萌えっこもんすたぁSS保管庫内検索 / 「3スレ>>701」で検索した結果

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  • 3スレ>>701
    博士とわかれた後、私は博士と一緒に出た彼らの後を追った そこで待ってたのは拒絶だった 最初に浮かんだのは疑問、どうして? そして彼らからの襲撃、私は逃げるしかなかった 逃げなければきっと……殺されてたかも知れない そんな雰囲気を感じてた、そして私だけ森を一人彷徨う 一人になってからは大変だった、まず森を彷徨っていると野生のポケモンが私を襲ってくる 私はそれを、ひのこを使って追い払う 人にも出会う、その時私を見た人は私を捕まえようとする 私はあの時のことを思い出し逃げる、それに博士も言っていた事 捕まらないでくれっと、もし捕まったらもう二度と博士に会えない 私は必死で逃げる、捕まらないように それ以外にも私は大変だった、まずは空腹その後に乾きだった 乾きは近くに川が有りそれを飲んだ、空腹はポケモンが食べている物を見てそれを食べその場を繋いでいた そんな日々が過ぎていく……… ロコン(以下、...
  • 3スレ>>702
    気ままにそこらじゅうの空を飛び回る。 トレーナーにつかまったあたしだけどこれだけはやめられない。 トップスピードで風を切ってはたまに雷を落とす。 あいつとささいな口ケンカしたりしたときは一段とデカい雷を落とす。 誰にも・・・当たってないよな?たぶん平気だ。 ものすごく心強いパートナーができた。 サンダーは伝説の名の通りすごく強い。 勝負を挑んでくる敵を一人でほとんど倒してしまう。 僕としては歩み寄ったりいろんなことを聞いたりしたいんだけど あの子は僕が話をしてみようかなって時にちょっと飛んでくるっていってすぐいなくなる。 僕と居ると退屈なのだろうか?ちょっと不安かな。 今日は山にでも行ってみるか。 頂上らへんでのんびりしてよう。今日は風が強いし気持ちよさそうだ。 そういえばあいつから腕時計をもらったな、夜の7時には帰ってきてほしいんだってさ。 かわいいもんだね、結構高そうな腕時...
  • 3スレ>>705
    えー、みなさんこんにちは。へタレトレーナー(♀)でございます。 今回、自分たちは現・萌えもんリーグチャンピオンさんの試合を観戦しに来ました。 隻腕の戦士として大変有名なあの方です。 そう、チャンピオンさんの試合を観戦しに、来た・・・のですが ・・・前日に興奮しすぎて、うまく眠れなかったのが駄目だったのでしょうか神様? 『ヘタレの奮闘記。隻腕のチャンピオンとすったもんだ編』 「あ、ごめ…さい……ター、寝ちゃって……」 「…………」 「マスター!早く……と迷惑…るっつうの!」 あー、なんか声が聞こえる…でも、起きる気力が湧いてこない… 「ん、にゃ……あと15分だけ……」 「はぁ、……この人数……るか?」 「…のも…と思うぜ」 「だよな……」 うー…聞いたことない声…? ん? なんか…ひゅうう、って掃除機のうなる音っぽいのが…聞...
  • 3スレ>>703
    「ふぁ~……」 ログハウスの屋根に寝ころびながら煙草をふかす。 チャンピオンとしての仕事もない、リーグ関係者としての仕事もないんじゃ基本暇だねぇ…… 実家に戻るついでに新しい仲間を探すのもいいかもしれない、戦闘パターンはより多いほうが楽しめる。 「一本いいかい?兄弟」 「あぁ、ほらよ」 ドンカラスに煙草を投げる。 こいつホント煙草似合うな……誰かさんの隣に置いたら絵になりそうだ。 まぁあいつよりよっぽどとっつきやすい性格だな…… 風は冷たいが雪が降るほどではない。実家じゃ雪かきの重労働をさせられたもんだ。 昼になっても一向に空高く昇らない太陽を眺めながらぼんやりとしていると― 「……マスター、電話」 「ん?リーグからか」 「いや、爺から」 「…………わかった」 嫌な予感しかしないのが気のせいだといいんだけどな…… 「ハイこちらカントーリーグ協会チャンピオン支部」 『戯言はいい...
  • 3スレ>>708
    「イチャついてんじゃねーぞバカヤロー共!!」 「マスター、落ち着いてください」 「アカンで、サイホーンちゃん、女の嫉妬は男の百倍や」  此処はどこか、そう聞かれたら答えてあげるのが世の情けって奴よ。  豪華客船サントアンヌ号、その甲板にて行われているクリスマスパーティー会場のど真ん中にいる。  ハナダジムから外に出るや否やシゲルの奴が博士に余分にチケット貰ったからお前にもやる、と言われてルンルン気分でクチバシティまで到着し、そのままの勢いで船にまで搭乗したのはよかったのだが……  視線を降ろす、普段着姿の私。そこにある風景。  視線を上げる、パーティドレスにタキシード姿の男女達。そこにある風景。  視線を巡らせる、私服姿の人はそれなりにはいるけど私が最年長っぽいね。そこにある風景。  視線を若干右にずらす、おいしそうな料理に何処から持ってきたのだろうかと疑問を感じざるを得ない巨大なクリスマ...
  • 3スレ>>709
    最後の記憶は――海底から吹き上がった、とても熱いものに押しつぶされる瞬間のこと。 あ、と思う暇も無く、ただ一瞬だけ、視界が真っ赤になったのを覚えてる。 ただ、それは仕方なかったんだ。 家族や周りの仲間がみんな逃げているのに、私だけ残って、まさに爆発しようとしている巨大な海底火山に、呆然と見ほれていたから悪いのだ。 だから、私がああなったのは完全な自業自得。因果応報ってやつで。 そして今私がこうしているのも。きっと、何かの罰なんだと。 最近ではそう思うようになっている。 「カブちゃん、カブちぃゃん? ねーねー聞いてるのカブトちゃん、カブたん、ってば」 「うるさい」 広い広い水槽の中、えら呼吸をしながら岩陰にひそむのが、この時間帯の私の日課だ。 水面の上の太陽が、一番まぶしくなる頃合。海の水も心なしか温まって、日差しが明るく水中を照らしている。 そういう明るいのは、嫌いだ。 昔は嫌いじゃなか...
  • 3スレ>>707
     『緊急呼び出し』  昼食を終え、襲い来る眠気に身を任せていると、狙いすましたかのように電話がなった。 ――……誰だろう? ここの電話番号知ってるのは、運営委員会ぐらいなんだけどな。  頭を振って眠気を追い出し、受話器を取る。 「はい、もしもし。シロガネ山管理人ですけど」 『おお、居たか。た、頼む、今すぐにアサギシティに向かってくれ』 「それは此処の管理を投げ出さなければならないほどの事ですか?」 『ああそうだ! い、急いでくれ!』  どうやら、かなり大変な事が起きているらしい。  現地のトレーナーでは対処できない程の事なのだろう。  ボクが出るほどの事かはわからないけれど……命令なのだから仕方ない。 「わかりました。今すぐ向かいます」 『頼むぞ……それと、すまん』 「は?」 『何でもない。頼んだぞ』 「はい!」  受話器を置く。 「ケィ、リン、エナ、瞬、スミレ!」  家...
  • 5スレ>>701
    形ある物は必ずいつか崩れる。同じように、生きている物は必ずいつか死ぬ。 それは自然な事、それは避けて通れない道。彼女の場合、それが人より早い…… ~~~~~~~~~~~~ 「お疲れシャワーズ……夜遅くまで付き合わせてごめんな」 「いえいえ……マスターこそお疲れ様です。夜まで鍛錬なんて……」 私はそう言って手に持ってるタオルをマスターに手渡した。 私はシャワーズ。マスターの手持ちの一人としてマスター達と旅をしています。 それ以前の事はあまり言いたくないけど……その前はR団に生体実験の実験体として生かされていました。 R団の施設から脱走したところを保護され、マスターに引き取られて今に至ってます。 「鍛錬ってほどではないけどね……数日後のシルフ突入までに万全な状態にしないといけないしな」 「それはそうですが、限度ってものもあります……リザードさんが心配してましたよ?」 ...
  • 3スレ>>770
    嫌な夢を見た ―ヒトの因子が強すぎる…失敗か― やめて…わたしはなにもしていない…■■さないで ―ヒトの身勝手で生み出され、身勝手で消されるのはイヤじゃないか?― いや…嫌…わたしは…私は… ―お前…同属じゃない…■■■■■か― 見捨てないで…見捨てられたら私は何処に行けばいいの ―できそこないが…私を■すのか?― やめて…やめて…やめろ! 「アヤメさま」 「う…ん…?」 現在カントーに停泊中客船・サントアンヌ号 そこの客室 そこに滞在していた私、ハブネークのアヤメは、侍女としてつけられているツチニンに起こされる 「おはようございます…お目覚めは如何ですか?」 「…わかっている癖に聞くのね…いえ、見えていないのでしたわね」 「申し訳ありません」 ツチニンは目が見えない それが何故侍女をやるとかいえば、視覚以外の感覚が優れている事と、万一の場合の護衛も兼ねているから...
  • 5スレ>>709
    ―――この世界は腐っている。  理由?       決まっている……―――    コ ス チ ュ ー ム 愛 が 足 り な い 。 そうだ、コスチュームである、その愛を、この機会に、炸裂させようではないか。 ―――これは、その為の祭り、そう……。 【コスチューム祭開催】 その宣言である。 さぁ、集え、コスチュームを愛する萌えもんマスター達! 今こそ、その二つの愛をここに捧げるのだ! 我々の底力、見せ付けてやろうではないか! 私はその尖兵であり、その為の道を作っておこうと思う。 我が後に続くがよい、萌えもんマスターよ! ― ― ― ― ― 朝起きたら、枕元に何かあった、何だろうな。 俺にはどうしてもこれが、ウェディングドレスにしか見えない、男の俺の枕元の服が、だ。 着ろというのか? 一体誰の差し金だ、普段なら普通の着替えがある枕元に何が起こったのだろ...
  • 5スレ>>706
    萌えもんセンターに着いた。 わたしは殆ど疲れていないからロビーでみんなを待っているとき、リリュ君がこっちにきた。 大体予想できるけど・・・ 「ごめん、姉さん。いやな思いさせたみたいで・・・」 やっぱりその事を気にしてたか。 「いいのよ。それにリリュ君はお姉ちゃんを使うつもりがなかったでしょ?」 「だが結果的に傷つけてしまった、それは変わらない事実だ」 「リリュ君はわたしを守ろうとしてくれた、それも変わらない事実よ。」 あのときのリリュ君、かっこよかったなぁ・・・ 「姉さn「ああもう!らしくないなぁリリュ君!!」 でも今のリリュ君はなんだか調子狂う。 「それじゃあ、お酒買って?それで十分」 当然冗談。乗ってくれたらいいんだけどね。 「いいのか?そんなことで」 「うん。わたしとしてはそんなリリュ君を見てるほうがつらいのよ」 これは根っからの本心。リリュ君にはそんな...
  • 5スレ>>708
     旅をするぐらいなのだから、この道で尊敬する人の一人や二人いるのが当然だ。  かくいうオレも目標とする萌えもんトレーナーが二人ほど存在する。  普段はその博覧強記ぶりを存分に発揮させ、オーキド博士とも交流のある大博士。  そして一度戦闘となれば、相棒のウインディを筆頭に、全てを炎で焼いて焦がす兵達を率いるほのおタイプのスペシャリスト。  グレンジムリーダー、カツラ。  一人前のほのおタイプ使いを名乗るには、まず避けては通れない大御所である。  そして今、オレはその男の陣取るジムへと足を踏み入れた。  “かえんほうしゃ”飛び交う光景が日常なだけあって、屋内はあらゆる水分を排したサウナのようだ。  唇が割れ、体の内が沸騰してる錯覚に襲われる。とはいえ、耐えられない環境ではない。  オレをそんな体質にしてくれた元凶、というか、原因に話しかける。 「いいかリザードン。今日は胸を借りるつもりで、だけ...
  • 5スレ>>707
    「ごーしゅーじーんーさーまー」 「暇だからってくっつくなー。もうそろそろ暑く感じる季節だからー」 「どーこーかーにーいーくーでーすーよー」 「きょーうーはーよーるーかーらーバーイートーあーるーかーらーだーめーだー」 「いじわるーですー」  畳にうつ伏せって寝転がっている俺の背に、べとべたぁが馬乗りになって騒いでいる。  ……ゆ、ゆっくりさせてくれ。  なぜ疲れているのかを聞かれれば簡単な話で。  養う対象にふりぃざぁが増えた分、稼ぐ必要があるわけでござい。  単純に考えれば五割増。  週に二十時間働いてたとしたら十時間も増えるってことだ。  まぁ実際は、  べとべたぁ→子供料金  ふりぃざぁ→大人料金  とかあって普通に五割では済まないのだけど。  最初のうちはわずかな貯えを切り崩して持ちこたえていたが、そろそろ限界ということでバイト時間が増大した。 「いーちーじーかーんーねーむーらー...
  • 3スレ>>731
    「ん……まぶしい……」  目が覚めると、窓から差し込む光。  まぶしくて目元に手をかざす。  布団の外は寒くて、どうにも抜け出せない。  ……マスター。  掛け布団から出ないように寝返りを打ってマスターを見る……が、 「……? マスター……?」  そこには畳まれた布団と、置手紙が一つ。  マスターの姿はない。  その事実が眠りから私をすぐさま覚醒させた。  何処に。  真っ先に浮かぶ疑問。  それを知るべく手紙に手を伸ばした。 『女将さんに手伝いを頼まれたので朝一番で林へ行くことになったけど……  男手があればいいって言ってたので、僕だけで行ってくるね。  そうそう、僕達以外のお客さんからも男の人が手伝ってくれるらしいので心配は要らないよ』  起こしてくれても良かったじゃないですか。  それなら見送りするくらい出来たのに。  ……いってらっしゃい、って。  想像するが、ふるふると...
  • 3スレ>>725
    大都市、ヤマブキ。 カントーの経済事情はすべてこの都市を中心にして動いているといっても過言ではない。 ……そのビルの群れの中心に聳え立つのは、ここカントーにおける最大の萌えもん企業、シルフカンパニー。 萌えもんに関する様々な事業に着目し、近年で驚くべき成長を遂げた企業である。 …そのヤマブキの名物ともいえる巨塔を、窓越しに見つめる人物がいた。 「………。」 その人物の様子を窺う、一人の萌えもんが話しかける。 「ご主人様?…なにか気になることでもあるのですか?」 「…ぴくる。俺が何の目的があって旅をしているかわかるか?」 「それは前にご主人様から聞いたのですぅ。故郷の無念を晴らすためだって…」 「ああ、そうだな。」 少年は窓を背にして、ぴくるに向き合った。 「…なのに、だ。」 むにゅ。 「俺らはこんなところで何をやってるんだ!」 「ぴふうのほほほふあいあはらひははいへ~(訳:ぴくるの頬を摘み...
  • 3スレ>>767
    ロコン(以下ロ)「う…ん……あれ?」 ロ「ここは……」 見たことがある場所、私の場所 今までのは夢? ?「ロコン、おきたのかい」 ロ「はかせ?」 博士(以下博)「なんだいロコン」 ロ「はかせはかせはかせはかせはかせ」 博「おっと、どうしたんだいロコン何か怖い夢でも見たのかな?」 そうだ、今までのは全部夢だったんだこれが私の現実 博「よしよし、さぁロコン行こうか」 ロ「うん」 私は、博士と一緒に歩くでも…… ロ「はかせ、まってよはかせ」 博「おいでロコン」 ロ「はかせ、おいていかないではかせ」 どうして、追いかけて居るのに博士に追いつけない ロ「はかせ、はかせ、行かないで」 博士が居てしまう、走っても追いつけない博士が遠くなっていく 私は叫んだ……… ロ「はかせぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」 叫びと共に私は起きた ロ「あれは………夢?」 ロ「う…うう…うあぁぁぁ」 泣くしかなかった、さっき見てたの...
  • 1スレ>>707
       ―――前書き――― どうみても長編フラグです本当にry ここまでやる気上がってる事自体数年ぶりで、萌えもんには本当に感謝しています。 広げた風呂敷がかなりでっかくなりそうで怖い気配ですが、仕様と勢いと妄想の産物ということで……。 それでは、書き上げてから意外と長い事に自分でびっくりした本編をどうぞー    ―――Majestic Shellworks02――― 「つっ……痛……」 わずかばかりの空中浮遊を終えて地上に叩き付けられた瞬間、どうやら僕は気絶していたようだった。 大きな怪我は無かったのは良かったものの、やはりぞっとしないものはある。 ふと周りを見渡すと少しばかり時間が経ってしまったようで、日が次第に傾きかけていた。 パルシェンの姿は無くどうやらそのまま家へと戻ってしまったようらしい。 「あの馬鹿……訓練しないままで誰が一番損をすると思ってるんだ……...
  • 5スレ>>702
     ……歌いたい。  それが私の、生まれて以来持ち続けた願いだった。  リズムに合わせて言葉を放つ、ということはできる。  それが人に褒められるほどのものであることも知っている。  ……彼も、褒めてくれました。  ただそれが、私の望みを満たすようなものではなかった。  歌うこととは違った。  私にとってそれは、ただの朗読だった。  ……なぜ。  この世に生を受けてから今に至るまで、歌えたと感じたことは一度とてない。  詞の意を汲み取り、共感し、反感を抱き、私なりの解釈をもって上で言葉を放つ。  音楽の流れに乗り、同調し、逸脱し、自然と体が動き出さんほどに没頭する。  ……けれど、違いました。  これも私にとっての歌う、ということではなかった。  そうやって空回りしているうちに諦めが心を満たしていった。 『歌えなくてもいい』  そんな時の、彼の一言が、私の歌うことへの執着をより一層強くした...
  • 3スレ>>757
    「急いでかえらないと……」  太陽が沈んでから、もう二時間ほどが経とうとしていた。  塾でいねむりなんかしちゃったせいでいつもよりずっと遅くなってしまった。  お母さんには電話しておいたけど、暗いし寒いし、早く帰りたい。  川沿いの堤防の上をがしゃがしゃと自転車で走り抜ける。  と、川からばしゃん、と人型の何かが姿を現した。  ……なんだろう。  ボクは興味に負けて、人影の現れたあたりへ進路を変えた。  自転車に乗ったまま堤防を駆け下りる。  ブレーキを強く握ると、きぃ、という音を立てて自転車が止まった。  ……さっきの人影は……あ、いた。  近くで見るとはっきりと分かった。  人影の正体はジュゴンだった。  でも……ジュゴンって……川に生息してたっけ。   「ねぇ……」 「――!?」  ボクが話しかけるとジュゴンはビックリして跳びはね、バシャンと川に飛び込んだ。  水飛沫があがり、ボ...
  • 3スレ>>718
    「マスター、これからどうしましょうか?」  宿に入って部屋へ行き、荷物を降ろしてからのニーナの第一声。  こちらも背に負った荷物を降ろし、畳へと寝転がる。  見上げる天井は木の板で出来ていて、染み付き。  畳も掃除が行き届いてはいるものの、色も褪せ、随分と古いもののようである。  クリスマスを過ごす部屋としては随分とみすぼらしい……ボロいのだが、 『泊まる所よりも遊ぶ為にお金を使いましょう』  とニーナが言うのでこの宿になった。  別に、宿に余分にお金回しても遊ぶ分は十分あったんだけど……。  というか、泊まる場所の方が重要な気がしないでもない。 『そうだなぁ……休み、ってことにしたいけどやることなくなるよね?』 「はい。私達は旅が目的ですからね。特にやるべきことがあるわけでも」 『だよね。とりあえず、ぶらついてみる?』 「町を、ですか?」 『町だけじゃなくても、この宿結構広いみた...
  • 3スレ>>763
    「ん・・・。」 見慣れない天井で目覚めた、宿屋での朝だからだ。 まだ眠い、まぶたが開いては閉じてを繰り返してる。 朝せわしない人はこれが最大の敵なんだってさ。 いちど光を取り込むとじょじょに目覚めていく。 「ん・・・んん~~ッ・・・!!」 バヂヂヂッ バァン いつもどおりにあくびと伸びをして目覚める。この際一緒に放電しちまうのはあたしのクセ。 あ、やべ!そういえば隣には・・・! おそるおそる→を見ると、そこには小刻みに震えながら目がチグハグな動きをした男がいた。 あ~あ・・・生きてただけマシかな・・・い、いい目覚めになっただろう。うん。 「くぁwせdrftgyふじこlp;@:」 「お、おーい、大丈夫かよー?」 「ヒャンヒャアヒヒヒャリヒリョイハリャイハア」 「ぷ・・・く・・・あはははははは、ちゃんと喋れよ!ほら、落ち着けー。」 「う・・・うう、サンダー!いきなりひどい...
  • 3スレ>>723
    義理を通す、という言葉がある。 正しい意味はよくわからないが受けた恩を返すようなものだと解釈している。 ははなる大地に、ちちなる天に、 ふかいふかい感謝を込めて今日この日を祝おう。 もう今年も終わりに近い、今日がすぎればもみの木はなくなる かんどうの一年、というかはわからないが今年を締めくくるべくいろいろな特番がくまれる。 ふゆを惜しむように怒涛の如く、今年一年を走り去る師走。 うみ越えやま越え世界中で一年を締めくくる祭りの熱意を感じ取れないだろうか もう終わる、この一年にあるひとつのものにであえた あぁ、これほど素晴らしいものはないと思った。 あぁ、こんな楽しみを得られて幸せだと思った。 にどと出会えるかわからないこのうれしさを共に味わおう。 どれほど月日が流れようとここで出会った仲間はかけがえのないものである。 ほら、耳を澄ませてみて、皆自分の嫁やパートナーとクリスマスを過ごしてる。 ...
  • 3スレ>>769
    トレーナー(以下 俺)「ここがタマムシシティ・・・」 ピカチュウ(以下 ピ)「うわぁ・・・広~い!」 ユンゲラー(以下 ユ)「今まで話には聞いていましたが、大きいですね・・・」 リザード(以下:リ)「とりあえず、色々見て回りましょう」 ここは前置きのとおり、タマムシシティである。 前回の話以降、ここに来るまでに、俺たちはクチバシティのマチスを倒し、岩山トンネル、シオンタウンを抜けてきた。 岩山トンネルで一悶着あったりもしたがそれは省略。 え? 何があったって? 一回全滅させてしまったんだ・・・ それで・・・この後は言わなくてもわかるだろう? さて、今回この町ではどんなことが待っているのか・・・ ~~~~~~~~~~~~ 俺「さて、マンションにお邪魔してみたのだが・・・」 ピ「お茶が貰えて良かったですね~」 リ「でも、入れないところがありましたね・・・」 俺「どうやって行けばいいんだ...
  • 3スレ>>712
     虫の鳴き声、鳥の羽ばたきが鳴り止まない深緑の地。  その森の奥に、森を分かつようにして建っている一つの建物。  見上げればあちこちが今にもばらばらと崩れてきてしまいそうで、侵食した雨が作り出したおうとつの中に生えているコケが、 時の流れを示していた。  その場違いな雰囲気を持つ家の玄関前に、三人。  一人は男で、その両端の二人はもえもんと呼ばれる不思議な生き物。  後ろから見ると、まるで彼らはひとつの山のよう。 「……館、か」 「誰が作ったのか知らないが、よっぽど陰気な奴だろう。こんな森の奥に、敢えて作るとは」 「まあ、人里離れて……って事か」  ばらばらと、屋根から落ちてきた何かのカスを振り払いながら彼は呟いた。  既に陽は夕焼けをとうに過ぎて、すっかり辺りの景色は闇に包まれている。  昼ならば多少その古ぼけた館は味があって見えるのかもしれないが、夜になってはただ不気味で陰鬱な象徴で...
  • 3スレ>>778
    ……ママ。 …ねぇママ、どこにいるの? ママ。 いるんだよね。 ――ママ。 …ママ。 ・ ・ ・ 「呼んでる……。」 「……?どうしたんですかナツメさん。」 「呼んでいるわ。…行かなくちゃ。」 「へ?ちょ、ちょっとナツメさん、どこに!?」 「皆!ナツメさんがまたどっかに!」 「またですかナツメさん!」 -+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+-         亡 き 母 親 へ の 鎮 魂 歌     ~Reincarnation~ +-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-...
  • 3スレ>>785
    リレーSSポリゴン 注意書き 今回、ポリゴン視点でSSを書いていますが人口知能という勝手な妄想で、ほぼ全てカタカナで書かれています。 少し読みにくい上に、かなり短めでですが、ご了承下さい。 それでは・・・ ワタシハ、ダレ・・・? ココハ・・・ドコ・・・? ナゼ、ワタシハ、ココニイルノ・・・? ワタシハ、ドコカラキタノ・・・? ソシテ、コレカラ、ドコヘイクノ? ワカラナイ、ワカラナイヨ? ワタシガ、イルノハ、0ト1ノ、セカイ。 ムダナモノガ、ナニヒトツナイ、ムキシツナ、セカイ。 ワタシイガイ、ダレモ、イキテイルモノガイナイ、セカイ。 ワタシハ、イッショウ、ココデ、イキテイクト、オモッテイタ。 ナニモ、キボウノナイ、コノセカイデ・・・ デモ、アル日、ソンナ、ニチジョウガ、カワッタ。 ワタシハ、アルとれーなーニ、ヒキトラレルコトニナッタ。 ソノとれーなーハ...
  • 3スレ>>754
    「ますたー」 「ますたー」 「ますたー」  ウチのレアコイルはやかましい。  おまけに、俺の腕が悪いのかどうにもへたっていて弱い。  もう一つおまけに、落ち着きがないのかよくモンスターボールの中から勝手に出てくる有様。  そんなレアコイルがある日ふと消えて失せた。  腕の悪いトレーナーに辟易したか、外の自由の世界が好きなのか、逃げ出したようだ。  いつまでも同じクチバにいても仕様がないし・・・さて、どうしようか。                 ★ 「アイ、やっぱりますたーにだまってでてきたのはマズいよぉ」 「いちにちくらいだいじょうぶよレコ。ほら、ルゥだってはりきってるわ」 「がんばるぞー、おー」  レコとアイとルゥ。  レアコイル三姉妹はクチバ近郊の草むらで輪になって座り込んでいた。 「でもさ、でもさ、わたしたちだけでぼうけんなんてあぶないって」 「わかってるわよ。でも『じし...
  • 3スレ>>738
    地獄のような昨日から一夜明け、俺の体の疲労はピークだった。寝てないからな。 それに対し同じく寝ていないヘル姐はピンピンである。 …この差は一体何なのだろう… 唯一の救いはヘル姐が昨日と違って萌えもん達を畏怖させずに気軽に喋りあってる事くらい。 この状態ならしばらくは大丈夫だろう。 隊「レジアイス…?」 ヘ「そ。この間怪しい洞窟を見つけたのよ。」 隊「…へぇ、どんな。」 ヘ「入り口が氷漬けになってるのよ。これは怪しいと思うでしょ。」 隊「…レジアイスの確証がないじゃないか……」 ヘ「何言ってるの、私が何タイプか忘れたかしら?」 隊「溶かして確認してきたのか?」 へ「えぇ、もちろん。流石に私でも休憩を幾度となく挟まないと溶かしきれなかったけどね。」 ヘル姐でさえ時間がかかるとは…一体どんなけ氷があったのだろうか…… ヘ「さ、ついたわよ♪」 ヘル姐の案内の元ファイアーの背中にのり、御...
  • 3スレ>>737
    (いいかい、このペンダントを常に身につけているんだ。  絶対、外してはいけないよ?)  あるところに、ハクリューと少女がいました。二人は、まるで姉妹のように仲良く一緒に暮らしていました。  いえ、まるでというのは間違いです。二人は姉妹として育っていました。  ハクリューは少女が生まれる前から、ミニリュウの姿で少女の家にいて、少女が赤子の頃からずっと姉してそばにいたのです。  少女も回りの人間も、それを当たり前のように受け止め、共に暮らしていました。  二人はときに、喧嘩もしましたが、すぐに仲直りして笑いあっていました。  二人が成長し、ミニリュウからハクリュー、少女が10才になると、もえもんトレーナーとして、旅に出ることになりました。  少女は、パートナーとしてハクリューを選びます。ハクリューは、それをこころよく引き受けました。  妹と離れたくない、妹を守るためという理由に、誰もが納...
  • 3スレ>>736
    最近私ことサイドンは悩んでいる つい最近私は進化したのだが…この姿はヒトから見てかわいいだろうか? サイホーンのころは、まだ『カッコかわいい』という感じであった、だが今はどうだ? 額にでっかいドリルをつけたでっかい生き物だ 私だって一応は女の子、『かわいい』と言われたい…でも、この姿じゃ怖いだけだ… 「はぁ…」 思い悩んでるうちに普段住んでいる深い山から下りて、人里の近くまで降りてきてしまっていた あぁ…ヒトの視線が見える…そして視線が怖がってる… やっぱり怖いんだ…でっかくて怖いんだ… と 「わぁ~どりるだぁ!」 そんな私をキラキラした瞳で見るヒトが一人 あれは…男の子?だろうか 「すごいよ!どりるだよ!てんげんとっぱだよ!」 「あぁわかったから」 「どりる! どりる! てんげんとっぱ!! ( ゚∀゚)o彡゚」 「だから落ち着けっての」 少年?は私を見ながら騒ぎ立て、それを連...
  • 3スレ>>730
    「メリークリスマス!」 マサラタウンの俺の実家で、盛大に開催されているのはクリスマス会だ。 いつもの面々に加え、母さん、博士という面子だ。 二日前に、クリスマス会をするから戻って来い、という連絡を受けて、 クリスマスなんてすっかり忘れていたためにナナシマからマサラまで快速で帰還した経緯もあって、 俺は非常にへとへとだ。 でも、 「凄いですね」 感心したように頷くフシギバナや、 「うわぁ! 凄いですの!」 目をキラキラさせてはしゃぐピカチュウ、 「人間ってこんな事やってるのか? すげぇな」 クリスマスツリーや家に施された装飾を見て驚きの声を上げるカイリューに、 「こんな面白いイベントを黙ってたなんて、意地悪ねぇ……ご主人様」 いたずらっぽくクスクス笑うキュウコン、 「これは、なんというかその……」 グレイシアなんかはこの手の雰囲気が苦手なので、顔を真っ赤にして完全に小さくなっているし、 「ふ...
  • 3スレ>>733
     萌えもん……本来自然の中にいる存在。  それを"ヒト"という生き物が自らの都合のいいように扱うこの世界。  まるでヒトはそれらよりも上の存在だといわんばかりに………… --+--+--+--+--+--+--+--+--+--+--+--+--+--+--+--+--+--+--+--+--  町はずれのとあるお屋敷  町の人はソレを"お化け屋敷"と呼んだ。  そこには萌えもんたちがいるらしい、それを知り何人かのトレーナーが入って行った。  結果?誰一人としてそこから帰ってこなかった。  町の人はリーグ本部に助けを求めた。  すぐに腕利きのトレーナーたちがそこへ入っていった。  結果は同じ、いつ誰がはいっていっても誰一人戻ってこない。  これ以上の被害をださないため本部はそこを立ち入り禁止とした。  それ以来その屋敷は"死者...
  • 3スレ>>782
    「じゃあばーちゃんいってくるから」 「ああ、いってらっしゃい」 いつものように、ばーちゃんに挨拶してから自分の家を飛び出してゆく。 ばーちゃんといっても、自分の祖母ではなくタマムシマンションの管理人のことだ。 わけあって一人暮らしをしている自分にとってはとても頼りになるので親しみを込めてそう呼んでいる。 で、何処に向かっているかとゆうと、シオンタウンのフジ老人のところだ。 そこには、たくさんの子どもや、萌えもんがいるので保育士(のようなもの)をしているわけだ。 「こんちはー」 「あー、にーちゃんだー」「はやくあそぼー」 萌えもんたちにせがまれ、少し遅れたことを後悔する。 そして、今日はいつもと様子が違うことに気づく。 「そういえば、じーちゃんどこにいった?」 そばにいたコダックに聞いてみる。 「じーちゃんねー、ぽけもんたわーにいくっていってたよー」 「そっかーありがとねー」 「えへへ、...
  • 3スレ>>724
     ぽつぽつと、眩しいイルミネーションが照らす昼より眩しい夜の中に、雨よりも冷たくて深い粒が上天から降り注ぐ。  一年に一度の祝福の日。  そうともなれば、どうやら活動しているトレーナーも少ないようで、彼もほぼ年中無休のトレーナー稼業を一時的に休止せざるを得なかった。  もっとも、自分のもえもんと付き合わなければならないという意味では、トレーナー稼業は続くのだが。  降りしきる雪は薄く積もって、人に踏まれた端から熱に溶かされて消えていく。  それでも残った水粒が、身を切るような寒さの中で凍り付いて、思わず何度も彼はそれに足をとられそうになった。  そういえば小さい頃は本当によく転んでいたなあ、と彼は雪降る夜の中で思い出す。  足元がおぼつかない自分は何度も何度も凍った路面の上で滑って転んで、でもその度に笑っていた。  ああ、確かに笑っていた。  クリスマスの意味なんて全く知らなかったけれど...
  • 3スレ>>711
    マサラタウンから二人のトレーナーが旅立ってから半月後、一人の少年がマサラタウンにやって来た。 トレーナーなら、腰のベルトにもんすたぁボールがあるのだが、そのようなボールは無く、 その代わりに、その手には一台のカメラを持っていた。 俺はトオル(以下 ト)。見てわかるとおり、もえもんの写真家をやってるんだ。 今、俺はオーキド博士から手紙を受け取って、博士の研究所へ向かっているんだ。 手紙には最近発見された島のこと、そしてそこの詳しい説明が載っていた。 何でも、そこは人間が昔いたが、炭坑の閉抗で人が全員いなくなり、忘れ去られていたようだ。 今は野生のもえもんしかいない島らしい。 トレーナーに調査依頼しようにも、やはり乱獲とか色々な問題に発展しかねないので、トレーナーには難しいとのこと。 そこで、もえもんを捕まえない、写真家の俺に依頼が来たって訳だ。 研究所にはいると、オーキド博士は...
  • 3スレ>>752
    この話の主人公は三人です(レッド、グリーン、ブルー) 視点は(レッド→グリーン→ブルー以下無限ループ) 一応登場人物紹介 レッド(ド級の変態で鬼畜です) グリーン(基本ツンデレ、打たれ弱い) ブルー(可愛いの大好き、オカルト大好き、ガチ百r(ry) 萌えもんは増えてく予定です 連作の予定でもあります(予定ばっか それでは萌えっ娘もんすたーの世界へ、ようこそ 第一話「ウホッ…」 いやーまいったまいった えっ?何が参ったって? そりゃ俺のマイPCが急にツンツンしちゃってきずぐすり吐き出して真っ暗画面になっちゃったのよwww ってもあんまり笑えない状況でして困りましたよホント 秘蔵の萌えもん画像を落としてたってのにその途中だったんだよ そんでもっていくらいじっても復旧しなさそうだから業者よんだら一ヵ月かかるとかわけわからん事を言われて今何もすることないわけ だから今家でゴロゴロし...
  • 3スレ>>749
    それは、特に冷え込んだ夜の事だった。 部屋で灯っていたストーブの火を消し、部屋の換気をするために少しだけ窓を開けた。 外は一面の雪。真冬である。 「…少し仮眠して、窓を閉めよう…」 そう思って俺は寝床に入り、寒くならないよう羽毛布団に身を埋めて仮眠をとりはじめた。 …すると、何かが入ってくる気配を感じた。 (何だ…?部屋の電気つけてるから泥棒ではあるまいし…) パサパサと聞こえる羽の音。 (鳥…?) 耳を澄まして羽の音聞いていると、俺のベッドの上に降りたようだ。 (なんだろうな……?) ゴソゴソと羽毛布団が擦れる音。何かが入ってくる。 やがてそれは俺の体の上に乗ると動きをやめた。 冷たい感触、そしてプルプルと震えているのが感じ取れた。 (一体なんだ…?) 俺は目を開け、羽毛をめくりあげて中を覗いた。 そこには一匹の小さな野生の萌えもん―スバメ―がいた...
  • 3スレ>>761
    皆さまこんにちは。ヘタレトレーナー(♀)と愉快な萌えもんたちです。 前回はとんでもない目に会いました。 何せハナダシティからクチバシティへと向かう途中 ロケット団の人たちにとっ捕まってしまって、気がついたら ……タマムシシティに……いて…… 心が激しく折れました orz 『 ヘタレの奮闘記。 豪華客船ですったもんだ編 』 「――― はい回想終了!!     今日も今日とて前向きに全力で空回りしていくぞアハハハハハーーーァ!!!」 「…ねえ、何いきなりテンション高くなってんのアイツ?」(ピカチュウ) 「予想外の苦労と心労で疲れてるんでしょ」(スピアー) 「そらまあ、なあ…」(オニスズメ) 「いきなり犯罪集団に捕まってアジトに連れ込まれて、辛くも脱走できたものの  全く見知らぬ遠い土地に、放り出されたも同然...
  • 3スレ>>717
    「今日は忙しくなりそうじゃな・・・」 その老人はそう言いつつも、にこやかな顔をしていた。 今日は12月24日。そう、今日はクリスマスイブである。 その場所は北極に近い極寒の場所。 詳しい場所はわからない。わかったとしても行くことの出来ない場所に位置する。 そんな人の世界とは隔離された場所で老人はせっせと仕事をしていた。 この老人・・・正体はサンタクロースである。 傍らには2人のもえもんがその仕事を手伝っていた。 デリバード(以下 デ)とルージュラ(以下 ル)である。 他にもオドシシ(以下 オ)姉妹が2人いるが、彼女らはこの後の大仕事に備えてベッドで仮眠を取っている。 デ「マスター、こっちは準備終わりましたよ」 ル「こちらも、準備出来ました」 サンタクロース(以下 サ)「おお、そうかそうか。毎年すまないのう・・・」 老人は2人に感謝の言葉を述べた。 デ「マスターこそ無理し...
  • 3スレ>>772
    『レディバ頭巾ちゃん』  旅の途中で、もえもんセンターのない村にたどり着いた鼻血マスター一行。  これ以上進むと、山の中で野宿になるので、今日はここに泊まらせてもらおうということになった。  村長さんに、宿泊施設がないか聞いてみたところ、うちに泊まっていきなさいと誘われる。  ただし娯楽のない村で、村人は退屈しているので、何か宴会芸でも披露してもらえないかと頼まれる。  少女は、その場のノリで何も考えずOKし、仲間から説教をくらった。  説教がすんで、引き受けた宴会芸はどうしようかと話し合う。  なんやかんや話し合い、演劇をやることに。  演目は「赤頭巾ちゃん」。  主役は、全員一致でレディバとなった。  配役  赤頭巾→レディバ  母親→ジュゴン  お婆さん→フシギバナ  狼→鼻血マスター  猟師→レアコイル  届け物の桃→ミュウ(セリフが不完全なレディバをフォローするため。ピンク...
  • 3スレ>>771
    今日の空は晴れ、雲ひとつ無い晴れ模様 空には満月と星達、その下に湖がありその上に動く者が一つ その姿は、白い服を着て湖の上を踊るように滑っていた それはジュゴンだった…… ジュ「ら~ら~らら~ら♪」 私は踊るのが好き、私は月が好き、だって踊るのも月の光も私を落ち着かせてくれる だから月の光に照らされて踊るのは一番落ち着いて、大好きな時間 今日は満月、月の光が最も明るい日、踊るには最高の日 今日はちょっと落ち込みました、ジム戦で私は相手に倒されてしまった それのせいで、負けてしまって……兄ちゃんの足手まといになってしまった ああ、兄ちゃんは私のトレーナーで私を捕獲した人 最初はこんな呼び方じゃなかったんだけど一緒に居るにつれて いつの間にかそんな呼び方になってしまった とにもかくにも、そんなことがあって落ち込んだ私は今こうして月の下踊っている パウワウのころからこうして落ち込むことがあると...
  • 3スレ>>715
    ―――こうして、何とか話を聞いてもらえる状態にまで持ちこむことは出来たのだが 「・・・」 こう向かい合って座っていると、いかんせん話が切り出しにくい。 この場合、自己紹介をしてから互いの関係を再確認するのが良いのだろうが・・・ いざ実践となると変に緊張して黙ってしまうのは自分の悪い癖だ 「もう、あたい達に話ってなに?」 先ほどの一悶着とはうって変わり、少々不満げに首を傾げるエレキッド。 カラカラはただただこちらを見つめているだけだが、言わんとしていることはおそらく彼女と同じだろう 「―――ああ、悪かったよ。これからお前達の主になろうって奴が、最初っからこんな調子じゃ駄目だからな」 しかしまあ、何ともさり気ない伝え方をしてしまったものだ。 だが2人共ボールから出るなり急に襲いかかってきたぐらいの気性を持つ者、そう簡単に受け入れてくれるとは――― 「うんうん、でも約束は約束だもん...
  • 3スレ>>722
    はるか彼方にグレン島を望む21番水道、そこに釣竿を垂れながら、のんびりと空を眺めてみる。 いい天気だ、雲ひとつない、まさに快晴。 こういう日が続いてくれりゃ、言うことはないんだけどねぇ。 そんなことを考えていると、隣で昼寝をしていたストライクがのっそりと体を起こした。 あくびをかみ殺しながら伸びをしつつ、こちらを振り返って何事でもなさそうに尋ねる。 「主……釣れますか?」 「んー……」 視線だけを隣に置いたバケツに遣り、しばし視線を宙に舞わせ、 「さっぱりだな」 見栄を張っても意味がない、と開き直る。 「やはりですか」 ストライクも期待はしていなかったのか、それだけ言うとまたごろりと横になってしまった。 ……なんだかなー、もう少し残念そうにしてくれたっていいんじゃねーかなー。 と、なんともいえない複雑かつ微妙な気分になりかけた、そのとき。 「……おお~い、おおぉ~~~い!」...
  • 3スレ>>714
      時は12月の25日、クリスマス。  ふたご島とグレン島の間にある無人島に、たくさんのもえもんと一人の少女が、楽しそうに騒いでいる。  地面には何枚もシートが広げられ、その上にはジュースやお菓子、トランプなどの遊び道具が置かれている。  そこから少しだけ離れた所には、手製のカマドがいくつか。鍋と鉄板とフライパンが火にかけられて、料理が作られている。  そのカマドの一つのそばで、フシギバナと少女が話をしている。 「マスター、皆楽しそうですね」 「うん、皆楽しんでくれて、クリスマスパーティ開いたかいがあったよ」  二人は、仲間たちを見渡す。  少女の鼻には、ティッシュが詰められている。もえもんたちの笑顔にあてられたのか、いつものように鼻血を出したらしい。 「十月ごろから、お金を節約してると思ったら、こんなこと考えていたとは。  好きなお菓子や可愛い小物を買わなくなっ...
  • 3スレ>>740
    んー、クリスマスかー。日付なんかあまり意識してなかったあたしだけど 夜飛んで町が綺麗に光ってる日はクリスマスってもんなのはあたしでも知ってる。 今は日付でわかる、12月24日がイブで12月25日がクリスマスなんだって。 なんで2日もあんだろう?だれか聖人の誕生日だっていうけど。 あとサンタ?っていうジジイが良い子んとこにプレゼント持ってきてくれるんだってさ。 良い子ねえ、あたしはもう子をそろそろ卒業する年だし、良いかっていわれると微妙。 聞き分けの言い石頭達とチビはプレゼントもらえるのかな。 あたしももうちょっと良い子でいるんだったよ、せっかくなんかもらえんならね。 この時期波乗りすると恐ろしく寒い、ガタガタ震えてると上からサンダーが弱い電気を撃ってきたりする。 しびれと寒さでさらにガクガクいってる僕をみて笑いながらあったまったろう?とかいうんだ、ひどい。 そういえばクリスマスだ、み...
  • 3スレ>>745
    「お帰りなさいませお父様っ!」 「おう、ただいま帰ったー……って!?」  オレがバイトを終えて帰ってくると、玄関でイーブイがお出迎えをしてくれた。  もう数ヶ月以上見慣れた光景なのだが……何度見ても飽きはやってこない。  そして今日も、いつも通り可愛らしいそのお姿を拝ませてもらうはずだったのだが……。 「い、いーぶいっ! なんだその格好はっ!?」 「お父様の妹さんにもらったのですけど……何か悪かったのですか?」  イーブイは赤と白のサンタクロースファッションだった。  少しサイズが大きいのか、スカートの裾を床にずり、首は襟からようやく覗いているほど。  ふりふりと尻尾は動くものの、尻尾自体は見えず、スカートがもぞもぞと動くばかり。  頭にかぶった帽子はイーブイの茶髪にマッチし、カットされた部分からひょこりと耳がこんにちわしていた。  でもなイーブイ……オレはお前がプレゼント、な展開の...
  • 3スレ>>777
    ※ナッシーの日記より抜粋 「おらーちんたらすんなー飯抜きにすっぞー」 「ちょ、そういうなら兄さんも少しは手伝ってよ!  兄さん鍋見てるだけなのに私お皿出して火加減見て材料切っててんてこまいなんだよ!?」 「知るか、働け」 「Σこの人外道だ――――っ!?」 いやぁ、マスターのお嫁候補(仮)の人と一緒に旅をするようになってからにぎやかになったなぁ。 ご飯もおいしくなったし、お友達も増えたし、いいことづくめだよね。 「……あの子にとっては悪いことづくめだと思うけどね」 「え~、なんでぇ?」 「だって、毎日マスターにあれこれ用事押し付けられてあたふたしてるじゃない」 可哀想にね、とニョロゾくんは肩をすくめる。 かわいそう? それは違うと思うな。 それがなぜかと問われれば。 「にいさーん! おさら、おさら取って焦げる焦げちゃうううううううう!」 「あーおま、アホか!? おら...
  • 3スレ>>713
    ある日のことだ。 俺はタマムシシティにある図書館に向かっていた。 タマムシシティにある図書館は萌えモンとトレーナー両方が使用することが出来る図書館でいつも非常ににぎわっている。 俺は受付のパラセクト嬢に軽く会釈をして目的の本を探そうとした時だった。 一冊の本を読むグラードンの姿が目に入った。 普段、外で遊んだりするのが好きなグラードンはあまり本を読まない。 むしろこういった場所には来たことすらないんじゃないかと思っていた。 気になったので声をかけることにした。 「おーい、グラードン。」 「お、マスターじゃねえか。どうしたんだこんなところで?」 「それはこっちの台詞だな。グラードンはどんな本を読んでいるんだ?」 「ああ、俺はこれだよ。」 そう言ってグラードンが見せてくれた本。それは 『誰でもわかる柔道 ~さぁ、これで今日から君も柔道家』 と言う本だった。 「まぁ、色々と...
  • 3スレ>>735
    イワヤマトンネルの山道 一人の少女が歩いている 肩には大きな筒、腰には脇差と刀、そして刃の尾 少女・ハブネークは、つい数日前の依頼を思い出し、依頼主の腰抜けぶりに呆れていた 「犯罪組織…とは言ったものの、所詮は腰抜けの集まりでしたわ」 彼女は、数日前にロケット団のシオンタウンのタワー制圧の護衛依頼を受けた その際に抵抗するガラガラの相手を引き受けたのだが… 「首を撥ねただけで顔を青くして文句を言うなんて…無駄な抵抗をされて制圧が遅れるよりはマシですわ」 苦言を呈した団員に始末をつけ、彼女はさっさとロケット団に見切りをつけた しかし、このあたりの人間の犯罪組織は甘い、と彼女は思う 「前に依頼を受けたマグマ団…だったかしら? アレも大した組織ではありませんでしたし…」 女は敵対組織の拠点の一つを強襲し、団員を皆殺しにしたのだが、帰還直後にクビになった 彼女は腹いせに潜伏中の団員を斬...
  • 3スレ>>721
    「はじめまして。君がトウマ君だね。」  父さんに呼び出されて出かけた研究所では、父さんのほかに意外な人物が俺を待っていた。  オーキド博士。萌えもんに関わるものならばその名を知らない人はいないほどの有名人だ。  突然のことに驚く俺をよそに博士は人のよい笑みを浮かべると、 「大変な仕事じゃが、頼まれてくれんかの?」  そう言って、赤い機械を手渡してきた。 ―――    ボールのゆれがおさまり、ランプが点滅する。 「……よし、成功」  捕獲完了を確認してから、俺はボールへと近づいた。  行う行為は二つ。捕まえた萌えもんのデータを記録することと、 「もう行っていいよ。こんなことしてごめんね」  捕まえたばかりの萌えもんを手当てし、逃がすこと。  何度も繰り返したこの作業は、今ではすっかり習慣化していた。    オーキド博士から依頼されたのは、萌えもん図鑑用のデータ収集だった。  博士の話によれ...
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