萌えっこもんすたぁSS保管庫内検索 / 「3スレ>>685」で検索した結果

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  • 3スレ>>685
     マスターの煙草の本数が減った。 昨日からいる子のせい、おかげというべきかしらねぇ。 荷物の半分が煙草のカートンなんだから、少しは減らしてくれて助かるわ。 ……私も尻尾もこもこなのよ? なんで私はだめなのかしらね。 それはそれだったわね。 今私たちはクリスマス寸前だってのに、バトルフロンティアなんかに向かってるわ。 あの戦闘マニアの修行癖が発揮されるんだとは思うけどね。 甲板に向かったハピナスもさすがにこれには機嫌を悪くしてた。 せっかくできた大きな休みなのに修行、まぁ怒るのも判る。 ……それよりこの子どうするのかしらね。 ――― 「……あの、ガーディちゃん、離してくれるかしら?」 「気持ちいいからだめ~」 ……あんただってもこもこでしょ、とツッコミを入れたくなるわね。 ハピナスが甲板に向かってすぐ、この小さいガーディは目を覚ましたわ。 私達が負けたあの隻腕の...
  • 3スレ>>680
    隊長「…はぁ…」 俺はモーレツに悩んでいた。 俺の手元には今5匹の嫁達がいる。スピアー、ウツボット、ベトベトン、ファイアー、そしてこの前捕まえたカイオーガ。 だけど、俺の心は満たされない。 フ「何悩んでるんだ?」 隊「ファイアーか。いやさ、まだ手持ちに一人加えれるわけよ、その最後の一匹をどうしようか悩んでるんだ。」 ベ「また増やすんだ……へぇ~」 隊「なぁベトベトン、俺に圧し掛かるのはいいがせめて毒のないキスをしてくれ……俺の身が持たない。」 ベ「私から毒を取ったら、何が残るんだろうね…? クスクス……」 隊「それは……すまん、悪かった。とりあえずどいてくれ。」 離れようとしないベトベトンを何とか引き離す。 カ「それにしても、御主はこの童がいても不満だというのか?この変態め。」 隊「いや、そういうわけじゃないんだ。萌えもんリーグに挑戦しようと思ってな。」 カ「萌えもんリーグじゃと...
  • 5スレ>>685
    何事を成すにも犠牲が必要だ。 自己の利益を得る為には、他人に損をさせなければいけない。 勝つ進む為には、相手を負かせ落とさなければいけない。 大きな目的を果たそうとするのなら、そのぶん犠牲は大きくなる。 優勝というのは多くの敗者が積み重なって出来たものだと言っていい。 いや、全ての生物が生きるという事をするにも、犠牲は必要だ。 食事を摂る為には、何かを殺しそれを食さなければいけない。 酸素を吸えば、当然その分だけ酸素は減り二酸化炭素は増える。 安心して眠る為には見張りとして誰かを起こさなければいけない。 快適な生活を望むのなら更なる犠牲が必要である。 堪った鬱憤を晴らすには何かにそれをぶつけて散らすか、 もしくは自分よりも下の者を見下し虐めて満足するしかない。 何事を為すにも犠牲が必要だ。 だから、私、ボーマンダが怠け者なのも。 幼馴染である彼をしっかりとした...
  • 3スレ>>683
     シロガネ山。  未だ人の手が入っていない、並大抵の者では踏み入る事すらできない萌えもん達の居城。  リーグチャンピオンですら立ち入るのは難しいとされるこの場所の奥深くにて、今二人の人間が戦っている。  ジョウトリーグチャンピオンと、盲目のトレーナーが。  いや、戦っていると言うのは語弊があるかも知れない。  何故なら、ほぼ一方的なバトルだからだ。 ――嘘だろ? こんな、こんな事になるなんて。  強力な萌えもんが出ると言うから、万全の準備をしてこの山に入った。  もちろん、このバトルの前にはみんなを休憩させて、万全の状態で望んだのに。  なのに、こんな……。  こんな一方的に負けるなんて。  アイツは未だ一人目の萌えもん。  なのに、こちらは既に最後の一人。  手持ちの萌えもん達は悉く、あのフーディンに沈められた。  大した傷も与えられずに殆ど一撃で、だ。  強い、強すぎる。 「ギャ...
  • 4スレ>>68
     私達は現在漂流しています。 何故? サントアンヌ号があっさり氷山に激突し沈没してしまったからです。 それはタイタニックだろうって? あったのだから仕方ないです。 そもそも南国のフロンティア行きで何故氷山に……。 そんな疑問は簡単に解決できました、ロケット団にシージャックされていたのです、いつの間にか。 お陰でシンオウ行き・途中爆破下車なんていう事になったわけ……なのです。 ―――  一面に広がる海面、流氷、そして、船の残骸と共に流れる1隻の救命ボート。 「鬼火程度ならいくらでも出せるけど……いい加減寒いわ。」 私が愚痴を言いたくなるのも当然よ。 北海のど真ん中にボートで漂流する4人なんて身も心も寒くなるわ。 「わふぅ~。」 ハピナスの胸元でもこもこしてる毛玉にはきっと寒さは物の数じゃないのでしょうね。 「もう少しで陸が見えるはずです、我慢してください。」 地図と方位磁石を...
  • 3スレ>>684(2)
     ケーキを買いに走っていったニーナが見えなくなると、ポケットから音楽が流れ始めた。  トレーナーとして登録した際にもらったものなのだが、あまり使用しないので重りになっていたが……。  画面に表示された番号からすると、どうやら母のようだ。 「……もしもし」 『あ、今日はちゃんと繋がったわね』 「……」 『いつもは全然繋がらなくて本当に困ってるのよね……』 「……何の用?」 『そうね、アンタは口下手だし用件だけ言うのがいいかもしれないわね』 「……」 『今日が何月の何日かは分かるわよね? さすがに』 「わかる」 『じゃあ、もうすぐ何のイベントがあるかは分かる?』 「? 正月」 『……アンタ、いっぺん死んでみたほうがいいんじゃない?』  実の息子になんてことをいう母親だ。  まるっきりの冗談じゃなくて、割かし本気な部分が混じってる。  でも、いきなり死ね、といわれるようなことはした覚えないん...
  • 3スレ>>684(1)
     私達がタマムシシティに辿り着いたのは十二月も終盤に差し掛かったトコロだった。  町中が煌びやかな装飾で埋め尽くされ、人ごみは多く、まさにクリスマス一色の様子だ。  そんな中をマスターと私は並んで歩く。 「マスター、この辺りで一度宿をとりませんか?」 『……ここで泊まると正月までに家に帰れない』 「あ、あの……ほら、あのツリーなんて綺麗じゃないですか?」 『?』 「えぇっと、ですから……その……サンタってロマンチックですよね?」 『……そうかもね』  ダメです……。気付いてもらえません。  クリスマスだから一緒に過ごしたいだなんて恥ずかしくて言えないのに。  いつもこうだ。マスターは色々なことに無頓着。  そこが気に入っている部分もあるといえばあるのだけれど、少なくともこのときに限っては悩みの種である。  取り敢えず、引き止めるだけ引きとめて時間を稼いでみましょう。  そのうちにマスタ...
  • 5スレ>>680
     ナナシマ諸島。  七日間かけてできたと言われる逸話を持つ、七つの島群からなる海域。  シルフ攻略作戦で重傷を負ったアキラと仲間達は、五の島にある別荘でリゾート気分を満喫していた。  の、だが。  攻略作戦からもう二ヶ月。  アキラの怪我もすっかり良くなり、今は落ちた体力を取り戻すためにトレーニングをしていた。 「……二十九……三十、っと」  腹筋のノルマの回数を終え、床に寝転がる。  アキラは、ここに来てからのことを思い返していた。 「……まさか、あの二人がくっつくとはねぇ」  二人とは、ホウとゲンのことだ。  アキラもデルから話は聞いていたが、実際にゲンに甘えているホウを見るまでは何かの冗談かと思っていた。 「ってか、キャラ変わりすぎだろあれは」  その辺は散々待った故の反動である。  それを除けば、特に変わったことは無かった、と言えるだろう。  ……そう、「彼女」も...
  • 5スレ>>686
    小さい子、電波、無口で大人しい…… コイルに対するイメージは人それぞれだろうが、殆どの人のイメージするコイルはこのような感じであろう。 かくいう俺もコイルにそんな固定観念を持ってた…… 「あぁ!! 待ってよマスター!!」 こいつに出会うまではな…… 俺は名もないもえもんトレーナー……と言っても、バトルとかはしないトレーナーだけどな。 パートナーは後ろで俺を追いかけているコイル。俺が初めて捕まえた……というか保護したもえもんだ。 保護した経緯とかは……まぁ色々とあったので省略する。 このコイルはみんなが思い描くようなステレオタイプのコイルとは殆ど真逆で、 体は小さいが、人間の子供のように活発、笑ったり泣いたりと大人しいという言葉とはほど遠い。 まぁ、そんな姿が可愛らしいんだけど、本人には黙っていよう。 今日はちょっとした買い物をするために、ちょっと離れたタマムシのデパートまで来た。 ...
  • 5スレ>>682
    残るはフラムだけ、どうする? 「戦いましょう、最後まで。」 「フラム?お前」 「元々この展開すら読んだ上でこの作戦にしているのでしょう?なら問題はありません。」 「だけど・・・」 「それとも僕らのマスターはこの程度で諦めるほど根性がありませんか、とんだ思い違いだったようですね。」 「言ってくれるな・・・よっしゃ!任せたぞフラム!」 「それでこそリリュさんです!」 ダメージ効率では向こうの方が上、だが戦場の活用の仕方ならこちらの方が数枚上手! 「まずはどろかけ!」 「またそれか!ワンパターンにもほどg「陰に隠れてどろばくだん!」 台詞を遮って命令する。 バコッと音を立て顔面に命中、さすがにかわせなかったか。 「・・・(怒怒怒怒怒」 そりゃ怒りますよね普通。 突っ込んできたか、だがかわしt・・・ 「うぐっ!」 「フラム!」 予想外だった、かなり速い。さすがは大将と言うべきか。 「大丈夫か?」 ...
  • 5スレ>>689
    タマムシシティ―― この街は華やかな反面、その下に潜む闇も濃い。 特に秘密結社・ロケット団には警察も手を焼いていた。 だが、闇あるところに光あり。 悪を問答無用で叩き潰す、天下無双の萌えもんたちがいた!! 店員「ど、泥棒だーーー!! 誰かそいつらを捕まえてくれ!」 黒服が店から飛び出してくる。ロケット団員だ。 分かりやすい風呂敷包みを背負い走っている。 止めようとする通行人もいるが、団員の萌えもん・コラッタに弾き飛ばされる。 警察の到着にはまだしばらくかかる。 ここまでか――と思われたその時! 眩い閃光とともに、男の前の地面が吹き飛んだ! 団員「うおっまぶし!」 光が消えると、目の前には大きな穴、そして五人の娘たちが立っていた! 団員「な、なんだお前たちは!」 イーブイ「私たちは、この街の悪を砕くため立ち上がった五人の戦士!」 ブースター「ブイレッド!」 シャワーズ「...
  • 1スレ>>686
    離レタクテモ離レラレナイ 子供ヲ追イテイクコトナンテデキナイ 身ハ滅ビテモ 私ハ滅ビナイ 子供ニ危害ヲ与エルコトハ許サナイ 守ッテヤレルノハ私シカイナイノダカラ タチサレ……タチサレ……ココカラタチサレ…… ―――――――――― ―――――――― ―――――― ―――― ―― ……ありがとう 私を倒してくれて ……ありがとう 私を解放してくれて ……もう 仕方ないよね ……魂だけじゃ子供を守れない わかってた 最初からわかってたの ……子供とは別れるのは辛いけど いつかは自立する それが早まっただけの話…… ……私の声はもう誰にも届かない でも言わせて ……そこのトレーナーさん ありがとう ……私の子供を頼みます…… ちょっとシリアス・ダーク路線へ踏み込んでみました。 例のガラガラのお母さんの話です。
  • 5スレ>>687
    豊かな自然があり多くの種類の萌えもんが生息するシンオウ地方の、どこかの草原。 そこに住む野生の萌えもん達の殆ど全員が一ヶ所に集まっていた。 彼等は興奮と緊張の視線を以てして、二人のトレーナーの戦いを見ている。 一人は長い金髪に黒を基調とした衣装を着た非常に整った美貌の女性トレーナー。 一人は短めの黒髪で同色のフード付きのコートを着た男性トレーナー。 女性トレーナーの前には既にボロボロであって肩で息をついているルカリオ。 男性トレーナーの前には眠たげな虚ろな眼で相手を見据える、ボーマンダ。 「ボーマンダ、大文字」 男性トレーナーの声に呼応するようにボーマンダの咥内が赤に輝き始める。 そしてそこから大気を焦がす猛々しい音と共に大の字に形作られた火炎が放たれた。 女性のものと変わらない口腔からの炎は、ルカリオの肢体を余すところなく焼き払う。 鋼にとって火炎は天敵の一つ...
  • 5スレ>>683
    ・・・どうも。いや、はじめましてか。俺の名前はブラス。・・・そう名乗っている。 本名のほうはなんというか、嫌なので名乗んなくていいよね?ね? 職業は萌えもんトレーナーだ。いろんなとこを旅しながらトレーナーと戦って金を集めている。 実力は、一応リーグから招待状が来るくらい強い・・・らしい。まぁジョウトのバッヂは集めたしな。 俺は出身地であるワカバタウンからジョウト各地を回ってジョウトのジムをすべて制覇している。もう2年前の話だが。 ちなみに主に使うタイプは毒と鋼。 そんな俺は今、突っ立っている。 大きな門を見上げ、突っ立っている。 それはかの萌えもんリーグの会場の門で。 なぜかそれは当然のようにしまっていて。 それで・・・突っ立っている。 「・・・俺、何か悪いことした?」 独り、つぶやく。 門に貼り付けてある張り紙が風ではためく。 張り紙には一言。『今年のリーグは終了したZE☆ by...
  • 3スレ>>620
    ※ヘタレのところのピカチュウさんが『パッド』というものを知ったみたいです。 ピカチュウ「(じ~~~~っ)」 ヘタレ「? あ、あの…どうしたのピカチュウさん」 ピカチュウ「えいやっ!」  むにっ! ヘタレ「∑!!?」 ピカチュウ「む~~…」 ピカチュウのもみもみ百萬打こうげき! ヘタレは固まっている!  …もみもみもみもみ… ピカチュウ「ん~、とーれーなーいー」 ピカチュウのこうげきはつづいている! ヘタレはみうごきがとれない!  …もみもみもみもみ… ピカチュウ「ん~、思ってたよりやわらかいなー」 ヘタレ「… … …     いっやあああああああああああああ!!!」  ばっちーーーーーーん! ピカチュウ「いや、ヘタレの胸が最近おっきくなったから       はやり(?)の『ぱっど』てヤツを入れてるのかと...
  • 3スレ>>604
    『罪と理由と戒めと』 「今日は静かだな」 「皆さん、疲れてますから」  もえもんセンターの一室で、もえもんトレーナーとコイキングが、ゆったりと過ごしてる。  二人ともパジャマ姿で、あとは寝るだけといった様子。 「皆がジム戦頑張ってくれたおかげで、バッチを勝ち取ることができた」 「……そうですね」  やや元気なく、トレーナーに答えるコイキング。  その様子にトレーナーは気づく。 「どうした? どこか具合でも悪いのか?」 「どこも悪くないです。  …………ねえマスター?」  少しだけ考え込んだコイキングは、疑問を投げかける。 「どうして、私を進化させないんですか?   進化すれば、私はもえもんバトルで役に立てます。  今日みたいに、足手まといにならずにすみます」  急に思いついた疑問ではないのだろう、声に、表情に、雰囲気に、焦りと苦しさが滲んでいる。  常日頃、考えて押さえ込...
  • 3スレ>>672
    ここはカントー地方の端っこ。 昔は各家庭の電気供給をすべてを担っていた発電所。 技術革新により効率的な発電システムが開発されそこは見捨てられてしまった。 そんな無人発電所の一角に居を構えるエレブーさんのお話…… 「「「「「セイ!ハーッ!」」」」」 「気合が足らん!もっと腰を落として下半身を軸に素早く腕を突き出せ!」 「「「「「は、ハイ!!」」」」」 「いいか!電撃を込めて打ち出す『かみなりパンチ』威力に重要なのは雷の力か? 否!素早く強く突き出される拳にこそ真髄あり!この鍛練を重ねることで!!」 エレブーが正拳突きを数発放つ。 その拳は雷だけでなく炎や冷気を纏いそれを壁に撃ち放った。 「このように!雷だけでなくほかのタイプの攻撃もできるようになるのだ!これすなわち最強!」 「「「「「おぉぉぉぉぉ」」」」」 「さぁ!鍛練を続けるぞ!」 「「「「「ハイ!」」」」」 こう...
  • 3スレ>>693
    電気が生まれているこの場所、あたしは気に入っている。 いきなり爆発したりしてうるさい子達もいるけどとても落ち着く場所。 気ままに外を飛び回る。いつもの青空、中途半端な曇り空、最高にゴキゲンな大嵐の空。 好き放題しては落ち着くこの場所に戻っては羽を伸ばす。まあ巣みたいなもんだね。 タマムシ、ヤマブキシティでの騒動もこれで終止符かな、女の子を悪事に使うなんてどうかしてるよ。 さて、今日は前から気になっていた無人発電所に行ってみようかな。 オーキド博士から頼まれた図鑑もあるし、あらゆる場所を探さないといけない。 毎度思うのだけど女の子にボールを投げつけるのはちょっと気が引けるんだよね。 いじめっ子っぽい感じがするけど向こうは全力で戦ってくるしいいのかな? その点あいつはためらいなく速球で投げている。まあどうでもいいかな? なんか胸騒ぎがする日だ、なんか胸のあたりがモヤモヤする。 今日は曇って...
  • 3スレ>>639
    さて――― あの後、親父との沈黙合戦を終わらせてから自分の部屋で旅の準備をしているわけだが・・・ 「よくよく考えてみれば、お前らもこっちのいざこざに巻き込まれて大変な目に遭ってんだよな・・・」 あらかた荷物をまとめあげたところで、物言わぬ2つのモンスターボールを手にとって語りかける。 勝手に捕まえられて、得体の知れない男の部下になれってんだから――― しかも時代錯誤も甚だしい忍者としての部下に 「うん、俺だったらまずうんざりするか呆れかえる。確実に」 軽くため息をついて2つのボールを握ったまま外に出てみる。 俺だって今更忍者なんか時代遅れだとは思っているが、実際に親父はそれを成し遂げていたりするのだ。 だからこそ、俺も親父に憧れて忍への道を進むと決めた(まぁ子供の頃の話なんだけども) 「それでも、こいつらに忍者のことを理解してもらえなければ話は進まないからな」 先ずは右手に収ま...
  • 3スレ>>608
    「ここが……薬草がある場所か」 伝説のお三方(もうこの名でいいや)曰く、俺が人間では初めてこの島へと到達したらしい。 天にそびえる程高く山が突き出しているその島は何故か物々しい雰囲気を醸し出していた。 俺はキングラーと伝説のお三方と共に洞窟の目の前へと立つ。 しかし、洞窟は岩の扉でしっかりと封印されていた。 扉には中央上部に黄色と赤色と白色の玉が埋め込まれと3箇所の羽の形に窪んだ穴があった。 「お、おい…」 「人間」 「何だ? フリーザー?」 「…ワタクシ達の羽を抜く事を許可する」 「どう言う事だ…?」 「言っただろう? 我らは『カギ』だと。そのままの意味よ」 「……羽がカギなのか?」 「流石は私達の認めた者だ。頭の回転が速くて助かる」 「……そうか。少し痛いかもしれんが……」 俺は伝説のお三方から1本づつ羽を取り扉の羽の形に窪んだ穴へと入れる。 左には黄色い玉が埋め込まれているので...
  • 3スレ>>658
    仮タイトル・可愛い15人の黄色いお嫁さん  とあるトレーナーの手記。 あるいは日記と呼ぶべきもの。 今日はそれを紹介しようと思う。 ……ちなみに私は甘すぎて途中で断念した。 ――― ○日目 いつものように僕の頭の上にピカチュウが乗っている。 楽しそうに足を揺らしながらとても上機嫌。 片手で僕が抱き上げている子もいる。 しがみつくようにしてとても可愛い笑みを浮かべてこっちを見てる。 もう一人は隣を恋人気分で歩く子だ。 手を繋ぎゆっくり一緒に歩幅をあわせて歩く。 でも嬉しそうなのは最初だけ、 少しすると抱いている子、頭の上の子、どっちかを羨ましそうに眺める。 目的地までの距離を3等分にして入れ替える。 そうじゃないと僕の大好きな子が泣いてしまうから。 ――― ▲日目 センターでの休憩。 みんなでお風呂に入る。 15人と僕。 さすがに広い浴場でも少し狭く感じてしまう。...
  • 3スレ>>677
    ◇これまでのまとめ、及び正式なプロジェクト化に関する報告。 ※本編のみ読まれる方は、飛ばしてください。これの下に本編があります。 そろそろ長引いてきました本編。ここらで一つプロジェクトにまとめておこうと思います。 シリーズをプロジェクト化することで、下記のような利点があります。 ・シリーズとそれ以外のSSを区別できる。 ・まとめの際にわかりやすい名称の指定、および整頓ができる。 ・作者のモチベーションが上がるとかなんとか。 従いまして本シリーズのプロジェクト名を、下記のように設定させていただく次第です。 萌えっ娘もんすたぁ Another Reason 略して萌えもん(AR)どうでしょうかこれ。…ARの意味は…ぶっちゃけ後付けなのですがwww 他の候補として萌えっ娘もんすたぁ-if-とか、月並みなもんしかなかったので少し捻ったつもりではいます。 萌えっ娘もんすたぁ Anothe...
  • 3スレ>>603
    テテレテーン ポニータは レベルが あがった! ポニータ「やりましたマスター! 新しい技も覚えました!」 マスター「よくやった! で、何を覚えたんだ?」 ポ「『ふみつけ』です!」 マ「よおし、じゃあ早速使ってみよう!」 ポ「はい!…でも、誰を相手に試すんですか?野生のもえもんは近くにいませんけど…」 マ「問題ない。俺に試せ!ハァハァ」 ポ「ええっ!? いいんですか?」 マ「いいから早く!早くお願いします!」 ポ「じゃあ…行きますよ?…えいっ」 マ「ぐふぁっ!まだまだ、もっと強くだ!」 ポ「は、はいっ!えいっえいっ!」 マ「ぐはっ、ハァハァ、その調子だ、もっともっと!」 ポ「でも、あんまり強くしたらマスターが…」 マ「(ああ、迷ってるポニータも可愛いなあ、ポニータ可愛いよポニータ可愛いよポn)」 マ「もう辛抱溜まりませ~ん!」 ポ「えっ、きゃっ」 プテラ「その辺にしとけ!」 プテラの と...
  • 3スレ>>691
    「ご主人様ぁ~、まだ町には着かないですか?」 「んー……もう少しだけど……」 「おなかが空いてちからがでないです……」 「あ、こら、俺にくっつくな! 背中に乗るな!」 「えへへ、あったかいです……」  くそぅ、卑怯じゃないか。  俺がお前にキツく言えないの分かっててやってるのか?  いいえ、彼女はきっと気付いていません。  だから厄介なのでした。 「あーもうー、町に着いたら飯食べるから自分で歩け!」 「ほ、ほんとですかご主人様!」 「いや、ウソ」 「……ご主人様のいじわる」 「いやいやホントに食べるから食べるから! お前の好きなファストフードだっ!」  だからさっさとどいてくれー。  重いわけじゃないが、流石に俺も疲れてるんだ……。  うぅ……前の町で長期宿泊にしときゃあ良かったかも。  寒いし疲れるし……いくらクリスマスだからって賑やかなトコ行く必要なかったなぁ。  べとべたぁはク...
  • 3スレ>>667
    マスター「ふと思ったんだが」 ギャラドス「どうせろくなことじゃないんだろ・・・」 マスター「まぁ聞いてくれw      今まで俺は萌えもんを集めに集めて図鑑を作っていたわけだ」 ライチュウ「うん、それで?」 マスター「だけど、集めるばかりで中身は確認してなかったよな。」 フシギバナ「そういえば、そうですねー」 マスター「全部読むのはまた次の機会にして      今日は図鑑の中のおまいらの説明を確認してみようと思う。」 フリーザー「・・・」 ギャラドス「まぁ、マスターの考えにしてはまともか?」 フーディン「少なくとも、一見の価値はあるかもしれませんね。」 キュウコン「なかなかおもしろそうねぇ」 ほほう、皆も結構乗り気じゃないか。 そんなわけで今日は図鑑鑑賞ターイム。みんなの秘密はばしばしあばいちゃうZE! なんて書いてあるかわくわくしてきたぞ!ちなみに進化前も確認しち...
  • 3スレ>>699
    前回のあらすじ やっと冒険ハジマタ\(^o^)/ さてさて、やっとのこと本格的にはじまった俺達の旅。 この先何があるのか、どんなフラグが待っているのか楽しみで仕方がない。 萌えもん捕まえてハーレムだぜうひゃひゃひゃひゃひゃひゃwww ちなみにシゲルの家によったところシゲルの姉のナナミさんは 快くタウンマップを貸してくれますたw なんでこうも姉弟で似てないんだろうね? 優しいな姉をもったシゲルに嫉妬。 フシギダネ「マスターご機嫌ですねー」 マスター「そりゃもう。これからのこと考えるとわくわくして仕方ねーぜw」 フシギダネ「博士からもらったモンスターボール早速使ってみたらどうでしょー?」 マスター「ふむ・・・やってみるか」 トキワへいく道中に草むらがあったはず、さーて、萌えもんちゃんはどこかなー? フシギダネ「マスターあっちあっち!」 マスター「ほんとだ!よーし、...
  • 3スレ>>610
     冷たい空気。  底冷えのする風が、あちらこちらから吹き抜けて、そのたびに体が震える。  肌に纏わりつく冷たい感触は、いつまで経っても慣れることなどない。 ――わたしが  思い出す度に体の奥から本能的に求める表情が顔をのぞかせて、すぐに現実に飽きて去っていく。  思い出さなければいいのに、それができない。  それはとても致命的なことのような気がした。 ――わたしが、わるかったんだ  結局そんな事はなくて、自らの悔恨をいつまでも続けているだけであったのだけど。 ――わたしが、あんな、ものを    ◇ ◇ ◇  親というのは、実験動物のようなものであったとは聞いている。  もっともそんな事は直接関係はないことなのだけど、『きみのおや』というものが大切に扱われているという話を聞けば他人事でも嬉しくなった。  少なくともそのおかげで、この場にいることが出来たのだから。  とて...
  • 3スレ>>645
    「おい!見つけたか!」 「いや、こっちにはいないようだ……何としてでもつ構えないと大変なことになるぞ……」 「とにかく探すんだ!"あいつ"を逃がしたら俺達の情報が外にばれちまう!」 「ハァ……ハァ………… そんなに知られたくなかったならもっと早く俺を処理するべきだったな。」 物陰から走っていく黒ずくめの連中に目をやる影。 くたびれた帽子を深く被り直し森の中へ逃げ込んで行く。 助けを請うあてもない。羽を休める場所もない。 あいつらのやり方が気に入らなかったから。 平気で兄弟を見捨て始末していくあいつらが許せなかったから。 兄弟達の仇をとるべく抜け出した。 だからこうして追われてるわけだが…… 「ッチ……このままじゃ見つかるのも時間の問題か」 見つかったらやられる。そうなったら元も子もない。 何としてでも逃げ延びて仇をとってやるからな兄弟…… 「おい!いた...
  • 3スレ>>666
     俺達は今船上にいる。 いくら俺が戦闘狂だからといって戦場ではないが。 クチバの港からサントアンヌ号という船に乗り、バトルフロンティアとかいう場所に向かっているのだ。 萌えもんバトルの為だけに作られ、バトルを極めたフロンティアブレーン達によって統べられている。 まさに聖地というべき場所だろう。 狐とハピナスは何故かダレた顔をしていたが理由は判らない……。 ――― 「俺に荷物……?」 船員が部屋に持ってきた布の塊は何故か温かく、中に何かが入っているようだった。 ……いや、これでも俺は結構不気味な物が苦手なんだよ。 「ガーディです、手紙も入ってます。」 手早く布を解き中を改めているハピナス。 ……あけなかった俺が馬鹿みたいじゃないか……。 「ずいぶん小さい子ねぇ、手紙は……ふむふむ。」 慣れた手つきで抱え上げ手紙を読む狐。 「……妙に慣れてないか?」 仕方なしに...
  • 3スレ>>649
    前回までのあらすじ エリカ嬢に踏まれて悦んだ…じゃなかった。 ディグダの穴を経由してカントー首都圏へ行こうとした少年一行。 タイミングの悪いことに、洞窟内部の落盤で足止めを食らうことに。 そんな時ディグダ総長に別の首都圏への抜け道を教えてもらう。 ついた先は黒ずくめの集団の本拠だった。そこで本拠に潜入していたエリカと出会う。 -+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+- 05 首都圏アンダーグラウンド ~地下帝國大潜伏作戦~(後編) -+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+- 「こちらB1区画。異常なし。警備を続行する。」 無線機...
  • 3スレ>>676
    んで今俺はフンドシをしてグラードンが作った土俵の中にいる。 俺の腰には即興で巻かれたフンドシもどきがあった。 なんかグラードンが言うには、巻き方がわからないからと腰のあたりだけにぐるぐる巻かれた。 つまるところ、股の部分は水着です。 そして相手も同じ格好。 まー流石、上はさらしだけで温泉に飛び込む御方です。 下も布切れ一枚とはっっ… このままだと下半身が…。 「よっし、じゃー始めようぜ!」 そう言うと意気揚々と俺がいる土俵の中心に歩いてくるグラードン。 土俵の中心にお互いが入るとどうしてもグラードンを見なくてはならなくなってしまう。 グラードンのほうを見ると、顔がニヤニヤしております。勝負が出来るのが嬉しくてしょうがないって顔してますよ。 んで下に目線をやると…。 温泉から上がりたてなのでピッタリと張り付いたさらし、ちょ、形がまるわかりですよ。 今、ちょい愚息が...
  • 3スレ>>678
    「お疲れさん、悪くない戦いだったよ」 「っく……(ダダッ」 今日最後の挑戦者がゲートへ走っていく。 負けたのが悔しかったのだろう、挨拶なしに走りだすとは。 「青春だねぇ……」 「老けるにはまだ早いわよ?」 「青春時代は終わってるだろ?さ、飯にしますか」 そういってラプラスとログハウスに戻ろうとすると― 「兄弟!ゲートもう閉まってるよな」 ドンカラスが観客席のほうから飛んでくる 「そりゃそうだ。まぁどっか行きたいならお前はフェンス飛び越えて普通に― 「お客さんがまだ残ってたみたいだぜ」 「……はぁ?」 言われるままにドンカラスについていって観客席のほうにいくと 「あ、ごめんなさいうちのマスター寝ちゃって……」 「…………」 「マスター!早く起きないと迷惑かかるっつうの!」 「ん、にゃ……あと15分だけ……」 「ダン……ナ?そんなことした……ら……」 「むげ……な……ゆめ………...
  • 3スレ>>670
    乾いた風が吹き抜ける冬。 チャンピオンリーグも冬期休業がある。 それを利用して実家の手伝いと新しく加わった仲間を見せに帰ってきたわけだが…… 「なぁ親父、あの子なにしにきたんだ?爺と話してるやつなんて久々にみるんだが」 「災害孤児らしい。村を襲ったギャラドスの復讐をするために情報を聞きに来たそうだ」 「へぇ……随分苦労してるんだねぇ。目が死んでたのはそのせいか」 「お前子供に対してそれはないだろ……気持ちはわからんでもないが色々背負いすぎてる子だよ」 災害孤児……ねぇ、村ひとつを1匹で壊滅させるとなると相当の能力があるギャラドスだろうが…… ……まさかワタルのギャラドスじゃないだろうな?そうだとしたらとんでもない騒ぎになるが。 「ありがとうございました」 「力になれずすまんのぅ」 「いえ、お気になさらず……」 14,5歳といったところか、背丈もまだ低い。 親がいないせいだろうか、...
  • 3スレ>>690
    リレーSSカビゴン。  タマムシにはサイクリングロードと呼ばれる道へのゲートがある。 しかし……。 「すぴぃ……」 と、こんな具合に邪魔をしてくれているカビゴンがいる。 起こすのが忍びないのだがどうしてくれようか。 「ご主人~」 近くに抜け道がないか探しに行っていたゴンベが戻ってきたようだ。 このゴンベ、最近発見された遠い地方の萌えもんである。 博士を蹴r拝み倒して貰い、そこからずっと一緒の相棒である。 「そういえばお前さんも進化するとアレになるんだよね?」 「うーん、知らないわけだよ。」 カビゴンのお腹の上によじ登り何故かゴロゴロするんですね、ゴンベさん。 「……うみゅぅ……?」 さすがにゴンベは重すぎたか、カビゴンはゆっくり目を擦りながら起き上がる。 「ボクの寝てるの邪魔しないでぇ……」 寝ぼけ眼でゴンベに圧し掛かるカビゴン。 さすがにあれを喰らったら落ちるだ...
  • 3スレ>>613
    ここはセキチクシティ。知る人ぞ知るサファリパークが開園してある、それなりに有名な都市だ 「しっかし親父も親父だよな。わざわざ指定した時間きっかりに話があるって、何をそんなに真剣になってんだか・・・」 そんな場所の、ちょっと小高い丘で寝そべりながら身内への愚痴を漏らしているのが俺。 まぁ身内に関しては流石に今更といったところではあるんだけども。何たって俺ん家は――― 「ん・・・そろそろ時間か、キッチリに行かないとまたどやされるだろうし」 そう呟いて腕時計を見れば、背伸び混じりにゆっくりと立ち上がって家路へつく。 途中でヤドン園長の萌えもんであるラプラスさんへの挨拶も忘れずに 「遅い、20秒の遅刻だ。お前は本当に俺の息子か?」 「紛れもなく。親父様の癖から靴下の臭ささまで知っている正真正銘の息子でございます」 家につくと、居間で正座をしたままストップウォッチで時間を確認する親父...
  • 3スレ>>674
    ホウエン地方の旅その1 突然だが俺達は今、ホウエン地方のえんとつやまに来ている。 なぜ、カントーを離れてホウエンに来ているのかと言うと別段何かあったわけじゃない。 ただ、温泉に入りたいと思っただけなのである。 個人的には1の島のともしびおんせんで十分なのだが、パーティメンバーのファイヤーが。 「もう、ともしびおんせんには飽きた。別の場所がよい。」 とか言うものでじゃあどこにしようとあーだこーだと他の萌えモンたちと話し合った末、じゃあここにしようと言う話になった。 行き先を決めるに当たって軽く騒動が起こったのだが、まぁそれはいつか語るとしよう。 「ふぅ。ここが火山の噴火で出来たって言う温泉か。  ぁー。いい気持ちだ。」 「ふふっ、ダーリンおじさんみたいね。」 そう言って笑うのは白と青の水着に身を包んだフリーザーだ。 この温泉はともしびおんせんと違って混浴なので水...
  • 3スレ>>692
    ポケモンセンターから私の萌えもん達の回復を済ませ、 使い込んだアイテムと今日の食事を、ショップで買い物を済ませ、宿の部屋に戻ってきた。 「は~...疲れた...」 買い物袋を机の上に放りなげ、ベットでダイヴする。 あ~。どうやったら、あのスターミーに勝てるんだろうね。 やっぱり、水の弱点で電気...ピカチュウをできるだけ強くさせて、パワーで押し切る? それが一番てっとり早いかな~... あ~...なんか眠くなってきちゃったし...寝る前にシャワーあびないと... 疲れのせいか横になると一気に眠気が襲ってきて、私は少しの間、寝てしまった。 がさがさ... ぴちゃ...ちゅ...じゅる...はむ... ...ん?なんだろ、この音は?ふと横を見るとピカチュウが何かを食べている。 小指ぐらいの大きさの乾電池、恐らく単4ぐらいの大きさかな...? ピカチュウがその乾電池を咥えている...電池...
  • 3スレ>>605
    萌えモン世界のクリスマス ある日の晩のことだ。 久しぶりに町で宿が取れたので部屋でテレビを見ながらくつろいでいると どたばたどたばた。何かが近づいてくる音がする。すると 「「「ますたぁ~。くりすますってほしいプレゼントがもらえるってほんとうですか?」」」 あぁ、どうやらとうとうクリスマスの知識を手に入れてしまったらしい。 今まで必死に隠してきたんだがどうしたものか? だがこの話を持ってきた「ぴかちゅう」「みにりゅう」「ろこん」はものすごい期待のこもった眼で見つめる。 くっ、可愛い三匹の眼が俺を惑わすがそうはいかない。俺はあらかじめ用意しておいた答えを出すことにした。 「あぁ、そうだよ。でもね、プレゼントをもらうには条件があるんだ。」 「「「条件?」」」 可愛く小首をかしげる3匹、心苦しいがここは心を鬼にせねば…。 「トレーナーに飼われた萌えモンたちがプレゼントをもら...
  • 3スレ>>646
    負けた...いやもうなんていうの? 完璧に敗北? ハナダシティのジムリーダーのカスミは腹を抱えながら高笑いして、私を見下している。 そんなに爆笑しなくてもいいじゃない!確かに結果は散々だったけどさぁ!? 「私に勝つなんて、10年早いわ!オーッホッホッホ!」 クッソおおおおお!言うに事欠いて10年早いだと?10を引いたら、おまいは何歳だと!このガキンチョが! 「...出直してくるわ。」 私は大人の対応をして、帰ろうとする。 「ええ!いつでもいらっしゃいな!結果は目に見えてますけどね?」 くうううううう!コノガキ!マジで引っぱたきますよ? 「...クッ」 私はカスミの高笑いを背にして、全滅した萌えモン達を治療するため、ポケモンセンターへ向かった。 対戦内容もうあり得ないぐらい散々な結果。 ヒトデマンは楽々退散させたけど、その後のスターミーがだ。これが化け物。 このスターミーに、私の萌...
  • 3スレ>>609
    ウツドンの秘密 「ふんふーんふーん♪」 今、俺の前を陽気に鼻歌なんぞ歌いながら歩いているのはウツドンだ。 最近進化したばかりのこいつはその特徴でもあるポニーテールを大きく揺らしながら歩いていた。 ポニーテールを見て、俺はふと先ほどの戦闘を思い出す。 「いけ、ウツドン!つるのむちだ!」 俺の指示が出ると即座にポニーテールから蔓が何本も飛び出し相手を袋叩きにしていく。 そういえばあのポニーテールってどうなってんだろう? 俺は左右にゆらゆら揺れるポニーテールをじーっと見つめていた。 すると俺の視線に気がついたようで 「どうしたんですかマスター、さっきから私の髪ばっかり見て。」 「いや、ちょっと気になってな…。んー。引っ張ってもいい?」 「ちょっとマスター、ダメですよ。女の子の髪を引っ張ろうなんてデリカシーなさすぎです。」 すっぱりと言い切られ、ちょっと怒っ...
  • 3スレ>>675
    ・ルナトーンの日記 ○月×日 不覚にもトレーナーに捕獲される。 今までずっと捕まらずに逃げてきたのに、悔しい。 唯一の救いは、私を捕まえたトレーナーが比較的寛容だった事だろうか。 お陰で、こうして普段はボールの外で自由に行動出来る。 日記を書きたいと言ったら、トレーナーは快くペンとノートを貸してくれた。 …でも、絶対に心なんて許す物か。 今まで散々私の仲間達を連れ去っていった奴の仲間なんかに。 ○月△日 …今日は兎に角疲れた。 何を血迷ったのか、あのトレーナーは私をバトルで使うつもりらしい。 冗談じゃない、何で私が…まあ、弱い相手を選んでくれた事には感謝するけれど。 ああ、もうダメだ、文が浮かばない。 ○月□日 今日も一日色んな場所を歩いた。 今までずっとともしび山から出た事が無かった私には、色々と新鮮だった。 …バトルで引きずり回されなければもっと良かったのだろうけど。 そういえ...
  • 3スレ>>640
    あわてんぼうのサンタクロース 「いよぉし時間だぁ! さぁ行くぞすぐ行くぞ!」 クリスマス前にやってきた 「諸君おトイレは済ませたか?神様にお祈りは?ベッドの中でワクワクしながらプレゼントを待つ準備はOKかぁ?」 「まだ早いわよ」 「さぁいざ行かん!無限の彼方へ!」 「だからまだだって」 異常なハイテンションで飛ばすのは運び屋萌えもんのデリバード 年に一度のクリスマスにテンションが上がりっぱなしだ だが、現在日時は12月の21日 クリスマスにはまだ早い だが上がり過ぎたテンションはそんなことも忘れさせてしまっていた そんな彼女に呆れ気味なのは萌えもんカウンセラーのサキ クリスマスのプレゼント配りは『萌えもん保護所』の系列が行っているのだ 「よく見なさい、クリスマスは早くても3日後よ」 「おぉっといけねぇ、急ぎすぎちまったい すまねぇな姐さん」 「姐さんって言わないで…ついでに言う...
  • 3スレ>>890
    「座談会2nd 明けましておめでとうSP」 登場人物 200のひと・・・所謂、作者。(以下 作) トレーナー・・・作者の書くSSの主人公。男。マサラタウン出身。(以下 ト) リザード・・・トレーナーのパートナー。控えめな女の子。出身地不明。(以下 リ) ピカチュウ・・・素直な女の子。常磐(トキワ)の森出身。(以下 ピ) ユンゲラー・・・冷静な性格。24・25番道路出身。(以下4 ユ) シャワーズ・・・素直な性格。出身地不明。(以下 シ) コラッタ・・・無邪気な女の子。1番道路出身。(以下 コ)最近、すっかり見かけなくなったが・・・? 作「さて、皆さん!」 ト「新年!」 リ「明けまして!」 一同「「「「「「おめでとうございます!!!!!!!」」」」」」 ピ「今年も!」 シ「宜しく!」 ユ「・・・」 コ「お・・・おねがいします~!...
  • 5スレ>>665
    始めに ・これは200のひと(以下 作者)がひなさんのラジオに登場するキャラクター、 テニアさんフェレアさんを作者がかいたらどうなるかを書いてみた物です。 ・基本的なキャラ設定はひなさんのキャラ設定を拝借していますが、 作者の技量不足により再現できてない部分が多々あります。申し訳ございません…… ・「キャラが違いすぎる!」「この言い回しは変だろう」 ……等の意見がありましたら、遠慮無く意見下さい。 ・こんな駄目な作者の突拍子もない企画に快く許可してくれたひなさん。本当に有難うございます! そしてこんな駄目な文でこめんなさい! テニア「テニアと!」フェレア「フェレアの!」 「「萌えもん!何でもラジオっ!!」」  テニア「はい、始まりました『萌えもん何でもラジオ』!パーソナリティーは私サンドパンことテニアとっ!」 フェレア「オオタチこと、フェレアがお送りす...
  • 5スレ>>681-1
    カントーで鳴らしたオレのリザードは、レベルを上げてリザードンに進化したが、彼女の性格はおくびょうでなきむしだった。 しかし、カントーでくすぶってるようなオレたちじゃあない。 すれ違いさえありゃ展開次第でいつでも泣いちまう命知らず、 不可能を可能にし、巨大な四天王を粉砕する(予定)、オレたち泣き虫なリザードンシリーズ! オレは、パーティの主、萌えもんトレーナー。通称マスター。天元突破と女泣かせの名人。 オレのようなデリカシーゼロ男でなければ百戦錬磨のつわものどものリーダーは務まらん。 私はストライク。性格不詳。自慢のつばめがえしで、雑魚はみんなイチコロよ。 冗談かまして、ミニリュウからリザードンまで、誰でもいじってみせるわ。 やあおまたせ。あたしこそミニリュウ。せいかくむじゃき。 なみのりのうではてんかいっぴん! アホのこ? おこさま? それってなに。 リザードン。性格なきむし...
  • 5スレ>>681-2
     ドライアイスを押し当てられたような痛みが、わずかに露出した肌に突き刺さる。  お天道様と別れてもう久しい。この島で天を仰いでも、無数のツララが落ちてきそうな不安に襲われるだけだ。  正面を向きなおすと、もっと大きな不安に襲われた。  この指示出したらツララどころか島ごと崩壊しないだろうか。 「ミニリュウ、はかいこうせん!」  水上を迸る極大の光線が放たれる。  ミニリュウ最強の攻撃は容赦なくヤドランに襲い掛かり、一切の手落ちなくその意識を断ち切った。  図鑑がレベルアップのファンファーレを鳴らす。新しいわざを覚えるかと期待したが、残念ながらステータスが上がるに留まった。 「もう大丈夫ですかぁ?」  背後から震えた声が聞こえる。足場が非情に狭いので、振り返らずに安全を伝えた。  飛び散る水飛沫を警戒してか、オレの肩からおそるおそると首を出すリザードン。  苦手な水上とはいえ、動くどころか揺...
  • 5スレ>>668
    冬のある日、俺がトキワジムリーダーに就任して数週間経った頃。 かりかり。 「…………」 かりかり、かりかりかり。 「……はぁ」 「…マスター、お疲れですね」 「正直相当しんどい…延々と自分の名前と丸だけ書いてるのは果てしなく面倒だ」 「でも、これも仕事だからね。バトルで私達が頑張るんだから、マスターはこっちで頑張ってもらわなきゃ」 「…………頭痛ぇ」 いつもと変わらない暇なトキワジム、いつもの書類仕事。 俺はシャワーズとフーディンに手伝ってもらいながら、サインやチェックをくりかえす。 シャワーズが俺が書き終えた書類を整理しながらお茶を入れ、 フーディンは書く前の書類選別。本来一人でやらなければならない事を考えるとだいぶ楽なのだが…。 「あ゛ー…」 いい加減頭も飽きているのか、頭痛がしてきた。 少し頭がぼうっと、もやがかかったような感覚がする。昨日シャワーズが寝かせて…...
  • 3スレ>>673(1)
    『焦焔』  あなたが笑いかけてくれたあの日から、私はあなたに囚われた    その日から私は、あなただけを求めている  その笑顔を私だけにむけてちょうだい?  ほかの誰も見ないで、私だけを見て?  何度も、何度も、心の中で繰り返す  でも、わかっているの  あなたの夢は、私だけでは叶わない  だから我慢するの  笑顔を私だけにむけられないことも  二人だけでいられないことも  私が纏う焔は、あなたを想うほど、大きく燃える  あなたを求めるほど、朱が深くなる  今では、私とあなた以外をすべて燃やし尽くせるほどに、強く、赤く  いずれは、私の身すら焦がすほどに、暗く燃え盛るだろう    この狂おしいほどの想いを糧にして  この焔を解き放てたら、どんなに……  でも今はダメ  あなたの夢を壊すのは、私も望まないから  待ち遠しい、あなたの夢が叶うときが  その...
  • 3スレ>>634(1)
    587を見てムシャクシャして書いた。  反省はしていない! 関係的には、主人公の目が覚める前のifみたいな感じ? まぁ、長々と説明してもしょうがないんで、本編どぞん ************************************************** その時、観客席から、黒い塊のようなものが、タッツーに群がる人間達に向かって放たれた。 黒い塊は、恐ろしいスピードで人間達の目前に接近する。 その刹那、黒い塊は、まるで炸裂弾のように爆散した。 「ぎゃあっ!」 「ひいぃっ!」 直撃を受けたのは、人間のみ。 タッツーには怪我一つ無い。 それどころか、弾けた弾はまるで狙ったかのように彼女の枷を破壊し、彼女を自由にする。 「あっ……」 タッツーは自由になった肢体を必死に動かして、人の居ない場所へ逃げ込もうとする。 「逃がさんっ!」 それを...
  • 3スレ>>634(2)
    ※ご注意 主人公のレッドが変態です。 オーキド博士も変態です。 主人公とライバルの名前の表記が変です。 ゼニガメが悲惨です。 夜中に書いたので、テンションが変です。 カオスです。 続きは書くかどうかわかりません。 それでも読んでくださるという、深いお心の持ち主は↓へスクロールしてどうぞ… これはマサラタウンに住む、 一人の少年の冒険の記録である! 少年の名は劣℃、後の萌えもんマスターと呼ばれる少年だ! ☆萌えっこもんすたぁ(HENTAI ver)☆ dai 1話「その少年・危険につき」 ジリリリン! 目覚ましが鳴った。 「させませぬぞ! とうっ」 一人の少年が、ベットからきりもみ回転しながら飛び起き、目覚ましを止める。 「ふ...
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