前らの娯楽はそれしかないのかぁ!!?」 「ん……だって、おいしいんだもの……」 「……ふぅ……、好きなんだよ」 「それですむもんだいかぁーーーーー!!!」  カメックスは”ふんか”は覚えないはず、バクフーンなら覚えるが。 「さらに手札からサンダードラゴンを捨て、効果発動!」 「?! 1ターン目からサンダー流最強パターンを……さすがですね、恋歌さん」 「ほめるなほめるな♪ 最上級ラインを越えられるかな?」 「ええ。わたしのターン、古のルールでブルーアイズ召喚。魔法カード”滅びのバーストストリーム”!」 「!? そっちこそやるじゃないか……」  こちらの2人は2人で盛り上がっている。 「……何やってるの?」 「遊戯です」 「ゲームの王様」 「人は彼を、」 「 呼 び ま せ ん ! 」  しかしリン君、ここは娯楽室なのだから...
  • 5スレ>>732
    「今日は7月7日……七夕の日だ」 そう言うとタイチは後ろに隠し持っていた手作りの短冊をみんなに渡した。 「まぁ、折角の行事だからって事で、短冊を用意してみたよ」 ~~~~~~~~~~~~ 「……マスターが進んでこういう事をやるとは珍しいな」 「私も同じ事を言おうとしていました……」 ユンゲラーとリザードが率直な反応をすると、タイチは二人に近づき 「正直、最初はやらないだろうと思ってたけど……」 そう言って遠くの方にいる他の二人の方を見る。 「へえ! そんな日があったんだ!」 「私も知らなかったです。そんな日が会ったなんて」 ピカチュウ、シャワーズが短冊を物珍しそうに見つめながらそう言っていた。 「片や野生だったから、片やR団に捕まっていたとはいえ……行事自体を知らないのが二人もいるのはどうかなと思ってさ……」 「「なるほど……」」 そう言って七夕を知ってい...
  • 3スレ>>735
    イワヤマトンネルの山道 一人の少女が歩いている 肩には大きな筒、腰には脇差と刀、そして刃の尾 少女・ハブネークは、つい数日前の依頼を思い出し、依頼主の腰抜けぶりに呆れていた 「犯罪組織…とは言ったものの、所詮は腰抜けの集まりでしたわ」 彼女は、数日前にロケット団のシオンタウンのタワー制圧の護衛依頼を受けた その際に抵抗するガラガラの相手を引き受けたのだが… 「首を撥ねただけで顔を青くして文句を言うなんて…無駄な抵抗をされて制圧が遅れるよりはマシですわ」 苦言を呈した団員に始末をつけ、彼女はさっさとロケット団に見切りをつけた しかし、このあたりの人間の犯罪組織は甘い、と彼女は思う 「前に依頼を受けたマグマ団…だったかしら? アレも大した組織ではありませんでしたし…」 女は敵対組織の拠点の一つを強襲し、団員を皆殺しにしたのだが、帰還直後にクビになった 彼女は腹いせに潜伏中の団員を斬...
  • 3スレ>>733
     萌えもん……本来自然の中にいる存在。  それを"ヒト"という生き物が自らの都合のいいように扱うこの世界。  まるでヒトはそれらよりも上の存在だといわんばかりに………… --+--+--+--+--+--+--+--+--+--+--+--+--+--+--+--+--+--+--+--+--  町はずれのとあるお屋敷  町の人はソレを"お化け屋敷"と呼んだ。  そこには萌えもんたちがいるらしい、それを知り何人かのトレーナーが入って行った。  結果?誰一人としてそこから帰ってこなかった。  町の人はリーグ本部に助けを求めた。  すぐに腕利きのトレーナーたちがそこへ入っていった。  結果は同じ、いつ誰がはいっていっても誰一人戻ってこない。  これ以上の被害をださないため本部はそこを立ち入り禁止とした。  それ以来その屋敷は"死者...
  • 5スレ>>737
     ……夢を、見ている。  知らない、荒れ果てた場所。  知らない、傷だらけの少年。  少年は、あたしを姉と呼ぶ。  ……知らない。  あたしに、人間の弟はいない。  それでも、夢の中のあたしは。  私を置いて去っていく彼に手を伸ばし、名を呼ぶ……と、いうところで。 『待って、ミ――――』 「ゆかゆか~ゆかりん♪ゆかりゆかゆか♪ゆかゆか~ゆかりん♪ゆかりゆかりんりんりん♪」  ……人の名前を連呼する歌に邪魔されて目が覚めた。 『萌えっこもんすたぁ Legend of interstice』 『序章 旅立ちは再会と共に』  まぶたを開くと、そこは見知らぬ洞窟……ではなく、シンジ湖の中央にある孤島の洞窟の中。  あたしはいつも、嫌な事があったり腹が立ったりしたときはここに篭って、壁に描かれたエムリット様に愚痴ってストレスを解消していた。  当然、返事が返ってくるわけも無いけれど、...
  • 5スレ>>731
    「完成しましたよぅ……!」  現在七月七日、午前五時四十五分。  卓袱台に広げられた布に向かって、ふりぃざぁがばたりと上半身を投げ出した。  俺がテーブルクロス引きよろしくその布を引き抜くと、鈍い音が響いたが無視して、 「ふむ……浴衣か……」 「うぅぅ……べとべたぁ大佐用のですよぅ……」  軽く充血した目に涙を浮かべて、ふりぃざぁがふらつきを伴って復帰した。  浴衣の確かな出来に頷きながら、 「ともあれお疲れさん」 「ありがとうございます……」 「しかし、べとべたぁを驚かせたいからってよく夜中にやるよな」 「大佐が喜んでくれる姿を想像したら……」  えへへ、とふりぃざぁは頬を染めてはにかんだ。  生暖かな目で見守ってやると、だらけた顔が整って、 「それでは顔を洗ってきますよぅ」 「その後はそのまま時間まで寝とけ。今日はフリーなんだろ?」 「はい。おやすみですよぅ」  ふらふら...
  • 3スレ>>738
    地獄のような昨日から一夜明け、俺の体の疲労はピークだった。寝てないからな。 それに対し同じく寝ていないヘル姐はピンピンである。 …この差は一体何なのだろう… 唯一の救いはヘル姐が昨日と違って萌えもん達を畏怖させずに気軽に喋りあってる事くらい。 この状態ならしばらくは大丈夫だろう。 隊「レジアイス…?」 ヘ「そ。この間怪しい洞窟を見つけたのよ。」 隊「…へぇ、どんな。」 ヘ「入り口が氷漬けになってるのよ。これは怪しいと思うでしょ。」 隊「…レジアイスの確証がないじゃないか……」 ヘ「何言ってるの、私が何タイプか忘れたかしら?」 隊「溶かして確認してきたのか?」 へ「えぇ、もちろん。流石に私でも休憩を幾度となく挟まないと溶かしきれなかったけどね。」 ヘル姐でさえ時間がかかるとは…一体どんなけ氷があったのだろうか…… ヘ「さ、ついたわよ♪」 ヘル姐の案内の元ファイアーの背中にのり、御...
  • 5スレ>>730
    「…ねぇ、ディー」  傍らに在る、マスターいわく『スタンド』に話しかけるカメックス(♂)。  ディーと呼ばれたそれは言葉を発しないためこちらを向くことで答えた。 「…かえりたい」  この、何かがおかしい世界から、日常へ。 「Schlangebeisen! フハハハハア!」  マスターが何かを振り回している。鞭のように見えるが、刃が付いているようだ。  しかもその身長を超えているであろうほどの長さの、である。  ふつうの人間はこんなもの使いこなせない。さすがクロバットと血を分けあっている(現在進行形)だけある。 「く…! 攻撃範囲は広いけど、所詮打撃武器! 固定砲台なめないで!」  ちょっと待て③⑥。12(1ダース)×3で③⑥。あんたはどう考えても移動砲台だ。  独立戦闘可能な…ていうかあんたは雷だからそっちじゃないし、 「”神鳴(ディバイン)…”」  だから違うって、 「させぬ! ”...
  • 3スレ>>737
    (いいかい、このペンダントを常に身につけているんだ。  絶対、外してはいけないよ?)  あるところに、ハクリューと少女がいました。二人は、まるで姉妹のように仲良く一緒に暮らしていました。  いえ、まるでというのは間違いです。二人は姉妹として育っていました。  ハクリューは少女が生まれる前から、ミニリュウの姿で少女の家にいて、少女が赤子の頃からずっと姉してそばにいたのです。  少女も回りの人間も、それを当たり前のように受け止め、共に暮らしていました。  二人はときに、喧嘩もしましたが、すぐに仲直りして笑いあっていました。  二人が成長し、ミニリュウからハクリュー、少女が10才になると、もえもんトレーナーとして、旅に出ることになりました。  少女は、パートナーとしてハクリューを選びます。ハクリューは、それをこころよく引き受けました。  妹と離れたくない、妹を守るためという理由に、誰もが納...
  • 3スレ>>736
    最近私ことサイドンは悩んでいる つい最近私は進化したのだが…この姿はヒトから見てかわいいだろうか? サイホーンのころは、まだ『カッコかわいい』という感じであった、だが今はどうだ? 額にでっかいドリルをつけたでっかい生き物だ 私だって一応は女の子、『かわいい』と言われたい…でも、この姿じゃ怖いだけだ… 「はぁ…」 思い悩んでるうちに普段住んでいる深い山から下りて、人里の近くまで降りてきてしまっていた あぁ…ヒトの視線が見える…そして視線が怖がってる… やっぱり怖いんだ…でっかくて怖いんだ… と 「わぁ~どりるだぁ!」 そんな私をキラキラした瞳で見るヒトが一人 あれは…男の子?だろうか 「すごいよ!どりるだよ!てんげんとっぱだよ!」 「あぁわかったから」 「どりる! どりる! てんげんとっぱ!! ( ゚∀゚)o彡゚」 「だから落ち着けっての」 少年?は私を見ながら騒ぎ立て、それを連...
  • 5スレ>>739
     ある夏の日のこと。  ここ、シオンタウンジムの一室で、ホウはいつものように惰眠を貪っていた。 「……zzz」  今日はジムの休業日。  普段はやかましく起こしに来るアキラやデルも、今日ばかりは彼女を放置していた……の、だが。 「起きろぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!!!」 「……ふぁ?」  耳元で大声で叫ばれ、ゆっくりと体を起こすホウ。  騒音の元へと視線を動かすと、そこには息を切らせているゲンの姿があった。 「……ゲン、うるさい」 「ぜぇ、ぜぇ……お前、今日が何の日か忘れてるだろ……」 「???」  ホウは、「はて?」というような表情で記憶を漁り始める。  そして数瞬後。 「……あ」 「ったく、待ち合わせのタワーで1時間待っても来ねーからまさかと思って来てみりゃ……」 「ごめん……」 「別に構やしねーよ、いつものこった……下で待ってっから、さっさと支度済まして来いよな」  ゲ...
  • 3スレ>>730
    「メリークリスマス!」 マサラタウンの俺の実家で、盛大に開催されているのはクリスマス会だ。 いつもの面々に加え、母さん、博士という面子だ。 二日前に、クリスマス会をするから戻って来い、という連絡を受けて、 クリスマスなんてすっかり忘れていたためにナナシマからマサラまで快速で帰還した経緯もあって、 俺は非常にへとへとだ。 でも、 「凄いですね」 感心したように頷くフシギバナや、 「うわぁ! 凄いですの!」 目をキラキラさせてはしゃぐピカチュウ、 「人間ってこんな事やってるのか? すげぇな」 クリスマスツリーや家に施された装飾を見て驚きの声を上げるカイリューに、 「こんな面白いイベントを黙ってたなんて、意地悪ねぇ……ご主人様」 いたずらっぽくクスクス笑うキュウコン、 「これは、なんというかその……」 グレイシアなんかはこの手の雰囲気が苦手なので、顔を真っ赤にして完全に小さくなっているし、 「ふ...
  • 1スレ>>51
    1スレ51 トムは自らの象徴とも言える逸物を私に見せ付けるように、私に見せびらかすように露出した。 突然の事に私は声を出す暇も無かった。いや、ここで落ち着いていられる人等いないだろう。ただただ呆然と、私はトムの逸物を見ていた。 「我慢出来ない」 トムのその青い目が私を見つめる。その双眼は以前から私を見つめていた、あの熱い視線と同様のものだった。 だがしかし、トムの言葉で私は正気に戻り口を開く。 「な、なにを言っているんだ!私には妻と子も……大体君と私は同性じゃないか!」 だが私の言葉も彼の耳には入っていない。それを聞いても尚、彼は私に詰め寄ってくる。 「や、やめ…………」 ……………………… …………… …… 「面白かったですね」 映画館から出た後、いつもは無表情のフーディンが幾分か...
  • 1スレ>>752
    ようオマエラ。皆大好きマスターだよ。 今日は俺が連れている娘達を紹介しようと思う。 耳の穴カッポじって聞くんだぞ。 なに?話が唐突過ぎる? きにすんな。 まずフシギバナ。 皆だいたい分かってると思うがこの娘はオーキド博士から譲り受ける御三家の内の一人だ。 よつんばいに八重歯の愛くるしいポーズに俺は迷わずこの娘を選んだんだぜ。 進化したときもそのかわいらしさに身悶えしたもんさ。 性格はやさしく素直。 主に、もえもんをゲットするときに力を発揮してくれるぞ。 ねむりごなで相手を眠らせることで相手に傷を負わせることなくゲットを可能としてくれる その技術はやさしさのたまものかもしれんな。 多少エロイことしてくれても我慢してくれて・・・グフフいやはや感無量。 んで次はライチュウ。 この娘とはトキワの森で出会ったんだが 見つけるのがほんとに大変だった・・・そこんところはあえて何も言うまい。 ...
  • 1スレ>>718
    「何ですとー!」 ある日散歩していると落とし穴に落ちました。 って、なんでやねん!何でまた落とし穴なんて。と、一番下に落ちたら横穴が…なんか動いてる? 「…やあ、マスター。」 「て、さんどぱんか。ということは、これはお前が? 」 「その通り」 「何でまたこんなこと」 「私はしゃべるの上手じゃないけど、近くに行けば頭なでてくれたのが嬉しかった。 でも、最近それもなかったから、マスターを独り占めようと思って…」 ああ、ここずっとトレーナーと戦うばかりで萌えもんたちとコミュニケーション取れてなかったな。 休んだと思ったら気分晴らしに一人で散歩に行っちゃったしな。 「じゃあ、ごめんとお詫びもこめて」 俺はさんどぱんを抱きしめた。 「マ、マスター? 」 「嫌か? 」 「こ、こうされるのは嫌じゃないけど、お詫びでされるのは嫌…」 「じゃあ、愛を込めて」 「…恥ずかしいけど、それならいい」 そういうと...
  • 1スレ>>764
    ~萌えっ娘もんすたぁ外伝 すごいよ! イーブイちゃん~ ある春の昼下がり、風そよぐのどかな平原でのことである。 少年萌えもんトレーナー、レッドは木陰に腰掛けて涼をとりながら、何事かに頭を悩ませていた。 彼の目下の土の上にはそれぞれ赤、青、黄色にきらめく三つの宝石が並べられている。 それらを交互に見比べ、ああでもない、こうでもないと思案をめぐらせている様子である。 考え込んだままの彼の周りで、彼の萌えもんたちはめいめい気ままに羽を伸ばしている。 レアコイルは三人寄り合っておしゃべりに夢中だし、ペルシアンは爪の手入れに余念がない。 サイホーンは一人、主人の近くに静かに立ち、周囲の危険に気を配っている様子だ。 不意にレッドの右腕の下から、小さな生き物がスポンと顔を出した。 栗色の毛並みにウサギのような長い耳の少女、イーブイである。 「レッドさん、何を悩んでるんですか」 上半身の重みを...
  • 1スレ>>743
     何処かでホウオウが飛んでいるのを見ている、と言う設定  色々と設定が錯綜してます。 『伝説の萌えもんって偉いの?』 「火の中水の中草の中森の中土の中雲の中……フヒヒあの子のスカートの中!!」 「な、何をする!」  目の前でスカートめくりをされた(白い何かがチラリと見えた気がする)のは、グレン島へ向かう途中にあった双子島で捕まえたフリーザー。  図鑑によれば、伝説の萌えもんらしいのだが……偉いのか?  伝説、って言うんだし個人的に偉いんじゃないかなぁと思うんだが……。 「きらきらしててきれー。さわらせてさわらせて」 「つめたくてすずしー」 「放せ! おい、人間! こいつらをどうにかしろ!」  偉いようには思えないんだよなぁ……。  そういえば伝説と言えば旅の初めの頃に見た、あの黄金の鳥はなんだったんだろう。  たぶん萌えもん。それも伝説の萌えもんなんだろうけど、オーキドの爺さ...
  • 1スレ>>753
       私は人の言葉を話すあの生き物が嫌い。 可愛い顔で人を騙し、平気で人を傷つけるから、奪って行くから。 この‘昏い(くらい)世界’に私を閉じ込めたのも、あの生き物。  あの生き物が何か? 知りたいの? 私以外の多くの人に愛され、共に過ごす萌えもんとか言われてるあの生き物。  私だってこんな世界に閉じ込められなければ、好きでいられたかもしれない。 あの日まで一緒に居た、あの生き物達。 ずっとずっと一緒に頑張って来て、この先も一緒だと思ってた。  何故今一緒じゃないのかって? この昏い世界に閉じ込めたから……私から光を奪ったから。 それも、旅立ちからずっと一緒だった子に、奪われた。  初めて博士にもらった子。 ――この昏い世界にずっといるせいで、記憶も曖昧になってる。  美しい焔のたてがみと白い透き通る肌だけが記憶に焼きついている。 ――光を奪われた...
  • 1スレ>>707
       ―――前書き――― どうみても長編フラグです本当にry ここまでやる気上がってる事自体数年ぶりで、萌えもんには本当に感謝しています。 広げた風呂敷がかなりでっかくなりそうで怖い気配ですが、仕様と勢いと妄想の産物ということで……。 それでは、書き上げてから意外と長い事に自分でびっくりした本編をどうぞー    ―――Majestic Shellworks02――― 「つっ……痛……」 わずかばかりの空中浮遊を終えて地上に叩き付けられた瞬間、どうやら僕は気絶していたようだった。 大きな怪我は無かったのは良かったものの、やはりぞっとしないものはある。 ふと周りを見渡すと少しばかり時間が経ってしまったようで、日が次第に傾きかけていた。 パルシェンの姿は無くどうやらそのまま家へと戻ってしまったようらしい。 「あの馬鹿……訓練しないままで誰が一番損をすると思ってるんだ……...
  • 1スレ>>727
    「まったくますたーは、いつもいつも。」 ストライクさんに追いかけられているマスターを見つめて、ため息を漏らす。 ストライクさんと妙な話し合いをして、暴走、 反撃をもらうという、もはや様式美の域まで達した日常の光景。 それを少しだけ、ほんの少しだけうらやましいと思ってしまう。 きっと今、彼の頭の中はストライクのことでいっぱいだろう。 例えそれが、彼女からどうやって逃げるかということであっても。 マスターと旅に出て気付いたことがある。 それは、私がとても嫉妬深いということ。 新しい萌えもんを見るたびに、飛びついていったり、 フリーザーさんやリーフィアさん、ストライクさんと喋ってたり。 そんなマスターを見るたびに、私だけを見ていて欲しいという気持ちが生まれる。 もちろん、新しい仲間が増えるのは嬉しいし、 マスターと他の方が仲良くなってるのも嬉しく思う。 ただ、それでもどこかで私だけを、と思っ...
  • 1スレ>>742
    誰もいないのに響き渡る轟音。 青い空を濁らせる煙。 使用用途のわからない機械達 ―――ここは無人発電所――― 「やれやれ、色違い……ねぇ」 変態マスターと知り合った交流会で他にも連絡先を聞いたトレーナーが数人いる。 その中の一人のミニスカートにこの前家に呼ばれて何ぞやと思えば 「色違いのピカチュウがほしいのっ!」 「はぁ!?」 「で、あなたかなり強いでしょ?だから手分けして探すの手伝って、ね?」 「いやいや……俺になんのとk」 カチャリ 「お礼は先払いにするからお願いね」 「おいまてなんの冗d」 ここから先はあまり思い出したくない。 そういえばおやじが ―金か命のどちらかを要求するのが強盗。両方要求するのが女だ― って教えてくれたっけか。 やれやれこういう教訓は身をもって体験しないとわからんもんだ。 こうして(?)無人発電所に色違いピカチュウを探しにきたわ...
  • 1スレ>>759
    マスター「暇だ。」 フーディン「早朝からまた随分突然ですね。」 そうなのだ。突然暇だとつぶやきたくなるぐらい最近は本当に暇である。 ポケモンリーグで金を巻き上げ、働く必要も無くなったスーパーネオニートである俺は かわいいかわいい娘達をはべらしてうはうは幸せ大爆発なわけだが、 いかんせん本当にすることがない。たまにフリーザー様に乗ってぶらぶら旅に出てみるぐらいだ。 いいかげん萌えもんバトルにも彼女達は飽き飽きしていることだろう。 実は以前素敵な娘を求めて交流会なるものに行ってみたんだがなかなかおもしろかった。 ただそれ以来ほんとになんにもない。 マスター「おまいらもやることなくて暇をもてあましてるだろうに」 ギャラドス「マスターは性欲をもてあましてるんじゃないの?」 マスター「HAHAHAHAHA...            よおおおおおおおおく分かってるじゃないか!」 嬉...
  • 3スレ>>732(1)
    今日はクリスマス。 いつも賑やかな町中も、いつにも増して人や萌えもんで、ごった返している。 普段戦ってばかりの萌えもん達も、この日ばかりは戦闘を仕掛けようとするトレーナーも少ないので、 トレーナー達と共に買い物やら、パーティの準備やらに勤しんでいるのだ。 所謂、萌えもん達のお休みといったところか。 「~♪~♪」 ここで、鼻歌を歌いながら買い物をしているゼニガメと、その後ろで荷物持ちをしているコラッタもその中の一人、 いつも悩みの種であった主人が、用事でどこかへ行くと言うのでしばらく暇を貰ったのだ。 「はぁ~♪ ご主人様が居ないだけでこんなに心が晴れ晴れとするなんて……やっぱり私、野生に戻ろうかなぁ♪」 「そ、そんなこと言っちゃダメですよぅ……」 主人の陰口を言うゼニガメをコラッタがたしなめる。 だが、ゼニガメはまったく意に介していない。 「いいのいいの! あの変態ご主...
  • 3スレ>>732(2)
    「ズンチャッ♪ ズンチャッ♪」 ふりふり 「……」 「アッフン♪ アッフン♪」 ふ~りふりふり 「…………」 「あぴゅんっ♪ あぴゅんっ♪」 ふりっ ふりっ ふりりりっ 「…ご主人様! お尻を振りながら歩かないでください!」 「ほえ?」 ☆萌えっこもんすたぁ(HENTAI ver)☆ dai 2話「1番道路の罠」 「何を言うのです、来るべき戦いの時のために、こうして体を鍛えているのではないですか!」 「鍛えるならもっと他の方法もあるでしょ! 大体、戦うのは私達萌えもんじゃないですか!」 激しくぶつかり合う意見と意見、一方はかの少年・劣℃。 もう一方の相手は、彼のパートナーであるゼニガメだ。 「さすがにご主人様の変態行為にも慣れてきましたけど、これ以上意味の無い行動で私の心身を蝕まないでください!」 「むぅ、ヤム茶も物分りが悪いです...
  • 5スレ>>773
    十人の小さな萌えもん 食事に出かけた。 一人がポフィンをのどに詰まらせて 九人になった。 九人の小さな萌えもん 夜更かしをした。 一人が夢を食われて朝寝坊して 八人になった。 八人の小さな萌えもん ハナダシティへ向かった。 一人がそこに残ると言って 七人になった。 七人の小さな萌えもん 空手チョップで薪を割った。 一人が真っ二つになって 六人になった。 六人の小さな萌えもん スピアーの巣で遊んだ。 一人が刺されて 五人になった。 五人の小さな萌えもん 医学に夢中になった。 一人が萌えもんセンターに入って 四人になった。 四人の小さな萌えもん 海へ出かけた。 一人が燻製トサキントに飲まれて 三人になった。 三人の小さな萌えもん サファリパークを歩いた。 一人がガルーラに抱きしめられ 二人になった。 二人の小さな萌えもん 日の光を浴びて座った。 一人が焼かれて 一人になった。 ...
  • 2スレ>>72
    誰も許可してくれない!それでも俺は投下したいから投下する! というわけで、腋チラサンドFULL。 100踏んだやつは歌ってニコニコにUPな(´・ω・`) 腋チラサンド、愛してる。腋チラサンド、何してる。 腋チラサンド、水に弱い。腋チラサンド、無論ぱたり。 腋チラサンド、愛してる。腋チラサンド、何してる。 腋チラサンド、可愛いよ。腋チラサンド、抱きしめた。 ああ、どうして、こんなに萌えるの。 おさわりは、1万円以上で。 つぶされて、漂うのはマスター こりずに、とびついてくるマスター じしんに、いわなだれも追加 ムードを考えて、行動してください。 いぇい! 腋チラサンド、愛してる。腋チラサンド、何してる。 腋チラサンド、水に弱い。腋チラサンド、無論ぱたり。 腋チラサンド、愛してる。腋チラサンド、何してる。 腋チラサンド、可愛いよ。腋チラサンド、抱きしめた。 腋チラサンド、可愛すぎて。腋チラ...
  • 5スレ>>76
    静かな音をたてながら、カーテンと窓が開かれる。 窓の外には、まだ淡い紅色に染まっている銀世界。 落ち着いた表情とは裏腹に、彼女の金色のしっぽは本心を 露わにしている。 「マスター、朝ですよ。早く起きてください」 「ぅうー……あと5分……だけ……」 俺の体を揺すっていたウインディの動きが止まる。しっぽ以外。 ~~きっちり5分後~~ 「マスター、5分経ちましたよ。早く、早く起きてください」 「ぅうー……あと5分……だけ……」 俺の体を揺すっていたウインディの動きが止まる。 「……ていっ!」 ──と次の瞬間、布団が吹っ飛ばされ、俺の体は1月の冷気に晒される。 いつもならここで飛び起きるのだが、今日はそうはいかない。 何せ布団に入ったのが、外が薄っすら明るくなってきた頃なのだ。さすがに眠気が強い。 「寒い……寒いよ……あぁ布団……布団が恋しい……」 いつもどおりのパタ...
  • 5スレ>>71
    「……うぅ、けほけほっ」  ここは何処だ……。  べとべたぁを追って飛び込んだまでは良かったが、水の流れに負けて溺れてしまった。  助けるどころか自身も要救助状態になるとは……不覚。  ともあれ、ここで伏せっていてもしょうがない。  べとべたぁの方から俺を探しに来れるとは到底思えないからな。  ぽたぽたと体中から雫を垂らす体を起こし、犬のようにぶるぶると震わせる。 「さ、さぶ……」  とりあえず待ってろよべとべたぁっ。すぐに助けに行くからな。  でもまずは体の水気だけでも落とさなくちゃ……風邪ひくぞ……。  背負った荷物からタオルを探し、取り出す。  ……濡れてる。  俺は肩を落とした。  ズブ濡れになった荷物を整理していたら随分と時間がかかった。  マッチも使えなくなったし、お握りはもうなんとも。  大量に用意した大型タオルは濡れちゃったし……。  タオル絞るだけで腕が少しく...
  • 4スレ>>74
     俺は駆け出しにもなってないトレーナー。  今日、オーキド博士にもえもんをもらって、ようやく駆け出しになるんだ。  名前は……これ単発の話だから、言わなくても問題ないよね。  アニメの主人公みたいに、わくわくで眠るのが遅かったけど、遅刻はしない。  だって、絶対パートナーにしたいもえもんがいるから!  それは、ヒトカゲ!   初心者トレーナーの手引書で、御三家として紹介されていた記事を見たときに、一目ぼれ。  その日から、ヒトカゲと一緒に旅して、仲良くなって、それから……と妄想が広がり続けた。  どこでも妄想に浸っていたおかげで、回りから変な目で見られたけど、ヒトカゲが可愛いから仕方ないんだ。  回りは、わけわからんこと言うなって言ってたけど、ヒトカゲの可愛さがわからんとはけしからん。  つい、言語にできてない奇声で、ヒトカゲの可愛さを表現しただけじゃないか。   「ヒトカゲください!」 ...
  • 5スレ>>78
     「師匠~。ししょ~」  「なんだ~?昼飯はもうちょっとしてからな」 さっきまで俺の後ろをウロチョロしながらついて来ていたハブネークが話しかけてきた ちなみに何故俺の呼称が師匠なのかというと俺にある程度の剣術の心得があるからだ 流石にもえもんであるハブネークに力で敵うことはないが、剣の腕ならまだ俺の方がマシだと自負している。コイツより上手く居合切りできるしな  「師匠は必殺技とか持って無いんですか?」  「……は?」  「龍翔閃とか、天翔龍閃とか、紅蓮腕とか……」  「……」 なぜだ。なぜこの娘は人間である俺にそんなものを期待しているんだ。というかどこでその奥義の数々を知ったんだ? おお、その手に持ってるのは俺が昨日出た街で気まぐれに買った某元人斬りが主人公の漫画ではないか 無いと思ったらお前が持っていたのか。あとついでに言っておくが最後の技は剣技でも何でも無いぞ……  「ないんですか?」...
  • 4スレ>>71
    共鳴するように燃え上がる、目の前の建物そして、ボクの尻尾。 外は真皮に突き刺さるくらい寒いというのに、そこは骨の髄まで解けてしまうのではないかと思うくらい、熱い。 冬というのは厄介な季節だ。四季折々様々な愉快が人々を迎え入れるというのに、たった一つの過ち、 それだけで彼らに悪夢を齎すのだから。 無駄な人だかりだ――そんなに火事が珍しいというのか。それとも中の人の安否でも気遣っているのだろうか? ボクは正直こんな光景見飽きている。できればもう二度と見たくないと、毎回思うわけだが、火に飛び入る事、 それが今のボクの役割なのであるから、それが繰り返されることであるということは既にわかっている。 指示によって、各自は事の鎮圧のため、その役割を遂行し始め、ボクも課せられた任のため、 燃え盛る建物の中に入る。辺りは黒い煙に包まれ見渡すことが難しいが、これも慣れた光景である。 猛威を振るう業火をもの...
  • 4スレ>>72
     ―――リザードン  かえんポケモン たかさ1.7m おもさ9(省略されました。全てを読むにはブラストバーンと書き込んでください  ちじょう 1400メートル まで  ハネを つかって とぶことができる。  こうねつの ほのおを はく。  もう幾度となくにらめっこした図鑑を閉じる。  萌えもん研究の権威であるオーキド博士が作成した物だ。データに狂いはないだろう。  カイリューにも引けをとらない体躯と迫力を備え、羽で飛び、炎を吐く。そんな男の浪漫たっぷりの萌え、いや燃えもん、リザードン。  オレがタケシやカスミといったジムリーダーとの対戦が不利になると分かっていながらもヒトカゲを選んだのは、偏にこのリザードンを 求めたからである。  オーキド博士の研究所でちらっと見かけたリザードンの写真に、オレは一目惚れしたのだ。  この萌えもんを一刻も早く手に入れる。その為に、ヒトカゲと二人きりで旅をし...
  • 5スレ>>72
    ────────────────────────── 「いくぜーっ!フシギバナ!」 「任せてっ!」 「出てこーい!」 「はいさ~!」 名前も無い町で俺は萌えもんトレーナーとバトルを繰り広げていた。 自己紹介が遅れたな。俺の名前はレッド。萌えもんトレーナーさ。 そしてこのもんすたぁぼーるから出てきた奴。 こいつが俺の相棒のフシギバナ。マサラタウンから一時も離れずに旅してきた。 「フシギバナ!しびれ粉だ!」 「それっ!」 辺りを黄色く染め、粉が舞う。 風は無し。フシギバナもやっと加減を覚えたのか、俺や相手トレーナーに当たらないようになってきた。 思えば最初の頃は酷かった。 しびれごな、ねむりごな、どくのこな。この3つの技は危険極まりないものだった。 しびれごな 使えばみんな 動けない ねむりごな 辺りにいびきの 大合唱 どくのこな くらえば多分 致命傷 思わず川柳も出るほどの危険技。実践...
  • 2スレ>>71
    「人間」 「なんだ、ミュウツー  …っていうかその呼び方辞めないか」 「五月蝿い、人間、なぜ私を捕まえた  また私を実験に使おうというのか?」 「ん、お前の経歴は知っている  幻の萌えもんのコピーらしいな、戦闘力は、どの萌えもんも凌駕している」 「質問に答えろ貴様、それと、私の前でその萌えもんの話はするな  弾みで殺してしまうぞ」 「おお、怖い怖い、さすが最強の萌えもん、気位も高いな  俺がお前を求めた理由は一つ、力だ」 「…………」 「俺は全国のポケモンリーグ、その全ての頂点に立つ  そして四天王の一人として最強のトレーナーの称号を手に入れる  その為にお前が必要なのだ、わかるな?」 「低俗な、そのような自己満足に我が力を使うだと  このたわけめ、身の程を知れ」 「俺は身の程を知っている、俺は世界の頂点に立つ器だ!  仲間と共に、地上最強という名のレッドカーペットを突き進むんだ!」 「…...
  • 5スレ>>725
    諸君、私はチャイナ服が好きだ。 諸君、私はチャイナ服が好きだ。 諸君、私はチャイナ服が大好きだ。 あのスリットが好きだ。 ちらちらと見え隠れする太ももなど心が躍る 惜しげもなく晒される脚線美が好きだ。 露わにされた脚を組みかえる様など最高だ。 さりげなく身体のラインを強調するデザインが好きだ。 胸元がぱっつんぱっつんになっている様など感動すら覚える。 重ねて言おう、私はチャイナ服が大好きだ。 「……あの、マスター」 「なんだピジョット」 「熱弁しておられるところ申し訳ないんですが……着ませんからね?私」 「馬鹿な…………ッ!!!」 COSTUME MOEMON -China Dress Version- 「とりあえずピジョット、そこに正座しなさい」 「はぁ……」 びし、とチャイナ服の詰まった紙袋を手にした右手で床を指し、ピジョットに着座を求める。 ピジョッ...
  • 5スレ>>713
                    WARNING!!             A HUGE INFORMATION                  猟奇描写            IS APPROACHING FAST.  ※このSSには猟奇描写が含まれて...
  • 1スレ>>534
    「金が無い」 「どうしたの、藪から棒に」 「起きたら体が芋虫になってるどころか路銀が見事になくなってた  昨日あれだけエリートトレーナーからガメておいたのに、だ」 「彼、8戦目終わったあたりで泣きながら消費者金融に走っていったよね」 「くそっ、このままじゃ今日の宿すら危ういじゃないか  ジュゴン、なにか知らないか」 「うんと、ギャロップ姉ぇがネイルアートに行ってくるって言ってたかな  あとパルシェン姉ぇが二枚貝アートに行ってくるって言ってた」 「なにやってんだあいつらは!  っていうかちょっとまて、二枚貝アートってなんだ、どこを飾るんだ」 「やだなぁマスター、そんな卑猥なこと言えるわけ無いじゃない」 「卑猥!?なにが!?」 「そんなに心配しなくても大丈夫だよ  いくら姉ぇふたりでも限度は分ってるってば」 「そう、かなぁ、全部使っちゃうんじゃないだろうか  ……じゃなくて俺の財布から勝手に抜...
  • 1スレ>>341
    その子は生まれつき目が見えませんでした。 無明の闇の中をはたはたと、音と匂いを頼りに動き回ります。 ですが何も怖いことなんてありませんでした。 近く遠く聞こえてくる、ともだちや、家族の声。 近く遠く香る、優しい隣人たちの匂い。 それらが、いつでもすぐ側に誰かがいてくれることを、教えてくれていたからです。 ときどき肩に乗せてくれる、ごつごつした肌の感触が少し気持ちいい、大きい人。 ときどき肩をつつきにからかいに行く、丸っこい感じの小さめな人。 ときどき肩を並べて飛び回る、同じ年代の仲良い子たち。 ときどき肩を並べて眠る、その子の両親と、きょうだいたち。 大勢の仲間と、知り合いと、ともだちに囲まれて、その子は幸せでした。 けれど、ある日突然、その幸せはくだけ散ってしまいました。 不意にやってきた誰かが、その子をさらって行ってしまったからです。 両親は嘆きました。友人たちは悲しみました。知り...
  • 2スレ>>584
    「座談会」 登場人物 200のひと・・・所謂、作者。(以下 作) トレーナー・・・作者の書くSSの主人公。マサラタウン出身。(以下 ト) リザード・・・トレーナーのパートナー。控えめな女の子。出身地不明。(以下 リ) ピカチュウ・・・素直な女の子。常磐(トキワ)の森出身。(以下 ピ) コラッタ・・・。無邪気な女の子。1番道路出身。(以下 コ) 作「と言うわけで、今後のために整理しておこう! と言うわけで座談会da Yeah!」 ト「・・・あの状態からよく立ち直ったな・・・(番外編、2スレ164参照)」 作「まぁ、人間どん底まで行ったら後は上がるのみよ! ポジティブシンキングで行こうよ!」 ト「・・・お前・・・実はマゾ?」 作「さぁ、次行ってみよう!」 ト「華麗にスルーかよ!」 ・・・五分後・・・ 作「と言うわけで、質問形式で行きます。何かある人?」 リ「・・・はい」 作...
  • 5スレ>>789
    好きな数字って、あるでしょ? わからない? わからないなら、たとえば宝くじでよく選ぶ番号とか、思い浮かんだ数字でいいのよ。 パッと頭に思い浮かんだ数字。 きっとそれが自分のフェイバリットナンバー。 さぁ、もう一度聞くわ。 あなたの好きな数字は、何? 私? 私の好きな数字は、昔からずっと決まってる。 いつだって、私を見守り、時には裏切り。 それでも、最後には私に微笑んでくれる! そんな感じの数字かな。 わからない? そう。 なら、教えてあげる。 私の好きな数字。 それは・・・ 「ななーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!」 けたたましく耳をつんざく電子音なんて、最早私に届かない。 あるのは私の目の前にならんだ二つのナンバー。 7。 それと、7! 「きて!おねがい!もういっこ!!」 目まぐるしく回るドラム。 視界を縦断する7...
  • 3スレ>>725
    大都市、ヤマブキ。 カントーの経済事情はすべてこの都市を中心にして動いているといっても過言ではない。 ……そのビルの群れの中心に聳え立つのは、ここカントーにおける最大の萌えもん企業、シルフカンパニー。 萌えもんに関する様々な事業に着目し、近年で驚くべき成長を遂げた企業である。 …そのヤマブキの名物ともいえる巨塔を、窓越しに見つめる人物がいた。 「………。」 その人物の様子を窺う、一人の萌えもんが話しかける。 「ご主人様?…なにか気になることでもあるのですか?」 「…ぴくる。俺が何の目的があって旅をしているかわかるか?」 「それは前にご主人様から聞いたのですぅ。故郷の無念を晴らすためだって…」 「ああ、そうだな。」 少年は窓を背にして、ぴくるに向き合った。 「…なのに、だ。」 むにゅ。 「俺らはこんなところで何をやってるんだ!」 「ぴふうのほほほふあいあはらひははいへ~(訳:ぴくるの頬を摘み...
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